| B.U.G.Dios | Dios | Dios | Dios | | 急ブレーキ! 一閃きらめいた言葉が 頭蓋の内側に傷をつけた 君のせいだ もう戻れないや 逆立ち歩きする猫の支配下 馬鹿な時代だ 白昼堂々やっちゃおうよ 脳内行進するエラーコード 火花が散って君を見つけてしまった 真昼の満月さながら どうしよ?って聞くの禁止 未来なんて投げ捨てたい 衝動的悪夢 真っ赤な嘘 バグらせた脳で遊ぼ 僕を愛してよ!って叫ぶんだ バグらせた脳と踊ろうよ 本心もどきをぶつけて対消滅 出せやしないラブレター 燃やして狼煙を上げろ 反転する愛憎 一直線で 不良品世界 静寂を守る救急車が 追い抜いてくおれを 寂しさのフラグメント 明日の方角だけ書き損じた地図 はいチーズ!で撮れちゃった遺影を掲げて 痛みを知って君は大人になった つまらない冗談で笑える 正常な感性の そんな目でおれを見るな 現実即悪夢 バグらせた脳で遊ぼ みずみずしい爆発感だけが 僕を分かってくれる 意味性の世界にさよならしたんだ 君に手を振った 壊れた空間に残置された魂 壊れた君の抜け殻を眺めてる 壊れた空間に残置された魂 壊れてるのは 壊れてるのは 嘘だと言って、どうか あざやかな赤と 真昼の満月さながら どうしよ、って聞いてみても 真っ暗へ吸い込まれて バグはひとり 真理は黒 バグらせた脳で遊ぼ 僕を愛してよ!って叫ぶんだ バグらせた脳と 手遅れの世界で 本心もどきを ぶつけて対消滅 バグらせた脳で遊ぼ みずみずしい爆発感だけが 僕を分かってくれる 意味性の世界にさよならしたんだ 君に手を振った 出せやしないラブレター 反転する愛憎 一直線で 不良品世界 |
| ジレンマDios | Dios | Dios | Dios | | 誰もが抱く孤独 おれを照らすことの無い スポットライト 見上げて 露悪 娯楽 堕落へと 遠吠えだけ響いた街 馬鹿じゃん 大馬鹿じゃん 君の手を取って駆けだした大通り 演じてみて! 出来の悪い脚本を 冷笑束ねたbouquetを片手に 薄闇 一体どちらが大事だろう、 光に満ちた過去と 一寸先の闇は ほんとうに君を愛せたことは きっとまだない わざとらしくかき鳴らした 轟音からかすかに滲む 弱さにどうか気づかないで おれをもう少しだけ待ってくれよ 誰もが抱く孤独 なにか間違ったままに進んだ列車 飛び降りることもできず肩を寄せる 主人公じゃない、こんなはずじゃないのに 「君がいなくなって空いた穴がどうも 段々馴染んでむしろ心地いいや」 空想束ねたbouquetを片手に 落ちてく 薄闇 誰かを欲しがる資格もないんだ 誰かを愛することすらできない 色のない世界で あなたを見つめたことすらないんだ あなたの心の形も知らない おれだけの世界で どちらが大事だろう、 光に満ちた過去と 一寸先の闇は ほんとうに君を愛せたことは ことは… 一体どちらが正しいだろう ふたり出会った運命、それとも単なる偶然 どうだっていいんだ そんなこと全部 差し出すだけ どうしてこうも足が竦む 失うことが怖い?その手には何も無い わかっているのに いるのに |
| 花霞Dios | Dios | Dios | Dios | | グラスの破片 拾うあなたを照らした白熱灯がさ 何を知ってるの 夜を忘れたふりしたって 宿命的な痛みは今も残ってる あなたが去ってからのほうが長い 人生だけど 仄暗いまま 遣る瀬無きこと どうして泣いてるの ねぇあなたは花霞で、 触れてみたいと思ってしまえば 呪い ただ咲き誇っては散っていく 夢みたいな春 交わらずに 吹き抜けてく 風でいてよね 落としましたよ、って渡された 心が僕のじゃなくて困って笑った 現実味だけがある 仮想の世界 飲み込まれる 幻想に もういないのに、目を奪われる 突き刺さるメタファー 後悔の海を漂流しているだけの 僕にも朝が来ると言うのか? どうして笑えるの、 すべてを置き去りに 霧を晴らして駆けてく姿、駿馬 一面に香る春を切り裂いた先に 待ってる痛みすら あたたかく抱いて、あなたは往ってしまった あなたがかつて愛した 自由へと走りゆく様は かえって僕を縛っている 泥が跳ねた軌道 光に満ちた背なを見る 瞳が溺れていく 理由などない どうして泣いてるの あなたは花霞で、 触れてみたいと思ってしまえば 呪い ただ咲き誇っては散っていく 夢みたいな春 交わらずに 吹き抜けてく 風でいてよね |
| 醜形の女神Dios | Dios | Dios | Dios | | 逆流した胃液、みたいな汚言、下劣なコメディ 翻ってあの子、綺麗な身体、 飾らずとも宝石なの 見ないで、あたしのこと、 消えたくない、死にたくなる こんなにも違う、触れた指の温度は さして変わらないのに 加速して 顔の見えない流線型 あたしが女神になるまで 愛されないのなら、愛すわ 見えない傷になあれ 暗闇の奥で 海より深く 笑え、慈愛のままに 鏡だけは見ないように 痛いなあ街の視線、醜いだけ、何が悪い? 差された指が銃口じみて 無邪気に起こした撃鉄と 信じたくない誰のことも もうちょっとだけ可愛かったら なんて空想、世界の温度、すこし下げるだけ 風邪をひくだけ 加速して 顔の見えない流線型 愛して、火つけたりしないから 憂鬱だけがキスをくれた 生きた証拠 みっけた 掃き溜めの底で いま咲き誇る 復讐、形を変えた 愛だけが痛みになる 愛だけがあたしの武器 あの子にはこんなこと言えないでしょ? 心だって撫でてあげるわ 加速して 顔の見えない流線型 あたしが女神になるまで 愛されないのなら、愛すわ 癒えない傷になあれ 暗闇の奥で 海より深く 笑え、慈愛のままに あたしだけは愛したげる 憎しみじゃ弱い、もっと愛す 鏡だけは見ないように |
| One Night CruisingDios | Dios | Dios | Dios | | そっと撫でる手が あたしを夜に沈めたんだ 愛がない以外は完璧な二人で 今夜踊りたいの 明かり消してよ 二度と会わない 君にだけ見せられるあたしがいるの (あなたと) One night cruising 見送った終電にセンキュー くだらないことをさせてよ、 (退屈に垂らしたメープル) One night cruising 見送った終電にセンキュー 君の名前も知らない 知る予定もない goodbye ほとばしるって程じゃない ほどほどに満たしたい YesとNoの中間地点で 揺蕩うような恋がいい 君がいいじゃなくて、君でいい あたしだっていい くらいが心地いい 運命の人なんて決めるには ちょっと早すぎるよ One night cruising 見送った終電にセンキュー カジュアルに本能ドリヴン (退屈に垂らしたメープル) One night cruising 見送った終電にセンキュー 乱れた髪 そのまま 気楽にjust a game 心の裡まで見せたら駄目だよ 浅瀬行きです この船は いいところで覚めた 夢のつづきに戻れない いつものことでしょう One night cruising 嘘すぎる夜が欲しいの ふらり流されて (欲望に散らしたミント) One night cruising 嘘すぎる夜が欲しいの ありのままのあたしを抱きしめてほしいだけ One night cruising 見送った終電にセンキュー そういう気分なだけです (退屈に垂らしたメープル) One night cruising 見送った終電にセンキュー 君の名前も知らない 知る予定もない goodbye |
| 周回遅れDios | Dios | Dios | Dios | | 口実なんて探さなくていいよ ありのまま欲しがってみてよ、 って君の言葉は 僕の心臓を刺した あまりに眩しい光だ 明け方、夕暮れ、場所さえ問わずに 命に至る傷はあっけなく ただ僕を見てる そんな歌が歌えたらな ただよってさまよって わからなくなって 何周回っても 僕は僕のまま 変われずここに突っ立っている 自転は僕を置き去ってった トラウマの声が僕を満たした 今夜はきっと眠れない この一行に全部、おれの全部、乗せて歌え この一行で全部、おれの全部、分かられてたまるか 矛盾してるくらいがちょうどいいんだって 本気で生きてたらそうなんの アンビバレント 欺いて逃げだして 分かりはじめてる 何周回っても 僕は僕のまま そこからやっと始まったStory 自転が僕を置き去ったあと 周回遅れでも走るだけか 今夜はきっと眠らない 世界が回りだした おれを中心に 誰の目にも映らずとも 滲んだ視界、そのすべてがおれのもの そういうこと だから、いいよ だから、いいよ おれはおれでいいよ やっと進める |
| 喪失のワルツDios | Dios | Dios | Dios | | あなたの身体をなぞって 骨の形を確かめるのが好きでした それだけ 名残惜しいけど 浮足立った町並み 幸せそうな横顔を見て 気づくんだ 隣にあなたがいないこと 踊りはつづくよ うつった口癖が抜けなくて ちょっとだけ困ります 頬をそっと拭ったら (「チェックで」) きらびやかな夜 鍵盤跳ねる指 喪失感 ねえ来て わたしの手をとって 踊ろ? 重たいカーテンの隙間から 差した光にくらんだ目 そのまま 落ちていく 高揚感と裏腹に 羽根だけがない天使 だったんだと気づいても 心は変えられない 真っ赤な空、焼き付いて 琥珀色のグラスをそっと 傾けても記憶のドアは閉じずに あなたばかりね 踊りはつづくよ まとった鎧を剥がされて わたしほんと困ります 弱いままでいられない どうして きらびやかな夜 鍵盤跳ねる指 喪失感 ねえ来て わたしの手をとって 踊ろ? |
| 陽炎Dios | Dios | Dios | Dios | | 不揃いの果実 真実がひとつ 昏く息づいた 陽炎にあなたを見てしまう 愚かです 淡々と ただ淡々と 流れてく日々の折に ふいに顔を出す あの日で止まった秒針 淡々と ただ淡々と 罰が僕に降りそそぐ 諦めなければよかったんだ 救えない あなたを 絶対に それは僕もそうだ 人はみなそうだ 勘違いしていたあの頃に 戻れたらいいな ただあなたがいいな 忘れよう あなたを過去にする 目を閉じることを光と呼んだ 呼んでみた 足首の枷の その冷たさが 僕を引き戻す 陽炎のあなたに立ち向かう 愚かへと 知らないうちに 掴まされた答えじゃ 強く踏み出せない気がしたんだ きっとそうだ 記憶の森を 掻き分けて奥へ 痛みで編んだ巣穴に うずくまるあなた もう見たくないその顔 燦々と ただ燦々と 罪が僕らを照らしている 気のせいのその先、何かを見たいと願ってる 燦々と ただ燦々と 触れない胸の裡が 単に空白でもいいよ 救えない あなたを 絶対に それは僕もそうだ 人はみなそうだ 叶わない願いを抱えている 会えたらならいいな あなたに会えたらいいな 届かない孤独な星を見て手を伸ばす ことを愛と呼んだ 広げた翼 描いた軌道、不規則 もう二度と交わることはないよ でもどこかで息をしてる それだけで僕はいいんだ |
| Seein' Your GhostDios | Dios | Dios | Dios | | あの冬の日、から数えてもう何年経った? 死にたいだの、消えたいだの 満たされてるはずがマイナスで構築された世界 刺し殺した bkrr、それが自分だったって もう思えないんだ ネガティヴじゃなくて 帰れば待ってる子どもと妻 馬鹿みたいにあったかいな フラットになった プラス重ねた あの頃のおれを愛してくれてどうもありがとう いま歌いたいのは、おれみたいな誰かをあたためる言葉 墓前の花に あなたを想う 刻むEs ist gut. 曲がりくねった足跡を見る これでいいんだ Seein your ghost, あるいはseein my ghost? 名前を捨てようがおれはおれだった 鍵を解いた 希死念慮、強迫観念、あの日の連れ合い 露と消えて胸張って掴んだマイク さあ、幕が上がる 揺るぎない何かなんて無くて でも折れても大丈夫 戻ってこられるって 信じられてる 未だに悼んでくれてるあなたのおかげか ごめんね、反省あれども後悔はないんだ タワマンだろうが中目黒の焦げたワンルームだろうが 変わらない、単に課金スキン 一番変わったのは素直に笑えるようになったこと? ここにいるよ 元気してますか、 また会おうね また会おうよ ちっぽけなおれをやっと誇れる 刻むEs ist gut. 遠回りして架けた橋を 歩いていこう Seein your ghost, あるいはseein my ghost? すべてを捨ててからやっと 空いた穴に光が差した 横を見れば二人がいて 今はなんか怖くないな 胸張って掴んだマイク さあ、幕が上がる ありのままの世界に 今日も雨は降るが いずれ晴れるでしょう ありのままの世界に 今日も雨は降るが いずれ晴れるでしょう |