H△G「星見る頃を過ぎても - BEST of H△G -」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
星見る頃を過ぎても- Best Album VersionH△GH△GWISH CREW(H)YUTAさよなら。サヨナラ。さようなら。何回言葉にしてみても、 さよならはやっぱり「さよなら」っていう言葉でしかなくて。  空に星がいない夜。君の忘れものたちが、 心の中の何かを少しずつ変えてゆく気がしていたんだ…  君が教えてくれた優しさ、君と探し続けた強さも。 君と見ていた小さな夢も、あの約束も。 君が残した胸の痛みも、君と探した冬の星座も。 星降る夜も…  好きだよ。ココロの片隅の想いを言葉にしてみたら、 好きだよはやっぱり「好きだよ。」っていう言葉でしかなくて。  君と星を探した。夜の静寂さの中、 暗闇照らす何かがほら、そこにあるような気がしていたんだ。  君と感じた夏の匂いも、とても暑かった日の記憶も。 君と過ごしたあの冬の日も、雪の白さも。 君と見上げた空の青さも、君と出会ったあの日のことも。 星の名前も…  「失くした」「見つけた」「迷った」「探した」 泣いたり笑ったりしていたんだ。 永遠なんてないと知ってた僕たちが…  君が伝えたさよならの意味、君の寂しさその悲しみも。 君のしぐさも、君の笑顔も、その泣き顔も。 君のいない静かな朝も、君が好きだったあの歌も。 星見た夜も…  君が教えてくれた優しさ、君と探し続けた強さも。 君と見ていた小さな夢も、あの約束も。 君が残した胸の痛みも、君と見つけた夏の星座も。 星降る夜も…
瞬きもせずにH△GH△GH△GH△G瞬きもできないほど儚く 通り過ぎてく日々を、 僕らは光の中に閉じ込めた。そんな気がした。  何か描こうとして 何も描けなかった。 真っ白で、でもどこか透明な白色。  何も描けなくても 何か描こうとした。 色褪せることのない青春グラフィティ。  靄がかる朝霧の中、地図にない場所 目指した。 ありふれた毎日が嫌いだった。  瞬きもできないほど儚く 通り過ぎてく日々を、 僕らは光の中に閉じ込めた。  青春が今終わりを告げても 後悔なんてないよ。 そう、そして君はくちびるを噛んだ。 木漏れ日の中。  懐かしさにも似た 落ち葉焚きの匂い。 夕闇が迫る町、冬を探していた。  誰にも言いたくはない 過去なんて僕にもある。 君だけじゃないから大丈夫だよ。  星灯り 見上げた夜空の中、白い息が消えてく。 吸い込まれそうな冬のまたたき。  透き通る まるでビー玉みたい。不器用な眼差し。 そう、そして君は少し微笑んだ。 そんな気がした。  瞬きもできないほど儚く 通り過ぎてく日々を、 僕らは光の中に閉じ込めた。  青春が今終わりを告げても 後悔なんてないよ。 そう、そして君はくちびるを噛んだ。 木漏れ日の中。
カラフルH△GH△GWISH CREW(H)YUTA終わりのないイジメのこと。友達がいないこと。 美術室で描いた絵には、いろんな色があった。  ひとり孤独で暗い日々の中で声にならないけど、 僕らの明日を繋ぐのは、生きてゆくこと。ねえ、そうだろ?  人は綺麗な色と汚い色たちで出来ている。 そう、カラフルでもかまわないよ。だから、また歩き出そう。  初めて知る友の優しさ、溢れ出してた涙。 嫌いだった親の愛情、気付けずにいた僕ら。  ひとり閉ざされた世界で過ごした“思春期の不思議”は、 今でも僕を迷わすけど、生まれ変わっても僕でいたいよ。  人は生きてく中で時に間違えた色を塗る。 そう、何色でもかまわないよ。だから、また歩き出そう。  今も小さな傷は消えないまま、“ココ”に残っている。 誰もがそれを隠しながら、生きているんだ。ねえ、そうだろ?  人は綺麗な色と汚い色たちで出来ている。 そう、カラフルでもかまわないよ。だから、また歩き出そう。
卒業の唄H△GH△GH△GH△GAnthurium寂しさ含んだ凛とした空気は、 晴々しくも少し冷たく。  “また会おうね”と言ってはみたけれど、 会えないことも分かってるんだ。  独りきり教室の隅、後ろの席に座ってた。 賑やかな黒板のメッセージ眺めて。  みら、みら、みらい。まだ見ぬ未来。 今こそ別れめ、いざさらば。  きら、きら、きらり。煌めいていた。 思えばいと疾し、この年月。  果てしなく続くこの人生(みち)の先には、 まだ幾つもの“卒業”がある。  その“卒業”をひとつずつ迎えて、 僕らは強くなってゆくんだ。  逃げ込んだ保健室ではくだらない話をしてた。 そんな日々も今では懐かしくなるよ。  くる、くる、くるり。思い出くるり。 蛍の灯火、積む白雪。  めぐ、めぐ、めぐる。めぐる季節に。 忘るる間ぞなき、ゆく年月。
アローH△GH△GH△GH△GAnthrium神社の境内 通り抜けたら、駅まで続くあの坂道。 遠くで聞こえた君の声は、踏切待ちで掻き消された。  電車が通り過ぎてく音に耳を塞いでいた。  ひとりだけマスクをして写した記念写真も。 授業中、君がそっとくれたのど飴の切ない味も。  “さよなら”思い出だけが僕らを置き去りにして、 ただ過ぎてゆく時間の中で立ち尽くしていた。  いま目に映った景色すべてが、スローモーションになってゆく。 足りない何かを見つけられたら、大人になってゆけるのかな?  電車が通り過ぎてく音が胸に響いていた。  この遮断機が上がると僕らはまた進まなきゃ。 果てしなく続く坂道を足早に駆け上がってゆく。  “さよなら”巻き戻せない時間があるってことは、 そんなことはね、分かっている。分かっているから。  近くにあることさえも気付かず見過ごしたもの。 遠くにあると思い込んでいつしか失くしていたもの。  “さよなら”思い出だけが僕らを置き去りにして、 ただ過ぎてゆく時間の中で立ち尽くしていた。
友達の詩H△GH△GH△GH△G約束をするのが好きじゃないのは、 約束をしないと会えないのは嫌だから。  写真を撮るのが好きじゃないのは、 思い出はこの胸の中にあるから。  “親友” という曖昧な言葉が嫌いだ。 言わなくても分かりあえる。そんな感じがいい。  なんとなく過ぎてゆく夏のはじっこで、 僕ら ずっと笑っていられたらいいな。  下手くそな歌を歌いあった、 何気ないこんな日を大切にしたくて。  ありふれてるメロディを何度も紡いで、 どこにもない歌に変える。そんな感じがいい。  音もなく途切れてく夜の真ん中で、 僕ら ずっと一緒にいられたらいいな。  くだらないことを語りあった、 何気ないこんな日が また夏にとけてく。
宵待ち花火H△GH△GH△GH△G人波に押されて見上げた花火とか、 赤すぎるりんご飴のこととか。  高すぎて買わなかった綿菓子とか、 金魚掬いがなくなったこととか。  手のひらの温もり、淡い浴衣の色。 喧騒を背にした駅までの帰り道。  あの夏の夜は今でも僕の中にある。 宵待ち花火と幼き恋へのあこがれ。  あの夏のように儚く消えてしまいそうな、 青いサイダーの味。  花火が終わって見上げた夜空とか、 初めて手をつないだこととか。  火薬の匂いとか、寂しさとか。 確かに僕らはあの夜にいた。  言葉には出来ずに彷徨った思いは、 宵の闇の中でざわめきにとけてった。  夏が来る度に何度も思い出すだろう。 八月の夜のきらめき、胸の高鳴り。  思い出の中に僕らの夏の忘れもの。 青く揺れる思い。  君の住む町、駅で手を振った。 遠ざかる後ろ姿をただずっと見ていた。  あの夏の夜は今でも僕の中にある。 宵待ち花火と幼き恋へのあこがれ。  あの夏のように儚く消えてしまいそうな、 青いサイダーの味。 青く揺れる思い。
あの夏、僕らは。- Best Album VersionH△GH△GWISH CREW(H)YUTAあの夏 僕らは、真夜中の神社で耳を澄ましながら、 遠くで鳴り響く雷を見ていた。ただ、ずっと見ていた。  幼き日、手を引かれて歩いた祭り路。 手筒の花火と綿菓子。  僕ら過ごしたあの夏、遠い記憶の彼方今でも。 あの日の面影残したまま、君は大人になってたんだ。 僕を残して…  あの夏 僕らは、夕闇の神社で薄暗くなるまで、 二人で作った秘密基地探した。ただ、ずっと探した。  幼き日、身を潜めて隠れた社の中。 神様蜻蛉が揺れてた。  鳴り止まない蝉時雨、夕立ちの気配がした夏の日。 切り過ぎた前髪を気にして、君はずっと俯いたまま 手を振っていた…  僕ら過ごしたあの夏、遠い記憶の彼方今でも。 あの日の面影残したまま、君は大人になってたんだ。 僕を残して…  夏の終わり告げるように遠い夜空に谺した花火は、 少しの寂しさ残したまま、僕ら大人にしてゆくんだ。 気づかぬうちに…
星のパンフレットH△GH△GH△GH△GAnthurium町の片すみで錆びれかけた市民プールとプラネタリウム。 夏草の路地裏 踏切を渡れば、ざわめき聞こえる駐車場。  天の川銀河の物語、アインシュタインの時空理論。 アルタイルの光、夏の大三角。うとうとしながら眺めていた。  プラネタリウムで見てた星空に、願いをかけていたあの頃。 本当の流れ星が見たいとせがんではいつも母を困らせていた。  偽物の星たちのその光が優しく僕に降り注いだ。 夢中で見ていた星のパンフレット、何かを探していた夏の午後。  あれから何年 経っただろう。僕にも守りたい人が出来て、 七夕の夜には晴れることを祈り、隣にいる君を思っていた。  プラネタリウムみたいな星空に、願いをかけている今でも。 ささやかでいいんだ。君がいる毎日、それ以上 望むものはない。  本物の星たちのその光が、変わらず僕に降り注いだ。 君と見上げてた星のパンフレット、短冊に願い込めた夏の夜。  プラネタリウムで見てた星空に、願いをかけていたあの頃。 本当の流れ星が見たいとせがんではいつも母を困らせていた。  偽物の星たちのその光が、優しく僕に降り注いだ。 夢中で見ていた星のパンフレット、何かを探していた。  プラネタリウムみたいな星空に、願いをかけている今でも。 ささやかでいいんだ。君がいる毎日、それ以上 望むものはない。  本物の星たちのその光が、変わらず僕に降り注いだ。 君と見上げてた星のパンフレット、短冊に願い込めた夏の夜。
Basket GoalH△GH△GH△GH△G向日葵の咲くあの坂道を越えたら、 蝉の鳴き声、聴こえてくる。  10分あれば辿り着けるつもりだった。 あと少しがやけに遠くて。  汗ばむ制服の白、始業の鐘が鳴り響く。  あの夏の日の校舎の陰で、 君に秘密を打ち明けた。  空の蒼さとプールの匂い、 遠く聴こえたピアノの音。  いま僕ら、何が出来る? 何が出来るのだろうか?  夕立ち色の夏っぽい風景の中、 渡り廊下で雨宿り。  いっそ心の奥の “モヤモヤ” さえも、 洗い流してくれるといいな。  うまく飛べない蝉に、 どこかシンパシーを感じてた。  むせかえるような体育館で、 バスケットゴール見上げながら。 寂しくなんかないよ。と言った、 君の言葉が胸に響く。 何ひとつ伝えられず、 ただ夏が終わってゆく。
5センチ先の夢H△GH△GH△GH△Gもうどれくらい歩いて来ただろう。 それでもまだまだこの道は続いているんだ。  そう近道をしたこともあったけど、 いつでもそんな道の先は行き止まりだった。  あきらめないとね、決めたのなら。 あせらなくていい。ねぇ、そうでしょう?  私は5センチ先の夢をつま先立ちをしたまま、 背伸びをして見ている。ふらつきながら。  ホントは大丈夫じゃないクセに、 大丈夫なフリして見せたのは、 君の背中を押していたいから。  あきらめないなら、何回でも、 やり直せばいい。ねぇ、そうでしょう?  私が子供の頃に感じた辻褄合わせのような、 大人にはならないように今を生きてる。  いつでも挫けそうになった時、 折れてしまいそうになった時には、 君が“あの日の君”が見てるから。  私は5センチ先の夢をつま先立ちをしたまま、 背伸びをして見ている。ふらつきながら。  ホントは大丈夫じゃないクセに、 大丈夫なフリして見せたのは、 君の背中を押していたいから。
AlleeH△GH△GH△GH△G秋風 吹いた朝は、 銀杏の木を見上げ 深呼吸してみる。  秋色 染まる空に、 時を止める魔法 かけれたらいいのに。  足早に過ぎる暮らし。忙しい毎日。 慣れない仕事に追われてしまうこともある。 でも この町が大好きだよ。  赤い三角屋根をした駅と 大学通り並木道。 あの歩道橋の上、見てた花の記憶も。  星町の短い秋が終わる頃に、 私の道しるべになるでしょう。きっと。  冬の気配が迫る 風の匂いが、 なんだか懐かしい気持ちにさせる夜には、 いいことが起こる気がした。  淡いイルミネーションの灯りを まとった街路樹たちが、 どこか誇らしそうに 葉音を奏で始める。  チョコレート色した秋のパレードで賑わう、 町並み ただ見ていた。ずっと。
夢の轍H△GH△GH△GH△G錆びついたバスに揺られながら、 年の瀬が迫る町を眺めてた。  痛みまで時が解決して、 やがて記憶から消えてくとしても。  寂しさや希望、不安も全部。 この場所にはその全てがあった。  どうしようもない僕らをいつも、 肯定してくれた。厳しさとともに。  ため息は白くなって冬空に消えてった。 失うことの怖さやリアリティもないくらい。  夢は形を失くしたまま、 ずっとこの胸の中にあるだろう。  さよならさえも上手く言えずに、 終わりかけた思いの数だけ花束を。  流行り歌ばかり奏でないで、 夢のある歌を奏でなさい。  あなたがいつも言ってた言葉は、 今もここにある。ここにあるからね。  昨日と同じ今日を大切にしたかった。  でも今日と同じ明日を待ってる訳じゃないよ。  夢は轍を残したまま、 きっと彷徨い続けてゆくだろう。  ありがとうさえも上手く言えずに、 終わりかけた何かが僕らを締めつける。  夢は形を失くしたまま、 ずっとこの胸の中にあるだろう。  さよならさえも上手く言えずに、 終わりかけた思いの数だけ花束を。
ContrailH△GH△GH△GH△G白く掠れたまま消えかけてく空を、 僕らは見上げていた。拍手の中。  マスクをしたままうつむいて、 なんにも出来ずにあきらめた。  そんな僕らを見て夏の魔物は言う、 このままでいいのか?と。  鳴り止まぬ歓声は聴こえはしないけれど。  夏の始まり告げてるような 青春のファンファーレが、 夢で滲んだまま曇りがちな空と、 僕らの胸に響く。  失くしたものと奪われたもの。 あの夏の日のコントレイルが、 白く掠れたまま消えかけてく空を、 僕らは見上げていた。拍手の中。  勝者と敗者に分けたなら、 僕らは確かに後者だろう。  でもそこに残った思い出の数には、 差なんてないのだから。 鳴り止まぬ歓声が僕には聴こえている。  夏の終わりを迎えた時に 青春のファンファーレを、 人生の讃歌に変えてゆけるように、 必死で奏でてゆく。  “失くしたもの” を奪い返した この夏の日のコントレイルを、 この先も僕らは忘れはしないだろう。 勝ち負けじゃ決めれない大切なもの。
夏の在りかH△GH△GH△GH△G宮田“レフティ”リョウ色褪せたスコアボードと七月の通り雨。 凛とした入道雲はいつもより白かった。  飲み干した水筒、こだました歓声、止まったままの夏の日。 君は今も夢の続き追いかけてる。  あの金網の向こう側に見つけた“夏の在りか”を、 時が過ぎていつの日か“青春”というのならば、 その時 僕らはもう少し大人になれているのかな? 夏空に消えた校歌斉唱、君の名前 呼んでいた。  着崩したユニフォームとつば折りの野球帽。 昏れなずむグラウンドには君の影が見えた。  この夏の日がそっと終わりを告げる頃、 まるで何もなかったかのように僕ら別の道を歩いてゆく。  あの白線の向こう側に失くした“夏の在りか”を、 振り返える時が来ても“青春”といえるのなら、 その時 僕らは何を見つけ 何を探しているのかな? 忘れぬ夏が確かにあったこと、その代わりにこの歌を。  白い制服の眩しさが影を踏むコントラスト。 ノスタルジックに響くブラスバンドの音。 夏の魔法にかけられて大人になってくとしても、 この空に消えた校歌斉唱、忘れない。  あの金網の向こう側に見つけた“夏の在りか”を、 その寂しさも含めて“青春”というのならば、 きらめきの中に隠された青みがかった毎日と、 過ぎ去りし夏の想い出たちは今もここにあるだろう。
Don't ForgetH△GH△GH△GH△G鈍色をしてる雲が影を落としていたコンクリート。 トンネル抜けたのなら、そこには君が待っていた。  慌てていたから傘を忘れ、気づいた時はもう遅く。 はにかむ僕らのこと、紫陽花も笑ってるだろう。  梅雨入り告げる優しい雨が、 “しとしと”と ただ二人を濡らしてゆくんだ。  この世界の全ての人が、君のことを否定しても。 僕だけは味方でいること、決して忘れないでいて。  かげろうの揺れる道で、君が何か言おうとした。 蒸し暑かったあの夏の日、今でもはっきり覚えている。  この世界に生まれたことを、君がいつか誇れるように。 僕だけは味方でいるから、心を失くさないでいて。  ひぐらしの鳴き声に、耳すましたあの夏と。 暮れゆく空を切り裂いてく、飛行機雲を忘れないよ。
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