好き好き好きフランク永井 | フランク永井 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | 寺岡真三 | 好き 好き好き 霧の都 東京 好き 好き好き うるむ ネオンの街 いつもいつでも 君と僕と二人 とっても素敵 おしゃれ横丁の飾窓(ウインドウ) パリごのみの ファッション 好き 好き好き 僕は あなたが好き 好き 好き好き 箱根スカイライン 好き 好き好き 芦の湖畔の夜 あの日あのとき 君と僕と二人 とっても素敵 星の降るよなテラス 忘れられない キッス 好き 好き好き 僕はあなたが好き とっても素敵 恋のカクテル・コーナー 燃えて合わせるグラス 好き 好き好き 僕はあなたが好き |
星になりたいフランク永井 | フランク永井 | 井田誠一 | 寺岡真三 | | あなたにぴったり 寄り添うて 星になりたい 星になりたい いつまでたっても 離れない あまい夜空の 二つ星 今夜も二人で 歌いましょう 星になりたい 星になりたい きらめく花びら エメラルド 星になりたい 星になりたい やさしいためいき ささやきが 耳をくすぐる 二つ星 今夜も二人で 祈りましょう 星になりたい 星になりたい あなたと私と 二人だけ 星になりたい 星になりたい 誰もゆけない 遠い空 夜の恋人 二つ星 今夜も二人で 語りましょう 星になりたい 星になりたい 星になりたい |
東京カチートフランク永井 | フランク永井 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 東京カチート カチート・カチート 赤い灯がつく赤坂タウン 甘くながれる夜の色 恋にゃ泣いたが カチートよ カクテルグラスに からませた あの娘の白い指 白い指 好きになっては いけないかい 僕の可愛い相棒よ 東京カチート カチート・カチート 霧に濡れてる赤坂タウン ミッド・ナイトの カーニバル もしもあの娘が カチートよ この僕愛してくれるなら 踊って離さない 離さない 好きになっては いけないかい 僕の可愛い相棒よ 東京カチート カチート・カチート いいよ いいんだカチートよ あの娘がこの僕夢にでも みたらと思うのさ 思うのさ 好きになっては いけないかい 僕の可愛い相棒よ 東京カチート カチート・カチート |
君恋しフランク永井 | フランク永井 | 時雨音羽 | 佐々紅華 | | 宵闇せまれば 悩みは涯なし みだるる心に うつるは誰が影 君恋し 唇あせねど 涙はあふれて 今宵も更け行く 唄声すぎゆき 足音ひびけど いずこにたずねん こころの面影 君恋し おもいはみだれて 苦しき幾夜を 誰がため忍ばん 君恋し 唇あせねど 涙はあふれて 今宵も更け行く 今宵も更け行く 今宵も更け行く…… |
国道18号線フランク永井 | フランク永井 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 吉田正 | あの日逢わなきゃ逢いさえしなきゃ 俺にゃなかった心の乱れ ヘッド・ライトも届かぬ闇に あの娘のえくぼが消えては浮かぶ 東京―軽井沢切ない愛を はこぶ国道 ああ18号線 何故と聞かれりゃ言えないけれど とても気になるあなたのことが 明日も待ちますわたしはひとり 白樺林の夕陽の中で 東京―軽井沢儚ない愛を つなぐ国道18号線 何が本当の生きがいなのか わかる気がするおぼろげながら 誰が消せよう二人の胸に 燃える恋の灯命のほのお 東京―軽井沢変らぬ愛を 結ぶ国道 ああ18号線 |
悲しみは消えないフランク永井 | フランク永井 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | およしよ およしよ 旅へなんか 行くのは 海を見たって 山を見たって 悲しみは 消えない 苦しい気持ちもわかるけど いまじゃ冷たい あの眼差しが 汽車に乗っても 船に乗っても 空しく残るよ およしよ およしよ 旅へなんか 行くのは 街を見たって 花を見たって 悲しみは 消えない 長い淋しい道一つ 二度とかえらぬ つもりでいても 離れたっても 遠くなっても 傷あとは残るよ 長い淋しい道一つ 二度とかえらぬ つもりでいても 離れたっても 遠くなっても 傷あとは残るよ 傷あとは残るよ |
新東京小唄フランク永井 | フランク永井 | 井田誠一 | 鈴木庸一 | | 赤い夜霧の 東京タワー じっと見つめて 手をにぎる 深夜喫茶の 帰り道 恋と若さに 身をまかせ しんみりしんみり 歌おじゃないか ハアー 東京小唄 雨の新宿 車を捨てて 濡れて歩けば シャーベット 甘く冷たく ジンとくる 狂いだしそな 恋の夜 しびれてしびれて 歌おじゃないか ハアー 東京小唄 麻布 赤坂 灯(ともしび)消えて 君は東へ 僕は西 今夜つかんだ 幸せを 胸に抱(いだ)いて さようなら 一人で一人で 歌おじゃないか ハアー 東京小唄 |
霧子のタンゴフランク永井 | フランク永井 | 吉田正 | 吉田正 | | 好きだから とてもとてもとても 好きだから 別れてきたんだよ 霧子はこの俺 信じてくれた それだから 俺はつらくなって 旅に出たんだよ 逢いたくて とてもとてもとても 逢いたくて お前の名を呼んだ 可愛いい霧子よ 泣いてはせぬか いますぐに 汽車に乗って行きたい 愛の降る街へ 愛してる いまもいまもいまも 愛してる 死ぬほど愛してる 心の奥に 生きてる霧子 幸福(しあわせ)になっておくれ 霧子 幸福に霧子 幸福に霧子 幸福に霧子 |
赤ちゃんは王様だフランク永井 | フランク永井 | 赤山勇・補作詞:三木鶏郎 | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | 赤ちゃんは 王様だ 裸の 王様だ 笑ったら 王様だ 泣いていたって 王様だ やってこい 飛んでこい こうのとりと いっしょに やってこい 飛んでこい おもちゃと いっしょに 赤ちゃんは 王様だ 裸の 王様だ みんなの 王様だ 赤ちゃんは 王様だ 裸の 王様だ 声だしたら 王様だ だまっていたって 王様だ やってこい 飛んでこい こうのとりと いっしょに やってこい 飛んでこい 名前と いっしょに 赤ちゃんは 王様だ 裸の 王様だ みんなの 王様だ 赤ちゃんは 王様だ 裸の 王様だ 目をさましたら 王様だ ねむっていたって 王様だ やってこい 飛んでこい こうのとりと いっしょに やってこい 飛んでこい ママと いっしょに 赤ちゃんは 王様だ 裸の 王様だ みんなの 王様だ |
逢いたくてフランク永井 | フランク永井 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 淋しくて淋しくて 雨も泣くのさ 逢いたくて逢いたくて ここへ来たのさ ママも酒場も 変わりはせぬに なぜにあの娘は なぜにあの娘は 帰らない 儚くて儚くて 酒も苦いさ 待つなんて待つなんて とても辛いさ いつもやさしく 微笑みかけた 花のあの娘は 花のあの娘は 帰らない 好きだから好きだから 恨みゃしないさ 切なくて切なくて ママにきいたさ 雨はやまない 濡れてはせぬか 僕のあの娘は 僕のあの娘は帰らない |
大阪ぐらしフランク永井 | フランク永井 | 石浜恒夫 | 大野正雄 | | 赤い夕映え 通天閣も 染めて燃えてる 夕陽ヶ丘よ 娘なりゃこそ 意地かけまする 花も茜の 夾竹桃 がたろ横丁で 行き暮れ泣いて ここが思案の 合縁奇縁 おなごなりゃこそ 願かけまする 恋の思案の 法善寺 坂田三吉 端歩もついた 銀が泣いてる 勝負師気質 めおとなりゃこそ 世話かけまする おれも泣いてる 胸のうち 夕は夕凪 夕凪千鳥 鴎啼け啼け 大阪ぐらし 男なりゃこそ 夢かけまする 明日の才覚 土性っ骨 |
妻を恋うる唄フランク永井 | フランク永井 | 岩谷時子 | 吉田正 | | いつでも荒れた手をしていたね エプロンの端まさぐりながら 首をかしげて笑うのが 朝のお前の癖だった 送ってくれる人もなく 毎朝勤めに行く僕を お前はどこで見てるんだ 僕の声さえ届かない 空へ昇っていったきり お前は帰って来ないのか お前は帰って来ないのか お前の髪の匂いがするよ ひとつの櫛をふたりで使う これが貧しい僕達の いつもしてきた癖だった 曇った鏡ふきながら 涙こぼしている僕を 忘れてどこへ行ったんだ 僕の眼にさえ届かない 雲のかなたへ行ったきり お前は帰って来ないのか お前は帰って来ないのか 昨夜は雨が降りつづいたよ 巣を失った小鳥のように あてもないのに外へ出る 雨の降る日の癖だった 黙って肩をしめらせて 送りどころのない愛を ひとりで夜に捨てるんだ あつい想いも届かない とおいところへ行ったきり お前は帰って来ないのか お前は帰って来ないのか |
加茂川ブルースフランク永井 | フランク永井 | 東次郎 | 吉田正 | | 情ながした加茂川に とけた淡雪はかなくて 好きや好きやと 寄り添うた 恋の真実が いまさらに 夜も待ってる ぼんぼりの 色を映して ほほ染めた 花の簪 コッポリの 舞妓いとしや 祇園町 焦れて焦らした先斗町 恋のもつれに 三味の音も いややいややと 泣くような おぼろ月夜の 東山 逢うてうれしや 木屋町に 灯るネオンも うるみがち 酔って踊って 夜も更けりゃ 肌もなつかし 京の夜 花見小路に雨が来て 濡れた黒髪 重たげに ほんにほんにと細路地を ぬけてお座敷 京化粧 都おどりで 知り逢うて 祇園祭りで 結ばれた 京の恋路に 身を灼けば 燃える夜空の 大文字 |
初恋の詩フランク永井 | フランク永井 | 鴻池善右衛門 | 大野正雄 | | 恋しちゃいけないさだめなら 何で咲いたか恋の花 散ってしまった悲しさを悲しさを 生れてはじめて知ったのさ 嫁いでいってしまうなら 何で燃えたか赤い花 消えてしまった淋しさを淋しさを 生れてはじめて知ったのさ 愛する資格もないけれど 好きになったが何故わるい 別れた後の苦しさを苦しさを 生れてはじめて知ったのさ |
大阪ろまんフランク永井 | フランク永井 | 石浜恒夫 | 吉田正 | | 泣かへんおひとが しのび泣く 濡れてやさしい みどりの雨よ 好きやねん 好きやねん いちょうネグラの 堂島すずめ 恋を意気地の 文楽人形 好きやねん 好きやねん 咲くやこの花 大阪ろまん 泣かへんおかたが むせび泣く 暮れてルージュの 道頓堀で 好きやもん 好きやもん 夫婦ぜんざい 笑うて泣いて めしの看板 人情喜劇 好きやもん 好きやもん 月も素顔の 大阪ろまん 泣かへんつもりが すすり泣く 更けてさみしい 曾根崎あたり 好きやから 好きやから 逢いに北浜 浮世の小路 橋の下には 鴎がいやる 好きやから 好きやから 消えたネオンも 大阪ろまん |
たそがれ酒場フランク永井 | フランク永井 | 清水みのる | 利根一郎 | | 風もないのに 堀割りで 縄ののれんが ふるえてる たそがれ酒場 まるでブロークン・ホテルみたいに ここはあぶれた 人のたまり場所 俺も仲間の その一人 いつも日暮れて やって来る たそがれ酒場 朽(く)ちた止り木に 腰を降ろして 飲むは火のよな 強い奴なんだ 暗いランプに 背を向けて 知らぬ女も 泣いている たそがれ酒場 肩を叩いて 何かひと言 言ってやりたい 俺も弱虫さ |
月影のささやきフランク永井 | フランク永井 | 宮川哲夫 | 寺岡真三 | | 月影に やさしく甘く 匂うよな 君の耳たぶ 見ていたら たまらなくなってきて 抱き寄せた 小さな肩だった 初めての おおキッス ア… 忘れられない 初めてのキッス 物言わぬ 名も知らぬ花よ 誰を恋い 何を夢見る はじらいに ただ頬を染めながら うつむいた 可愛い人だった 遠い日の おおキッス ア… 忘れられない あの夜のキッス 今日もなお 渚に残る 想い出は 白い貝殻 手に取れば ほのぼのとこの胸に やさしく 幸せはよみがえる 月影の おおキッス ア… 忘れられない 月影のキッス |
林檎ッコフランク永井 | フランク永井 | 佐伯孝夫 | 渡久地政信 | | 林檎ッコ 林檎ッコ くにを出てから もう三年だ 旅から旅の さすらいぐらし 林檎ッコ 林檎ッコ おまえを見るたび 想い出す 帰りたくなる ふるさとだ 林檎ッコ 林檎ッコ 知らぬこの街 果物店で お前は紅く 微笑みかける 林檎ッコ 林檎ッコ 泣きつつ別れた あの娘 いまも林檎を 作るやら 林檎ッコ 林檎ッコ 甘くかなしい あの娘の声が 早よさ帰れと 呼んでるようで 林檎ッコ 林檎ッコ 涙をながして ゆきすぎる 肩に夜霧が 青く降る |
おまえにフランク永井 | フランク永井 | 岩谷時子 | 吉田正 | | そばにいてくれる だけでいい 黙っていても いいんだよ 僕のほころび ぬえるのは おなじ心の 傷をもつ おまえのほかに だれもない そばにいてくれる だけでいい そばにいてくれる だけでいい 泣きたい時も ここで泣け 涙をふくのは 僕だから おなじ喜び 知るものは おまえのほかに だれもない そばにいてくれる だけでいい そばにいてくれる だけでいい 約束をした あの日から 遠くここまで 来た二人 おなじ調べを 唄うのは おまえのほかに だれもない そばにいてくれる だけでいい |