涙の風景荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | | 君の涙がひとつ 頬にこぼれてゆく こんなに小さなくせに ぼくを悲しませる 見上げる空遠く 夢を追いかけ 君の涙がひとつ 頬にこぼれてゆく 君の涙がひとつ 頬に流れてゆく こんなに小さなくせに ぼくを苦しませる 見上げる空の果て 何を求めて 君の涙がひとつ 頬に流れてゆく 何も云わないで 何も聞かないで 君の傷跡に ふれずにおこう 君の涙もいつか 頬を離れてゆき 見つめる小さな愛に 気づいてくれるだろう 見上げる空遠く その日を待ちわびて 僕は涙も見せず 歌いつづけるだろう |
ZING ZING荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | クニ河内 | いつも夢みてるあの娘に 声をかけたんだけど 何故かそっぽを向いていた あきらめられないぜ ZING ZING! I LOVE YOU EVERYDAY ZING ZING ZING I NEED YOU SO ZING ZING I LOVE YOU EVERYDAY OH, IT'S A TINY LOVELY EYES いつか夢みてるあの娘も 僕に逢いたくなって 汚れた都会の谷間に たたずむ日も来るだろう あの日夢みてるあの娘の 姿を探したけど 何故かそこには花ビラが… あきらめられないぜ ZING ZING! I LOVE YOU EVERYDAY ZING ZING ZING I NEED YOU SO ZING ZING I LOVE YOU EVERYDAY OH, IT'S A TINY LOVELY EYES きっと夢みてるあの娘は 汚れた空を捨てて どこか遠くの湖を 訪ねていったのだろう いつか夢みてるあの娘も とても淋しくなって 汚れた都市の谷間を 夢みる日が来るだろう 夢みる日が来るだろう |
まぼろしの絵荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 舩木謙一 | なんとなく悲しくて 冬の渚を歩く 波の音がささやく何か―― それは愛の終わりを 告げるひとつのメロディー 果てしない旅に出る (私なの) いつか知らずに 涙がゆれ 海がかすんでみえる 青いあなたの影が まぼろしの絵のように 冬の渚をそっと 通りゆく―― いつか知らずに 涙がゆれ 海がかすんでみえる 青いあなたの影が まぼろしの絵のように 冬の渚をそっと 通りゆく―― |
風になりたい荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | クニ河内 | 人は何故に 悲しい夢を 望みもしないのに 見るのだろうか 風は何故に 悲しみを知らずに 見知らぬ国へと 行けるのだろう 風に心が 無いからなのか 風に涙が 無いからなのか それとも 愛がないからか 人はいつも 喜び求めて 望みもしないのに 悲しみを知る あなたの愛に 苦しむのなら 風になりたい 吹き行く風に それでも 生きて行くのなら 人はいつか 傷つけあって 望みもしないのに 果て行くだろう |
風車は動かない荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 舩木謙一 | 小さな頃を 思いだしても 回転木馬は もう動かなくなった どこか遠くで 一人になっても 心がしらんで 何んにも描けない 心の中の風車が 風もないのに 動いていた昔 星降る夜に 夢をみてても 瞳がかすんで 何んにも見えない この世の中の 暮らし方が いつか知らずに かわっていったのか 誰か大人に 聞いてはみても 回転木馬さえ 忘れ始めていた |
ミスター・サドネス(かなしみ)荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | | Mr. Sadness 君と出逢った日 Mr. Sadness それはもう 一年ぐらいも 昔 冬のある寒いさなか Mr. Sadness あの街角で Mr. Sadness 何気なく 愛をなくした 僕の肩に そっと 言葉をかけた あれからずっと ゆうつな時を 涙を数え過した 二人だけど Mr. Sadness 窓辺の風も Mr. Sadness 春になり 別れの時期がそこに来たよ Mr. Mr. Sadness あれからずっと ゆうつな道を 木の葉を数え歩いた 二人だけど Mr. Sadness 別れの夜が Mr. Sadness こんなにも 嬉しいなんて 君は怒るかい Mr.Mr. Sadness |
僕は君と一緒にロックランドにいるのだ荒木一郎 | 荒木一郎 | 諏訪優 | 荒木一郎 | 小谷充 | カール ソロモンよ! 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ そこで君は僕よりも気が狂っている 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ そこで君は 非常に調子が変になっている 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ そこで君は 僕の母さんの幽霊の真似をしている 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ そこで君は 12人の秘書を殺害した 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ そこで君は この目にみえない諧謔を笑う 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ そこで僕たちは 同じ様にどえらいタイプライターを 打っている大作家である 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ そこで君の病状が 悪化したとラジオが伝えた 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ そこで頭蓋骨の機能はもはや 感覚のうじ虫を受け入れない 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ そこで君はユーティカの オールドミスの乳房のお茶を飲む 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ そこで君は 看護婦の体にじゃれついてブロンクスの 女面女身の鳥の翼を持った 怪物だとしゃれを言っている 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ そこで君は 狂人拘束服を着て現実の地獄の ピンポン試合に負けるぞと絶叫している 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ そこで君は 音程の狂ったピアノを強打した 魂は清浄で不死である それは厳重な精神病院で神も信じないで 息絶えるべきではないのだ 五十回以上ものショックによって 君の魂はもう君の肉体へ むなしい受難の旅から 帰って来ることが無いだろう 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ そこで君は 精神病の医師を非難しながら ファシストの国家的なゴルゴダに対する ヘブライの社会主義革命を計画している 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ そこで君は ロングアイランドの空を引き裂いて 超人間的な墓から 人間イエスをよみがえらせるだろう 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ そこで二万五千人の気の狂った同志達が インターナショナルの 最後の一連を合唱している 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ そこで僕達は ベッドシーツの下でアメリカ合衆国を 抱きしめて接吻している 一晩中 咳をしていて 僕達を眠らせないアメリカよ 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ 照り輝き幻の壁が崩壊してゆく病院へ 天使の爆弾を落としに来た 魂の飛行機の爆音におどろいて 僕達は昏睡から目覚めた お やせこけた人間どもが外へ逃げ出す お 星をちりばめた慈悲のショックよ 不滅の戦いがここにある お 勝利よ はだ着の事など忘れてしまえ 僕達は自由だ 僕は君と一緒にロックランドに居るのだ アメリカを横切るハイウェイを通り海の旅から 水をしたたらせながら 僕の夢の中へたどり着いて君は西部の夜に 閉ざされている 僕のコテージのドアに向って泣いている 向って泣いている 向って泣いている |
孤独な関係荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 舩木謙一 | むなしい過去の 想い出だけが 今の二人を 結ぶきずなさ 愛の炎も いつか消えはて ただいたずらに 時が流れる 別れられずに この儘行けば たどりつくのは 地獄の底か 愛の炎の 消えぬうちなら 貧しい花も 咲かせられたのに 全てを知って 抱き合う腕に 通うなにかは 幻か 愛の炎の ともらぬ窓に それでも 明日の 朝日が輝く |
青いジャングル荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 舩木謙一 | 時々 夢をみるこの街を離れて行く それでも 何も解決しない事は わかっているのに 時々 恋をする たどりつくすべもしらず そのうち なにも存在しない そんな気がしてくる 壁に向かって 片目をつぶる まるで そんな俺は気狂いピエロだぜ 時々 苦しくて 両の目をつぶってみる そこには 何も束縛がなく とても自由になるから 時々 うるさくて 両耳をふさいでみる そこには 暗い静寂だけが 俺を孤独にする どこに行ったら いいのだろうか まるで そんな俺は気狂いピエロだぜ どこかでビートルズの Nowhere manが きこえてくる 俺も行かなけりゃ ならないさ あてもない旅の路 |
湯の街怨歌荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 舩木謙一 | 熱海 湯の街 来てみたけれど すぎたあの日が あるじゃなし 愛し愛され 別れて消えた あなた探して 湯の街一人 熱海 湯の街 別府も湯の街 どこにどうして いるのやら 月も泣いてる しぐれの道を あなた探して 湯の街一人 沖にとびかう かもめのように 帰る故郷が あるじゃなし 飲んで笑って 涙をかくし あてもないのか 湯の街一人 熱海 湯の街 いく年すぎて いで湯の空も 春霞 やがて果て行く この身を誰が 拾ってくれよう 湯の街一人 |
ひとりぼっちのジェイ婆さん荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 舩木謙一 | ひとりぼっちのミセス・ジェン ミセス・Jを知ってるだろう 老人ホームの…… 寄る年波の 流れに乗せて 船を漕ぎ 人生の旅を 密かに渡ってる 誰も意識させず ひとりで…… ミセス・Jは淋しいけれど 泣かないさ 涙がみんな 泉の果てに 枯れたから 青春の夢のかけらを 追い駈けて 誰も意識させずに 生きる ミセス・Jを知ってるだろう 老人ホームの…… 眼鏡をかけた 前歯のかけた 白い髪 青春と恋をむさぼる 人々も 誰も意識させず ひとりで…… ミセス・Jに触れあうたびに 僕だけは 考えるのさ なんとはなしに 意味もなく 人生の行きつくとこは どこだろうと そうさ 知りたくなるのさ(考えるのさ) |
帰って来たマックス荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 小谷充 | 帰って来た マックス ひとりで 何故 氷の中に……… 帰って来た マックス かなしい 小熊の 愛にひかれ……… |
棘あるバラ荒木一郎 | 荒木一郎 | 山上路夫 | 平尾昌晃 | 小谷充 | あなた愛した この胸に 今でも棘が ささっている 白バラみたいな その姿 想い出すたび いたむ棘 忘れられずに いたむ棘 心のいたみを 置いたまま あなたは消えた 靄の中 やさしい姿に 身を投げた ぼくの心を さした棘 冷たく心を さした棘 今でもあなたを 忘れない 白い姿と のこる棘 やさしい言葉と のこる棘 |
めぐり逢い荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 武満徹 | 服部克久 | めぐり逢える その日までは つらい夢も 見るでしょう そしてわずか 影にのぞく 虹のような その日 めぐり逢える その日の空 雨に濡れた くちびる そして青い 灯かげに見る 虹のような 二人 愛する二人に なぜ苦しみがあるの 愛する二人は 涙に濡れてる めぐり逢える その日からは 生きる悲しみさえも 共に抱いて 共に歩き 共に歌う 虹よ… 愛する二人に なぜ苦しみがあるの 愛する二人は 涙に濡れてる |
ブルー・レター荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | | Blue letter, blue letter それは 僕の想い出 うるわしの人への 悲しい愛のつづり方 誰も知らない 僕の心さ Blue letter, blue letter それは いつも静かに ほほえみも しらずに 淋しい 僕の想い出を 僕の心に 語りかけるのさ Blue letter I schemed of you Blue letter I dreamed of you Blue letter will never send My mind, my heart to you My blue letter, blue letter 僕の愛の手紙は かぎのついた 小箱に 今もじっと眠っている 誰の心も ふれる事なく Blue letter, blue letter Blue letter, blue letter |
水色の星荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 寺岡真三 | あの夜空に 輝やく星くず 今もねむれず 夜毎にまどろむ 夢はきえはて もえつきる 水色の星 ああ 夜空よ いつの日 帰らん 夢はきえはて もえつきる 水色の星 ああ 夜空よ いつの日 帰らん いつの日 帰らん |
いとしのマックス荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | | 真赤なドレスを君に 作ってあげたい 君に 愛しているんだよ なてきな 君だけを Hey, Hey, Macks won't you be my love そして 君と踊ろう 真赤なコートを君に 着せてあげたい 君に それが夢なのさ すてきな 君のため Hey, Hey, Macks won't you be my love そして 君と歩こう マックス 淋しいんだよ マックス 抱いてほしいのさ ドゥドゥドゥ…ゴー 真赤なハートを君に 捧げているんだ 君に わかって ほしいのさ 素敵な 君にだけ Hey, Hey, Macks won't you be my love 今宵君と踊ろう マックス 淋しいんだよ マックス 抱いてほしいのさ ドゥドゥドゥ…ゴー 真赤なハートを君に 捧げているんだ 君に わかって ほしいのさ 素敵な 君にだけ Hey, Hey, Macks won't you be my love 今宵君と踊ろう |
紅の渚荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | | 赤い夕陽が 海の彼方に 消えたあの夜空を ひとりみつめる はるかに 遠く燃える イサリ火がさそう 淋しさよ 夜の海辺に 星を探して 呼んでみる あなたを昔の夢を はるかな街よいずこ 月あかりだけが 波をてらす 海の朝焼け 空はほのかに 誰もいない浜辺に 波が打ちよせる はるかな朝の海よ 潮風に冷たく ぬれる瞳よ |
ディンバ・ティンバ荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 服部克久 | 苦しみだけなの (ディンバ・ティンバ) 私の心は (ディンバ・ティンバ) 悲しみだけなの (ディンバ・ティンバ) 私の行く道 (ディンバ・ティンバ、ディンバ・ティン) だから欲しいの (ディンバ・ティンバ) あなたの愛が 苦しみの恋を (ディンバ・ティンバ) 私は見たの (ディンバ・ティンバ) 悲しみの恋を (ディンバ・ティンバ) 私はしていた (ディンバ・ティンバ、ディンバ・ティン) だからお願い (ディンバ・ティンバ) あなたの愛を いばらの道に あなたはそっと やさしく 私の両手をとって 苦しみの中に (ディンバ・ティンバ) 幸せをくれる (ディンバ・ティンバ) 悲しみの中に (ディンバ・ティンバ) 星がきらめく (ディンバ・ティンバ、ディンバ・ティン) だから私は (ディンバ・ティンバ) あなたが欲しい 耀く朝日が いつもあなたの そばにあるのは 愛があるから 苦しみの中に (ディンバ・ティンバ) 幸せをくれる (ディンバ・ティンバ) 悲しみの中に (ディンバ・ティンバ) 星がきらめく (ディンバ・ティンバ、ディンバ・ティン) だから私は (ディンバ・ティンバ) あなたが欲しい あなたが欲しい あなたが欲しい |
街角に唄おう荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 海老原啓一郎 | 街角に唄おう しあわせの唄 遠く光る星に 聞こえるように 想い出はやさしく 空にほほえむ 街角に話そう しあわせの唄を 街角は淋しく 雨に濡れても 星はいつも静かに 心に輝く 悲しい時にも 空を見上げて 街角に唄おう しあわせの唄を |
この世の旅路荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 小野崎孝輔 | どこまでも行きたい この世の旅路を あなたの世界の 遠い日を夢みて 懐かしい瞳に 涙があふれて あなたは優しく 迎えてくれる いつの日か 長い旅は終わり しあわせの糸が 二人を結ぶ どこまでも行きたい この道の果てまで 恋しいあなたの 面影を抱いて いつの日か 長い旅は終わり しあわせの糸が 二人を結ぶ どこまでも行きたい この道の果てまで 恋しいあなたの 面影を抱いて |
あなたといるだけで荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 寺岡真三 | あなたといるだけで 幸福がある あなたのほほえみが わたしをつつむ あなたにそっと 口づけがしたい あなたの知らぬ間に 青空の下で ふくらんだ太陽が 明日に消えても わたしは悲しくない 明日があるのなら あなたといるだけで 幸福がある あなたの言葉に 夢をみるでしょう あなたといるだけで 幸福がある あなたのまなざしが わたしのそばに あなたにそっと 見つめている時 わたしの心に 虹が輝く ふくらんだ太陽が 明日に消えても わたしは悲しくない 明日があるのなら あなたといるだけで 幸福がある あなたの言葉に 夢をみるでしょう |
今夜は踊ろう荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | | 青い星の光が遠くに またたく 浜辺には 今宵も 今宵も 波のしぶきが さわいでいるぜ 星の光がステキな 夜空のシャンデリアさ 夜明けが 夜明けが 来るまで踊ろう Yes I'm dancing baby Yes I do, I'll be dancing all night long… 青い空の光が彼方に 消えゆく水辺には 明日が 明日が やがて やってくる 青い星の光が遠くに またたく 浜辺には 今宵も 今宵も 波のしぶきが さわいでいるぜ 星の光がステキな 夜空のシャンデリアさ 夜明けが 夜明けが 来るまで踊ろう Yes I'm dancing baby Yes I do, I'll be dancing all night long… 青い空の光が彼方に 消えゆく水辺には 明日が 明日が やがて やってくる |
空に星があるように荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | | 空に星が あるように 浜辺に砂が あるように ボクの心に たった一つの 小さな夢が ありました 風が東に 吹くように 川が流れて 行くように 時の流れに たった一つの 小さな夢は 消えました 淋しく 淋しく 星を見つめ ひとりで ひとりで 涙にぬれる 何もかも すべては 終ってしまったけれど 何もかも まわりは 消えてしまったけれど 春に小雨が 降るように 秋に枯葉が 散るように それは誰にも あるような ただの季節の かわりめの頃 |