アザミ嬢のララバイ中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | | ララバイ ひとりで眠れない夜は ララバイ あたしをたずねておいて ララバイ ひとりで泣いてちゃみじめよ ララバイ 今夜はどこからかけてるの 春は菜の花 秋には桔梗 そしてあたしは いつも夜咲く アザミ ララバイ ひとりで泣いてちゃみじめよ ララバイ 今夜はどこからかけてるの ララバイ なんにも考えちゃいけない ララバイ 心におおいをかけて ララバイ おやすみ涙をふいて ララバイ おやすみ何もかも忘れて 春は菜の花 秋には桔梗 そしてあたしは いつも夜咲く アザミ ララバイ おやすみ涙をふいて ララバイ おやすみ何もかも忘れて 春は菜の花 秋には桔梗 そしてあたしは いつも夜咲く アザミ ララバイ ひとりで眠れない夜は ララバイ あたしをたずねておいで ララバイ ひとりで泣いてちゃみじめよ ララバイ 今夜はどこからかけてるの ララバイ ララバイ ララバイ ラララ ララバイ ララバイ ララバイ ララララ ララバイ ララバイ ララバイ ラララ |
泣きたい夜に中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | | 泣きたい夜に一人でいるとなおさらに泣けてくる 泣きたい夜に一人はいけない誰かのそばにおいで 一人で泣くとなんだか自分だけいけなく見えすぎる 冗談じゃないわ世の中誰も皆同じくらい悪い まるで暗い流れを渡るひな魚のように 泣きたい夜に一人はいけない あたしのそばにおいで 涙だけは大きなタオルでもあれば乾くだろう けれど心の傷口は自分では縫えない 子供の頃に好きだった歌の名前を言ってごらん 腕の中できかせてあげよう心が眠るまで なんて暗い時代を泳ぐひな魚のように 泣きたい夜に一人はいけない あたしのそばにおいで なんて暗い時代を泳ぐひな魚のように 泣きたい夜に一人はいけない あたしのそばにおいで 泣きたい夜に一人はいけない あたしの腕においで |
愛だけを残せ(remix)中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ やむにやまれぬ人生は綱渡(つなわた)りだ 選ぶつもりで選ばされる手品だ 闇の中の風のように 突然に愛は居どころを求める 弱き者汝の名を名乗れ しなやかに 強き者汝の名を名乗れ ささやかに みんな儚(はかな)くて みんな愛(いと)しくて 振り返ってしまうから 愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ 思いがけない幻(まぼろし)に誘われて 思いがけない風向きに運ばれて 偶然の朝 偶然の夜 我々は何も知らされず 踏み出す 縁(えん)は不思議 それと知らぬ間(ま)に探し合う 縁(えん)は不思議 それと知りながら迷い合う みんな哀しくて みんな恋しくて 立ち止まってしまうから 愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ みんな儚(はかな)くて みんな愛(いと)しくて 振り返ってしまうから 愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ 愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ 愛だけを残せ |
悪女中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | | マリコの部屋へ 電話をかけて 男と遊んでる芝居 続けてきたけれど あのこもわりと 忙しいようで そうそうつきあわせてもいられない 土曜でなけりゃ 映画も早い ホテルのロビーも いつまで居られるわけもない 帰れるあての あなたの部屋も 受話器をはずしたままね 話し中 悪女になるなら 月夜はおよしよ 素直になりすぎる 隠しておいた言葉がほろり こぼれてしまう 「行かないで」 悪女になるなら 裸足で夜明けの電車で泣いてから 涙 ぽろぽろ ぽろぽろ 流れて 涸れてから 女のつけぬ コロンを買って 深夜のサ店の鏡で うなじにつけたなら 夜明けを待って 一番電車 凍えて帰れば わざと捨てゼリフ 涙も捨てて 情も捨てて あなたが早く私に 愛想を尽かすまで あなたの隠す あの娘のもとへ あなたを早く 渡してしまうまで 悪女になるなら 月夜はおよしよ 素直になりすぎる 隠しておいた言葉がほろり こぼれてしまう 「行かないで」 悪女になるなら 裸足で夜明けの電車で泣いてから 涙 ぽろぽろ ぽろぽろ 流れて 涸れてから |
あした中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | イヤリングを外して 綺麗じゃなくなっても まだ私のことを見失ってしまわないでね フリルのシャツを脱いで やせっぽちになっても まだ私のことを見失ってしまわないでね カーラジオが嵐を告げている 2人は黙りこんでいる 形のないものに 誰が 愛なんて つけたのだろう 教えてよ もしも明日 私たちが何もかも失くして ただの心しか持たない やせた猫になっても もしも明日 あなたのため何の得もなくても 言えるならその時 愛を聞かせて 抱きしめれば2人は なお遠くなるみたい 許し合えば2人は なおわからなくなるみたいだ ガラスなら あなたの手の中で壊れたい ナイフなら あなたを傷つけながら折れてしまいたい 何もかも 愛を追い越してく どしゃ降りの 1車線の人生 凍えながら 2人共が 2人分 傷ついている 教えてよ もしも明日 私たちが何もかも失くして ただの心しか持たない やせた猫になっても もしも明日 あなたのため何の得もなくても 言えるならその時 愛を聞かせて 何もかも 愛を追い越してく どしゃ降りの 1車線の人生 凍えながら 2人共が 2人分 傷ついている 教えてよ もしも明日 私たちが何もかも失くして ただの心しか持たない やせた猫になっても もしも明日 あなたのため何の得もなくても 言えるならその時 愛を聞かせて |
タクシードライバー中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 福井峻 | やけっぱち騒ぎは のどがかれるよね 心の中では どしゃ降りみたい 眠っても眠っても 消えない面影は ハードロックの波の中に 捨てたかったのにね 笑っているけど みんな本当に幸せで 笑いながら 町の中歩いてゆくんだろうかね 忘れてしまいたい望みを かくすために バカ騒ぎするのは あたしだけなんだろうかね タクシー・ドライバー 苦労人とみえて あたしの泣き顔 見て見ぬふり 天気予報が 今夜もはずれた話と 野球の話ばかり 何度も何度も 繰り返す 酔っぱらいを乗せるのは 誰だって嫌だよね こんなふうに道の真ン中で泣いてるのも 迷惑だよね だけどあたしは もう行くところがない 何をしても 叱ってくれる人も もう いない タクシー・ドライバー 苦労人とみえて あたしの泣き顔 見て見ぬふり 天気予報が 今夜もはずれた話と 野球の話ばかり 何度も何度も 繰り返す 車のガラスに額を押しつけて 胸まで酔ってるふりをしてみても 忘れたつもりの あの歌が口をつく あいつも あたしも 好きだった アローン・アゲイン ゆき先なんて どこにもないわ ひと晩じゅう 町の中 走りまわっておくれよ ばかやろうと あいつをけなす声が途切れて 眠ったら そこいらに捨てていっていいよ タクシー・ドライバー 苦労人とみえて あたしの泣き顔 見て見ぬふり 天気予報が 今夜もはずれた話と 野球の話ばかり 何度も何度も 繰り返す タクシー・ドライバー 苦労人とみえて あたしの泣き顔 見て見ぬふり 天気予報が 今夜もはずれた話と 野球の話ばかり 何度も何度も 繰り返す |
with中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 僕のことばは意味をなさない まるで遠い砂漠を旅してるみたいだね ドアのあかないガラスの城で みんな戦争の仕度を続けてる 旅をすること自体おりようとは思わない 手帳にはいつも旅立ちとメモしてある けれど with…そのあとへ君の名を綴っていいか with…淋しさと虚しさと疑いとのかわりに with…そのあとへ君の名を綴っていいか with…淋しさと虚しさと疑いとのかわりに with… 生まれる前に僕は夢みた 誰が僕と寒さを分かちあってゆくだろう 時の流れは僕に教えた みんな自分のことで 忙しいと 誰だって旅くらいひとりでもできるさ でも、ひとりきり泣けても ひとりきり笑うことはできない with…そのあとへ君の名を綴っていいか with…淋しさと虚しさと疑いとのかわりに with…そのあとへ君の名を綴っていいか with…淋しさと虚しさと疑いとのかわりに with… 僕のことばは意味をなさない まるで遠い砂漠を旅してるみたいだね けれど with…そのあとへ君の名を綴っていいか with…淋しさと虚しさと疑いとのかわりに with…そのあとへ君の名を綴っていいか with…淋しさと虚しさと疑いとのかわりに with…そのあとへ君の名を綴っていいか with…淋しさと虚しさと疑いとのかわりに with…そのあとへ君の名を綴っていいか with…淋しさと虚しさと疑いとのかわりに with… |
最後の女神中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | いちばん最後に見た夢だけを 人は覚えているのだろう 幼い日に見た夢を 思い出してみないか あぁ あれは壊れたオモチャ いつもいつも好きだったのに 僕には直せなかった 夢の中で今も泣いてる 言葉にならないSOSの波 受けとめてくれる人がいるだろうか あぁ あれは最後の女神 まぎれもなく君を待っている あぁ たとえ最後のロケットが 君を残し 地球を捨てても まだ見ぬ陸を信じて 何故に鳥は海をゆけるの 約束を載せた紙は風の中 受けとめてくれる人がいるだろうか あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても あぁ あれは最後の女神 まぎれもなく君を待ってる 心は変わる 誰もが変わる 変わりゆけ 変わりゆけ もっと好きになれ いちばん最後に見た夢だけを 人は覚えているのだろう 幼い日に見た夢を 思い出してみない… あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても |
慕情中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 愛より急ぐものが どこにあったのだろう 愛を後回(あとまわ)しにして何を急いだのだろう 甘えてはいけない 時に情(なさけ)は無い 手離してならぬ筈(はず)の何かを 間違えるな 振り向く景色はあまりに遠い もいちどはじめから もしもあなたと歩きだせるなら もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい 海から産まれて来た それは知ってるのに どこへ流れ着くのかを知らなくて怯えた 生き残る歳月 ひとりで歩けるかな 生き残らない歳月 ひとりで歩けるかな 限りない愚かさ 限りない慕情 もいちど出逢いから もしもあなたと歩きだせるなら もいちど出逢いから ただあなたに尽くしたい 少し嬉しかった事や 少し悲しかった事で 明日(あした)の行方(ゆくえ)は たやすくたやすく 翻(ひるがえ)るものだから 甘えてはいけない 時に情(なさけ)は無い 手離してならぬ筈(はず)の何かを 間違えるな 限りない愚かさ 限りない慕情 もいちどはじめから もしもあなたと歩きだせるなら もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい もいちどはじめから もしもあなたと歩きだせるなら もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい |
帰省中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | 遠い国の客には笑われるけれど 押し合わなけりゃ街は 電車にも乗れない まるで人のすべてが敵というように 肩を張り肘を張り 押しのけ合ってゆく けれど年に2回 8月と1月 人ははにかんで道を譲る 故郷(ふるさと)からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる 機械たちを相手に言葉は要らない 決まりきった身ぶりで街は流れてゆく 人は多くなるほど 物に見えてくる ころんだ人をよけて 交差点(スクランブル)を渡る けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる |
たかが愛中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | まちがいだけを数えていても人の心をなぞれはしない 教えておくれ止まない雨よ本当は誰を探しているの あぁ この果てない空の下で 何ひとつまちがわない人がいるだろうか 何故にたかが愛に迷いそしてたかが愛に立ちどまらされても 捨ててしまえないものがまだあるの 僕はたかが愛に迷いそしてたかが愛に立ちどまらされても 捨ててしまえない たかが愛 傷つきあったさよならだけが形に残るものだとしても たしかにあったあのときめきがいつか二人を癒してくれる あぁ この果てない空の下で 独りでも寂しくない人がいるだろうか 何故にたかが愛に迷いそしてたかが愛に立ちどまらされても 捨ててしまえないものがまだあるの 僕はたかが愛に迷いそしてたかが愛に立ちどまらされても 捨ててしまえない たかが愛 |
風の笛中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | つらいことをつらいと言わず イヤなことをイヤとは言わず 呑み込んで隠して押さえ込んで 黙って泣く人へ ええかげんにせえよ たいがいにせえよ あけっぴろげだったお前は 何処(どこ)へ消えた ええかげんにせえよ たいがいにせえよ 目一杯だったお前が 気にかかる 言いたいことを言えば傷つく 大切な総てが傷つく だから黙る だから耐える それを誰もが知らない ならば 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛 言葉に出せば通じることもある 言葉に出せばこじれることもある 目を上げてみな アゴ上げてみな 言えないこと呑んで溺れかけている 黙るより他(ほか)思いつかず 決めたんならそれもいいだろう そして黙る そして耐える それを誰もが知らない ならば 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛 つらいことをつらいと言わず イヤなことをイヤとは言わず 呑み込んで隠して押さえ込んで 黙って泣く人へ 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛 |
誕生中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 瀬尾一三 | ひとりでも私は生きられるけど でもだれかとならば人生ははるかに違う 強気で強気で生きてる人ほど 些細な寂しさでつまずくものよ 呼んでも呼んでもとどかぬ恋でも むなしい恋なんて ある筈がないと言ってよ 待っても待っても戻らぬ恋でも 無駄な月日なんてないと言ってよ めぐり来る季節をかぞえながら めぐり逢う命をかぞえながら 畏れながら憎みながら いつか愛を知ってゆく 泣きながら生まれる子供のように もいちど生きるため泣いて来たのね Remember 生まれた時だれでも言われた筈 耳をすまして思い出して最初に聞いた Welcome Remember 生まれたこと Remember 出逢ったこと Remember 一緒に生きてたこと そして覚えていること ふりかえるひまもなく時は流れて 帰りたい場所がまたひとつずつ消えてゆく すがりたいだれかを失うたびに だれかを守りたい私になるの わかれゆく季節をかぞえながら わかれゆく命をかぞえながら 祈りながら嘆きながら とうに愛を知っている 忘れない言葉はだれでもひとつ たとえサヨナラでも愛してる意味 Remember 生まれた時だれでも言われた筈 耳をすまして思い出して最初に聞いた Welcome Remember けれどもしも思い出せないなら 私いつでもあなたに言う 生まれてくれて Welcome Remember 生まれたこと Remember 出逢ったこと Remember 一緒に生きてたこと そして覚えていること |