愛する人のそばであの人が今もきっと すんでいる町へ 私何も持たずに 明日帰ります わがままな私だけど みんなあの人は そっと許しやさしく むかえてくれるでしょうか 何故か思い出した あの日言った言葉 本当のさよならは とっておくから 君に何かあった時は 帰ってこいと あの人に誰か他の 人がいた時は 私何も言わずに 戻るつもりです でもひとりだった時は みんな投げすてて 私あなたの胸で もう一度やりなおしたい なんて言えばいいか わからないけれど 愛する人の手の とどくところで 私ずっと暮らしたいの これから先は | あべ静江 | さいとう大三 | 馬飼野康二 | | あの人が今もきっと すんでいる町へ 私何も持たずに 明日帰ります わがままな私だけど みんなあの人は そっと許しやさしく むかえてくれるでしょうか 何故か思い出した あの日言った言葉 本当のさよならは とっておくから 君に何かあった時は 帰ってこいと あの人に誰か他の 人がいた時は 私何も言わずに 戻るつもりです でもひとりだった時は みんな投げすてて 私あなたの胸で もう一度やりなおしたい なんて言えばいいか わからないけれど 愛する人の手の とどくところで 私ずっと暮らしたいの これから先は |
愛の記念日あなた待つのよ 花を飾り 甘いケーキも 焼けた頃よ 今日はそうよ 愛の記念日 思い出して この日を めぐり逢いいつの間に 一年が過ぎたのよ 愛を育てて 一つローソク ともしましょう 愛の想いを ひそかにこめて きっとあなたは 忘れたでしょう 街に緑が ゆれていたわ 今日はそうよ 愛の記念日 忘れないで ほしいの あの時の空の色 あざやかに想い出す この目とじると 二人ローソク 吹き消しましょう 愛の祈りを ひそかにこめて 今日はそうよ 愛の記念日 思い出して この日を めぐり逢いいつの間にか 一年が過ぎたのよ 愛を育てて 二人ローソク 吹き消しましょう 愛の祈りを ひそかにこめて | あべ静江 | 山上路夫 | 馬飼野俊一 | | あなた待つのよ 花を飾り 甘いケーキも 焼けた頃よ 今日はそうよ 愛の記念日 思い出して この日を めぐり逢いいつの間に 一年が過ぎたのよ 愛を育てて 一つローソク ともしましょう 愛の想いを ひそかにこめて きっとあなたは 忘れたでしょう 街に緑が ゆれていたわ 今日はそうよ 愛の記念日 忘れないで ほしいの あの時の空の色 あざやかに想い出す この目とじると 二人ローソク 吹き消しましょう 愛の祈りを ひそかにこめて 今日はそうよ 愛の記念日 思い出して この日を めぐり逢いいつの間にか 一年が過ぎたのよ 愛を育てて 二人ローソク 吹き消しましょう 愛の祈りを ひそかにこめて |
秋日和秋のセーターを編みあげました 多分気にいると思います 好きな果物を買っておきます 鍵はともだちにあずけます 私は行かなければなりません 話が出来なくてごめんなさい 私をさがさないで下さい 私をさがさないで下さい 窓のカーテンをとりかえました すぐに気がついてくれるでしょう 爪を伸ばしては危いのです 棚に爪切りを置きました 私は行かなければなりません あなたにさよならをいうのです 私をさがさないで下さい 私をさがさないで下さい | あべ静江 | 阿久悠 | 三木たかし | | 秋のセーターを編みあげました 多分気にいると思います 好きな果物を買っておきます 鍵はともだちにあずけます 私は行かなければなりません 話が出来なくてごめんなさい 私をさがさないで下さい 私をさがさないで下さい 窓のカーテンをとりかえました すぐに気がついてくれるでしょう 爪を伸ばしては危いのです 棚に爪切りを置きました 私は行かなければなりません あなたにさよならをいうのです 私をさがさないで下さい 私をさがさないで下さい |
新しい恋の出会いあなたへの想いが 邪魔をしてわたしは 他の恋が出来ないの いくら素敵な人に出会っても あなたへの想いが新しい恋に 走らせてくれないの 行かせてくれない 別に約束も誓いもないのにお互い なのに わたし でもこれで これでいいのです あなたへの気持を 結局わたしには 女として守りたいの なぜかくちづけされそうになると あなたへの気持が新しい恋を 引き止めにやってくる 思いとどまらせる 別に裏切りも拘束もないのにお互い そうね わたし でもこれで これでいいのです 別に将来変わるはずないのにお互い いつも わたし でもこれで これでいいのです | あべ静江 | 安井かずみ | 森田公一 | | あなたへの想いが 邪魔をしてわたしは 他の恋が出来ないの いくら素敵な人に出会っても あなたへの想いが新しい恋に 走らせてくれないの 行かせてくれない 別に約束も誓いもないのにお互い なのに わたし でもこれで これでいいのです あなたへの気持を 結局わたしには 女として守りたいの なぜかくちづけされそうになると あなたへの気持が新しい恋を 引き止めにやってくる 思いとどまらせる 別に裏切りも拘束もないのにお互い そうね わたし でもこれで これでいいのです 別に将来変わるはずないのにお互い いつも わたし でもこれで これでいいのです |
あのひとが帰る朝テラスに咲いた 野菊の花が 嬉しい朝を 知っているみたい 夏の終りに お別れをして 枯葉の秋に あなたが帰る 迷わないわ もうわたし 離れてみて 愛を......愛を 知ったのよ 長くのばした わたしの髪は あなた好みに なったでしょうか 窓を開ければ 朝陽が当る わたしの部屋の 白いカーテンに 指折り数え 待っていた朝 十四時着で あなたが帰る 迷わないわ もうわたし 離れてみて 愛を......愛を 知ったのよ ユトリロの絵を 壁に飾って あなた好みに なったでしょうか | あべ静江 | 林春生 | 馬飼野俊一 | | テラスに咲いた 野菊の花が 嬉しい朝を 知っているみたい 夏の終りに お別れをして 枯葉の秋に あなたが帰る 迷わないわ もうわたし 離れてみて 愛を......愛を 知ったのよ 長くのばした わたしの髪は あなた好みに なったでしょうか 窓を開ければ 朝陽が当る わたしの部屋の 白いカーテンに 指折り数え 待っていた朝 十四時着で あなたが帰る 迷わないわ もうわたし 離れてみて 愛を......愛を 知ったのよ ユトリロの絵を 壁に飾って あなた好みに なったでしょうか |
雨をみていた人さようならを残すだけの 雨の午後のカフェテラス 切れる言葉を集めては 話す私の目の前で 何も言わず淋しそうに 雨をみていたあの人は まだ あなたの癖も まだ ほほえむ顔も まだ やさしい声も 私に残るのに… 別れたのは何故でしょうか 数えきれない幸せに あの日無理に背中向けて 雨をみていたあの人と 理由も告げず後姿 雨の街へ消えて行った 泣いた私をかばうように 少し見つめるその他は いつも坐る窓の傍で 雨をみていたあの人は あの 安まる胸も あの やさしい腕も あの 楽しい夢も 私のものなのに… 別れたのは何故でしょうか 今も私はわからない さようならも言えずひとり 雨をみていたあの人と | あべ静江 | さいとう大三 | 森田公一 | | さようならを残すだけの 雨の午後のカフェテラス 切れる言葉を集めては 話す私の目の前で 何も言わず淋しそうに 雨をみていたあの人は まだ あなたの癖も まだ ほほえむ顔も まだ やさしい声も 私に残るのに… 別れたのは何故でしょうか 数えきれない幸せに あの日無理に背中向けて 雨をみていたあの人と 理由も告げず後姿 雨の街へ消えて行った 泣いた私をかばうように 少し見つめるその他は いつも坐る窓の傍で 雨をみていたあの人は あの 安まる胸も あの やさしい腕も あの 楽しい夢も 私のものなのに… 別れたのは何故でしょうか 今も私はわからない さようならも言えずひとり 雨をみていたあの人と |
いたずら書きカメラにほほえみ また今日の日も 一人ぼっちで 終りそうです めくり忘れたカレンダーを ながめていると なぜか昔を 想い出させます あれから3年 早いものです 無性に何か やってみたくて あなたの腕を 飛び出してたこの私 そんな女は なまいきでしょうか 風に聞きました あなたのことを すてきな女を 見つけたなんて とてもやさしい笑顔の あなただったから きっとその女 幸せでしょうね 女の私に わからないけど 今歩いてる 道を行きます 昔の日々に もどりたいじゃないんです これは私の ただのいたずら書き これは私の ただのいたずら書き これは私の ただのいたずら書き… | あべ静江 | 財津和夫 | 財津和夫 | | カメラにほほえみ また今日の日も 一人ぼっちで 終りそうです めくり忘れたカレンダーを ながめていると なぜか昔を 想い出させます あれから3年 早いものです 無性に何か やってみたくて あなたの腕を 飛び出してたこの私 そんな女は なまいきでしょうか 風に聞きました あなたのことを すてきな女を 見つけたなんて とてもやさしい笑顔の あなただったから きっとその女 幸せでしょうね 女の私に わからないけど 今歩いてる 道を行きます 昔の日々に もどりたいじゃないんです これは私の ただのいたずら書き これは私の ただのいたずら書き これは私の ただのいたずら書き… |
生まれたままの姿でお酒の味を覚えて あなたを忘れてしまった そんな強がり口にしてみる さびしがり屋がいます 誰かに言われなくても 多分背伸びした自分と 胸のうちでは気がついている そんな女がいます 愛してる 生まれたままの姿で あの頃の思い出に跪いてる 本当の私をあなたは知らない カーディガンが欲しい様な 肌寒い春を迎えて 今日も独りで本を読んでる さびしがり屋がいます 誰かに言われなくても きっと弱過ぎる自分と 胸のうちでは気がついている そんな女がいます 愛してる 生まれたままの姿で あの頃の思い出に跪いてる 本当の私をあなたは知らない 愛してる 生まれたままの姿で | あべ静江 | 及川恒平 | 大野克夫 | | お酒の味を覚えて あなたを忘れてしまった そんな強がり口にしてみる さびしがり屋がいます 誰かに言われなくても 多分背伸びした自分と 胸のうちでは気がついている そんな女がいます 愛してる 生まれたままの姿で あの頃の思い出に跪いてる 本当の私をあなたは知らない カーディガンが欲しい様な 肌寒い春を迎えて 今日も独りで本を読んでる さびしがり屋がいます 誰かに言われなくても きっと弱過ぎる自分と 胸のうちでは気がついている そんな女がいます 愛してる 生まれたままの姿で あの頃の思い出に跪いてる 本当の私をあなたは知らない 愛してる 生まれたままの姿で |
遅い夜わざとドア少し 開けて出てゆくの ごめんなさい あなたをひきとめられない なまじっか少し 愛のゆく先が わかってるものだから お互いのためと 感情に流されたまま その陽限りの 恋よりも もう少しみつめあいたい 恐らないでね 今日のこと――― けんかしたような 子供っぽい人ね ごめんなさい あなたをひきとめられなくて――― つけたばかりの タバコを消すのね ごめんなさい あなたをひきとめられない なまじっか少し 男と女の事 わかるものだから お互いのために もし他の女の人は どうするかしら? こんな時 もう少しみつめあいたい 時代おくれと 云われても――― このことでどうぞ 嫌いにならないで ごめんなさい あなたをひきとめられなくて――― | あべ静江 | 安井かずみ | 森田公一 | | わざとドア少し 開けて出てゆくの ごめんなさい あなたをひきとめられない なまじっか少し 愛のゆく先が わかってるものだから お互いのためと 感情に流されたまま その陽限りの 恋よりも もう少しみつめあいたい 恐らないでね 今日のこと――― けんかしたような 子供っぽい人ね ごめんなさい あなたをひきとめられなくて――― つけたばかりの タバコを消すのね ごめんなさい あなたをひきとめられない なまじっか少し 男と女の事 わかるものだから お互いのために もし他の女の人は どうするかしら? こんな時 もう少しみつめあいたい 時代おくれと 云われても――― このことでどうぞ 嫌いにならないで ごめんなさい あなたをひきとめられなくて――― |
風のある午后風のある午后に しめった部屋で 窓もあけずに 春も知らずに 女がひとり 手紙を書こうと 言葉をさがしてる さよならと書けずに涙ぐんで 言葉をさがす昼下り めぐり会う前の だれかとだれかが もとのひとりに なっただけだと むりに笑って ためいきついて 風をみつめてる しあわせだったとくちびるかんで 風をみつめる昼下り 風のある午后に 雪どけ道を 肩もだかずに なにもいわずに 男と女 心をこおらせ ぼんやり歩いてく 二人のきのうを忘れようと ぼんやり歩く昼下り 二人のきのうを忘れようと ぼんやり歩く昼下り | あべ静江 | 奥山圭三 | 奥山圭三 | | 風のある午后に しめった部屋で 窓もあけずに 春も知らずに 女がひとり 手紙を書こうと 言葉をさがしてる さよならと書けずに涙ぐんで 言葉をさがす昼下り めぐり会う前の だれかとだれかが もとのひとりに なっただけだと むりに笑って ためいきついて 風をみつめてる しあわせだったとくちびるかんで 風をみつめる昼下り 風のある午后に 雪どけ道を 肩もだかずに なにもいわずに 男と女 心をこおらせ ぼんやり歩いてく 二人のきのうを忘れようと ぼんやり歩く昼下り 二人のきのうを忘れようと ぼんやり歩く昼下り |
悲しき天使こがらしの街を行く 一人ぼっちの私 想い出の広場で おもわず足をとめる 想い出すはあの日のこと 暖かい 恋の夢 春の風と 鳥の歌と やさしいあなたがいた ラララ… つめたい風に思う 年月の流れ ほほえみもささやきも もう帰ってこない 想い出すはあの日のこと 暖かい 恋の夢 春の風と 鳥の歌と やさしいあなたがいた ラララ… あなたの腕の中でよろこびにふるえた 幼き日の私 もう帰ってこない 想い出すはあの日のこと 暖かい 恋の夢 春の風と 鳥の歌と やさしいあなたがいた ラララ… | あべ静江 | Gene Raskin・訳詞:漣健児 | Gene Raskin | | こがらしの街を行く 一人ぼっちの私 想い出の広場で おもわず足をとめる 想い出すはあの日のこと 暖かい 恋の夢 春の風と 鳥の歌と やさしいあなたがいた ラララ… つめたい風に思う 年月の流れ ほほえみもささやきも もう帰ってこない 想い出すはあの日のこと 暖かい 恋の夢 春の風と 鳥の歌と やさしいあなたがいた ラララ… あなたの腕の中でよろこびにふるえた 幼き日の私 もう帰ってこない 想い出すはあの日のこと 暖かい 恋の夢 春の風と 鳥の歌と やさしいあなたがいた ラララ… |
気がかり黙ってる口許に 漂よう煙りの色が 私の心に あなたのわけを見せている さり気無いさよならを 私が言える時まで もう少し このまま側にいて下さい たった一つ気がかりなのは その人 私に似てると言った 昨日のあなたの言葉なんです ただの慰めと言って 嘘なら…… シュガー無しのコーヒー 手もつけずに見つめている お洒落する理由は また探してみるわ たった一つ気がかりなのは その人 私に似てると言った 昨日のあなたに言葉なんです やっぱり忘れられない 嘘でも…… 嘘でも…… | あべ静江 | 及川恒平 | 大野克夫 | | 黙ってる口許に 漂よう煙りの色が 私の心に あなたのわけを見せている さり気無いさよならを 私が言える時まで もう少し このまま側にいて下さい たった一つ気がかりなのは その人 私に似てると言った 昨日のあなたの言葉なんです ただの慰めと言って 嘘なら…… シュガー無しのコーヒー 手もつけずに見つめている お洒落する理由は また探してみるわ たった一つ気がかりなのは その人 私に似てると言った 昨日のあなたに言葉なんです やっぱり忘れられない 嘘でも…… 嘘でも…… |
恋はみずいろ青い空が お日さまにとける 白い波が 青い海にとける 青い空は 私の恋の色 青い海は あなたの愛の色 恋は水色 空と海の色 青い空が お日さまにとける 白い波が 青い海にとける 青い海と 水色の空が 愛し合って ひとつに結ばれる 恋は水色 空と海の色 青い空は 私の恋の色 青い海は あなたの愛の色 青い海と 水色の空が 愛し合って ひとつに結ばれる ひとつに結ばれる | あべ静江 | P.Cour・A.Popp | P.Cour・A.Popp | | 青い空が お日さまにとける 白い波が 青い海にとける 青い空は 私の恋の色 青い海は あなたの愛の色 恋は水色 空と海の色 青い空が お日さまにとける 白い波が 青い海にとける 青い海と 水色の空が 愛し合って ひとつに結ばれる 恋は水色 空と海の色 青い空は 私の恋の色 青い海は あなたの愛の色 青い海と 水色の空が 愛し合って ひとつに結ばれる ひとつに結ばれる |
恋人たちがいる舗道音もなく風に散る街路樹は しのびよる秋のいろ教えます お茶をのみ手紙書きおもい出す あのひとと散歩したこの道を また逢いましょう あの日のように さりげなく そしてうつくしく 恋人たちが行きかう舗道 私はひとり 見つめてる ウィンドウのファッションも入れかわり 行き過ぎたあの季節教えます おしゃべりで笑いこけ歩いた この道を歌もなく行く私 また逢いましょう あの日のように 今度こそ 恋と気がついて 恋人たちが行きかう舗道 私はひとり 歩いてる | あべ静江 | 阿久悠 | 三木たかし | | 音もなく風に散る街路樹は しのびよる秋のいろ教えます お茶をのみ手紙書きおもい出す あのひとと散歩したこの道を また逢いましょう あの日のように さりげなく そしてうつくしく 恋人たちが行きかう舗道 私はひとり 見つめてる ウィンドウのファッションも入れかわり 行き過ぎたあの季節教えます おしゃべりで笑いこけ歩いた この道を歌もなく行く私 また逢いましょう あの日のように 今度こそ 恋と気がついて 恋人たちが行きかう舗道 私はひとり 歩いてる |
恋人たちの季節落葉が匂う 日暮れの道に 忘れた愛はひそんでいます あなたを訪ねて 白いベンチに 恋人たちの花やぐ季節 何故に時は知らん顔で過ぎるのでしょうか イチョウ並木も もう秋の色 遠くチャペルの 鐘が聞こえる 心に 風が 風が...... 黄昏せまる 芝生の庭に 失くした愛はかくれています 想い出捜して 噴水の前 恋人たちが手を振る季節 何故に夢はすまし顔で消えるのでしょうか あの日別れて 二人は一人 空に小鳥の 歌が聞こえる 会いたい あなた あなた...... 何故に夢はすまし顔で消えるのでしょうか あの日別れて 二人は一人 空に小鳥の 歌が聞こえる 会いたい あなた あなた...... | あべ静江 | フォーメン | フォーメン | | 落葉が匂う 日暮れの道に 忘れた愛はひそんでいます あなたを訪ねて 白いベンチに 恋人たちの花やぐ季節 何故に時は知らん顔で過ぎるのでしょうか イチョウ並木も もう秋の色 遠くチャペルの 鐘が聞こえる 心に 風が 風が...... 黄昏せまる 芝生の庭に 失くした愛はかくれています 想い出捜して 噴水の前 恋人たちが手を振る季節 何故に夢はすまし顔で消えるのでしょうか あの日別れて 二人は一人 空に小鳥の 歌が聞こえる 会いたい あなた あなた...... 何故に夢はすまし顔で消えるのでしょうか あの日別れて 二人は一人 空に小鳥の 歌が聞こえる 会いたい あなた あなた...... |
心の音雨の中を車とばし 空港へ着きました くもった窓を手でこすって 少し開けてみました 冷たい雨のしずくがとんで 顔をぬらしています あなたの乗った飛行機が今 空を切って行きました ア…泥にまみれて 笑い合っては 車押した あの旅の頃 ア…今は静かな 車の中よ ハンドルにもたれ 私はひとり あなたにだかれいつも聞いてた あなたの心の音 遠い記憶がよみがえるよな だからあなたが好きでした ア…翼やすめた 飛行機もまた いつかは空に 消えてゆく ア…降り続く雨 灰色の空 ハンドルにもたれ 私はひとり 車の中に聞こえてきます 私の心の音 エンジンかけて走り出します あなたを忘れるように | あべ静江 | 財津和夫 | 財津和夫 | | 雨の中を車とばし 空港へ着きました くもった窓を手でこすって 少し開けてみました 冷たい雨のしずくがとんで 顔をぬらしています あなたの乗った飛行機が今 空を切って行きました ア…泥にまみれて 笑い合っては 車押した あの旅の頃 ア…今は静かな 車の中よ ハンドルにもたれ 私はひとり あなたにだかれいつも聞いてた あなたの心の音 遠い記憶がよみがえるよな だからあなたが好きでした ア…翼やすめた 飛行機もまた いつかは空に 消えてゆく ア…降り続く雨 灰色の空 ハンドルにもたれ 私はひとり 車の中に聞こえてきます 私の心の音 エンジンかけて走り出します あなたを忘れるように |
コーヒーショップで古くから学生の街だった 数々の青春を知っていた 城跡の石段に腰おろし 本を読み涙する人もいた そんな話をしてくれる コーヒーショップのマスターも 今はフォークのギターをひいて 時の流れを見つめてる 服装や髪型が変っても 若いこはいつの日もいいものだ 人生の悲しみや愛のこと うち明けて誰もみな旅立った そんな話をしてくれる コーヒーショップのマスターの かれた似顔絵 私は描いて なぜか心を安めてる | あべ静江 | 阿久悠 | 三木たかし | | 古くから学生の街だった 数々の青春を知っていた 城跡の石段に腰おろし 本を読み涙する人もいた そんな話をしてくれる コーヒーショップのマスターも 今はフォークのギターをひいて 時の流れを見つめてる 服装や髪型が変っても 若いこはいつの日もいいものだ 人生の悲しみや愛のこと うち明けて誰もみな旅立った そんな話をしてくれる コーヒーショップのマスターの かれた似顔絵 私は描いて なぜか心を安めてる |
さよならの街で青いレースのカーテンの 向うはちらちら白い雲 あなたの面影追いかけて 北の街 秋には枯葉の雨の中 二人で歩いた大通り 想い出すらも今は凍え ひとりきり 教えて下さいあなた どれが振りつむ粉雪で どれが私の熱い涙かを 白いベールで包まれた ホテルの窓からさよならと ぽつんと言って泣きました 泣きました 春にはパンジー敷きつめて 二人で見ていた花時計 想い出すらも今は止まり ひとりきり 教えて下さいあなた どれが振りつむ粉雪で どれが私の涙かを | あべ静江 | 喜多条忠 | すぎやまこういち | | 青いレースのカーテンの 向うはちらちら白い雲 あなたの面影追いかけて 北の街 秋には枯葉の雨の中 二人で歩いた大通り 想い出すらも今は凍え ひとりきり 教えて下さいあなた どれが振りつむ粉雪で どれが私の熱い涙かを 白いベールで包まれた ホテルの窓からさよならと ぽつんと言って泣きました 泣きました 春にはパンジー敷きつめて 二人で見ていた花時計 想い出すらも今は止まり ひとりきり 教えて下さいあなた どれが振りつむ粉雪で どれが私の涙かを |
さよならを風に乗せて私ひとりで 乗ってしまった汽車は今 走り始めたところ きのうまでの思い出と 別れてきた 見送る人もいない 悲しすぎるはずなのに 胸がいたむはずなのに なぜか不思議ね 朝のせいね 少し眠いだけなの 窓を開ければ 新しい今日の風 さわやかに ほほを打つ 少し大人になったみたいな 気持よ あの人はどうかしら さよならを風に乗せて なにもかもみんな忘れ 悪い女と 言われるかしら とてもさっぱり してるの さよならを風に乗せて なにもかもみんな忘れ 悪い女と 言われるかしら とてもさっぱり してるの | あべ静江 | 奥山圭三 | 奥山圭三 | | 私ひとりで 乗ってしまった汽車は今 走り始めたところ きのうまでの思い出と 別れてきた 見送る人もいない 悲しすぎるはずなのに 胸がいたむはずなのに なぜか不思議ね 朝のせいね 少し眠いだけなの 窓を開ければ 新しい今日の風 さわやかに ほほを打つ 少し大人になったみたいな 気持よ あの人はどうかしら さよならを風に乗せて なにもかもみんな忘れ 悪い女と 言われるかしら とてもさっぱり してるの さよならを風に乗せて なにもかもみんな忘れ 悪い女と 言われるかしら とてもさっぱり してるの |
倖せの順番雨あがり あなたと二人で 腕組んで 買物へ 恋人とあなたに呼ばれて テレちゃうな 初めてだから いつも急いで通る 街がしゃれてるの 何故か今日は 路の花も 綺麗に見えるの ふるえたの あなたの電話に 妹に笑われた 倖せの順番くる日を 待ってたの いつかは来ると いつも急いで通る 街がしゃれてるの 何故か今日は 路の花も 綺麗に見えるの 何故か今日は 路の花も 綺麗に見えるの | あべ静江 | 門間裕 | ボブ佐久間 | | 雨あがり あなたと二人で 腕組んで 買物へ 恋人とあなたに呼ばれて テレちゃうな 初めてだから いつも急いで通る 街がしゃれてるの 何故か今日は 路の花も 綺麗に見えるの ふるえたの あなたの電話に 妹に笑われた 倖せの順番くる日を 待ってたの いつかは来ると いつも急いで通る 街がしゃれてるの 何故か今日は 路の花も 綺麗に見えるの 何故か今日は 路の花も 綺麗に見えるの |
白い小部屋白い小部屋で 私はとても幸せ 窓辺の木々が きらりと光る あなたはじっと ベッドの上の 動かぬ足を 見つめている もしもあなたが 愛してくれるなら この日々を とてもいとおしく 思えるはずなのに やわらかな春の陽に あなたはまどろみの中 となりの小さな ため息など 気づきもせずに 白い小部屋で 私は話し続ける ちいさな頃の 街の家並や 遠く旅した 夏の日の事 時はゆっくり 流れていく もしもあなたが 愛してくれるなら 見つめ合う ただそれだけで 幸せなはずなのに もうすぐによくなると あなたは微笑んでいる 優しい光がゆれている 白い部屋の中 | あべ静江 | 津島玲 | 長谷川きよし | | 白い小部屋で 私はとても幸せ 窓辺の木々が きらりと光る あなたはじっと ベッドの上の 動かぬ足を 見つめている もしもあなたが 愛してくれるなら この日々を とてもいとおしく 思えるはずなのに やわらかな春の陽に あなたはまどろみの中 となりの小さな ため息など 気づきもせずに 白い小部屋で 私は話し続ける ちいさな頃の 街の家並や 遠く旅した 夏の日の事 時はゆっくり 流れていく もしもあなたが 愛してくれるなら 見つめ合う ただそれだけで 幸せなはずなのに もうすぐによくなると あなたは微笑んでいる 優しい光がゆれている 白い部屋の中 |
透きとおった哀しみここで花を買った ここでお茶を飲んだ 子供のように並木の道を二人駈けたわ あなたがいた時は幸せだった街 今は今は哀しみ色よ 愛したあの季節ふたたびめぐるのに ひとり哀しみの中よ ここで夏のシャツを 二人見つけたのよ お揃いだからとってあるのよ今も私は どうして歓びはいつでも短かいの 夢は夢はさめるものなの 二人のあの季節ふたたび唄うのに ひとり哀しみの中よ あなたの想い出が心に痛いのに 今日も今日もこの街に来た 愛したあの季節ふたたびめぐるのに ひとり哀しみの中よ | あべ静江 | 山上路夫 | 馬飼野俊一 | | ここで花を買った ここでお茶を飲んだ 子供のように並木の道を二人駈けたわ あなたがいた時は幸せだった街 今は今は哀しみ色よ 愛したあの季節ふたたびめぐるのに ひとり哀しみの中よ ここで夏のシャツを 二人見つけたのよ お揃いだからとってあるのよ今も私は どうして歓びはいつでも短かいの 夢は夢はさめるものなの 二人のあの季節ふたたび唄うのに ひとり哀しみの中よ あなたの想い出が心に痛いのに 今日も今日もこの街に来た 愛したあの季節ふたたびめぐるのに ひとり哀しみの中よ |
誰もいない海今はもう秋 誰もいない海 知らん顔して 人がゆきすぎても わたしは忘れない 海に約束したから つらくても つらくても 死にはしないと 今はもう秋 誰もいない海 たった一つの 夢が破れても わたしは忘れない 砂に約束したから 淋しくても 淋しくても 死にはしないと 今はもう秋 誰もいない海 いとしい面影 帰らなくても わたしは忘れない 空に約束したから ひとりでも ひとりでも 死にはしないと | あべ静江 | 山口洋子 | 内藤法美 | | 今はもう秋 誰もいない海 知らん顔して 人がゆきすぎても わたしは忘れない 海に約束したから つらくても つらくても 死にはしないと 今はもう秋 誰もいない海 たった一つの 夢が破れても わたしは忘れない 砂に約束したから 淋しくても 淋しくても 死にはしないと 今はもう秋 誰もいない海 いとしい面影 帰らなくても わたしは忘れない 空に約束したから ひとりでも ひとりでも 死にはしないと |
長距離電話海はかすんで 潮騒は哀しげで けだるい波が 寄せ返す まるで映画の ラストシーンのように 白みはじめた 渚をひとり ゆうべの長距離電話 とぎれた会話 気まずい沈黙 もう おしまいですか ここまで 追って来てくれる あなたの姿を 待っていました 海のそばの 白いホテルで 砂はしめって 潮風はやさしげで 早起きカモメ 空を舞う ふいに悲しみが この胸に突き上げて 波うちぎわを 駈け出していた ゆうべの長距離電話 つれない返事 電話を切る音 もう おしまいですね ふたりは また元どおりに 愛し合えると 思ってました 海の見える ホテルの部屋で | あべ静江 | 藤公之介 | 佐藤健 | | 海はかすんで 潮騒は哀しげで けだるい波が 寄せ返す まるで映画の ラストシーンのように 白みはじめた 渚をひとり ゆうべの長距離電話 とぎれた会話 気まずい沈黙 もう おしまいですか ここまで 追って来てくれる あなたの姿を 待っていました 海のそばの 白いホテルで 砂はしめって 潮風はやさしげで 早起きカモメ 空を舞う ふいに悲しみが この胸に突き上げて 波うちぎわを 駈け出していた ゆうべの長距離電話 つれない返事 電話を切る音 もう おしまいですね ふたりは また元どおりに 愛し合えると 思ってました 海の見える ホテルの部屋で |
突然の愛私はあなたに恋をしました 涙が出るほど好きなのです いけないことだと思いましたが 心を素直に打ち明けます 突然の愛は迷惑でしょうか もっと時間をとおっしゃるのでしょうか 私はこうしてふるえています あなたの腕がほしいのです 三日もつづけて夢をみました 不安なめざめが気になります あなたの言葉を思い出しては あれこれ占う毎日です 突然の愛は迷惑でしょうか もっと時間をとおっしゃるのでしょうか 私はこうしておびえています あなたの胸がほしいのです | あべ静江 | 阿久悠 | 三木たかし | | 私はあなたに恋をしました 涙が出るほど好きなのです いけないことだと思いましたが 心を素直に打ち明けます 突然の愛は迷惑でしょうか もっと時間をとおっしゃるのでしょうか 私はこうしてふるえています あなたの腕がほしいのです 三日もつづけて夢をみました 不安なめざめが気になります あなたの言葉を思い出しては あれこれ占う毎日です 突然の愛は迷惑でしょうか もっと時間をとおっしゃるのでしょうか 私はこうしておびえています あなたの胸がほしいのです |
バラのささやき雨上りの街を 二人で歩いた 煉瓦の坂道は 港へ続く...... 好きだと言えなくて うつむいている二人 垣根の向う側に 咲いているバラの花が 私の心にささやくみたいな 幸せの予感が私の胸に 昼下がりの街を 二人で歩いた テラスでお茶を飲み 船を見ている 好きだと言えなくて 煙草すってるあなた 扉の向う側に 咲いているばらの花が 二人の涙を知ってるみたいな 幸せの予感が私の胸に 好きだと言えなくて うつむいている二人 垣根の向う側に 咲いているバラの花が 私の心にささやくみたいな 幸せの予感が私の胸に | あべ静江 | 林春生 | 馬飼野俊一 | | 雨上りの街を 二人で歩いた 煉瓦の坂道は 港へ続く...... 好きだと言えなくて うつむいている二人 垣根の向う側に 咲いているバラの花が 私の心にささやくみたいな 幸せの予感が私の胸に 昼下がりの街を 二人で歩いた テラスでお茶を飲み 船を見ている 好きだと言えなくて 煙草すってるあなた 扉の向う側に 咲いているばらの花が 二人の涙を知ってるみたいな 幸せの予感が私の胸に 好きだと言えなくて うつむいている二人 垣根の向う側に 咲いているバラの花が 私の心にささやくみたいな 幸せの予感が私の胸に |
ひとりごと二人で指輪なんかを さがした事もあったわ 色んな店をまわり とうとう買わずに帰った 無駄使いせずにすんだみたいなんて 鏡の中で化粧をおとした 私が私にひとりごと なにかが終わらなければ なんにもはじめられない 私はそんな女 あなたを愛した様に あの人の事を愛してるのなんて 雨のふる夜ないものねだりの 星など数えてひとりごと あなたを愛した様に あの人の事を愛してるのなんて ひとりごとだと ひとりごとよと だれかにいいたい ひとりごと | あべ静江 | 奥山圭三 | ボブ佐久間 | | 二人で指輪なんかを さがした事もあったわ 色んな店をまわり とうとう買わずに帰った 無駄使いせずにすんだみたいなんて 鏡の中で化粧をおとした 私が私にひとりごと なにかが終わらなければ なんにもはじめられない 私はそんな女 あなたを愛した様に あの人の事を愛してるのなんて 雨のふる夜ないものねだりの 星など数えてひとりごと あなたを愛した様に あの人の事を愛してるのなんて ひとりごとだと ひとりごとよと だれかにいいたい ひとりごと |
ひまわりひまわりが咲いている 窓の外 夏の日がまぶしくて 目に痛い 私 あなた 恋をして なぜか 今は しゃべれない 足音もたてないで さようならが しのびよる悲しみに つつまれて 愛している 愛している 愛してる 愛している 愛してる ひまわりが咲いている 別れ道 手をつなぎ歩いてる 泣きながら 私 あなた 立ちどまり 何か もっと 話したい くちづけもただ一度 ふれただけ 大切な忘れもの したようで 愛している 愛している 愛してる 愛している 愛してる | あべ静江 | 阿久悠 | 三木たかし | | ひまわりが咲いている 窓の外 夏の日がまぶしくて 目に痛い 私 あなた 恋をして なぜか 今は しゃべれない 足音もたてないで さようならが しのびよる悲しみに つつまれて 愛している 愛している 愛してる 愛している 愛してる ひまわりが咲いている 別れ道 手をつなぎ歩いてる 泣きながら 私 あなた 立ちどまり 何か もっと 話したい くちづけもただ一度 ふれただけ 大切な忘れもの したようで 愛している 愛している 愛してる 愛している 愛してる |
氷壁あなたが最後に書いた 日記を読ませてもらい 乱れた鉛筆の文字を見て泣きました 吹雪に埋れたあなた さぞ冷たかったでしょう あんなに愛してた雪山なのに 切れたザイルはふたりの心をつないだ絆ね ひとりしみじみ結びなおしてみます 雪がとけたらあの山 私も登ってみましょう 想い出のケルンをたどって 穂高に谷川 槍と 写真のアルバムめくり あなたの陽に灼けた微笑みを探します この頃 誰彼なしに 忘れなさいねと言うの あなたのお母さんまでも そう言うの 瞳濡らした涙は 心の雪どけ水です この哀しみもいつか薄れるかしら 雪がとけたらあの山 私も登ってみましょう 想い出のヒュッテをたずねて | あべ静江 | 松本隆 | ボブ佐久間 | | あなたが最後に書いた 日記を読ませてもらい 乱れた鉛筆の文字を見て泣きました 吹雪に埋れたあなた さぞ冷たかったでしょう あんなに愛してた雪山なのに 切れたザイルはふたりの心をつないだ絆ね ひとりしみじみ結びなおしてみます 雪がとけたらあの山 私も登ってみましょう 想い出のケルンをたどって 穂高に谷川 槍と 写真のアルバムめくり あなたの陽に灼けた微笑みを探します この頃 誰彼なしに 忘れなさいねと言うの あなたのお母さんまでも そう言うの 瞳濡らした涙は 心の雪どけ水です この哀しみもいつか薄れるかしら 雪がとけたらあの山 私も登ってみましょう 想い出のヒュッテをたずねて |
窓野の花摘んで 窓辺に飾り 私待っている 午後のバスで やがて帰る やさしさに 充ちたあの人を 一年も離れてた あの人に言う言葉を 私はいっぱい 用意しているけど...... だけども私 おそらくだめね きっと泣きだして しまうでしょう 一番先に 私はなんて 言えばいいのでしょう 窓の中に やがて見える ほほえみを 抱いたあの人に 限りない幸せに つつまれてしまったなら 私はやっぱり 涙しかないから...... 私はだいぶ 変わったつもり だけど泣き虫は なおらない | あべ静江 | さいとう大三 | 馬飼野康二 | | 野の花摘んで 窓辺に飾り 私待っている 午後のバスで やがて帰る やさしさに 充ちたあの人を 一年も離れてた あの人に言う言葉を 私はいっぱい 用意しているけど...... だけども私 おそらくだめね きっと泣きだして しまうでしょう 一番先に 私はなんて 言えばいいのでしょう 窓の中に やがて見える ほほえみを 抱いたあの人に 限りない幸せに つつまれてしまったなら 私はやっぱり 涙しかないから...... 私はだいぶ 変わったつもり だけど泣き虫は なおらない |
みずいろの手紙“お元気ですか そして 今でも 愛しているといって下さいますか” みずいろは涙いろ そんな便箋に 泣きそうな心をたくします あれこれと楽しげなことを書きならべ さびしさをまぎらす私です 逢えなくなって二月過ぎて なおさらつのる恋心 手紙読んだら少しでいいから 私のもとへ来て下さい みずいろは涙いろ それを知りながら あなたへの手紙を書いてます 誰からも恋をしているとからかわれ それだけがうれしい私です 愛しているといわれた時が だんだん遠くなるみたい 手紙読んだら少しでいいから 私のもとへ来て下さい 私のもとへ来て下さい | あべ静江 | 阿久悠 | 三木たかし | | “お元気ですか そして 今でも 愛しているといって下さいますか” みずいろは涙いろ そんな便箋に 泣きそうな心をたくします あれこれと楽しげなことを書きならべ さびしさをまぎらす私です 逢えなくなって二月過ぎて なおさらつのる恋心 手紙読んだら少しでいいから 私のもとへ来て下さい みずいろは涙いろ それを知りながら あなたへの手紙を書いてます 誰からも恋をしているとからかわれ それだけがうれしい私です 愛しているといわれた時が だんだん遠くなるみたい 手紙読んだら少しでいいから 私のもとへ来て下さい 私のもとへ来て下さい |
モジリアニの少女三年前の春の日でした あなたは突然引っ越しをして 部屋には一枚の絵がありました モジリアニの少女 瞳のない眼で私をみつめ 首をちょっぴり傾けて 置いてゆかれた淋しさに 二人で抱きしめ合いました ひとり暮らして二年が過ぎて あなたのことなど忘れてました ところがあなたは手紙をくれた モジリアニの少女 瞳のない眼で私をみつめ 首をちょっぴり傾けて 二度と戻っちゃいけないと 私を抱きしめ言いました | あべ静江 | 喜多条忠 | すぎやまこういち | | 三年前の春の日でした あなたは突然引っ越しをして 部屋には一枚の絵がありました モジリアニの少女 瞳のない眼で私をみつめ 首をちょっぴり傾けて 置いてゆかれた淋しさに 二人で抱きしめ合いました ひとり暮らして二年が過ぎて あなたのことなど忘れてました ところがあなたは手紙をくれた モジリアニの少女 瞳のない眼で私をみつめ 首をちょっぴり傾けて 二度と戻っちゃいけないと 私を抱きしめ言いました |
もの想い時にはひとりで もの想いに沈みたい 海辺のテラスで 人生など思いたい 貝がらを耳にあて波のうらないを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はしあわせか あのひとはいいひとか そんな時にきっとわかるわ 誰にも逢わずに もの想いに沈みたい 季節が終った 海辺に来て過ごしたい 色あせた舟にのり夏のおもいでを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はどこ行った あのひとはどうなった そんな時にきっとわかるわ 色あせた舟にのり夏のおもいでを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はどこ行った あのひとはどうなった そんな時にきっとわかるわ | あべ静江 | 阿久悠 | 馬飼野俊一 | | 時にはひとりで もの想いに沈みたい 海辺のテラスで 人生など思いたい 貝がらを耳にあて波のうらないを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はしあわせか あのひとはいいひとか そんな時にきっとわかるわ 誰にも逢わずに もの想いに沈みたい 季節が終った 海辺に来て過ごしたい 色あせた舟にのり夏のおもいでを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はどこ行った あのひとはどうなった そんな時にきっとわかるわ 色あせた舟にのり夏のおもいでを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はどこ行った あのひとはどうなった そんな時にきっとわかるわ |
ゆらめき窓辺に影がさして もう黄昏 小指みつめながら ゆれる心たどってる つかみきれない愛に 崩れそうです 心かすめただけの 人じゃないのに 何に迷い 何を想う 貴方 最後のひとことを レースをゆらす風は もう春さき 髪をとかしながら 熱い瞳 想い出す つかみきれない愛に 崩れそうです 強く支える腕を 待っているのに 何に迷い 何を想う 貴方 最後のひとことを 何に迷い 何を想う 貴方 最後のひとことを | あべ静江 | 中里綴 | 杉田二郎 | | 窓辺に影がさして もう黄昏 小指みつめながら ゆれる心たどってる つかみきれない愛に 崩れそうです 心かすめただけの 人じゃないのに 何に迷い 何を想う 貴方 最後のひとことを レースをゆらす風は もう春さき 髪をとかしながら 熱い瞳 想い出す つかみきれない愛に 崩れそうです 強く支える腕を 待っているのに 何に迷い 何を想う 貴方 最後のひとことを 何に迷い 何を想う 貴方 最後のひとことを |
わたしの城下町格子戸をくぐりぬけ 見あげる夕焼けの空に だれが歌うのか 子守唄 わたしの城下町 好きだとも云えずに 歩く川のほとり 往きかう人に なぜか目をふせながら 心は燃えてゆく 家並みがとぎれたら お寺の鐘がきこえる 四季の草花が 咲きみだれ わたしの城下町 橋のたもとにともる 灯りのように ゆらゆらゆれる 初恋のもどかしさ 気まずく別れたの 橋のたもとにともる 灯りのように ゆらゆらゆれる 初恋のもどかしさ 気まずく別れたの | あべ静江 | 安井かずみ | 平尾昌晃 | | 格子戸をくぐりぬけ 見あげる夕焼けの空に だれが歌うのか 子守唄 わたしの城下町 好きだとも云えずに 歩く川のほとり 往きかう人に なぜか目をふせながら 心は燃えてゆく 家並みがとぎれたら お寺の鐘がきこえる 四季の草花が 咲きみだれ わたしの城下町 橋のたもとにともる 灯りのように ゆらゆらゆれる 初恋のもどかしさ 気まずく別れたの 橋のたもとにともる 灯りのように ゆらゆらゆれる 初恋のもどかしさ 気まずく別れたの |
私は小鳥いつも いつも あなたの家のまわりを 知られず飛んでる 私は小鳥なのです 昼も 夜も あなたの白いお部屋に 飛び込みたいのに 窓はかたく閉じたまま きれいに咲いた 夢の花を このくちばしで 届けよう そうよあなたは 忘れてしまっているの 花ともお話が 出来ることを 涙を流せることを いつか いつか あなたも愛する人を みつけて幸せ つかんでゆくことでしょう その日がやがて くるときまで 私はずっと とびつづけよう そうよあなたの ふるえる胸の中で やがて私は眠りにおちるの 死んでゆくように そうよあなたの ふるえる胸の中で やがて私は眠りにおちるの 死んでゆくように テュテュテュ… | あべ静江 | 財津和夫 | 財津和夫 | | いつも いつも あなたの家のまわりを 知られず飛んでる 私は小鳥なのです 昼も 夜も あなたの白いお部屋に 飛び込みたいのに 窓はかたく閉じたまま きれいに咲いた 夢の花を このくちばしで 届けよう そうよあなたは 忘れてしまっているの 花ともお話が 出来ることを 涙を流せることを いつか いつか あなたも愛する人を みつけて幸せ つかんでゆくことでしょう その日がやがて くるときまで 私はずっと とびつづけよう そうよあなたの ふるえる胸の中で やがて私は眠りにおちるの 死んでゆくように そうよあなたの ふるえる胸の中で やがて私は眠りにおちるの 死んでゆくように テュテュテュ… |