土田有紀作詞の歌詞一覧リスト  37曲中 1-37曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
アカシアの涙吉村明紘吉村明紘土田有紀徳久広司猪股義周さがせば他に いくつかあった 二人くらせる 道ならば 哀愁の北の空港 霧がふる もしもあいつが 幸せならば 少し淋しい ひとり旅 アカシアの花よ あいつに言ってくれ もう二度と我慢は するじゃない…  未練にけむる 夜霧に抱かれ そっとタバコに 火をつける 哀愁の北の四馬路(すまろ)は 別れ街 頬の涙を 忘れはしない 拭いてやりたい この指で アカシアの花と 飲みたい夜明けまで 夢のあとなぞれば 君がいた…  アカシアの花よ あいつに言ってくれ もう二度と我慢は するじゃない…
門前仲町ブルース吉村明紘吉村明紘土田有紀徳久広司南郷達也夜の門仲 なみだ雨 弱い女の 恋なんて 見てはいけない 夢なのね あれからどこに 行ったやら ゆれる暖簾に ふりむけば 風のいたずら 風のいたずら 門仲ブルース  嘘でいいから そばに居て 嘘につかまり 生きられた 酒に負けては いないかと うわさに泣いて 居ないかと わるい人ほど 優しくて ホロリ来るのよ ホロリ来るのよ 門仲ブルース  どうせ私(あたし)を 捨てるなら なぜにぬくもり 置いて行く 泣けて来るほど 惚れたのは ささいな事に 目をつむり 許す男の 恰好よさ そっと溜息 そっと溜息 門仲ブルース
帰るのね北見恭子&岡千秋北見恭子&岡千秋土田有紀岡千秋矢野立美帰るのね 帰したくない 泣くじゃない 泣けちゃうの 帰るのね 頬を寄せ合い じっとこの儘… ゆれるキャンドル ビオラが咽ぶ あゝ明日を待つなんて とても待てない 好きだから 抱きしめて 離さない 離れない  窓に雨 朝よ来ないで 泣くじゃない 泣けちゃうの 帰るのね 恋に終りが もしもあるなら… 涙お拭きよ 解っているよ あゝ幸せ待つなんて とても待てない 寂しがり 僕もだよ 離さない 離れない  あゝ明日を待つなんて とても待てない 好きだから 抱きしめて 離さない 離れない
恋酒~加賀の夜西尾夕紀西尾夕紀土田有紀弦哲也南郷達也あなた待つ夜は 三十路が十九 恋は耳まで 紅をさす 名残り惜しんだ 香林坊に ぽつり遣らずの 雨が降る 待てよと言えば 死ぬまで待てる 偲ぶ恋酒 加賀の夜  行かせたくない あなたは帰る 夜にまぎれて 闇の中 そっと手をふる 天神ばしの うしろ姿が 目に残る 飲まなきゃ遠い 夜明けは来ない 未練恋酒 加賀の夜  女だかれて つくして女 だめねあなたを 困らせる 恋の金沢 涙をかんで ひとりたっぷり あとで泣く あふれるものに 幸せまぜて 夢の恋酒 加賀の夜
辰巳の左褄西尾夕紀西尾夕紀土田有紀弦哲也南郷達也粋なほろ酔い お座敷がえり 浜町河岸は 眉の月 世辞でまるめて 浮気でこねて 裏で泣いてる 左褄 えゝチントンシャンチントンシャン えゝじれったい 惚れてしまって いるものを  「ねぇ、りょうさん、もう帰っちまうのかい? いいなぁ、待つ人がいて…。 心配なんかしてもらわなくたって。 私(あたし)、今夜はうんと酔ってやる。 だって…。だって…。」  競う素足の 深川育ち 負けん気つよい 勇み肌 時代かわれば 情もかわる 捧げつくして 捨てられて えゝチントンシャンチントンシャン うんしょんがいな 泣いて綺麗に なると言う  ながい浮世に みじかい命 すんなり通る 道わずか 愚痴を言っても はじまらないが とかくこの世は 色と酒 えゝチントンシャンチントンシャン もうじれったい 惚れてふられて おんな道
日向の恋唄大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也弦哲也祭りのあとの 淋しさは 秋風しみる 虫の声 昨夜(ゆうべ)あんなに 燃えさせて みやこへ行くと 消えた男(ひと)  誰かをつれて 帰ったら 三田井の岩で 取りおさえ 天の岩戸の おん前で 朝陽(あさひ)さすとも 離しゃせぬ  いつまで待てば いゝんやら あんひと遠く 届かない 嫁に行くなと 言うんなら 死ぬまで鎌を 抱いて待つ  あんたのことが てげ好きやじ あんたのことが てげ好かん あんたのことが てげ好きやじ あんたのことが てげ好かん…
夜の舟大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也前田俊明みぞれが頬うつ 衿を刺す 凍る指先 ふところへ 暖められつ 暖めて 闇に包まれ 身をかくす ひそかに漕ぎ出す 夜の舟  咲いてはいけない 花を知り 責めちゃならない 罪を知る 二人じゃ乗れぬ 一人舟 添えぬさだめに そむいても 身を寄せ漕ぎ出す 夜の舟  涙を集めた 浮世川 渡り切れない 向う岸 分け合う愛の 儚さを 超えて行きたい 恋ひとつ あなたと漕ぎ出す 夜の舟
女はおんな…水元亜紀水元亜紀土田有紀徳久広司南郷達也夏の日中を 焦がれ啼く 蝉も抜け殻 残すのに 私に何が 残るでしょうか 夜毎あなたの より道は 長すぎた 春のせい… 生きる別れる どちらもつらい…  二度も三度も 傷ついて 自分ばかりを 責めていた 待ちますあなた 戻って欲しい あなただけしか 愛せない 冷たさに 尚もえる… 過ぎてしまえば いい事ばかり…  そうよ男は 鳥になる 飛んで疲れて ねむるまで 優しい嘘に つかまりながら 夢で抱かれて すがりつく 負けたのね 惚れたのね… 惚れてしまえば 女はおんな…
女の愛森進一森進一土田有紀弦哲也男は夢を追う 女はあなたが 夢なのよ つらい時こそ 私の出番 あなたをかばって 身をよせる それが女の 愛なのよ 見えない心 感じて欲しいのよ…  男は惚れたがり 女はなんでも 知りたがり あなたいやです より道したら つれなくするから 尚もえる それが女の 愛なのよ 二つのからだ 命は一つです…  男の嘘なんて 女は解るの 初めから くやし涙を お酒に浮かべ 喧嘩をするのも 好きだから それが女の 愛なのよ ふたりの明日 信じて歩きたい… 
遠灯り大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也前田俊明風がひゅるひゅる 凍える胸に なじみの船宿 たずねてひとり 窓の向こうはけむる吹雪の 日本海 岬のはずれに 遠灯り つらく つらくはないの… お前は孤独に 耐えてゆけるのね  嘘は男の 優しさだけど 許してみたって 傷つく女 愛に疲れて愚痴も途切れた 旅の宿 飲まなきゃ夜明けが 遅すぎる お酒 お酒が欲しい… お前と仲良し 飲んでねむるまで  過ぎてしまえば いゝ事ばかり やっぱり私は あなたの女 待てば痩せます負けた未練の 風が哭(な)く 涙の向こうに 遠灯り 寒く 寒くはないの… お前は孤独に 耐えてゆけるのね
露地しぐれ大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也前田俊明忘れなくては いけない人を 送る蛇の目に 涙雨 小さな愛で いゝからと 今日まで今日まで 来たものを 夢が夢が 夢が泣いてる 露地しぐれ  思い切れない 未練がつのる 恋はまぼろし 風の中 あなたにはぐれ ないように 小走りぐせさえ まだ残る 夢の夢の 夢のしずくか 露地しぐれ  花は散るから いとしさ沁みる 人も別れが あればこそ 運命(さだめ)に耐えて 明日(あす)をみて 今日から今日から 生きるのよ 夢を夢を 夢を下さい 露地しぐれ
ふたりづれ秋岡秀治秋岡秀治土田有紀水森英夫前田俊明山の沢水 木の葉をくぐり 忍んで耐えて 流されて いつかは陽もさす 海に出る お前ひとりを 泣かせるものか 惚れて 惚れられて そのままで いいんだよ 涙ふき合う ふたりづれ  浮いて沈んで その底みれば きらめく川の にごり水 冷たく曲がった 噂さえ 笑顔ひとつで 支えてくれた 惚れて 惚れられて ありがとう この命 夢とお前の ためにある  苦労ばかりの その手をさすりゃ ささくれ指の あたたかさ 目と目が互いの 風を読む 遅い春ほど いとしさつのる 惚れて 惚れられて そのままで いいんだよ 生きる倖せ ふたりづれ
おんな火秋岡秀治秋岡秀治土田有紀水森英夫前田俊明行かないで 行かないで 私を捨てゝ 行かないで 明日は他人になるなんて 女ごころも 知らないで 冷たい仕草 見れば尚更に 燃える 胸の火…  行かないで 行かないで 嘘でもいゝの そばに居て 嘘にすがって 生きられた 女なに泣く 恋に泣く 生きてるならば 夜毎あえるから 瞼 とじれば…  行かないで 行かないで 哀しみおいて 行かないで 夢を追うのが 男なら あなた私の 夢なのよ 信じるだけの 恋を悔やんでも 燃える おんな火…
たずねて小樽森進一森進一土田有紀大谷明裕泣くなと言えば 尚更泣いて 夜の坂道 消えた影 遠く千切(ちぎ)れる 霧笛さえ お前のあの日の 声になる… アカシヤの アカシヤの 花に聞きたい夢のあと 旅の小樽は 霧が胸にふる  古びた酒場 運河のほとり 風のうわさが 知りたくて グラス持つ手の この指が お前の涙を 拭きたがる… アカシヤの アカシヤの 花と飲みたい夜明けまで 窓の向こうは 白い霧の街  若さの奢(おご)り 間違いばかり 詫びて許せる 過去じゃない 俺はいつでも ここにいる 苦労はするなよ もう二度と… アカシヤの アカシヤの 花に祈ろう倖せを 旅の小樽は 霧が雨になる
朝霧情話大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也前田俊明朝霧は こらえ切れない 女の吐息 昨夜(ゆうべ)の名残りか 燗(かん)ざまし 何も言わずに 目で詫びて 背中で別れ 告げるひと あゝ せゝらぎの すゝり泣くよな 風の宿  窓を打つ みぞれ凍(し)ばれて 小雪にかわり あなたを包んで どこへゆく 障子ほそめに 耳を寄せ 消えゆく靴の 音に泣く あゝ むらさきの 恋は幻 風の宿  人なみの 明日(あす)を下さい こぼれた花に ひとりが淋しい しのび酒 箸の袋が 鶴になる 一生ぶんを 愛されて あゝ しめ直す 帯をきりゝと 風の宿
門仲・ブルース吉村明紘吉村明紘土田有紀徳久広司南郷達也夜の門仲 酒の海 弱い女の 恋なんて 見てはいけない 夢なのね あれからどこに 行ったやら ゆれる暖簾に ふりむけば 風のいたずら 風のいたずら 門仲ブルース  嘘でいいから そばに居て 嘘につかまり 生きられた 酒に負けては いないかと うわさに泣いて 居ないかと わるい男(ひと)ほど 優しくて ホロリ来るのよ ホロリ来るのよ 門仲ブルース  どうせ私を 捨てるなら なぜにぬくもり 置いて行く 泣けて来るほど 惚れたのは ささいな事に 目をつむり 許す男の 格好よさ そっと溜息 そっと溜息 門仲ブルース
だからさよなら言わないで市川たかし市川たかし土田有紀伊藤雪彦南郷達也涙ふきなよ 君ならば きっと幸せ つかめるさ 髪の匂いが 甘いから 僕は別れが つらくなる… だから だから だからさよなら言わないで こんなにきれいな 星がにじむから  「夢を見たのね 束の間の」 君の言葉が いじらしい 天使みたいな 純情を ずっと忘れは しないだろう… だから だから だからさよなら言わないで せつない夜霧が 肩にふりそそぐ  誰が捨てたか 白い花 夜の鋪道に ふるえてる 君をこのまま 奪いたい… 恋の青春 迷い道… だから だから だからさよなら言わないで 心の扉に 愛を閉じ込めて
春待ち花大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也石倉重信冬が過ぎれば 春は来る 早く来い来い 春よ来い 苦労の涙よ 春待ち花と咲け 喧嘩するのも 好きだから許されゆるし あなただけお前だけ 二人信じて春を待つ 花よ咲け花よ咲け 明日はきっと咲け  雪の重さも 冷たさも あなた居たから 耐えられた かわいた都会(まち)にも 春待ち花は咲く スミレタンポポ 踏まれても頑張る命 あなただけお前だけ 二人信じて春を待つ 花よ咲け花よ咲け 明日はきっと咲け  支え合うのが 人ならば かばい合うのが 夫婦です つらさを越えれば 春待ち花の夢 照る日曇る日 いつまでも離しはしない あなただけお前だけ 二人信じて春を待つ 花よ咲け花よ咲け 明日はきっと咲け
熱き血汐~与謝野晶子「みだれ髪」他詩集より~大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也雪より白い やわ肌の けもののような 血が哀し 百日ぶりの 嬉しさに 書物(ほん)をかさねて 恋まくら やがては崩れる 書斎(へや)のすみ すがるま昼の みだれ髪  今さら道徳(みち)を 説かれても 両手で耳を ふさぎます 誰かにあなた 迷うなら 毒をからめた 蜜をぬり くちびる合わせて 添寝する ついて行きたい どこまでも  見送る肩に 散る花の 夜風にはらり 名残り紅 罪の子抱いた はたち妻 惜しむ別れを 枝折戸(しおりど)が ふたりとひとりを 切り離す 心もつれる みだれ髪
おんなの挽歌森進一森進一土田有紀大谷明裕竜崎孝路枯野にほほ笑む 月見草 風にふるえて 誰を待つ 愛は… 愛は 愛は… 信じた者ほど 傷つけて 足早に 秋はゆく 夢はかえらぬ おんなの挽歌  ひとりにしないで 行かないで 恋は幻 たわむれか 人は… 人は 人は… 優しさだけでは 愛せない 月日(とき)が経ち 色あせて こころ移ろう おんなの挽歌  花びらみたいな 春の雪 夜の静寂(しじま)に とけてゆく 消えて… 消えて 消えて… はかない運命(さだめ)の 淡雪が 絵のような 美しさ そうよ生きるの おんなの挽歌
泣けてきちゃった立樹みか立樹みか土田有紀花笠薫伊戸のりお帰り支度の 横顔が いつでも他人に なるあなた 詫びる事より 言い訳よりも 嫌いにさせて ほしいのに 捨てて行くなら 優しさなんて… ああ 泣けてきちゃった 淋しくて  なぜか素直に なれなくて なんでもいいのよ その理由は 時計ばかりに 目をやるあなた ごめんなさいと 雨の中 駆けて行きたい 行けない私… ああ 泣けてきちゃった くやしくて  数え切れない いいところ どうしてあんなに 責めたのか みんな忘れて ゆるしてあなた 夢で抱かれて すがりつく 生きる別れる どちらもつらい… ああ 泣けてきちゃった 今日もまた
やっぱり女です…吉村明紘吉村明紘土田有紀徳久広司南郷達也耐える忍ぶは 古いのね 愛とは奪う ものなのね ものなのね 今ならば身をひくなんて 出来ないわ 女だかれて おんなです… 他人どうしに なったけど アヽヽ別れても あなたの女  ひとりぼっちが 好きなのと 重荷になっちゃ いけないと いけないと 今ならば強がりなんて 言わないわ お酒ばかりが つよくなり… 酔えば心が 弱くなる アヽヽ別れても あなたの女  高い敷居が 通せんぼ 親さえ遠い 夢ん中 夢ん中 今ならばふるさと捨てヽ 行かないわ 思い出すさえ つらいのに… 窓の夜雨(よさめ)が 聞きたがる アヽヽ別れても あなたの女
北のたずねびと吉村明紘吉村明紘土田有紀徳久広司南郷達也今でもひとりで 暮らしていると 聞けば気になる 旅の空  結ばれなくても 小樽の夜を 忘れたことなど なかったよ  霧の十字路あの涙 拭いてやりたい この指で…  二人で生きてく 道ならきっと 他をさがせば あったのに  若さの奢(おご)り すヽきの辺り 悔やんで詫びても もう遅い  風にきヽたいたずねびと そして泣いてる 俺がいる…  誰より優しい お前のことを おとぎばなしに したくない  あてなどないけど 釧路の酒場 たどればよく似た 細い肩  もしも幸せだったらなら 少し淋しい 北の旅…
浮世の花大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也南郷達也灯りともれば はなやぐ路地の 義理も人情も 恋には勝てぬ あなたやさしい 惚れさせ上手 忘れさせるの 下手なひと 紅が紅が哀しい 左褄  逢えばはしゃいで 別れにぐずり 泣くもじれるも ふさぐも飲むも うわさ信じて うらんでみても もどる笑顔は あなただけ ほれてほれてしまえば 女です  すねて障子を 背中でしめて 帰すときまで 私のあなた ないて身をひき 爪弾く小唄 切ると言う字は 習やせぬ 意地も意地も哀しい 左褄
情なし海峡大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也南郷達也雨の桟ばし 消えゆく背中 はだしで駆けだし 呼びとめて 泣いてすがれば よかったかしら 爪の先まで 燃えてるものを ああ船は出て行く 情なし海峡  カモメお前の つばさが欲しい あの船おいかけ 飛んで行く 他のどなたの やさしさよりも 惚れたおとこの 無理さえいとし ああ呼んで届かぬ 情なし海峡  夜の静寂(しじま)に 波音だけが 逢いたいにくいと せめぎ合う たとえさだめに 負けても私 きっと死ぬまで あなたの女 ああ未練ひきずる 情なし海峡
想い出グラス大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也コートの衿に 涙かくして ネオンの海に よろければ 想い出グラスの 止まり木は 氷のすき間に あなたが浮かぶ 頬杖つかなきゃ 崩れそう つのる思いの 忍び雨  私のようね 壁のすみ絵は 春でも咲かぬ 冬ざくら 想い出グラスの 面影に どうにもならない さだめがにくい 飲ませて酔わせて ねむるまで 外は哀しい 泣きしぐれ  セーター肩に かけて見たけど 心のさむさ かわらない 想い出グラスの 止まり木は 飲むほど淋しい 夜明けは遠い ないものねだりを 叱るよな 窓につめたい 夜の雨
忍び里大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也奪って下さい 好きならば 逢えば冬でも 蝶になる 肩で息して 雪の中 日暮れ嵯峨野路 忍び里 ニの字みだれる ニの字みだれる 下駄のあと…  ほんのりうすべに 手鏡の 女みじかい 春を知る 明日がなくても 悔いはない 待てば焦がれる 忍び里 外は静かな 外は静かな ぼたん雪…  信じるだけの 恋だけど 夜に抱かれて 華になり 朝の吐息に 散り急ぐ 帰る裏木戸 忍び里 夢の名残りか 夢の名残りか 今朝の雪…
北みなと大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也前田俊明霧笛浅ばし 待ってる女 岬にぽつり 灯がともる 連絡船(ふね)が着いても 帰って来ない わるい噂に 負けそうな やせたおんなを 打つみぞれ むずかる山背の 北みなと  今じゃさびれた 漁場はさむい 男にとって 間違いの 恋に女は 命を削る あんた生まれた 町だもの 夜になったら 出て行くわ いさり火海鳴り 止めないで  霧笛なくから 私も泣ける この冬越せば 春も来る 夏の陽なかを 焦がれて鳴いた 蝉も抜け殻 のこすのに 生きた証(あかし)は 風ん中 むずかる山背の 北みなと
紅いろ椿大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也前田俊明蝶の亡きがら 憂しく包み 雨にふるえる 紅いろ椿 生きる別れる どちらもつらい おんな何なく 恋に泣く 伊豆の坂みち ひとり旅…  息をひそめて 抱かれて燃えて 固く結んだ 手猫きの帯は あなた無ければ 崩れてしまう 旅に捨てたい 恋なのに 嘘に逢いたい すがりたい…  しのび泣くよな せゝらぎの宿 凛と咲いてる 紅いろ椿 きしむ鞐(コハゼ)の 足袋はきかえて 障子あければ 雨上り ぬれて色増す 天城やま…
燃ゆる想い大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也前田俊明一日あわねば 千日の 燃ゆる想いの 胸の火よ さだめに抗(あらが)う 恋ゆえに こゝろ細れど 身は焦がれ あゝ 爪の先まで 火照ります…  ひと夜の逢瀬が 生きがいの かたい契りの 紅い糸 どんなにたしかな 結びめも 泣けば千切れる 紙の糸 あゝ 未練ばかりが あとをひく…  つれない仕草が なおさらに 燃ゆる想いを つのらせる 夢路に誘(いざな)う やわ肌に 恋の炎が またひとつ あゝ おんな心に 火をともす…
深い川大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也前田俊明ひとりでは ひとりでは 生きて行けない 死ねもせず 追えば溺れる 木の葉舟 情に棹さし 流されて 浮かぶ瀬もない 深い川  髪をなで 髪をなで 俺を捨てろと 詫びたひと 岸の柳が 身をもんで 未練ごころに からみつく 夢も住めない 深い川  明日から 明日から あなた他人に なれますか けじめすんでる はずなのに おんな命は くるおしく 渡りきれない 深い川
粋な酒細川たかし細川たかし土田有紀弦哲也池多孝春酒が面影 ながすなら とうに消えた 泣きぼくろ 男なみだは 飲みこんで だまって人肌 酒がいい いゝねいゝね 人肌なんて やけに情が しみる夜  おつな辛口 お見通し 酔えば心が やわになる 男わけある 別れなら ひとりで屋台の 酒がいい いゝねいゝね 屋台でなんて 雲の垣根に うす灯り  酒よお前が なかったら 誰に言えよう いまさらに 男うき世の 塵ならば さらりと小粋な 酒がいい いゝねいゝね 小粋だなんて 夢をつぎたす 裏通り 
そばがいい長保有紀長保有紀土田有紀水森英夫南郷達也あなたといつも 暮せるならば 何もいらない 欲しくない 浮いて沈んで 知りました きらめく底の にごり水 人もうわべじゃ 解らない 心と心 かさねたい そばにおいてね そばがいい  あなたに甘え これから私 夢を見たいの いいですか 離さないでね この指を 昨日のことは 忘れろと そっと優しく 抱きしめた その目に嘘は つけないわ それが女の 倖せなのよ  あなたに灯す 命火ひとつ どうぞこのまま 消えないで おんな抱かれて 女です 苦しいことも 嬉しいの 花になります 好きだから 心と心 かさねたい そばにおいてね そばがいい  
雪ほたる多岐川舞子多岐川舞子土田有紀岡千秋南郷達也肩で息して とび乗る夜汽車 純情たちきる ベルの音 夢の灯が かすんで千切れ 遠ざかる 吹雪の野づらを 遠ざかる 私…… 春を待てない 雪ほたる  いゝのよいゝのよ 嘘でもいゝの 嘘にすがって 生きられる 泣きじゃくる 温もり置いて 行くなんて 優しさ残して 行くなんて 私…… 春を待てない 雪ほたる  白い谷間の つらゝの宿は 北の情なし 風ばかり ふり向けば さだめに生きる 冬木立 つらくはないのか 冬木立 私…… 春を待てない 雪ほたる 
夢ひとつ長保有紀長保有紀土田有紀水森英夫南郷達也あなた待つ夜は 三十路が十九 恋は耳まで 紅をさす 今あれば何もいらない 生きられる 信じるだけの 仲だけど いいのよ いいのよ 小さな夢ひとつ  早くねむれば そのぶん早く 逢える明日が 近くなる 陽だまりは惚れた男の 腕の中 窓打つ風が 寒いけど あたしは あたしは 冬でも蝶になる  便りとだえて あれから三月 恋はかなしい 片だより るすでんに酒に負けては いないかと あなたの声に 花いちりん 飾るのよ 飾るのよ 女の夢ひとつ 
あんたの海峡多岐川舞子多岐川舞子土田有紀岡千秋南郷達也男の愛が さめるから 女の未練が からみつく さよならだけは 言わないで 走る桟橋 連絡船は出る 霧笛よ泣くな ぐずれば逢いたい あんた あんた あんたの海峡  背中をなでて 詫びた男 許せはしないと 目に涙 消された夢に すがるのは 怨みごころの 裏返し 霧笛よ泣くな ぐずれば逢いたい あんた あんた あんたの海峡  お酒が強く なったのは 飲まなきゃ 夜明けが遠いから こゞえる命 抱きしめて せめてキリリと 紅をさす 霧笛よ泣くな くずれば逢いたい あんた あんた あんたの海峡 
酒ひとり五木ひろし五木ひろし土田有紀岡千秋池多孝春面影に 飲む酒なのか 未練を捨てる 酒なのか わざと冷たく 背を向けたのに 男ごころが 咽(むせ)ぶ夜半(よわ) あゝ 惚れてせつない 他人(ひと)の花  迷い舟 なぜ身をけずる 流れる闇の なさけ川 紅が哀しい おくれ毛泣いて つれて行ってと すがる女(ひと) あゝ 苦労させたく ないおんな  淋しかろ さぞ憎かろう 逢いたさつのる 意気地なし 浴びる火の酒 ひとりが寒い 遊びだったら 抱いていた あゝ 夢がよろける 影法師
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