蒼空のモノローグ

紅く蒼く染まってく空 教室にひとりきり
閉じる読み終えた小説(ストーリー) 憧れにふるえる胸

教科書で重たい鞄 日々が詰まった携帯電話(けいたい)
これが今の私自身のようで そうじゃないようで

「いつかはなれるのかな 夢に見た素敵な女性(ひと)」
恥ずかしいから いつだってね ひとりごとでしか言えない

光る遥かな一番星 足早に帰り道
だけど本当は帰れない 知ってる、未来へ行くだけ

「どこかで逢えるのかな 夢に見た素敵な恋人(ひと)」
大事だから ちいさくね ひとりごとでしか言えない
でもきっと いつか絶対 叶えたい夢

蒼く蒼く暮れてく空 この地球(ほし)にひとつきり
続いてく私の物語(ストーリー) 勇気にふるえた胸
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