坂上二郎のすたこらさっさ

裏街屋台の 片隅で
過ぎた昨日を 酒で割り
明日は今夜の 俺じゃない
胸につぶやき すたこらさっさ

他人の噂や 陰口は
つらくはないが なぜさみし
どうせ雲間の はぐれ鳥
ぐちは云わずに すたこらさっさ

生きてるということは
いろんなものに出合うものです
悲しいことつらいこと
でも、どんなときでも
明日は何かが変わる、いや変えてみせるという
希望だけは、持ち続けていたいものですねえ

真っかなひなげし おさげ髪
「お嫁にしてね」と いった娘(こ)も
いまじゃ見知らぬ 他人(ひと)の妻
泣いてたまるか すたこらさっさ

生きてる限り 悲しいよ
生きてる限り 苦しいよ
だけどそれでも 朝がくる
敗けてたまるか すたこらさっさ
すたこらさっさ
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