やさしい風が吹いたら

今はもう かなわぬこと
思い出の中でしか 会えない あの人

いつも 君は 上手に笑った
その笑顔が 僕は 好きだった

雨の音が 時を刻んでいる
なつかしい君の 声がききたい

僕たちの あの日々は
いつ 思い出に 変わって行ったんだろう

今はもう かなわぬこと
思い出の中でしか 会えない あの人

長い坂道 ふり返れば
幾つかの 小さな心のこり

ありふれた 愛だった
ずっと 続いてゆくんだと 思ってた

二人 今を 生きていれば
それだけで 幸せと思ってた 遠いあの日

二人 今を 生きていれば
それだけで 幸せと思ってた あの日

やさしい風が 吹いてきたら
歩き始める それを 君も待っているはず
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