夜明け前の浜辺

あたりをおおう 波の音
砂の上に 横たわり
僕の声は からだで
君は受けとめ 目をとじる

丸い月が名残り惜しげに
海に浮かぶ 星空
夜明け前の浜辺で
二人を照らす うすあかり

もうすぐ夜が明ける
だからとっても暗い
でも君には僕がわかるだろう
僕は声で君は耳なんだから

夜明け前の浜辺に
残る波の遠い独言
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