君を平穏から救い出せるのは

ネクタイを緩めワインを注ぐ
血のように真っ赤に染まるグラスを
何気なくふと覗き込んだら
君と世界が歪んで見えた

僕等のこの関係を映し出しているようで
すぐグラスをテーブルに置こうとした
バランス崩したグラスは倒れて
簡単に砕けてしまったんだ

不安を埋めるように
痛いぐらい抱きしめた

このまま落ちて行きましょう
二人だけの 海へ今は so dive
触れた唇 息づかいは 速度上げてゆく
終わらないで 時よ止まれ 君の心 他の誰も
入らないでよ 僕だけだよ
君を平穏から救い出せるのは

シーツを泳ぐ君にはここは
狭すぎるんだろう分かっているさ
カーテンの隙間差し込む光には
希望なんてひとつも見えないんだ

コレが最後なんだと
最初から気付いてた
このまま奪い去りましょう

何処か遠く 何処だっていい far away
終わりを告げる前に その全てを キスで塞ぎたい
忘れないで ここにいるよ 愚か者と 呼ばれても
つたい落ちるもの それが本当の
君なら諦めつくわけもない

やめていた筈の煙草に火をつける

落ちて行きましょう
二人だけの 海へ今は so dive
触れた唇 息づかいは 速度上げてゆく
終わらないで 時よ止まれ 君の心 他の誰も
入らないでよ 僕だけだよ
君を平穏から救い出せるのは
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