名前を呼んで

夢の中で 空へ舞い上がる
君と抱き合って
レールの上を光の洪水になって駆け抜ける

夢の中できみが望む
何処へだって行こう
暗い宇宙 無限に広がる
100億光年のハネムーン

目が覚めたら君を知らない
どこかにいる君を知らない
目が覚めても君を失わない
本当の明日が来ますように

世界中雨が降り出した
溶けて流れ落ちる空
錆びた扉を蹴破って
こわれてしまうくらいに叫んだ

羽ばたいていけ
君の世界へ
声を聞かせて
夢が覚めるまで

約束の場所まで行かなくちゃ
-羽ばたいていけ-
気の遠くなるような永遠を飛び越えて
-空の果てまで-

僕たちが 巡り合うまで

夢の中で 手を握ってる
何か伝えようと
ベールの中で さなぎになった
二人は溶け合った

目が覚めたらいつもわからない
いつどこでなにをしたか 知らない
目が覚めても僕を失わない
本当の明日が来ますように

世界中雨が降り出した
溶けて流れ落ちる空
錆びた扉を蹴破って
こわれてしまうくらいに叫んだ

名前を呼んで
僕の名前を
名前を呼んで
夢が覚めるまで

海が見たいと君は言っていた
-羽ばたいていけ-
重いだけの身体を脱ぎ捨てて 叫んだ
-空の果てまで-

僕たちが 巡り合うまで
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