AIDA

役に立たなくなった空は
ずっと今でもぼやけた夕焼け
思い出す背中

君の皺くちゃな顔をさ
浮かばせるたび
まだ何にでもなれるよ

ああ、二人はきっと馬鹿さ 馬鹿さ
おもしろいくらいに
すれ違う手と手の間
それは愛だ 愛だ

正義も犠牲もないそんな世界
正解のない世界
それでも届けるよ 
確かなこの僕を 僕を
君に

落とした日々探しながら
そっと見渡すぼやけた夕焼け
疲れた街並み

君のくしゃくしゃな顔をさ
浮かばせるたび
まだ何だってできるよ
できるよ
できるよ
できるよ

ああ、二人はきっと馬鹿さ 馬鹿さ
戯(おど)けてみたりして
揺れ動く言葉の間
それは愛だ 愛だ

正義も犠牲も交うこんな世界
正解のない世界
それでも届けるよ 
確かなこの僕を 今日も
僕の 僕の 愛だ
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