百日草

崩れ落ちる 永久の定め
ぬくもりは消えて 色も無く
目の前には 弱く脆い
うたわれる世界

ただ一人 哀しみで砕けようとも
夢の中 時を越えて 生きてゆける

白い花びらに あなたの面影刻み
蒼い空高く届けよう 名も無きこの詩
夢の中 あなたの面影探す
巡り会える奇跡を信じて

零れ落ちる 涙の雨
影もない部屋で 一人待つ
目を閉じると 深く沈む
静寂の世界

この腕の温もりが消える それまで
幻か夢でも 抱きしめて欲しい

紅い花びらは あなたの鼓動のようで
遠い日の記憶 閉ざされた心を揺さぶる
闇の中 閉じ込められたとしても
光見つけ めぐり逢うはず

あなたが残したこの詩 消えることはきっとない
また誰かに届くだろう

白白と夜が明けてゆく 今日も

白い花びらに あなたの面影刻み
蒼い空高く届けよう 名も無きこの詩
夢の中 あなたの面影探す
巡り会える奇跡を信じて
×