バラード

二人ずっと笑って 寄り添って 年を取ってもそうやって側にいたい
見上げた空に月明かり ただ 光ってた

やがて太陽が沈むと街は光り出し 気付くと
二人だけそこに浮かんでて それが何だか落ち着くよ
伝えたい事はいくつもあるけど なるべくなら喋りたくなくて
黙ったままで目が合うと 何故だかいつも伝わるの
一人の夜が身にしみるのも見る物全て愛しいのも
君が居なければ気付きもしなかった そもそもここに居なかった
穏やかな想いを抱いて「このまま君の側にいるよ」そう
心の中で呟いたら 解ったみたいに君は笑った

こんなに側にいる時も ぼやける程に もっと近くに
居たいと思う

求め合って欲張って傷付いて 寂しがってまた戻ってやり直して
何処にでもある様な平凡な繰り返しも

二人ずっと重なって 寄り添って 年を取ってもそうやって側にいたい
見上げた空に月明かり ただ 光ってた

たまに遠くへ出掛けたり 平日に昼過ぎまで寝たり
いつまでも同じリズムで夢は膨らむ 胸熱くなる
全部が全部上手くいかなくても くっついたり離れたりして
少しずつ 育てる愛を ずっと側で眺めていたいよ

すれ違う時はケンカしても 飾らぬように 隠さぬように
全て分け合って

横に座って黙っているだけで 胸が詰まって気になって情けなくて
見上げた空に星明かり ただ ひたってた

時が経って変わっていく事が もし不安で悩んで苦しくても
根拠の無い自信が有るんだ いつまでも ずっと

求め合って欲張って傷付いて 寂しがってまた戻ってやり直して
何処にでもある様な平凡な繰り返しも

二人ずっと笑って 寄り添って 年を取ってもそうやって側にいたい
見上げた空に月明かり ただ 光ってた

やがて太陽が沈むと街は光り出し 気付くと
二人だけそこに浮かんでて それが何だか落ち着くよ
伝えたい事はいくつもあるけど なるべくなら喋りたくなくて
黙ったままで目が合うと 何故だかいつも伝わるの
一人の夜が身にしみるのも見る物全て愛しいのも
君が居なければ気付きもしなかった そもそもここに居なかった
穏やかな想いを抱いて「このまま君の側にいるよ」そう
心の中で呟いたら 解ったみたいに君は笑った

こんなに側にいる時も ぼやける程に もっと近くに
居たいと思う

ただ 光ってた
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