五線紙とペン

川村結花

五線紙とペン

作詞:川村結花
作曲:川村結花
発売日:2016/03/01
この曲の表示回数:9,274回

五線紙とペン
五線紙とペン それからちょっとのお金と洋服
そんだけ持って 東京に出て来た30年前
リッキーリージョーンズみたいになりたい絶対になるんだって
いま思えばかなり思い込みの激しい イタい18歳

世田谷区宮坂 築50年強の木造一軒家
雨漏り天井の下で野望だけがギラギラふくらんで
いわゆる夢と現実のギャップ 現実問題ビンボーで
これは通過点通過点だって 念仏みたいにとなえてた

いつの日かいつの日か、って言い続けてたけど
いつの日かがいつかは いまだにわからないまま

もしもあの頃のわたしに会って
ねぇこうなりたかったの?って問いかけたなら
ビミョーにちがうって答えるだろう
それくらい自分のことなんにも なにひとつもわかっちゃいなかった

五線紙とペン それからいくつかの作品持って
職業は音楽家 そう名乗り始めた20年前
数え切れない行き止まりと 地獄で時々ホトケに会って
そんな毎日のあれやこれや 歌につめこんで暮らしはじめた

そんなこんなでいつのまにか創業20年
何の因果かよりにもよって天中殺のど真ん中

始めた頃からずいぶん変わって
時代はめぐってそのたびグラグラしたけど
グラついてもグラついても変わらなかったのは
五線紙とペンの地味な作業

でもね 会った事もない誰かが
そんな歌に人生をかさねてくれたとき
こんなどうしょうもないちっちゃなわたしにとって
それ以上しあわせなことなんてないって
心の底からほんとにそうおもった

五線紙とペン これさえあれば生きて行ける
どこにいても何をしてても これさえあれば生きて行ける
電気の消えた あの日あの絶望の中で
燦然とそびえたってた あの強い想いを忘れない

五線紙とペン ただの五線紙とペン
そこにはまだ見ぬ歌が 歌になりたがってる
描かずにはいられない想いをただただ紡ぐ
わたしの物語が 誰かの物語になる日を夢見て

行けるとこまで とりあえず50まで
一緒に生きてこう 五線紙とペン 五線紙とペン

コトバのキモチ 投稿フォーム

ココでは、アナタのお気に入りの歌詞のフレーズを募集しています。
下記の投稿フォームに必要事項を記入の上、アナタの「熱い想い」を添えてドシドシ送って下さい。

推薦者:お名前(ペンネーム可)必須
性別:
  任意
年齢:
 歳 任意
投稿フレーズ:必須
曲名:必須
歌手名:必須
コメント:必須
歌ネットに一言あれば:任意

※歌詞間違いのご指摘、歌ネットへのご要望、
その他返信希望のお問い合わせなどは
コチラからどうぞ。→ 問い合わせフォーム

リアルタイムランキング更新:18:00

  1. Bling-Bang-Bang-Born
  2. ビビデバ
  3. 二度寝
  4. Click
  5. オレンジ

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

×