第一弾 [勇気が欲しい] エピソード
これは僕が追い続けているキックボクシングのチャンピオンになるという夢を追った実話です。僕は小学校1年生の頃に親に空手道場に連れていかれ格闘技に出逢いました。その時に「やってみるか?」と言われ、僕は迷う事なく「やる!」と言ったそうです。これが僕の格闘技人生の始まりです。ですが、現実はそう甘くなく、昔は大会に出ても全く勝てず、周りも「こんなやつがプロになるとか、有名になるとか、そんなのありえない」といった反応でした。何度もやめたいと思いましたが親に止められ、試合に出ても勝てない日々が続きました。それでも中3まで粘り強く続けてきました。その頃、テレビでやっていたK-1を見て僕もいつかこんな選手になりたいな。と思うようになりました。

ですが格闘技のやる気がなくなってしまい、高校に入ると同時にやめてしまおうと、格闘技から離れることを決めました。ただ、前期で行きたい高校に落ちて、後期で行く予定ではなかった高校に入りました。そこにはボクシング部がありました。これをきっかけに僕はまだ格闘技を続けよう。と決めました。だけど、高校に入って3日で僕は自転車で事故ってしまい左手を複雑骨折してしまいます。何もかも思い通りに行かず、気持ちも落ちていました。

そんな時に出逢ったのがハジ→の音楽です。YouTubeでたまたまハジ→の音楽を見つけ一気にハマっていきました。ハジ→の音楽はストレートで僕の胸に刺さり何度も助けられました。高校時代とてもキツイ練習の日々がありましたが、なんとかやり切ることが出来ました。高2の頃は部員が僕1人しかいなく、先生とマンツーマンでやる日々でした。それでも僕はやめる事なく頑張ってきました。そして高3の最後の年にはインターハイに出場出来ました。

高校を卒業すると、格闘技をやめ、実家の長野で普通に仕事をしていました。でも、仕事をしながらなぜ僕はこんなことをしているんだろう、と気付かされ、夢であるキックボクシングをやりたい!と思い仕事を辞め上京することを決めました。上京してからも色んなトラブルがあったり辛いことがありましたが、やっと結果が出るようになり優勝も出来ました。ハジ→の「道。」という曲を聴き、さらに頑張れました。そんな時にハジ→からこんなリプが届きました。「じんやがチャンピオンになったら登場曲を書いたる」これを見た僕は本当に嬉しくて泣いてしまい人生で1番の夢になりました。

そして10日後の6月10日に僕はプロデビューの権利がかかった試合に出ます。あんなに弱かった僕がプロにまであと少しという所まで手が届きました。これを優勝してどんどん有名になっていつかハジ→さんに曲を書いてもらいたいです。まとまっていないしよく分からない文章ですが、これをハジ→さんが読んでくれればそれだけで嬉しいです!いつか絶対チャンピオンになるので登場曲を書いてやる。という僕の夢よろしくお願いします☆そしていつも素敵な音楽を本当にありがとうございます!!
エピソード後日談
 
6月10日の試合は優勝するとプロ契約を獲得できる
K-1アマチュア大会の全日本大会でした。

8人制のトーナメントで、1回戦の相手はパンチがとても強く開始早々に良いパンチをもらってダメージを受けましたが、落ち着いて蹴りでコントロールして勝つことができました。!
準決勝の相手は今回のトーナメントで1番警戒していた相手でしたが後ろ蹴りでKO勝ちすることができました。 決勝は1回戦と準決勝のダメージが酷く体がボロボロの状態でしたが、絶対優勝するという強い気持ちで開始早々にパンチでダウンを取って勝つことが出来ました。終わった後は身体中のダメージが酷すぎて歩くのもキツかったです。ですが今回も試合前にハジ→さんの音楽を聴いて気持ちを落ち着かせたり「瞬く間。」を聴いてテンションを上げることも出来たので感謝しています☆
後日地元長野県佐久市の市長さんの所に表敬訪問に行ったり、テレビや新聞に出させて頂くことも出来ました☆ 今は今年中にプロデビューがほぼ決定しているのでそれに向けて練習を頑張っています!今回この企画に採用されて更に頑張ろうと気合いが入ってます!本当にありがとうございました!