倖田來未の「恋のつぼみ」にまつわるエピソードでは?

こんな歌詞伝説も…

高2の春、私は同じクラスになった「サトル」という男子を好きになりました。
彼はサッカー部で、とってもカッコよくて、優しくて…
その分、ライバルも多かったけど(笑)、
彼に会えると思うだけで、学校に通う毎日が嬉しくて仕方ありませんでした。

でも、ある時、「彼には好きな女の子がいる」というウワサを耳にしたんです。
めちゃくちゃショックでした(┳◇┳)
その相手が誰なのかを確かめられないまま、
毎日モヤモヤした気持ちで過ごしていました(>_<)

そんな、ある日の学校帰り、この日もiPodで大好きな「恋のつぼみ」を
聞きながら歩いていると突然、後ろから"トントン"と肩を叩かれ、振り返ると、
な、な、なんと、そこに・・・大好きな彼が立っていたのです(≧◇≦)エーーー!

「なに聴いてるの?」と彼が一言。
あまりの驚きに、私は何も言えないまま、黙って、イヤホンを彼に渡したんです。

♪めちゃくちゃ 好きやっちゅーねん!!!
月曜日も 火曜日も
誰にも負けへんのに…
心の叫びいつ伝えればいいの???
目が合うだけで
ドキドキに勝てない… (*_*)♪

「へえー、好きな人いるんだ?」と聞いてきた彼に、
「え?いることはいるけど・・・、サトルだって好きな人いるんでしょ?」と
遠回しに探りをいれてみたんです。

「ああ、いるよ。でも、まだ気持ち伝えてないんだよなぁ・・・」
「そうなの?サトルだったら、誰だってOKしてくれるよ。頑張って告白してみなよ」
「そうかなぁ・・・ほんとにそう思う?」
「うん、絶対に大丈夫だよ。ファイト♪」

強がって笑顔で言ってみたけど、内心は「私、なに応援してるんだろ・・・」と、
泣きたい気持ちでいっぱいでした。

そして、少しの沈黙が流れたあと、
彼が真面目な顔で私を見つめてこう言ったんです。

「真希、俺はお前のことが好きだ!!!」
「えーーー!!!!」 (*_*) 予想もしない言葉に私の頭の中は真っ白(笑)。

見事に私の恋のつぼみが花開いた瞬間でしたヾ(≧∇≦*)/

片思いだと思っていた恋でしたが、毎日「恋のつぼみ」を聴くうちに
自然と「恋のパワー」をもらっていた様な気がします。
そして「誰にも負けへん」気持ちが、何故か彼に伝わっていたのです。

兵庫県 真希 18歳 女性 (2010年10月17日投稿)