日付変更線行こう せーので飛び越えよう 約束なんて忘れてしまったよ 今日が昨日に変わるたびにぼくら新しくなれるから 利き足が宙に浮いたらまたゼロになる 明けない夜はないというけど明けてほしくない夜を知らないの? 時間が決して止まらないならぼくから迎えにゆくとしよう 欲しがるきみに記憶をあげるよ 首を振るなら未来でもいいよ 小指は離そう 左にいるよ 怖いなら朝まで話をしよう こんな夜の向こうに見えるものは必ずしも望んだものじゃないけど どんな夜もぼくらを離せないから せーのでさあ飛び越えよう 始まれば終わることばかり それなら始まりを繰り返そう 何万回と越えた夜はつまりはそういうことでしょう? 軸足はぼくに預けて 右 左 未来 過去 今 よそ見ならしたいだけしてよ ぐるっと巡り巡ってゼロだ 夜が世界を分かつのなら境目はたしかに見えるはずさ そんなことに意味などないというなら試してみようか さあ 今日が昨日に変わるときに繋ぐのは指ではないと知れば どんな夜もぼくらを離せないから見えない線をイメージして せーので今飛び越えよう 昨日と今日のそのあいだで足が竦んだり震えたりするなら 今日と明日のそのあいだで立ち尽くすならぼくをそばに置いて | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | nano.RIPE | 行こう せーので飛び越えよう 約束なんて忘れてしまったよ 今日が昨日に変わるたびにぼくら新しくなれるから 利き足が宙に浮いたらまたゼロになる 明けない夜はないというけど明けてほしくない夜を知らないの? 時間が決して止まらないならぼくから迎えにゆくとしよう 欲しがるきみに記憶をあげるよ 首を振るなら未来でもいいよ 小指は離そう 左にいるよ 怖いなら朝まで話をしよう こんな夜の向こうに見えるものは必ずしも望んだものじゃないけど どんな夜もぼくらを離せないから せーのでさあ飛び越えよう 始まれば終わることばかり それなら始まりを繰り返そう 何万回と越えた夜はつまりはそういうことでしょう? 軸足はぼくに預けて 右 左 未来 過去 今 よそ見ならしたいだけしてよ ぐるっと巡り巡ってゼロだ 夜が世界を分かつのなら境目はたしかに見えるはずさ そんなことに意味などないというなら試してみようか さあ 今日が昨日に変わるときに繋ぐのは指ではないと知れば どんな夜もぼくらを離せないから見えない線をイメージして せーので今飛び越えよう 昨日と今日のそのあいだで足が竦んだり震えたりするなら 今日と明日のそのあいだで立ち尽くすならぼくをそばに置いて |
ヒーローいつもより少し高いとこで 遠くに見える雨雲を眺めて呟いた あの中で誰かが泣いている 悲しみが育つスピードで雲は大きくなる 「ヒーローなんていないよ」 続いてきみは雲目指す 上昇気流を捕まえて 雲の上に影を映すよ 上昇気流のその先で 七色に染めるよ 風の音 泣き声を掻き消した 手の中のバリオに導かれゴールを探してる 「ヒーローなんかじゃないよ」 笑ってきみは空翔ける 上昇気流を捕まえて 雲の上の青に眩むよ 上昇気流のその先で 七色に染めるよ 起死回生で飛べるよ 結んだ口元もふわり弧を描く 上昇気流を捕まえて 続きは神様に祈るよ あの子の笑顔を捕まえて 七色に染まれ 上昇気流を捕まえた 雲の上の眺めはいかが? 視界が晴れたらその先で ヒーローに会えるよ | nano.RIPE | きみコ | きみコ | nano.RIPE | いつもより少し高いとこで 遠くに見える雨雲を眺めて呟いた あの中で誰かが泣いている 悲しみが育つスピードで雲は大きくなる 「ヒーローなんていないよ」 続いてきみは雲目指す 上昇気流を捕まえて 雲の上に影を映すよ 上昇気流のその先で 七色に染めるよ 風の音 泣き声を掻き消した 手の中のバリオに導かれゴールを探してる 「ヒーローなんかじゃないよ」 笑ってきみは空翔ける 上昇気流を捕まえて 雲の上の青に眩むよ 上昇気流のその先で 七色に染めるよ 起死回生で飛べるよ 結んだ口元もふわり弧を描く 上昇気流を捕まえて 続きは神様に祈るよ あの子の笑顔を捕まえて 七色に染まれ 上昇気流を捕まえた 雲の上の眺めはいかが? 視界が晴れたらその先で ヒーローに会えるよ |
フォルトファインダー偽りだらけの今に嫌気がさしたぼくらは 右手を小さく握ってぼくらだけのレンズを そこから覗いた景色は いつか夢の中で見たような光景だった そこには悲しいものなんてない 目を伏せたぼくも泣きじゃくるきみの弾け飛んだ だれかの悪いウワサやこっそり叩く陰口も 右手を小さく握ればぼくらの好みのメロディー そこには正しいものなんてない そこには悲しい色なんてない 路地裏の道もこの街の空もキレイに見えた | nano.RIPE | きみコ | きみコ | | 偽りだらけの今に嫌気がさしたぼくらは 右手を小さく握ってぼくらだけのレンズを そこから覗いた景色は いつか夢の中で見たような光景だった そこには悲しいものなんてない 目を伏せたぼくも泣きじゃくるきみの弾け飛んだ だれかの悪いウワサやこっそり叩く陰口も 右手を小さく握ればぼくらの好みのメロディー そこには正しいものなんてない そこには悲しい色なんてない 路地裏の道もこの街の空もキレイに見えた |
深く弾けたコトバの屑 拾い集めたら詩になった あれから幾年が過ぎてぼくはオトナになった 少しずつ変われた気がしてたけどまだあの日のままで 愛した人に愛されるということはこんなに難しかったかな 深くなりゆく秋 共に夜も深くなる さらに深くで歌ってた 深くで目を覚ました 夢の途中だと気付かないまま 見渡す限りにはぼく以外なにもなかった ヒトリには慣れてたつもりだったのに震えてた ヒトリで 愛された人を愛するということはこんなに難しかったかな 深くなりゆくのは秋と夜とあともうヒトツあったような なんだっけ あれ?ココはどこだろう? 見慣れないようでいてでも懐かしいのは 深く深くで泳いでいたあたたかく小さな海の中だ 愛した人に愛されるということはこんなに難しかったかな 深くなりゆく秋 共に夜も深くなる もうヒトツはそう 愛という名のきみやぼくだ 目に見えないからいつも見失う だけどたしかにある きみもぼくも深くからこの世界へと落ちてきた 深くから 深くへと | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | 小田和奏・nano.RIPE | 弾けたコトバの屑 拾い集めたら詩になった あれから幾年が過ぎてぼくはオトナになった 少しずつ変われた気がしてたけどまだあの日のままで 愛した人に愛されるということはこんなに難しかったかな 深くなりゆく秋 共に夜も深くなる さらに深くで歌ってた 深くで目を覚ました 夢の途中だと気付かないまま 見渡す限りにはぼく以外なにもなかった ヒトリには慣れてたつもりだったのに震えてた ヒトリで 愛された人を愛するということはこんなに難しかったかな 深くなりゆくのは秋と夜とあともうヒトツあったような なんだっけ あれ?ココはどこだろう? 見慣れないようでいてでも懐かしいのは 深く深くで泳いでいたあたたかく小さな海の中だ 愛した人に愛されるということはこんなに難しかったかな 深くなりゆく秋 共に夜も深くなる もうヒトツはそう 愛という名のきみやぼくだ 目に見えないからいつも見失う だけどたしかにある きみもぼくも深くからこの世界へと落ちてきた 深くから 深くへと |
フラッシュキーパー夢から覚めた東の空 世界を乗せて回りだした 脈拍はいくつだ? そびえ立つビルの隙を抜け走る だれかの作った最先端に乗り 流れる景色はだれのものでもなく あたしもそう景色みたいなもんなんだろう 今手にしてる感情さえも明日にはもう頼りないものだ そんな当たり前に染まれなくて 流れる景色に溶け消えた日々に 遺せた何かはあるのかな 足跡にはキレイな花が咲くなんて 訳知り顔でまただれかが言う けぶる未来へとスピードを上げ行く このまま進めば知らない街まで 想像を超えた物語なんてさ そうそう手に入るはずがないだろう ココロを覆うトゲもいつの日にか 丸く柔らかくなるのかな 全部脱いじゃえば楽になれるなんて 訳知り顔でまただれかが言う だれかが言う 想像してまた目の前にあるものを見失って立ち止まるよ 堂々巡り終わることのない迷路みたいな毎日だな 今手にしてる感情さえも頼りないものに変わりゆくなら 繰り返しなんてないはずでしょう? 上昇する脈に耳を澄ます 確かなものなんてヒトツでいい 足跡には何も咲かなくても ココロを覆う トゲに傷ついても 流れる景色に溶け消えた日々に 振り返ることなくあたしは行く | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | nano.RIPE | 夢から覚めた東の空 世界を乗せて回りだした 脈拍はいくつだ? そびえ立つビルの隙を抜け走る だれかの作った最先端に乗り 流れる景色はだれのものでもなく あたしもそう景色みたいなもんなんだろう 今手にしてる感情さえも明日にはもう頼りないものだ そんな当たり前に染まれなくて 流れる景色に溶け消えた日々に 遺せた何かはあるのかな 足跡にはキレイな花が咲くなんて 訳知り顔でまただれかが言う けぶる未来へとスピードを上げ行く このまま進めば知らない街まで 想像を超えた物語なんてさ そうそう手に入るはずがないだろう ココロを覆うトゲもいつの日にか 丸く柔らかくなるのかな 全部脱いじゃえば楽になれるなんて 訳知り顔でまただれかが言う だれかが言う 想像してまた目の前にあるものを見失って立ち止まるよ 堂々巡り終わることのない迷路みたいな毎日だな 今手にしてる感情さえも頼りないものに変わりゆくなら 繰り返しなんてないはずでしょう? 上昇する脈に耳を澄ます 確かなものなんてヒトツでいい 足跡には何も咲かなくても ココロを覆う トゲに傷ついても 流れる景色に溶け消えた日々に 振り返ることなくあたしは行く |
ブローチ外国製のチョコレート キレイな模様を施した ブリキの缶を開いたら甘い匂い広がった それを宝箱と呼んでだれも知らない奥に隠して そこにぼくの一部を詰め込んだ 汚れてしまわないように きっといつか忘れてしまうんだ 未来のぼくに手紙を書いた 吐き出すようにばら撒いてココロの深くを切り取った 読み返すことはしないで蓋を閉めた 何回転も越えたって夜明けの匂いが引き寄せた 捨てられないで押し込んだ迷子の山の中 それは宝箱と呼んだ今やガラクタのようなもの そこでぼくの一部が泣いていた 気付いてよ助けてよと どうせいつか忘れてしまうんだ 幼いぼくが手紙を書いた あの日の記憶に従って箱に触れた いくつも時が経って当たり前に忘れていた 手のひらで壊れそうな小さなココロは すっかり錆び付いてしまって キレイな模様は色褪せて ギィッと音立てて開いた 甘い匂いは消えていた いびつな字で書かれた手紙の下にただヒトツ あの日から時間が止まったみたいに変わらない色のまま ずっと待っていたの?泣いていたの? プラスチック製のちゃちなブローチは 注いだ光を跳ね返し笑ったみたいに輝いた あっという間に時を飛び越して 塞がらなかった隙間にそっと ピタリとハマって溶け出して祈りとなり やがて消えた | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | 佐々木淳 | 外国製のチョコレート キレイな模様を施した ブリキの缶を開いたら甘い匂い広がった それを宝箱と呼んでだれも知らない奥に隠して そこにぼくの一部を詰め込んだ 汚れてしまわないように きっといつか忘れてしまうんだ 未来のぼくに手紙を書いた 吐き出すようにばら撒いてココロの深くを切り取った 読み返すことはしないで蓋を閉めた 何回転も越えたって夜明けの匂いが引き寄せた 捨てられないで押し込んだ迷子の山の中 それは宝箱と呼んだ今やガラクタのようなもの そこでぼくの一部が泣いていた 気付いてよ助けてよと どうせいつか忘れてしまうんだ 幼いぼくが手紙を書いた あの日の記憶に従って箱に触れた いくつも時が経って当たり前に忘れていた 手のひらで壊れそうな小さなココロは すっかり錆び付いてしまって キレイな模様は色褪せて ギィッと音立てて開いた 甘い匂いは消えていた いびつな字で書かれた手紙の下にただヒトツ あの日から時間が止まったみたいに変わらない色のまま ずっと待っていたの?泣いていたの? プラスチック製のちゃちなブローチは 注いだ光を跳ね返し笑ったみたいに輝いた あっという間に時を飛び越して 塞がらなかった隙間にそっと ピタリとハマって溶け出して祈りとなり やがて消えた |
プラネタリウム雲が天を覆う夜にきみはさ 星型のライトを手に入れてさ これで今日も星が見えるでしょうって 嬉しそうにぼくを見て笑うんだ そんなきみを見てぼくが今思うことはヒトツだけ ぼくが守るべきモノは今ココにある笑顔だ 雲が天を覆う夜にきみはさ 星型のライトを手に入れてさ ぼくときみの星座を真似してさ 並べてはぼくを見て笑うんだ そんなきみを見てぼくが今思うことはヒトツだけ ぼくが守るべきモノは今ココにある笑顔だ まぶたの内に潜んでる暗がりも今きみが 笑ってさ照らしてくれるから そんなきみを見てぼくが今思うことはヒトツだけ ぼくが守るべきモノは今ココにある きみが並べて作り上げた星の空の下で今 ヒトツ流れた星の屑に願いをかけるんだ | nano.RIPE | きみコ | きみコ | | 雲が天を覆う夜にきみはさ 星型のライトを手に入れてさ これで今日も星が見えるでしょうって 嬉しそうにぼくを見て笑うんだ そんなきみを見てぼくが今思うことはヒトツだけ ぼくが守るべきモノは今ココにある笑顔だ 雲が天を覆う夜にきみはさ 星型のライトを手に入れてさ ぼくときみの星座を真似してさ 並べてはぼくを見て笑うんだ そんなきみを見てぼくが今思うことはヒトツだけ ぼくが守るべきモノは今ココにある笑顔だ まぶたの内に潜んでる暗がりも今きみが 笑ってさ照らしてくれるから そんなきみを見てぼくが今思うことはヒトツだけ ぼくが守るべきモノは今ココにある きみが並べて作り上げた星の空の下で今 ヒトツ流れた星の屑に願いをかけるんだ |
ペカド絵に描いた常識で 取り決めた約束で 色を付けた食卓で 守れるふたりじゃないでしょう 誰ひとり傷付けず手に入るような 幸せなんて欲しくないの ギュッと噛んだ唇は死に絶えず 零れるままにただ愛を問う 頷いたあなたにお揃いの傷跡を残すよ 美しく よく晴れた空は嫌い やわらかな春も嫌い 誰もいない暗がりで孤独を食べ大きくなった 哀しみも欲望も飼い慣らしたんだ あなた以外は欲しくないの ギュッと噛んだ首筋はあたたかく 恐れるほどにまだ愛を知る 首を振るあなたにとびきりの永遠をあげるよ 喜んで ねえ この世界のことわりじゃ正しさなんて測れないから 赦されようと無意味なの いっそ壊して あなたの手で ギュッと噛んだ唇は死に絶えず 零れるままにただ愛を問う 頷いたあなたにお揃いの傷跡を残すよ 美しく ギュッと噛んだ首筋はあたたかく 恐れるほどにまだ愛を知る 首を振るあなたにとびきりの永遠をあげるよ 喜んで ねえ | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | 佐々木淳 | 絵に描いた常識で 取り決めた約束で 色を付けた食卓で 守れるふたりじゃないでしょう 誰ひとり傷付けず手に入るような 幸せなんて欲しくないの ギュッと噛んだ唇は死に絶えず 零れるままにただ愛を問う 頷いたあなたにお揃いの傷跡を残すよ 美しく よく晴れた空は嫌い やわらかな春も嫌い 誰もいない暗がりで孤独を食べ大きくなった 哀しみも欲望も飼い慣らしたんだ あなた以外は欲しくないの ギュッと噛んだ首筋はあたたかく 恐れるほどにまだ愛を知る 首を振るあなたにとびきりの永遠をあげるよ 喜んで ねえ この世界のことわりじゃ正しさなんて測れないから 赦されようと無意味なの いっそ壊して あなたの手で ギュッと噛んだ唇は死に絶えず 零れるままにただ愛を問う 頷いたあなたにお揃いの傷跡を残すよ 美しく ギュッと噛んだ首筋はあたたかく 恐れるほどにまだ愛を知る 首を振るあなたにとびきりの永遠をあげるよ 喜んで ねえ |
ページの中で飛び込んだ本の隙間に居場所があるような気がしてた 物語の結末は決して優しくなかったのに ページを捲るのはだれ?見覚えのある手のひら やけに先を急ぐように見えるのはぼくが追いかけてるから? 冷たい雨が降った空想の街に繋がって カラダが冷えてゆく 寂しくなったんだ 当たり前にぼくも ひと粒ふた粒ココロに落ちてゆく 水たまりで跳ねてスローモーションになる それを眺めてた 街灯が灯り始めて忍び寄る闇に溶けた声は だれにも届かずに消える 何も無かったかのように あのとき男の子が笑ったふりで 泣いていた理由を知ってるのは 重なって見えたんだ 当たり前にぼくと ひと粒ふた粒頬を伝ってゆく 消えていったコトバはぼくだけが知っている 笑って泣いていた 寂しくなったんだ 当たり前にぼくも 水たまりで跳ねてスローモーションになる ヒトリじゃなかったんだ 当たり前にぼくも ひと片ふた片ページを捲った 最後のひと片が結末を告げたら すべて繋がった ぼくの手が捲ったぼくの物語だ ぼくの手が捲ったぼくの物語だ | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | | 飛び込んだ本の隙間に居場所があるような気がしてた 物語の結末は決して優しくなかったのに ページを捲るのはだれ?見覚えのある手のひら やけに先を急ぐように見えるのはぼくが追いかけてるから? 冷たい雨が降った空想の街に繋がって カラダが冷えてゆく 寂しくなったんだ 当たり前にぼくも ひと粒ふた粒ココロに落ちてゆく 水たまりで跳ねてスローモーションになる それを眺めてた 街灯が灯り始めて忍び寄る闇に溶けた声は だれにも届かずに消える 何も無かったかのように あのとき男の子が笑ったふりで 泣いていた理由を知ってるのは 重なって見えたんだ 当たり前にぼくと ひと粒ふた粒頬を伝ってゆく 消えていったコトバはぼくだけが知っている 笑って泣いていた 寂しくなったんだ 当たり前にぼくも 水たまりで跳ねてスローモーションになる ヒトリじゃなかったんだ 当たり前にぼくも ひと片ふた片ページを捲った 最後のひと片が結末を告げたら すべて繋がった ぼくの手が捲ったぼくの物語だ ぼくの手が捲ったぼくの物語だ |
地球に針少しずつ流れ流され 泳ぎ疲れ見上げた空に 果てのない宛てのない旅 ぼくはどこかうわの空で 飽きるくらい飲み込んだ水は 涙の味によく似てると 呟いて気が付いた 空に海が溶ける 広がる世界に重なる青の青さ そっと端っこを掴んだら ぼくはもうココに居よう どこでもないこの場所でずっときみを思い出そう ヒトツだけ願いをかけた 流れ星が消えた後で 飲み込んだ水を吐き出すくらいにちゃんと伝えられていたら ココロのイチバン深くにひと雫のヒミツをポトリ ささめいた水面に星とぼくが映る 広がる夜空に連なる星のように ずっと光っていられたら ぼくはもうココに居よう どこでもないこの場所でもっときみを思い出そう ぼくの名前を呼ぶきみをぼくは頼りに生きていた ぼくは今でもきみだけをずっと頼りに生きている 広がる世界で今ヒトツ消えてゆくもの ぎゅっと唇を噛んだら ぼくはもうココに居よう どこでもないこの場所できっときみを忘れてく 広がる世界に 広がる夜空に 重なる世界で 消えゆく世界で ぼくで居られたら きみを忘れたら 地球に針を刺して進むよ | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | nano.RIPE | 少しずつ流れ流され 泳ぎ疲れ見上げた空に 果てのない宛てのない旅 ぼくはどこかうわの空で 飽きるくらい飲み込んだ水は 涙の味によく似てると 呟いて気が付いた 空に海が溶ける 広がる世界に重なる青の青さ そっと端っこを掴んだら ぼくはもうココに居よう どこでもないこの場所でずっときみを思い出そう ヒトツだけ願いをかけた 流れ星が消えた後で 飲み込んだ水を吐き出すくらいにちゃんと伝えられていたら ココロのイチバン深くにひと雫のヒミツをポトリ ささめいた水面に星とぼくが映る 広がる夜空に連なる星のように ずっと光っていられたら ぼくはもうココに居よう どこでもないこの場所でもっときみを思い出そう ぼくの名前を呼ぶきみをぼくは頼りに生きていた ぼくは今でもきみだけをずっと頼りに生きている 広がる世界で今ヒトツ消えてゆくもの ぎゅっと唇を噛んだら ぼくはもうココに居よう どこでもないこの場所できっときみを忘れてく 広がる世界に 広がる夜空に 重なる世界で 消えゆく世界で ぼくで居られたら きみを忘れたら 地球に針を刺して進むよ |
ホタル時を止めて 君の笑顔が 胸に砂地に 浸み込んでいくよ 闇の途中で やっと気づいた すぐに消えそうで 悲しいほどささやかな光 なまぬるい 優しさを求め 変わり続ける街の中で 終わりない 欲望埋めるより 懐かしい歌にも似た 甘い言葉 耳に溶かして 僕のすべてを汚して欲しい 正しい物はこれじゃなくても 忘れたくない 鮮やかで短い幻 ひとつずつ バラまいて片づけ 生まれて死ぬまでのノルマから 紙のような 翼ではばたき どこか遠いところまで 時を止めて 君の笑顔が 胸の砂地に 浸み込んでいくよ 甘い言葉 耳に溶かして 僕のすべてを汚して欲しい 正しい物はこれじゃなくても 忘れたくない 鮮やかで短い幻 それは幻 | nano.RIPE | 草野正宗 | 草野正宗 | nano.RIPE | 時を止めて 君の笑顔が 胸に砂地に 浸み込んでいくよ 闇の途中で やっと気づいた すぐに消えそうで 悲しいほどささやかな光 なまぬるい 優しさを求め 変わり続ける街の中で 終わりない 欲望埋めるより 懐かしい歌にも似た 甘い言葉 耳に溶かして 僕のすべてを汚して欲しい 正しい物はこれじゃなくても 忘れたくない 鮮やかで短い幻 ひとつずつ バラまいて片づけ 生まれて死ぬまでのノルマから 紙のような 翼ではばたき どこか遠いところまで 時を止めて 君の笑顔が 胸の砂地に 浸み込んでいくよ 甘い言葉 耳に溶かして 僕のすべてを汚して欲しい 正しい物はこれじゃなくても 忘れたくない 鮮やかで短い幻 それは幻 |
ぼくなりのおとぎ話水玉模様にストライプ ギンガムチェックに虹の色 調子ハズレでもいいからさ 夢物語を始めよう どうせならみんな連れてくよ 叶わない恋もその逆も 抱え切れなくてもいいからさ 確かめるくらいなら 筋書き通りにはならないように ページの隅からそっと抜け出そうよ 成り行き任せでもいい 今だけでも繋いでいよう ぼくらヒトリでは紡げない物語だ 抱えたヒザにあるいくつもの傷跡は今も痛むかい? 小さなウソならつくからさ くだらないハナシをしようよ ハッピーエンドにはまだ早いから イメージの隅までもっと伝えてよ今 成り行き任せでもいい 強がりでも笑っていよう 今もこの手には頼りないものばかりだ 月に笑う夜も雨につられて泣く朝も ヒトリでは紡げない物語だ | nano.RIPE | きみコ | きみコ | | 水玉模様にストライプ ギンガムチェックに虹の色 調子ハズレでもいいからさ 夢物語を始めよう どうせならみんな連れてくよ 叶わない恋もその逆も 抱え切れなくてもいいからさ 確かめるくらいなら 筋書き通りにはならないように ページの隅からそっと抜け出そうよ 成り行き任せでもいい 今だけでも繋いでいよう ぼくらヒトリでは紡げない物語だ 抱えたヒザにあるいくつもの傷跡は今も痛むかい? 小さなウソならつくからさ くだらないハナシをしようよ ハッピーエンドにはまだ早いから イメージの隅までもっと伝えてよ今 成り行き任せでもいい 強がりでも笑っていよう 今もこの手には頼りないものばかりだ 月に笑う夜も雨につられて泣く朝も ヒトリでは紡げない物語だ |
ポラリス歩き疲れて足を投げ出した わかれ道ばかりで嫌になった 顔を上げると泣いてしまいそうで 俯いてるぼくの隣で おかしな石ころを並べたり ヘタクソな絵を描いたり 足元にも世界を作ってくれた 前を向いてるだけじゃ見えないものを きみはぼくに教えてくれた 星の降る夜の中 長いまばたきをしよう 夢の終わりに次の約束をしよう 見えないものはいつの日もすぐそばで息をしてる 儚く 強く 大切をそっと隠して 糸が途切れて涙が零れた 視界がぼやけてキレイに見えた そのまま夜に溶けてしまえたら ぼくもキレイになれたかな 答えなどないと知りながら 求め続ける限り 伸ばした手は幾度も空を掴むよ それでも触れた指が温かかった きみがぼくに与えてくれた 止まらない時の中 深い悲しみを知ろう 重なった手に愛の喜びを知ろう 忘れることが怖いから少しずつ話をしよう これまでのこと これからの旅のどこかで 夜の終わりに消えてしまった星は今頃ほかの誰か照らすよ 朝が来るたび生まれ変われるんだろう ぼくらも 星の降る夜の中 長いまばたきをしよう 夢の終わりに次の約束をしよう 忘れることが怖いなら少しずつ話をしよう これまでのこと これからのこと 止まらない時の中 深い悲しみを知ろう 重なった手に愛の喜びを知ろう 見えないものに守られてぼくは今息をしてる 儚く 強く 大切なきみの隣で 夜の終わりに 夢の終わりに 旅の終わりに | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | | 歩き疲れて足を投げ出した わかれ道ばかりで嫌になった 顔を上げると泣いてしまいそうで 俯いてるぼくの隣で おかしな石ころを並べたり ヘタクソな絵を描いたり 足元にも世界を作ってくれた 前を向いてるだけじゃ見えないものを きみはぼくに教えてくれた 星の降る夜の中 長いまばたきをしよう 夢の終わりに次の約束をしよう 見えないものはいつの日もすぐそばで息をしてる 儚く 強く 大切をそっと隠して 糸が途切れて涙が零れた 視界がぼやけてキレイに見えた そのまま夜に溶けてしまえたら ぼくもキレイになれたかな 答えなどないと知りながら 求め続ける限り 伸ばした手は幾度も空を掴むよ それでも触れた指が温かかった きみがぼくに与えてくれた 止まらない時の中 深い悲しみを知ろう 重なった手に愛の喜びを知ろう 忘れることが怖いから少しずつ話をしよう これまでのこと これからの旅のどこかで 夜の終わりに消えてしまった星は今頃ほかの誰か照らすよ 朝が来るたび生まれ変われるんだろう ぼくらも 星の降る夜の中 長いまばたきをしよう 夢の終わりに次の約束をしよう 忘れることが怖いなら少しずつ話をしよう これまでのこと これからのこと 止まらない時の中 深い悲しみを知ろう 重なった手に愛の喜びを知ろう 見えないものに守られてぼくは今息をしてる 儚く 強く 大切なきみの隣で 夜の終わりに 夢の終わりに 旅の終わりに |
マイガール魔法に掛かった男の子 初めて空を翔けた 見下ろした街はきみと作った砂の街に似てた いつもみたいにきみの背中を追いかけてゆく 背負った傷をぼくにも少し分けておくれよ 晴れた日には会いにゆくから時々は思ってよ 晴れた日には会いにゆくから2番目に想ってよ 魔法に掛かった男の子 初めてきみがくれた くちびるは少し冷たくて雨の味に似てた 夜が来るのをひどく怖がるきみの隣で 木陰はぼくらの隠れ家だって内緒のハナシ 濡れた頬は拭えないけどココに居てもいいでしょう? きみのお気に入りの指輪が 青に染まる日までそばにいるよ 魔法に掛かった男の子 果たせなかったコトバ 見下ろした街が遠くなってきみと見てた空へ 魔法に掛かった男の子 最後に空を翔けた 消えてゆく 愛しきみの目に映る日々もぼくも 晴れた日には会いに 胸の奥へ会いにゆくよ | nano.RIPE | きみコ | きみコ・佐々木淳 | | 魔法に掛かった男の子 初めて空を翔けた 見下ろした街はきみと作った砂の街に似てた いつもみたいにきみの背中を追いかけてゆく 背負った傷をぼくにも少し分けておくれよ 晴れた日には会いにゆくから時々は思ってよ 晴れた日には会いにゆくから2番目に想ってよ 魔法に掛かった男の子 初めてきみがくれた くちびるは少し冷たくて雨の味に似てた 夜が来るのをひどく怖がるきみの隣で 木陰はぼくらの隠れ家だって内緒のハナシ 濡れた頬は拭えないけどココに居てもいいでしょう? きみのお気に入りの指輪が 青に染まる日までそばにいるよ 魔法に掛かった男の子 果たせなかったコトバ 見下ろした街が遠くなってきみと見てた空へ 魔法に掛かった男の子 最後に空を翔けた 消えてゆく 愛しきみの目に映る日々もぼくも 晴れた日には会いに 胸の奥へ会いにゆくよ |
マリンスノーぼくは?きみは?続きの物語は? 死んだキオクの欠片に問う 夕凪の静寂は深く神様の人差し指が どっかに隠された地球の時計の針を止めたみたいだ 息を吸い込み膨らむ肺を頼り 光の届かない海の底まで 深く深く潜ればきっと見つかる気がしたのにな 膨らんだはずの肺はもうぺしゃんこになってしまった 遠くなる水面が揺れる 遠くなる意識が切れる 舞い落ちる雪を纏えば過去へだって戻れるという 深く深く潜ればきっと見つかる気がしたのにな 探してたものはそこにあるはずないものだ 思い出に憑かれてしまったぼくの夢はいつでも キオクとは少し違ったニセモノのきみがよく笑う 笑う 笑う 本当はどうだっけ 雪の粒よ答えを教えてはくれまいか ぼくは?きみは?続きの物語は? 死んだキオクの欠片に問う 深く深く潜ればずっと遠くなる答えと今日 息を継ぐために開いた瞳に飛び込む光 雪が降る海の魔法はタネを明かせば脆く 夢と散り砕けてしまって欠片の中でぼくは見つけた 見つけた 見つけた? | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | | ぼくは?きみは?続きの物語は? 死んだキオクの欠片に問う 夕凪の静寂は深く神様の人差し指が どっかに隠された地球の時計の針を止めたみたいだ 息を吸い込み膨らむ肺を頼り 光の届かない海の底まで 深く深く潜ればきっと見つかる気がしたのにな 膨らんだはずの肺はもうぺしゃんこになってしまった 遠くなる水面が揺れる 遠くなる意識が切れる 舞い落ちる雪を纏えば過去へだって戻れるという 深く深く潜ればきっと見つかる気がしたのにな 探してたものはそこにあるはずないものだ 思い出に憑かれてしまったぼくの夢はいつでも キオクとは少し違ったニセモノのきみがよく笑う 笑う 笑う 本当はどうだっけ 雪の粒よ答えを教えてはくれまいか ぼくは?きみは?続きの物語は? 死んだキオクの欠片に問う 深く深く潜ればずっと遠くなる答えと今日 息を継ぐために開いた瞳に飛び込む光 雪が降る海の魔法はタネを明かせば脆く 夢と散り砕けてしまって欠片の中でぼくは見つけた 見つけた 見つけた? |
水鏡の世界変わらぬ今に愛しさを 世界に祝福を 流れ星がひとつ光った 夢から覚めたら消えてった 美しいものはいつだって届きそうで届かない どれだけ大切に思えばあの子を守れるのだろう 冷たく澄んだ夜の影に祈りを捧ぐよに抱きしめた 変わらぬ今が続くように 世界はひとつになれずとも この先何度も笑うたび 新しい光がほら見えてくる 歪なココロに戸惑って 弱さを隠して間違った 失う怖さを知らないで強くなどなれやしない 隣で泣いて笑う日々が重なり合って明日になる 想像してた未来とは少し違うけれど抱きしめて 変わらぬ今が続くように 世界はひとつになれずとも 繋いだ分だけ近付くよ ひとりじゃないと知るたび強くなる 強く握っても壊れはしない たとえ離してもはぐれはしない 耳を塞いでるあの子の元へ届くように歌うから 変わらぬ今に愛しさを ココロはひとつになれるから 夜明けを合図に祝福を 新しい光が今この世界を照らす ふたつの今は続いてく ぼくらはどこへも行けるから 触れられないほど美しく新しい物語をはじめよう | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | 佐々木淳 | 変わらぬ今に愛しさを 世界に祝福を 流れ星がひとつ光った 夢から覚めたら消えてった 美しいものはいつだって届きそうで届かない どれだけ大切に思えばあの子を守れるのだろう 冷たく澄んだ夜の影に祈りを捧ぐよに抱きしめた 変わらぬ今が続くように 世界はひとつになれずとも この先何度も笑うたび 新しい光がほら見えてくる 歪なココロに戸惑って 弱さを隠して間違った 失う怖さを知らないで強くなどなれやしない 隣で泣いて笑う日々が重なり合って明日になる 想像してた未来とは少し違うけれど抱きしめて 変わらぬ今が続くように 世界はひとつになれずとも 繋いだ分だけ近付くよ ひとりじゃないと知るたび強くなる 強く握っても壊れはしない たとえ離してもはぐれはしない 耳を塞いでるあの子の元へ届くように歌うから 変わらぬ今に愛しさを ココロはひとつになれるから 夜明けを合図に祝福を 新しい光が今この世界を照らす ふたつの今は続いてく ぼくらはどこへも行けるから 触れられないほど美しく新しい物語をはじめよう |
みずたまり雨上がり跳ねたみずたまり 映る青の青さ 立ち止まりふっと息を吐いた 高鳴るのはココロ? 吸い込まれてしまいそな空はあの日とよく似てる 約束だよと笑って泣いた 落ちた雫の音も 理由も答えもいらないよココは 何度だって晴れてそのたびに跳ねて 光って見えた残像と 映り込んだアレコレは奇跡みたいな世界だよって 振り返った笑い顔 もうすぐそうだ ね? きみに会える 終わってしまうと知った日に手にした感情と 一粒一粒落ちて出来たココロのみずたまり 覗けば見えるかな 時が過ぎても 水面が揺れたらそっと触れてみて 映った青に飛び込めば いつまでだってココに居る キオクの隅っこ取り出してよ うずくまった泣き顔も キレイだな ね? 会いにゆくよ ちいさな海から漕ぎ出すよ 映り込んだアレコレは奇跡みたいな世界だよって 振り返った笑い顔 もうすぐそうだ ね? 潜ってみようよみずたまり 深く深くに隠したら未来で 転んで映った泣き顔が映えるように ね? とびっきりを だから今 ね? 笑い合おう | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | nano.RIPE | 雨上がり跳ねたみずたまり 映る青の青さ 立ち止まりふっと息を吐いた 高鳴るのはココロ? 吸い込まれてしまいそな空はあの日とよく似てる 約束だよと笑って泣いた 落ちた雫の音も 理由も答えもいらないよココは 何度だって晴れてそのたびに跳ねて 光って見えた残像と 映り込んだアレコレは奇跡みたいな世界だよって 振り返った笑い顔 もうすぐそうだ ね? きみに会える 終わってしまうと知った日に手にした感情と 一粒一粒落ちて出来たココロのみずたまり 覗けば見えるかな 時が過ぎても 水面が揺れたらそっと触れてみて 映った青に飛び込めば いつまでだってココに居る キオクの隅っこ取り出してよ うずくまった泣き顔も キレイだな ね? 会いにゆくよ ちいさな海から漕ぎ出すよ 映り込んだアレコレは奇跡みたいな世界だよって 振り返った笑い顔 もうすぐそうだ ね? 潜ってみようよみずたまり 深く深くに隠したら未来で 転んで映った泣き顔が映えるように ね? とびっきりを だから今 ね? 笑い合おう |
めまいめまいがするほどに響く きみの声ばかり 惹かれるまま歩き出す 誓った場所へ 月明かりの下で星明かりの下で 約束のないぼくらなら出会える気がしていた 手探りで進もうか 声が道しるべ 五感なんてもうすべて耳に預けよう めまいがするほどに響く きみの声ばかり 本当は二度と聴こえない そんなことくらい わかってるけど離れない きみの声ばかり 夜に乗れば届くかな 光って消えた 隙間を埋めるような習性があるんだろう 泣いてしまえば薄れゆく気がするから泣かない 五感と言わずぼくごときみにあげるよ 今すべてが戻るなら繋いでたんだろな 悔やんでももう戻らない 会いたいよ こんなウタより欲しかったきみの体温は ぼくより少しあたたかく 光って消えた | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | nano.RIPE | めまいがするほどに響く きみの声ばかり 惹かれるまま歩き出す 誓った場所へ 月明かりの下で星明かりの下で 約束のないぼくらなら出会える気がしていた 手探りで進もうか 声が道しるべ 五感なんてもうすべて耳に預けよう めまいがするほどに響く きみの声ばかり 本当は二度と聴こえない そんなことくらい わかってるけど離れない きみの声ばかり 夜に乗れば届くかな 光って消えた 隙間を埋めるような習性があるんだろう 泣いてしまえば薄れゆく気がするから泣かない 五感と言わずぼくごときみにあげるよ 今すべてが戻るなら繋いでたんだろな 悔やんでももう戻らない 会いたいよ こんなウタより欲しかったきみの体温は ぼくより少しあたたかく 光って消えた |
もしもの話あのね もしも今すぐにきみの元へと 行けるならばこの声がなくなってもいいや 目指す場所があまりにも遠く ぼくはもう道に迷いそうだ 壊れた磁石をあてにしてるんだ だれかの影に隠れてさ 何かを手に入れるため何かを手放すなんてことを 続けてもきっとぼくらはオトナにはなれない たとえ話はあくまでももしもの話 声が出なくなったなら歌えなくなんだ 近付けばピントがずれてしまう その先にあるものはなんだ 誘惑だらけで霞んでしまうよ 忘れたくないのに 何かを盾にしながら正義や覚悟や悲しみを 叫んだってきっときみにさえ届かないんだろう おとぎ話にきみが泣けば寂しくなるから夜を避けよう 憧れてたのは空じゃなくて空を見てたあの子だ 何かを手に入れるため何かを手放すなんてことを 続けてもきっとぼくらはオトナには 何かを手に入れたくて流した涙やついたウソが いつの日かきみやぼくのことオトナにするのかな | nano.RIPE | きみコ | きみコ | | あのね もしも今すぐにきみの元へと 行けるならばこの声がなくなってもいいや 目指す場所があまりにも遠く ぼくはもう道に迷いそうだ 壊れた磁石をあてにしてるんだ だれかの影に隠れてさ 何かを手に入れるため何かを手放すなんてことを 続けてもきっとぼくらはオトナにはなれない たとえ話はあくまでももしもの話 声が出なくなったなら歌えなくなんだ 近付けばピントがずれてしまう その先にあるものはなんだ 誘惑だらけで霞んでしまうよ 忘れたくないのに 何かを盾にしながら正義や覚悟や悲しみを 叫んだってきっときみにさえ届かないんだろう おとぎ話にきみが泣けば寂しくなるから夜を避けよう 憧れてたのは空じゃなくて空を見てたあの子だ 何かを手に入れるため何かを手放すなんてことを 続けてもきっとぼくらはオトナには 何かを手に入れたくて流した涙やついたウソが いつの日かきみやぼくのことオトナにするのかな |
ものがたり色褪せた看板が視界を塞ぐ ぼくらはこの世界の住人だ 複雑に入り組んだ路地裏の 曲がり角のその向こう 繋がりはヒトツ 名前はフタツ 暗い夜に丸まって眠るんだ 毛布の中にはおとぎ話 口癖を真似してさ 笑い合おう 笑い合おう 変わりたいはずなのに諦めて閉ざしていたぼくのことを そっと抱きしめた ぎゅっと抱きしめた コンクリートの足跡を辿る 正体を突き止めにいくんだ 雨上がりの匂いを吸い込み 宝物を抱えて歩いてる 歩いてく 伝えたいはずなのに飲み込んで震えていた小さな声 みんなキライだよ みんなキライだよ 傷つきながら生きてきた 壊されながら生きてきた きみは今そこから何を見ているの 痛みを教えておくれ 守りたいはずなのに守られて守ってるつもりでいたの 傷つけながら生きてきた 壊しながら生きてきた この手を今大事なものを庇うため ただヒトツ守るために 二人きりで生きていく 二人きりで夢を見る モノクロの世界に色を付けたなら 光る町に目を凝らそう ココからすべてが見える | nano.RIPE | きみコ | きみコ | 福富雅之 | 色褪せた看板が視界を塞ぐ ぼくらはこの世界の住人だ 複雑に入り組んだ路地裏の 曲がり角のその向こう 繋がりはヒトツ 名前はフタツ 暗い夜に丸まって眠るんだ 毛布の中にはおとぎ話 口癖を真似してさ 笑い合おう 笑い合おう 変わりたいはずなのに諦めて閉ざしていたぼくのことを そっと抱きしめた ぎゅっと抱きしめた コンクリートの足跡を辿る 正体を突き止めにいくんだ 雨上がりの匂いを吸い込み 宝物を抱えて歩いてる 歩いてく 伝えたいはずなのに飲み込んで震えていた小さな声 みんなキライだよ みんなキライだよ 傷つきながら生きてきた 壊されながら生きてきた きみは今そこから何を見ているの 痛みを教えておくれ 守りたいはずなのに守られて守ってるつもりでいたの 傷つけながら生きてきた 壊しながら生きてきた この手を今大事なものを庇うため ただヒトツ守るために 二人きりで生きていく 二人きりで夢を見る モノクロの世界に色を付けたなら 光る町に目を凝らそう ココからすべてが見える |
モラトリアム雲は空を月はぼくたちを遮ってヒトリボッチにする 遠くなる今日から目を逸らせずに期待してヒトリボッチになる 触れ合えた分だけ離れてく 果てまで辿り着いてしまう ぬくもりは涙によく似てる 流れて落ちて消えてしまう 夢とうつつの境目なんて どこだってもう大差ないだろう あれもそれもこれも逃げられないほど ぼくでしかない 愛してるなんて言えるほどには ぼくはぼくを認めてない さよならも言えない 明日目が覚めたらなにをしよう 呟く 夜に飲み込まれた 並べれば今ならわかるけど そびえる闇は暗く深い 馴れ合うことが苦手だなんて 言いながらもココに立っている 本当のぼくとは?なんてくだらないんだろう ヒトツしかない アイデンティティなんて呼べるほどには 大したもんは持ってない 答えならまだ 旅の途中なんて言えば聞こえはいいけど 目指す場所が見当たらない 長い夜どこかで泣いてるきみの声を探してる 愛してるなんて言えるほどには ぼくはぼくを認めてない ココロはひどく脆く ゆらり揺れる ぼくを揺らす 愛してるをどこかに隠しながらぼくの中 | nano.RIPE | きみコ | きみコ | | 雲は空を月はぼくたちを遮ってヒトリボッチにする 遠くなる今日から目を逸らせずに期待してヒトリボッチになる 触れ合えた分だけ離れてく 果てまで辿り着いてしまう ぬくもりは涙によく似てる 流れて落ちて消えてしまう 夢とうつつの境目なんて どこだってもう大差ないだろう あれもそれもこれも逃げられないほど ぼくでしかない 愛してるなんて言えるほどには ぼくはぼくを認めてない さよならも言えない 明日目が覚めたらなにをしよう 呟く 夜に飲み込まれた 並べれば今ならわかるけど そびえる闇は暗く深い 馴れ合うことが苦手だなんて 言いながらもココに立っている 本当のぼくとは?なんてくだらないんだろう ヒトツしかない アイデンティティなんて呼べるほどには 大したもんは持ってない 答えならまだ 旅の途中なんて言えば聞こえはいいけど 目指す場所が見当たらない 長い夜どこかで泣いてるきみの声を探してる 愛してるなんて言えるほどには ぼくはぼくを認めてない ココロはひどく脆く ゆらり揺れる ぼくを揺らす 愛してるをどこかに隠しながらぼくの中 |
有色透明虹を七色に見せた それはニュートンではないという 虹を七色に見るか それはぼくらのココロ次第 何色?何色? きみは何色に見える?それが今のきみのココロだ ぼくはその色が見たくて今もウタを歌い続けている 赤橙黄緑青藍紫で七つ ドレミファソラシと魔法のスペクトルだ ココロにも色があるんだよ ぼくらにも色があるんだよ だけどそれは目では見えないから どうか今はきみがぼくを塗ってよ ココロにも色があるんだよ ぼくらにも色があるんだよ ココロにも ぼくらにも | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | nano.RIPE | 虹を七色に見せた それはニュートンではないという 虹を七色に見るか それはぼくらのココロ次第 何色?何色? きみは何色に見える?それが今のきみのココロだ ぼくはその色が見たくて今もウタを歌い続けている 赤橙黄緑青藍紫で七つ ドレミファソラシと魔法のスペクトルだ ココロにも色があるんだよ ぼくらにも色があるんだよ だけどそれは目では見えないから どうか今はきみがぼくを塗ってよ ココロにも色があるんだよ ぼくらにも色があるんだよ ココロにも ぼくらにも |
ゆきのせいまだ終わらない?悲しい物語 目を閉じたまま祈り続けてたんだ もし願い事に叶う数があるなら ああ あんなこと願わなきゃ良かった 欲張りに何回も首を捻られたって 優しくはなれないよ だれかが笑ってた 冷たく舞い落ちる雪が今ヒトツぼくの肩で溶けてく わからない?ほんとうに?耳慣れた声が 消えてく雪の跡に滲んで一粒この頬を濡らした 開けた目に映るのはだれだ? まだ終わらない?優しい夜の果て 目を開けたまま祈り続けてるんだ もし願い事に叶う数があるなら ああ ぼくはもう使い果たしただろうな 回り道の先で回れ右をしては 辿り着けるはずないよ だれかが笑ってた 冷たく舞い落ちる雪が今ヒトツぼくの肩で溶けてく こわくない?ほんとうは?耳慣れた声が 消えてく雪の跡に滲んで一粒この頬を濡らした 柔らかな声はそうきみだ まだ終わらない?優しい物語 | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | | まだ終わらない?悲しい物語 目を閉じたまま祈り続けてたんだ もし願い事に叶う数があるなら ああ あんなこと願わなきゃ良かった 欲張りに何回も首を捻られたって 優しくはなれないよ だれかが笑ってた 冷たく舞い落ちる雪が今ヒトツぼくの肩で溶けてく わからない?ほんとうに?耳慣れた声が 消えてく雪の跡に滲んで一粒この頬を濡らした 開けた目に映るのはだれだ? まだ終わらない?優しい夜の果て 目を開けたまま祈り続けてるんだ もし願い事に叶う数があるなら ああ ぼくはもう使い果たしただろうな 回り道の先で回れ右をしては 辿り着けるはずないよ だれかが笑ってた 冷たく舞い落ちる雪が今ヒトツぼくの肩で溶けてく こわくない?ほんとうは?耳慣れた声が 消えてく雪の跡に滲んで一粒この頬を濡らした 柔らかな声はそうきみだ まだ終わらない?優しい物語 |
夢路繰り返される日々が終わり見えないモノがヒトツ消えた ぼくは今道を探してる 耳の奥で響く声に思わずきみを想うけれど 振り返るのはまだ怖いから はぐれた指を高くかざして 南風を味方につけて行けたらいいな ぼくはぼくをきみはきみを探しにゆく旅に出る 曖昧でも不確かでも今ならば言えるよ 軽くなった荷物抱え次は何を入れようかと 考えるフリでもしてみよう 夢は夢で目が覚めると跡形もなく消えるモノだ 思うより価値なんてない 足りないモノばかりでも答えなんていらないな 辿り着けば今よりも笑えるだろう ぼくばぼくをきみはきみを探しにゆく旅に出る 曖昧でも不確かでも今ならば言えるよ 遠くかすむ光さえもココからでは見えないけど 夢にも似た小さな灯が足元を照らすよ きみが歌う春の歌は今ぼくらの背中を押す ありがとうもさようならも今だから言えるよ | nano.RIPE | きみコ | きみコ | nano.RIPE | 繰り返される日々が終わり見えないモノがヒトツ消えた ぼくは今道を探してる 耳の奥で響く声に思わずきみを想うけれど 振り返るのはまだ怖いから はぐれた指を高くかざして 南風を味方につけて行けたらいいな ぼくはぼくをきみはきみを探しにゆく旅に出る 曖昧でも不確かでも今ならば言えるよ 軽くなった荷物抱え次は何を入れようかと 考えるフリでもしてみよう 夢は夢で目が覚めると跡形もなく消えるモノだ 思うより価値なんてない 足りないモノばかりでも答えなんていらないな 辿り着けば今よりも笑えるだろう ぼくばぼくをきみはきみを探しにゆく旅に出る 曖昧でも不確かでも今ならば言えるよ 遠くかすむ光さえもココからでは見えないけど 夢にも似た小さな灯が足元を照らすよ きみが歌う春の歌は今ぼくらの背中を押す ありがとうもさようならも今だから言えるよ |
夢の果てゆうべ見た夢を抜け出せずに晴れた空を見て舌打ちした ぼくが脳内で作り出した物語の果てはどこへゆくの? 早く早く早く早くココへ来て 早く早く早く早く連れ出して キレイなものに憧れて泣くくらいなら いっそ全部壊してしまえばいいよ 世界はひどく残酷でそれだからこそ 愛しき人の涙に焦がれる 信じていればいつか報われると信じていたらほら裏切られる どうしたらいいの? 答えはもう出ているんでしょう? 最後の一足が出せず竦むぼくを いっそ全部壊してくれよと願う 世界はひどく残酷と叫ぶ口で 愛しき人の名前を唱える キレイなものに憧れたぼくも夢も いっそ全部壊れてしまえばいいのに さよなら またね 手を振れない 世界とぼくをたったヒトツ繋ぐものがあるうちは 夢から連れ出してくれる小さな手の 消えそうで消えない微かなぬくもり 愛しき人の確かなぬくもり 連れ出して この世界から 夢の果てへ 手を引いて | nano.RIPE | きみコ | きみコ | | ゆうべ見た夢を抜け出せずに晴れた空を見て舌打ちした ぼくが脳内で作り出した物語の果てはどこへゆくの? 早く早く早く早くココへ来て 早く早く早く早く連れ出して キレイなものに憧れて泣くくらいなら いっそ全部壊してしまえばいいよ 世界はひどく残酷でそれだからこそ 愛しき人の涙に焦がれる 信じていればいつか報われると信じていたらほら裏切られる どうしたらいいの? 答えはもう出ているんでしょう? 最後の一足が出せず竦むぼくを いっそ全部壊してくれよと願う 世界はひどく残酷と叫ぶ口で 愛しき人の名前を唱える キレイなものに憧れたぼくも夢も いっそ全部壊れてしまえばいいのに さよなら またね 手を振れない 世界とぼくをたったヒトツ繋ぐものがあるうちは 夢から連れ出してくれる小さな手の 消えそうで消えない微かなぬくもり 愛しき人の確かなぬくもり 連れ出して この世界から 夢の果てへ 手を引いて |
ユートピア迫り来る時や未来に少し怯えても 逃げたくはないと前を見つめてた やさしさに色を付けたような淡い空の下 迷い込んでいた深い森の中 夢を見ているの?うまく走れない 足がココロに追いつかない 探してるんだ今を削って 木漏れ日の中で手を伸ばす ココから抜け出してどこか遠くへ行こう そう言って差し出したその手をずっと待っていた 強がるばかりの日々も裏を返したら 背中合わせで笑うきみがいた 声に出すには少し足りない 答えはどこにある? 夜露に泣いた蕾が咲いた きみとならどこへだって行けるよ おなじように繰り返す毎日がぼくをまた不安にさせるけど その手を繋いだら あれおかしいな 急に 痛みも悲しみもウソみたいに消えてった ココから抜け出してどこか遠くへ行こう 夢から覚めぬようにふたりそばで笑い合おう | nano.RIPE | きみコ | きみコ | | 迫り来る時や未来に少し怯えても 逃げたくはないと前を見つめてた やさしさに色を付けたような淡い空の下 迷い込んでいた深い森の中 夢を見ているの?うまく走れない 足がココロに追いつかない 探してるんだ今を削って 木漏れ日の中で手を伸ばす ココから抜け出してどこか遠くへ行こう そう言って差し出したその手をずっと待っていた 強がるばかりの日々も裏を返したら 背中合わせで笑うきみがいた 声に出すには少し足りない 答えはどこにある? 夜露に泣いた蕾が咲いた きみとならどこへだって行けるよ おなじように繰り返す毎日がぼくをまた不安にさせるけど その手を繋いだら あれおかしいな 急に 痛みも悲しみもウソみたいに消えてった ココから抜け出してどこか遠くへ行こう 夢から覚めぬようにふたりそばで笑い合おう |
よすが巡りゆく時 深くなる秋 染まりだす街と木に思い出す夢 セピア色した2人が笑う 向こう側 今日とよく似た秋茜 少しだけ背伸びしてきみの頬に触れた 知らぬ間に繋いでいた手は知らぬ間に離れてしまった 繰り返す日々をなんとなく当たり前に思ってたワケじゃない 流れゆく時 小さな傷を少しずつ柔らかな光に変えた あまりに映えて少し笑った もみじの隙を埋める秋茜 遠い空 その下できっときみも笑う 重ねた日は何よりキレイでヒトツとして忘れたくはない 暗闇で立ち止まる時も足元を照らしてくれるだろう 強がりもワガママも優しいウソも 果たされぬ約束も全部このままずっと また秋が来るたびに思い出すだろう また秋が来るたびに 傷つけ合って震えたココロやただ溶け合って流した涙や きみと出会って手にしたすべてを あたしは今歌うから 離れた手の中に残るモノ 今日の明日のあたしを創るよ ヒトツとして無駄なモノはない 忘れぬようにココから歌うよ | nano.RIPE | きみコ | きみコ・佐々木淳 | | 巡りゆく時 深くなる秋 染まりだす街と木に思い出す夢 セピア色した2人が笑う 向こう側 今日とよく似た秋茜 少しだけ背伸びしてきみの頬に触れた 知らぬ間に繋いでいた手は知らぬ間に離れてしまった 繰り返す日々をなんとなく当たり前に思ってたワケじゃない 流れゆく時 小さな傷を少しずつ柔らかな光に変えた あまりに映えて少し笑った もみじの隙を埋める秋茜 遠い空 その下できっときみも笑う 重ねた日は何よりキレイでヒトツとして忘れたくはない 暗闇で立ち止まる時も足元を照らしてくれるだろう 強がりもワガママも優しいウソも 果たされぬ約束も全部このままずっと また秋が来るたびに思い出すだろう また秋が来るたびに 傷つけ合って震えたココロやただ溶け合って流した涙や きみと出会って手にしたすべてを あたしは今歌うから 離れた手の中に残るモノ 今日の明日のあたしを創るよ ヒトツとして無駄なモノはない 忘れぬようにココから歌うよ |
ヨルガオ行かないで もう少しだけ 夜明けを待たずにどこ行くの? きみに出会えて夜を好きになったのに またヒトリになってしまうよ 夜に咲く花のようにポツリと窓辺に現れた あの日のままの姿を月が照らし思わず手を重ねたよ 決して触れることは出来なくても ただそばにいる それだけで良かった それから何度も夜をくぐり抜けては 朝になると薄れて消えた 内緒のハナシをベッドに隠して ようやく眠りに就いた 穏やかな夜を知れば知るほど怖くもなるけれど きみの笑顔も見慣れてしまうほどに当たり前になってたの そして隣り合ったふたりの背中に 時はそっと終わりを連れて ぼくらは何度も手と手重ね合わせた 透けることも気付かぬふりして 内緒のハナシが増える代わりに忘れることもあったよ そうして何度も夜をくぐり抜けては 朝になると薄れて消えた 本当のキモチをベッドに隠して あの日を繰り返してた 在る日を繰り返してた さようなら ぼくは今夜 夜明けを待たずに眠るから きみと過ごして夜を好きになれたよ もうヒトリで大丈夫さ | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | 兼松衆・nano.RIPE | 行かないで もう少しだけ 夜明けを待たずにどこ行くの? きみに出会えて夜を好きになったのに またヒトリになってしまうよ 夜に咲く花のようにポツリと窓辺に現れた あの日のままの姿を月が照らし思わず手を重ねたよ 決して触れることは出来なくても ただそばにいる それだけで良かった それから何度も夜をくぐり抜けては 朝になると薄れて消えた 内緒のハナシをベッドに隠して ようやく眠りに就いた 穏やかな夜を知れば知るほど怖くもなるけれど きみの笑顔も見慣れてしまうほどに当たり前になってたの そして隣り合ったふたりの背中に 時はそっと終わりを連れて ぼくらは何度も手と手重ね合わせた 透けることも気付かぬふりして 内緒のハナシが増える代わりに忘れることもあったよ そうして何度も夜をくぐり抜けては 朝になると薄れて消えた 本当のキモチをベッドに隠して あの日を繰り返してた 在る日を繰り返してた さようなら ぼくは今夜 夜明けを待たずに眠るから きみと過ごして夜を好きになれたよ もうヒトリで大丈夫さ |
夜の太陽答えなんてすべて後付けでいい 理由なんてすべて後付けでいい きみが望むぼくのコトバの粒 守られた分守らせてくれよ ここから 小さな枠で囲まれた世界はひどく冷たかった 見えない糸で縛られて吸い込んだ息を上手く吐けなかった 迷子のメーデー繰り返し3度 信じたからあの日裏切られて 怖くなって泣き喚いた末に疑って何を掴んだ? 空ろになって裸になって名前も失くしてしまった こんなぼくに価値なんてもうないな せめて生きた証を ガラクタになったコトバを持って最後の夕焼けを 落ちてゆく刹那 手の中で光って空に昇り出した いつかぼくも太陽になれたらな 暗がり寒がり照らせたらな 理想論に脳内を占められて 隠れていた月の欠片たち 迷子のメーデー繰り返し3度 唱えたから今日を生きられて 照らされてやっと光る月も夜空に浮かべば明るく 空ろになって裸になって名前を失くしてしまった こんなぼくに夜をくれたんだ 欠片がそっと顔を出す まあるくなって時に尖ってココロの隙に潜れ 満ちるときも欠けるときもすべて生きた証だ 寄り添うフリして救われたんだ きみも同じなら ぼくのためだってほんの少し笑ってくれよ 月の下で | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | | 答えなんてすべて後付けでいい 理由なんてすべて後付けでいい きみが望むぼくのコトバの粒 守られた分守らせてくれよ ここから 小さな枠で囲まれた世界はひどく冷たかった 見えない糸で縛られて吸い込んだ息を上手く吐けなかった 迷子のメーデー繰り返し3度 信じたからあの日裏切られて 怖くなって泣き喚いた末に疑って何を掴んだ? 空ろになって裸になって名前も失くしてしまった こんなぼくに価値なんてもうないな せめて生きた証を ガラクタになったコトバを持って最後の夕焼けを 落ちてゆく刹那 手の中で光って空に昇り出した いつかぼくも太陽になれたらな 暗がり寒がり照らせたらな 理想論に脳内を占められて 隠れていた月の欠片たち 迷子のメーデー繰り返し3度 唱えたから今日を生きられて 照らされてやっと光る月も夜空に浮かべば明るく 空ろになって裸になって名前を失くしてしまった こんなぼくに夜をくれたんだ 欠片がそっと顔を出す まあるくなって時に尖ってココロの隙に潜れ 満ちるときも欠けるときもすべて生きた証だ 寄り添うフリして救われたんだ きみも同じなら ぼくのためだってほんの少し笑ってくれよ 月の下で |
4分間たった4分で何が出来るかな たった4分で何か出来るかな たった4分じゃ何も出来ないな きみのウタを作って歌うくらい それくらい それとも きみの頬にかかる髪をそっと手のひらですくった夜の中 瞳の置奥のぼくはどんなカオしてるだろう 右の手で顎を引き寄せてひと呼吸 時が止まるみたい 目を閉じたまぶたの裏にもまだきみがいる 明けない夜の代わりにヒトツ変わらないぼくが増えてゆく 変わらないぼくの道の終わりで待ち伏せたきみが 平均台の上から飛んでアスファルトを踏みしめて笑う ココはとてもやわらかな場所と 宝物は宝物の中に息を潜めて目には見えない だからぼくはいつも不安でしょうがないんだよ 不確かなものをください 間違いだらけの世の中でコレくらい許されていたかった 壁も線も過去も未来もいつの間にか消える 消える 愛しているの代わりにヒトツ変わらない朝が増えてゆく 変わらない朝の夢の続きは繋いだ手の中に 大丈夫だよ きみが言うなら そんな気になれてしまうけど ココロはいつもゆらゆらと揺れてる 夜が終わる 静かにただ静かに 間違い探しをしながら ぼくは離れる きみの頬に手を伸ばす 微かに頬が染まる 宝物は宝物の中に息を潜めて目には見えない だけどこの腕が確かに今触れてる 朝を待つあいだの魔法 ただ不確かなものでいいから たった4分で何が出来るかな たった4分で何が出来るかな ありふれた愛を歌うくらいならば 触れるだけの口づけをただしていたいな | nano.RIPE | きみコ | きみコ | nano.RIPE | たった4分で何が出来るかな たった4分で何か出来るかな たった4分じゃ何も出来ないな きみのウタを作って歌うくらい それくらい それとも きみの頬にかかる髪をそっと手のひらですくった夜の中 瞳の置奥のぼくはどんなカオしてるだろう 右の手で顎を引き寄せてひと呼吸 時が止まるみたい 目を閉じたまぶたの裏にもまだきみがいる 明けない夜の代わりにヒトツ変わらないぼくが増えてゆく 変わらないぼくの道の終わりで待ち伏せたきみが 平均台の上から飛んでアスファルトを踏みしめて笑う ココはとてもやわらかな場所と 宝物は宝物の中に息を潜めて目には見えない だからぼくはいつも不安でしょうがないんだよ 不確かなものをください 間違いだらけの世の中でコレくらい許されていたかった 壁も線も過去も未来もいつの間にか消える 消える 愛しているの代わりにヒトツ変わらない朝が増えてゆく 変わらない朝の夢の続きは繋いだ手の中に 大丈夫だよ きみが言うなら そんな気になれてしまうけど ココロはいつもゆらゆらと揺れてる 夜が終わる 静かにただ静かに 間違い探しをしながら ぼくは離れる きみの頬に手を伸ばす 微かに頬が染まる 宝物は宝物の中に息を潜めて目には見えない だけどこの腕が確かに今触れてる 朝を待つあいだの魔法 ただ不確かなものでいいから たった4分で何が出来るかな たった4分で何が出来るかな ありふれた愛を歌うくらいならば 触れるだけの口づけをただしていたいな |
ライムツリー草木も眠る夜の隅で世界の節で 寝息にそっと耳を立てて瞳を閉じる 首筋にふっとあたたかな命の粒が ココに居るって叫んでるんだ 声なき声で 生まれ変われたら終わりなきように きみがノドを痛めなくて済むような姿になろう 差し当たって二人旅 どこまで歩ける? 行けるとこまで行こう 歩幅合わせて 折れ曲がって二人旅 どこまで行けば? 木々に囁きかける 来世になったらきっと 過ちをずっと繰り返して重ねた罪を 二人背負って守ることが償うことと 現からちょっとはみ出して笑うきみを ヒトリボッチにはしたくなくて なりたくなくて 生まれ変われるの?曇りなき目に 映るぼくが頷いたら何もかも赦されよう 空になって二人旅 この身ヒトツで 歩き疲れたらもう 額合わせて 差し当たって二人旅 どこまで行っても 朝には辿り着かない 来世になるまできっと 生まれ変わったら離れないように きみが何も痛めなくて済むような姿になろう 差し当たって二人旅 どこまで歩ける? 行けるとこまで行こう 歩幅合わせて 折れ曲がって二人旅 どこまで行けば? 木々が囁きかける もう大丈夫と 突き当たって二人旅 ココまで来れば 木々になって立ち尽くそう 来世になってもずっと ココで眠ろう 二人眠ろう 永久に | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | nano.RIPE | 草木も眠る夜の隅で世界の節で 寝息にそっと耳を立てて瞳を閉じる 首筋にふっとあたたかな命の粒が ココに居るって叫んでるんだ 声なき声で 生まれ変われたら終わりなきように きみがノドを痛めなくて済むような姿になろう 差し当たって二人旅 どこまで歩ける? 行けるとこまで行こう 歩幅合わせて 折れ曲がって二人旅 どこまで行けば? 木々に囁きかける 来世になったらきっと 過ちをずっと繰り返して重ねた罪を 二人背負って守ることが償うことと 現からちょっとはみ出して笑うきみを ヒトリボッチにはしたくなくて なりたくなくて 生まれ変われるの?曇りなき目に 映るぼくが頷いたら何もかも赦されよう 空になって二人旅 この身ヒトツで 歩き疲れたらもう 額合わせて 差し当たって二人旅 どこまで行っても 朝には辿り着かない 来世になるまできっと 生まれ変わったら離れないように きみが何も痛めなくて済むような姿になろう 差し当たって二人旅 どこまで歩ける? 行けるとこまで行こう 歩幅合わせて 折れ曲がって二人旅 どこまで行けば? 木々が囁きかける もう大丈夫と 突き当たって二人旅 ココまで来れば 木々になって立ち尽くそう 来世になってもずっと ココで眠ろう 二人眠ろう 永久に |
ラストチャプターどれだけ美しい旋律なら 傷ついたあの子へと届くだろう 涙のひとつも拭えないで何を誤魔化してるの 誰かのためだと言わなければ逃げ道があるようで 何度も絶望してそれでも捨て切れない それは希望とかじゃなくてぼく自身に託した願いだから それがどれだけ美しい旋律なら 傷ついたあの子に届くのだろう 特別なものに焦がれた日々だけじゃ何ひとつ掴めずに 足りない何かを埋めるためなら手段は選ばないの そうして失くしたものをいつも愛しく思うくせに 何度も嘘ついてそのたび悔やむなら 数秒先の未来をイメージして どれだけ美しい瞬間でも 振り返るばかりじゃ見逃すから 始まりの果てに終わりがあることも恐れずにいられたら 変われない言い訳も変わるだろう 永遠に続くような幻に出会うたび 信じることがまた少し怖くなるけど 何度も絶望してそれでも捨て切れない それは希望とかじゃなくてぼく自身が託した願いだから たとえどれだけ美しい旋律でも その向こうにぼくが見えなければ 間違い続けた不細工な日々こそが ぼくのこと創るから きみのため創れるよ 今ならさ さよなら ひとりで歌うぼくよ 終わりへと向かおうか 誰にもなれない物語で ぼくらしくあるために | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | 山下洋介 | どれだけ美しい旋律なら 傷ついたあの子へと届くだろう 涙のひとつも拭えないで何を誤魔化してるの 誰かのためだと言わなければ逃げ道があるようで 何度も絶望してそれでも捨て切れない それは希望とかじゃなくてぼく自身に託した願いだから それがどれだけ美しい旋律なら 傷ついたあの子に届くのだろう 特別なものに焦がれた日々だけじゃ何ひとつ掴めずに 足りない何かを埋めるためなら手段は選ばないの そうして失くしたものをいつも愛しく思うくせに 何度も嘘ついてそのたび悔やむなら 数秒先の未来をイメージして どれだけ美しい瞬間でも 振り返るばかりじゃ見逃すから 始まりの果てに終わりがあることも恐れずにいられたら 変われない言い訳も変わるだろう 永遠に続くような幻に出会うたび 信じることがまた少し怖くなるけど 何度も絶望してそれでも捨て切れない それは希望とかじゃなくてぼく自身が託した願いだから たとえどれだけ美しい旋律でも その向こうにぼくが見えなければ 間違い続けた不細工な日々こそが ぼくのこと創るから きみのため創れるよ 今ならさ さよなら ひとりで歌うぼくよ 終わりへと向かおうか 誰にもなれない物語で ぼくらしくあるために |
ラルミー闇を照らす星さえひどく安い夜だ 作りかけのパズルを壊すぼくのせいだ きみへ続く唯一の糸がほどけなくて 無理に開けた扉に欠けた月が笑う 繰り返したしかめた心地良い温度さえ いつか消えてしまうならば 見えないものばかりを求めて歩くぼくは 繋いだ指に宿る今を探していたのかもなあ 明日とか未来とかその先の定めとか 待ち受ける暗闇に足は震えるけど 本当に怖いのはひび割れたこの声が 消えてしまうことじゃなくて いびつなこのココロが頼りないこのコトバが 今あるものすべてがきみへ届かぬことだ 宙に浮かんだままで行き場をなくした声は 止まらない時の中でウソに変わってしまうのかな カタチないこのココロをカタチないそのココロへ 伝える術を今日も今も探しているよ ぼくは声をあげ何度も叫ぶように 吐き出す胸の奥のきみを愛しく思うたびに | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | nano.RIPE | 闇を照らす星さえひどく安い夜だ 作りかけのパズルを壊すぼくのせいだ きみへ続く唯一の糸がほどけなくて 無理に開けた扉に欠けた月が笑う 繰り返したしかめた心地良い温度さえ いつか消えてしまうならば 見えないものばかりを求めて歩くぼくは 繋いだ指に宿る今を探していたのかもなあ 明日とか未来とかその先の定めとか 待ち受ける暗闇に足は震えるけど 本当に怖いのはひび割れたこの声が 消えてしまうことじゃなくて いびつなこのココロが頼りないこのコトバが 今あるものすべてがきみへ届かぬことだ 宙に浮かんだままで行き場をなくした声は 止まらない時の中でウソに変わってしまうのかな カタチないこのココロをカタチないそのココロへ 伝える術を今日も今も探しているよ ぼくは声をあげ何度も叫ぶように 吐き出す胸の奥のきみを愛しく思うたびに |
リアルワールド目が覚めたならきみが笑ってそんな世界が続くと思ってた 当たり前には少し足りない歪んだ視界から見てた青い夜 何度目の朝で打ち明けた恋のように 少し酸っぱいままで出掛けたら 近付いてくぼくらデリケート 淡い夢を見せてあげよう たまにはいいことあるかも ご褒美にはチョコレート 甘い夢を見れたら それがすべてだなんて笑ってみよう 曖昧だって大体だって続く気がして夜空を仰いだ なんとなくから見えた景色が新しい世界へほらね導くよ 回り続けるこの星はだれのもの? 難しいハナシなら食後にして 近付いてくぼくらデリケート 淡い夢を見せてあげよう たまにはいいことあるかも ご褒美にはチョコレート 甘い夢を見れたら それがすべてだなんて笑い飛ばそう あの丘まで進めストレート 見えない音に耳傾け 聴こえた?手招きする声 いくつかのバリケード壊せ 知れば知るほど わからなくもなるくらい不思議な世界 | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | | 目が覚めたならきみが笑ってそんな世界が続くと思ってた 当たり前には少し足りない歪んだ視界から見てた青い夜 何度目の朝で打ち明けた恋のように 少し酸っぱいままで出掛けたら 近付いてくぼくらデリケート 淡い夢を見せてあげよう たまにはいいことあるかも ご褒美にはチョコレート 甘い夢を見れたら それがすべてだなんて笑ってみよう 曖昧だって大体だって続く気がして夜空を仰いだ なんとなくから見えた景色が新しい世界へほらね導くよ 回り続けるこの星はだれのもの? 難しいハナシなら食後にして 近付いてくぼくらデリケート 淡い夢を見せてあげよう たまにはいいことあるかも ご褒美にはチョコレート 甘い夢を見れたら それがすべてだなんて笑い飛ばそう あの丘まで進めストレート 見えない音に耳傾け 聴こえた?手招きする声 いくつかのバリケード壊せ 知れば知るほど わからなくもなるくらい不思議な世界 |
リップシンクじゃあね ぼくは向こう側へ じゃあね きみと向こう側へ 手を繋いだら怖いものがなくなるわけじゃないけど 行こう 胸を塞ぐカタチのない影を少しずつ きみのカタチへ近付けてく あんな風に笑えたらな 泣きやむたびに架かる橋は 七色では表せないからさ いつもそうぼくは目が眩むけれど じゃあね ぼくは向こう側へ 何千色の橋を越えて 手を繋いだら怖いものがなくなるわけじゃないけど 愛のコトバは喉の奥でまだ息を潜めてる 小さく開けた口のカタチで伝わるかな 伝わるといいな たまに押し寄せる小波に足が濡れないように 橋の上から手を引いてよ ほんの少し変わりたいな だれかのためにならなくても ぼくがぼくを見失わないくらい ぼくだけにわかるくらいでいいから じゃあね ぼくは向こう側へ 何千色の橋を越えて その先には今とおなじものしかないとしたって これまでの日々が間違いじゃないと思えるから うまく言えないのなら歌ってしまおうよ じゃあね ぼくは向こう側へ じゃあね きみと向こう側へ 手を繋いだら怖いものがヒトツになる気がしたんだ 愛のコトバは喉の奥でまだ息を潜めてる 小さく開けた口のカタチで伝わるかな 伝わるといいな | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | nano.RIPE | じゃあね ぼくは向こう側へ じゃあね きみと向こう側へ 手を繋いだら怖いものがなくなるわけじゃないけど 行こう 胸を塞ぐカタチのない影を少しずつ きみのカタチへ近付けてく あんな風に笑えたらな 泣きやむたびに架かる橋は 七色では表せないからさ いつもそうぼくは目が眩むけれど じゃあね ぼくは向こう側へ 何千色の橋を越えて 手を繋いだら怖いものがなくなるわけじゃないけど 愛のコトバは喉の奥でまだ息を潜めてる 小さく開けた口のカタチで伝わるかな 伝わるといいな たまに押し寄せる小波に足が濡れないように 橋の上から手を引いてよ ほんの少し変わりたいな だれかのためにならなくても ぼくがぼくを見失わないくらい ぼくだけにわかるくらいでいいから じゃあね ぼくは向こう側へ 何千色の橋を越えて その先には今とおなじものしかないとしたって これまでの日々が間違いじゃないと思えるから うまく言えないのなら歌ってしまおうよ じゃあね ぼくは向こう側へ じゃあね きみと向こう側へ 手を繋いだら怖いものがヒトツになる気がしたんだ 愛のコトバは喉の奥でまだ息を潜めてる 小さく開けた口のカタチで伝わるかな 伝わるといいな |
リリリバイバー何回も夢に見ては叶えたイメージを焼き付けた ただ9回の果てにぼくらすべてを出し尽くして笑えるように どこまで行けるか試したくて 自分を信じたくて 泥だらけの日々の先に答えだってあるはずだと 手を伸ばせば届きそうな栄光への道標は 最初からなかったような顔をして春の陽に溶けてった 目指すべき場所はいつも朧げで不安だけど ぼくらこのままじゃ決して終われない 道ならあるだろう 強く手を何回も握り締めた 叶えたイメージを掴むように まだ何回も転ぶだろう 起き上がるスピードなら負けないように 今まで交わした約束にも 誓った言葉にも 本当はどこか迷いながら 逃げる術も探しながら なのにいつも辿り着けばまだ遠くを見たくなるよ 憧れるばかりでは追い付けない あの頃のヒーローへ 何回も追い込まれてそれでも諦めはしなかった さあ挽回の一打を今未来へ向け放て あの日から何回も夢に見ては叶えたイメージを焼き付けた ただ9回の果てにぼくら笑って泣けるように 運命がぼくを試しても揺るぎない夢は消えやしない | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | | 何回も夢に見ては叶えたイメージを焼き付けた ただ9回の果てにぼくらすべてを出し尽くして笑えるように どこまで行けるか試したくて 自分を信じたくて 泥だらけの日々の先に答えだってあるはずだと 手を伸ばせば届きそうな栄光への道標は 最初からなかったような顔をして春の陽に溶けてった 目指すべき場所はいつも朧げで不安だけど ぼくらこのままじゃ決して終われない 道ならあるだろう 強く手を何回も握り締めた 叶えたイメージを掴むように まだ何回も転ぶだろう 起き上がるスピードなら負けないように 今まで交わした約束にも 誓った言葉にも 本当はどこか迷いながら 逃げる術も探しながら なのにいつも辿り着けばまだ遠くを見たくなるよ 憧れるばかりでは追い付けない あの頃のヒーローへ 何回も追い込まれてそれでも諦めはしなかった さあ挽回の一打を今未来へ向け放て あの日から何回も夢に見ては叶えたイメージを焼き付けた ただ9回の果てにぼくら笑って泣けるように 運命がぼくを試しても揺るぎない夢は消えやしない |
ルミナリー弾け飛んで生まれた 風も音もなく 闇を裂いて散った 永遠の始まり 示すように燃える だれの意図もなく ただそこに在った 自覚もないまま なんのキオクも持たないままで 声なき声が内側から響く 光れ 光れ この世界中で ぼくは きみは ただヒトツだと 光れ 光れ 照らされるより照らせ 明日を きみを 限りある今日を 砕け散った瞬間にカウントダウンが始まった 光れ ある日ふっと気付いた ぼくには色があり ちょっとずつずっと変わってきていること バランスを崩して赤くなった時に 終わりが来るとどこか知ってた 泣いたキオクが戻らないうちは消えないように 燃え尽きないように 光れ 光れ この世界中で ぼくは きみは ただヒトツだと 光れ 光れ 照らされるより照らせ 明日を きみを ぼく自身を 永遠の中でさえ叶わない 失われゆくもの 闇に飲まれるくらいなら いっそ生まれたときよりも大きく散れたら 光れ 光れ 続く世界で ぼくは きみは いつか終わるけど 光れ 光れ 最期の最期まで ぼくも きみも まだ生きている 光れ 光れ 照らされるより照らせ 明日を きみを 限りある命を 覚悟した瞬間にカウントダウンが止まった 光れ 照らせ 明日を きみを 光れ | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | 渡辺拓也 | 弾け飛んで生まれた 風も音もなく 闇を裂いて散った 永遠の始まり 示すように燃える だれの意図もなく ただそこに在った 自覚もないまま なんのキオクも持たないままで 声なき声が内側から響く 光れ 光れ この世界中で ぼくは きみは ただヒトツだと 光れ 光れ 照らされるより照らせ 明日を きみを 限りある今日を 砕け散った瞬間にカウントダウンが始まった 光れ ある日ふっと気付いた ぼくには色があり ちょっとずつずっと変わってきていること バランスを崩して赤くなった時に 終わりが来るとどこか知ってた 泣いたキオクが戻らないうちは消えないように 燃え尽きないように 光れ 光れ この世界中で ぼくは きみは ただヒトツだと 光れ 光れ 照らされるより照らせ 明日を きみを ぼく自身を 永遠の中でさえ叶わない 失われゆくもの 闇に飲まれるくらいなら いっそ生まれたときよりも大きく散れたら 光れ 光れ 続く世界で ぼくは きみは いつか終わるけど 光れ 光れ 最期の最期まで ぼくも きみも まだ生きている 光れ 光れ 照らされるより照らせ 明日を きみを 限りある命を 覚悟した瞬間にカウントダウンが止まった 光れ 照らせ 明日を きみを 光れ |
ルーペキレイなモノだけで世界を彩るのは簡単だけど それだけじゃきっと大切なモノを見落としてしまうの 今日の日が終わり明日が来て振り返れば道が出来ていた どこからきみに話をしよう?小さな物語 初夏の風にページが捲られ追いかけるように進んでゆく この先何が待ち受けてるの?それを見にゆこうよ ポケットに隠している涙は出しておこう 世界にただヒトツだけあたしの虫めがね キレイに見えすぎて目を塞ぎたくなることも きっとあるけどそれだけじゃないと思えるよきみの隣なら キレイなモノだけで世界を彩るのは簡単だけど それだけじゃきっと大切なモノを見落としてしまうの 晴れたと思えば雲が覆いたちまち雨が降り出すような 気まぐれな空を見上げながら大きく息をした 歪んだこの空にぼやけたあたしの声が 溶け出し浮かぶその色に包まれていたいなきみとふたりきり 思い出すたびにまた傷つき迷うことも 繋がりながらその先へ伸びてゆく道の上に立っている今 キレイなモノだけで世界を彩るのは簡単だけど それだけじゃきっと大切なモノに気付かない 傷つけ合うことや涙を流すことでこの手に触れるモノもある 本当に大切なモノはその中に 世界でただヒトツあたしの涙越しに見えるきみが笑う それだけでハッピーエンドの明日を描けるから | nano.RIPE | きみコ | きみコ | nano.RIPE | キレイなモノだけで世界を彩るのは簡単だけど それだけじゃきっと大切なモノを見落としてしまうの 今日の日が終わり明日が来て振り返れば道が出来ていた どこからきみに話をしよう?小さな物語 初夏の風にページが捲られ追いかけるように進んでゆく この先何が待ち受けてるの?それを見にゆこうよ ポケットに隠している涙は出しておこう 世界にただヒトツだけあたしの虫めがね キレイに見えすぎて目を塞ぎたくなることも きっとあるけどそれだけじゃないと思えるよきみの隣なら キレイなモノだけで世界を彩るのは簡単だけど それだけじゃきっと大切なモノを見落としてしまうの 晴れたと思えば雲が覆いたちまち雨が降り出すような 気まぐれな空を見上げながら大きく息をした 歪んだこの空にぼやけたあたしの声が 溶け出し浮かぶその色に包まれていたいなきみとふたりきり 思い出すたびにまた傷つき迷うことも 繋がりながらその先へ伸びてゆく道の上に立っている今 キレイなモノだけで世界を彩るのは簡単だけど それだけじゃきっと大切なモノに気付かない 傷つけ合うことや涙を流すことでこの手に触れるモノもある 本当に大切なモノはその中に 世界でただヒトツあたしの涙越しに見えるきみが笑う それだけでハッピーエンドの明日を描けるから |
レインカーテンいつもより少し暗い朝 首筋を冷やす黒い夢 きみの手は熱を帯びて 大丈夫だよって言う 大丈夫だよって言う 逆さまに見た窓から 覗きこむ夢の粒に 組み立てた日々を投げた 今日はもういいかな 今日はもういいよね 変わらないなぼくらはまだ フタリいつか繋いだ日と 窓を叩く雨音のリズム 気まぐれが心地良いな 雨上がり虹がカオを出すまで ココに居ようきみをウデに絡めて まばたきを数えて時を刻もう 薄れゆく意識の中 雨上がり虹がカオを出すまで ココに居ようきみをウデに絡めて 変わらないものなどないと言うなら 寄せた頬に口づけ 雨が今フタリを隠したから ココはもうきみとぼくの世界だ 永遠ならそこらに落ちているよ だれにも変えられない そうでしょ? そうだよ | nano.RIPE | きみコ | きみコ | nano.RIPE | いつもより少し暗い朝 首筋を冷やす黒い夢 きみの手は熱を帯びて 大丈夫だよって言う 大丈夫だよって言う 逆さまに見た窓から 覗きこむ夢の粒に 組み立てた日々を投げた 今日はもういいかな 今日はもういいよね 変わらないなぼくらはまだ フタリいつか繋いだ日と 窓を叩く雨音のリズム 気まぐれが心地良いな 雨上がり虹がカオを出すまで ココに居ようきみをウデに絡めて まばたきを数えて時を刻もう 薄れゆく意識の中 雨上がり虹がカオを出すまで ココに居ようきみをウデに絡めて 変わらないものなどないと言うなら 寄せた頬に口づけ 雨が今フタリを隠したから ココはもうきみとぼくの世界だ 永遠ならそこらに落ちているよ だれにも変えられない そうでしょ? そうだよ |
ロスさっきまで目の前にいた人の背中が見えなくなる 立ち止まるぼくは世界の流れに逆らっているのだろう 現実から目を逸らしたって始まるものも終わるものもない 今この目に映り込むものがどれほど残酷だとしたって 足早に過ぎてく人の群れがぼくを弾いた どんな未来でも今はまだ欲しくないや きみの影を探してる ぼくから涙を奪わないでよ 悲しむ術を奪わないでよ 希望とやらがもしもあるのなら涙越しでも光るだろう 愛なんて不確かなもんに何を期待していたのだろう 見えもせず触れられもしない幻想だけ集めて飾った 音もなく崩れて砂埃が空を隠した どんな未来ならぼくはまた欲しくなるの 生きる意味を探してる ぼくから涙を奪わないでよ 悲しむ術を奪わないでよ 絶望の先に見える世界ならどんな闇でも光るだろう 虚ろに並べた歪な白 宿りも祈りもしないくせに どんな未来にもきみはもういないのなら そこに影も光もないだろう ぼくからもう何も奪わないでよ 痛みも傷も奪わないでよ 希望とやらに縋るくらいなら闇の奥に目を凝らせ いつしか涙がぼくを包めば悲しみの中を泳げるから きみが遺したわずかな欠片もぼくと共に溶けるだろう 虚ろに並べた歪な白 宿りも祈りもしないくせに 逆らい続けた果てにぼくは何を失うのだろう | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | 佐々木淳 | さっきまで目の前にいた人の背中が見えなくなる 立ち止まるぼくは世界の流れに逆らっているのだろう 現実から目を逸らしたって始まるものも終わるものもない 今この目に映り込むものがどれほど残酷だとしたって 足早に過ぎてく人の群れがぼくを弾いた どんな未来でも今はまだ欲しくないや きみの影を探してる ぼくから涙を奪わないでよ 悲しむ術を奪わないでよ 希望とやらがもしもあるのなら涙越しでも光るだろう 愛なんて不確かなもんに何を期待していたのだろう 見えもせず触れられもしない幻想だけ集めて飾った 音もなく崩れて砂埃が空を隠した どんな未来ならぼくはまた欲しくなるの 生きる意味を探してる ぼくから涙を奪わないでよ 悲しむ術を奪わないでよ 絶望の先に見える世界ならどんな闇でも光るだろう 虚ろに並べた歪な白 宿りも祈りもしないくせに どんな未来にもきみはもういないのなら そこに影も光もないだろう ぼくからもう何も奪わないでよ 痛みも傷も奪わないでよ 希望とやらに縋るくらいなら闇の奥に目を凝らせ いつしか涙がぼくを包めば悲しみの中を泳げるから きみが遺したわずかな欠片もぼくと共に溶けるだろう 虚ろに並べた歪な白 宿りも祈りもしないくせに 逆らい続けた果てにぼくは何を失うのだろう |
ローリエ今 夏がぼくらを連れ出した きみと描いたこの夢に色を付けようか 初めて握り締めた白いボールは眩しく見えて 小さな手のひらから少しでも遠くまでと投げたよ あの日からぼくは目指す場所まで1ミリでも近付けるよう 走り続けてはたまに転んで そのたびに地面をギュッと蹴り付けた 擦り剥いた傷の数で決まるなら負けない自信はあるのに 夏の陽射しがぼくらを照らすほど きみの笑顔がどうしても見たくなったんだ ひとつの言い訳からハラハラと弱音が零れては ただひとつのプライドさえ投げ出してしまう夜もあったよ 暗くなる空にぼくを隠して人知れず涙を拭っても 消えない光がココロで揺れて そのたびに思いはグッと加速した 闇雲に追い掛けていられたのはいつだってきみがいたから 夏の陽射しがすべてを知るのなら ぼくの弱さも見抜かれていたのかな ねえ ぼくは間違いなくあの日の続きを描いてるかい ねえ ぼくはあとどれくらい遠くへ投げたら届くんだい ねえ 今のぼくの手ならあの日のすべてを掴めるかい ねえ 今もおなじ空の下 眩しく見えてるかい こんな傷の数で決まるような小さな夢ではないけど 夏の陽射しがぼくらを照らすから きみの笑顔がもう一度見たい 闇雲に追い掛けたその果てにはひとつの答えがあるから 夏が終わりをぼくらに告げる頃 きみと描いたこの夢が光りますように 七色に | nano.RIPE | きみコ | 佐々木淳 | nano.RIPE | 今 夏がぼくらを連れ出した きみと描いたこの夢に色を付けようか 初めて握り締めた白いボールは眩しく見えて 小さな手のひらから少しでも遠くまでと投げたよ あの日からぼくは目指す場所まで1ミリでも近付けるよう 走り続けてはたまに転んで そのたびに地面をギュッと蹴り付けた 擦り剥いた傷の数で決まるなら負けない自信はあるのに 夏の陽射しがぼくらを照らすほど きみの笑顔がどうしても見たくなったんだ ひとつの言い訳からハラハラと弱音が零れては ただひとつのプライドさえ投げ出してしまう夜もあったよ 暗くなる空にぼくを隠して人知れず涙を拭っても 消えない光がココロで揺れて そのたびに思いはグッと加速した 闇雲に追い掛けていられたのはいつだってきみがいたから 夏の陽射しがすべてを知るのなら ぼくの弱さも見抜かれていたのかな ねえ ぼくは間違いなくあの日の続きを描いてるかい ねえ ぼくはあとどれくらい遠くへ投げたら届くんだい ねえ 今のぼくの手ならあの日のすべてを掴めるかい ねえ 今もおなじ空の下 眩しく見えてるかい こんな傷の数で決まるような小さな夢ではないけど 夏の陽射しがぼくらを照らすから きみの笑顔がもう一度見たい 闇雲に追い掛けたその果てにはひとつの答えがあるから 夏が終わりをぼくらに告げる頃 きみと描いたこの夢が光りますように 七色に |