BiTE A SHOCK
青春って何色?(MAHiTO)
2025年7月16日に“BiTE A SHOCK”が新曲「Ready Steady Blue」をリリース! 青春のきらめきと、今という瞬間に飛び込む若者たちの心情を“青(ブルー)”で描いた、エネルギッシュなポップロックナンバー。恋とも友情ともつかない曖昧な関係、飛び込みたくてもためらってしまう気持ちを、勢いのあるサウンドで一歩を後押しする楽曲となっております。
さて、今日のうたではそんな“BiTE A SHOCK”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第1弾はMAHiTOが執筆。自身の青春の色を思い浮かべてみたとき、浮かんだのは“真っ黒”。その理由とは。そして新曲「Ready Steady Blue」の歌詞で気づいたこととは…。
新曲「Ready Steady Blue」は“青春のきらめき”と“今という瞬間”を描いた楽曲。
まだタイトルも歌詞も決まっていない頃、メロディーだけを聴いて、僕が思う青春の歌詞を書いてみた。
青春って何色? 無限の未来(あす)描く彩り。
果てない期待を、遥か彼方まで。
まばゆい彩り、未知な光に想い乗せて。
今だけの日々、君だけの色ともに描こうか。
青春って何色だろうと思い浮かべた時、僕の青春は真っ黒だった。
小中高まで野球をやっていて、晴れの日も雨の日も毎日泥まみれ。
日焼け止めなんて塗ったこともなく、顔も真っ黒だった。
野球まみれ泥まみれの「黒」。
あの頃の僕の頭の中には野球しかなかった。
未来が分からないからこそ、不安もあるけれど期待や希望も光輝くと思う。
そんな戻らない日々を青春を大切に描いていこう
という想いを込めて書いた。
そして、新曲「Ready Steady Blue」の歌詞を初めて見た時、
歌詞に<弾けて!青色>、<飛び込め!青色>と綴られていて
僕の青春の色とは違う色が書かれていた。
これまで僕の青春に“青色”なんて爽やかな色は入って無いと思っていた。
しかし、思い返すと僕の野球まみれ泥まみれの青春にもしっかりと“青色”は入って
いたのだ。
グラウンドの青空、悔しさや嬉しさで流した涙、
チームメイトと声を枯らすまではしゃいだ青い記憶。
そして青春を振り返ると沢山の色を思い出した。
眩しいほどの太陽、毎日追いかけた白球、母が毎日作ってくれた揚げ物まみれの弁当など。
そう。青春を彩る色は無限にある。
青春に年齢は関係ない。
誰だって今日という1日は戻らない。
だからこそ何歳になっても希望や期待を持って未知なものに足を踏み入れたり、挑戦したりする。
青春は無限大だ。
<BiTE A SHOCK・MAHiTO>
◆新曲「Ready Steady Blue」
2025年7月16日発売