ガラクタ
初めて本気で取り組みたいものに出会えたよ。
2025年12月3日に“ガラクタ”が1stアルバム『Toy BOX』をリリース!今作には、ドラマ『令和の三英傑!』主題歌「あくびがうつる」、ドラマ『低体温男子になつかれました。』エンディング主題歌「キミに似合うワタシ」、FM AICHI「ROCK YOU!」とコンタクトレンズ「ハートアップ」コラボキャンペーンソング「ルックアットミー」など全12曲が収録されております。
さて、今日のうたでは、そんな“ガラクタ”のはるによる歌詞エッセイをお届け。初のアルバムをリリースし、メジャーデビューを果たした今の思いを明かしてくださいました。ぜひ、今作とあわせてエッセイを受け取ってください。
ガラクタのGt.Voはるです。
初めてのアルバム『Toy BOX』をリリースしました、そしてメジャーデビューしました。
まさか人生で「メジャーデビューしました」なんて台詞を言う時が来るなんて思ってもいなかったです。
数年前、どれだけ上手く部活をサボるかを考えて生きていた自分は信じてくれるのでしょうか。
2025年は、大学を卒業して正式に「職業 : バンドマン」になったわけですが、
学校すらまともに来なかったあいつが立派な美容師になっていたり、
一方的に嫌ってるあいつが一流企業に就職していたり、
自分だけ何かに属していないという漠然とした不安がありました。
だからこそ、この2025年にメジャーデビューできたということが嬉しい。
特に秀でた才能があるわけでもなく、いじめられた経験があるわけでもない
何も努力してこられなかった自分が、音楽だけには本気になれた。
そもそも、明るく振る舞うことができて、友達をたくさん作れていれば、
部活や学業、遊びに本気で向き合えていれば、音楽なんかに心動かなかったはずだと思う。
あの頃の自分ありがとう~、初めて本気で取り組みたいものに出会えたよ。
ガラクタというバンドのキャラクターは、明るいイメージが持たれがちだけれど、
作詞作曲している本人は根っからの陰であって、音楽は現実逃避をした先にあったもの。
自分がそうであったように、誰かが現実逃避をした時にあって欲しい音楽を作り続けていきます。
<ガラクタ・はる>
◆1stアルバム『Toy BOX』 2025年12月3日発売