君と旅行鞄本当に愛していたんだよ 大人げな横顔を 本当に好きになりたくて 生きていたんだもの 何も知らぬうちに全てはね 変わっていったさ さよなら風が運んだ 甘い夢 思い出つめた 旅行鞄と 君は夏の中へ 悲しい僕の なきがらが 冬を待っている 何も知らぬうちに全てはね 変わっていったさ さよなら風が運んだ 甘い夢 本当に愛していたんだ 君のことを 今でも忘れられない 僕の倖せ 僕の倖せ 僕の倖せ | はちみつぱい | 渡辺勝・鈴木慶一 | 松本圭司 | | 本当に愛していたんだよ 大人げな横顔を 本当に好きになりたくて 生きていたんだもの 何も知らぬうちに全てはね 変わっていったさ さよなら風が運んだ 甘い夢 思い出つめた 旅行鞄と 君は夏の中へ 悲しい僕の なきがらが 冬を待っている 何も知らぬうちに全てはね 変わっていったさ さよなら風が運んだ 甘い夢 本当に愛していたんだ 君のことを 今でも忘れられない 僕の倖せ 僕の倖せ 僕の倖せ |
薬屋さん紫陽花の花が 六月の雨に濡れているよ だから 窓を開けて だから 窓を開けて 薬瓶から零れ落ちる 悲しい雨垂れ 一粒 あいつの噂 忘れるさ 朝顔の花が 七月の朝に揺れているよ だから 手を伸ばして だから 手を伸ばして テニス・コートが燃えている朝に 陽気に唄う 伊太利の唄 薬屋さんよ 胸の痛みを運んでおくれ さもないと薬箱が風に舞う 長椅子に凭れ 八月の声を聞く頃ともなると ただ 齢をとるばかりで ただ 齢をとるばかりで | はちみつぱい | 鈴木慶一 | 鈴木慶一 | | 紫陽花の花が 六月の雨に濡れているよ だから 窓を開けて だから 窓を開けて 薬瓶から零れ落ちる 悲しい雨垂れ 一粒 あいつの噂 忘れるさ 朝顔の花が 七月の朝に揺れているよ だから 手を伸ばして だから 手を伸ばして テニス・コートが燃えている朝に 陽気に唄う 伊太利の唄 薬屋さんよ 胸の痛みを運んでおくれ さもないと薬箱が風に舞う 長椅子に凭れ 八月の声を聞く頃ともなると ただ 齢をとるばかりで ただ 齢をとるばかりで |
センチメンタル通り海岸通りは 大粒の雨 濡れてゆくよ せんちめんたるどおり 夜泣き電線 風にあわせて 只一言 “優しい人ね” ゼンマイ仕掛けの 錆びた万国旗 機械油の唄に 色めいて 通せんぼ せんちめんたるどおり 顔を赤らめて いつものとおり 抜けてゆくのさ おお 袋小路を 女の園から 煙の中へと プラットホームに 埋まるのか せんちめんたるどおり 顔を赤らめて いつものとおり 抜けてゆくのさ おお 袋小路を | はちみつぱい | 鈴木慶一 | 鈴木慶一 | | 海岸通りは 大粒の雨 濡れてゆくよ せんちめんたるどおり 夜泣き電線 風にあわせて 只一言 “優しい人ね” ゼンマイ仕掛けの 錆びた万国旗 機械油の唄に 色めいて 通せんぼ せんちめんたるどおり 顔を赤らめて いつものとおり 抜けてゆくのさ おお 袋小路を 女の園から 煙の中へと プラットホームに 埋まるのか せんちめんたるどおり 顔を赤らめて いつものとおり 抜けてゆくのさ おお 袋小路を |
月夜のドライヴぽっかり月が出たら スポーツカーで出かけましょ ハイウェイは ほのぼのか しらじらか ぼくらを待っている 今夜は 春の宵じゃないか ムーンライトドライヴ ブルルン ブルルン エンジンは 女の哀しみ 柞撒いて 優しく 優しく 啜り泣く 君のサングラスに 彗星がキラリ ぼくはスピード 出しきれず 君は恋人だらけの ガソリン・スタンドへ お聴き カーラジオを タイヤの下で ご覧 ヒットソングが また一つ海に沈む 君の右足浮かんでる 東京湾へ アクセル吹かすぜベイビー いい月夜じゃないか ハイウェイドライブ いい月夜じゃないか ハイウェイドライブ ぽっかり月が出たら スポーツカーで出かけましょ 今夜は ダンスパーティじゃないか ムーンライトドライヴ | はちみつぱい | 山本浩美・補作詞:鈴木慶一 | 山本浩美・補作曲:鈴木博文 | | ぽっかり月が出たら スポーツカーで出かけましょ ハイウェイは ほのぼのか しらじらか ぼくらを待っている 今夜は 春の宵じゃないか ムーンライトドライヴ ブルルン ブルルン エンジンは 女の哀しみ 柞撒いて 優しく 優しく 啜り泣く 君のサングラスに 彗星がキラリ ぼくはスピード 出しきれず 君は恋人だらけの ガソリン・スタンドへ お聴き カーラジオを タイヤの下で ご覧 ヒットソングが また一つ海に沈む 君の右足浮かんでる 東京湾へ アクセル吹かすぜベイビー いい月夜じゃないか ハイウェイドライブ いい月夜じゃないか ハイウェイドライブ ぽっかり月が出たら スポーツカーで出かけましょ 今夜は ダンスパーティじゃないか ムーンライトドライヴ |
釣り糸髭の爺さんと 釣り糸を池に垂らしていた 苦いくわえ煙草が 目に染みて 苛立つ涙を拭って空を見上げれば ぼくはどうでも良かったんだ 爺さんは黙って 釣竿を握りしめていた 枯れ葉は風に踊らされている 僕は一寸くしゃみして 襟を立てた その日は町で祭さ 爺さんは向こう岸へ 歩いていったよ背丈もある篭しょって あたりは不気味に暗さを増して 怪しい雲行きさ きっと雨が降り出すだけさ ぼくはどうでも良かったんだ 紅い空が燃え尽きて まどろむ池の辺独りうっとり 煙る雨に濡れて夢見てたら なっちまった魚の姿に なっていたんだ釣り糸指にからませ | はちみつぱい | かしぶち哲郎 | かしぶち哲郎 | | 髭の爺さんと 釣り糸を池に垂らしていた 苦いくわえ煙草が 目に染みて 苛立つ涙を拭って空を見上げれば ぼくはどうでも良かったんだ 爺さんは黙って 釣竿を握りしめていた 枯れ葉は風に踊らされている 僕は一寸くしゃみして 襟を立てた その日は町で祭さ 爺さんは向こう岸へ 歩いていったよ背丈もある篭しょって あたりは不気味に暗さを増して 怪しい雲行きさ きっと雨が降り出すだけさ ぼくはどうでも良かったんだ 紅い空が燃え尽きて まどろむ池の辺独りうっとり 煙る雨に濡れて夢見てたら なっちまった魚の姿に なっていたんだ釣り糸指にからませ |
土手の向こうに冬さえくれば いくらか変わるはずさ それだけで 君さえくれば いくらか変わるはずさ それだけで 待ち草臥れて 燗れた夏は 土手の向こうに 打ち捨てといて 倦怠い君も 土手の向こうに 埋めてしまった 夏さえ去れば いくらか変わるはずさ それだけで 君さえ去れば いくらか変わるはずさ それだけで 待ち草臥れて また来る夏は 土手の向こうに 打ち捨てといて 倦怠い僕も 土手の向こうに 埋めてしまった 冬の匂いをみたんだ | はちみつぱい | 鈴木慶一 | 鈴木慶一 | | 冬さえくれば いくらか変わるはずさ それだけで 君さえくれば いくらか変わるはずさ それだけで 待ち草臥れて 燗れた夏は 土手の向こうに 打ち捨てといて 倦怠い君も 土手の向こうに 埋めてしまった 夏さえ去れば いくらか変わるはずさ それだけで 君さえ去れば いくらか変わるはずさ それだけで 待ち草臥れて また来る夏は 土手の向こうに 打ち捨てといて 倦怠い僕も 土手の向こうに 埋めてしまった 冬の匂いをみたんだ |
塀の上で空は未だ群青色の朝 外はそぼ降る鈍色の雨 窓にこびりついた残り顔流し 牛乳瓶に注ぎ込む雨よ 惚れられ惚れて早一年経って 若さと馬鹿さ空転りするさ ヒールが七糎のブーツをはいて ぼくを踏み潰して出ていった朝よ 塀の上で 塀の上で ぼくは雨に流れみてただけさ 誘導灯が秋波くれて 広告塔も空に投げキッス 羽田から飛行機でロンドンへ ぼくの嘆きを持ってお嫁に行くんだね 今日は 塀の上で 塀の上で ぼくは雨に流れみてただけさ 塀の上で 塀の上で ぼくは雨に流れみてただけさ | はちみつぱい | 鈴木慶一 | 鈴木慶一 | | 空は未だ群青色の朝 外はそぼ降る鈍色の雨 窓にこびりついた残り顔流し 牛乳瓶に注ぎ込む雨よ 惚れられ惚れて早一年経って 若さと馬鹿さ空転りするさ ヒールが七糎のブーツをはいて ぼくを踏み潰して出ていった朝よ 塀の上で 塀の上で ぼくは雨に流れみてただけさ 誘導灯が秋波くれて 広告塔も空に投げキッス 羽田から飛行機でロンドンへ ぼくの嘆きを持ってお嫁に行くんだね 今日は 塀の上で 塀の上で ぼくは雨に流れみてただけさ 塀の上で 塀の上で ぼくは雨に流れみてただけさ |
ぼくの倖せ本当に愛していたんだよ 生きていたんだもの 本当に好きになりたくて 僕の為じゃなく 何も知らぬうちにすべてはね 変わっていったさ 地球はまわりまわって元の位置 明るい朝に夢がある 追憶の風と 今でも忘れられない ぼくの倖せ 何も知らぬうちにすべてはね 遠くへ 遠くへ 地球はまわりまわって元の位置 本当に愛していたんだ 生きていたんだもの 本当に 本当に ぼくの為じゃなく ぼくの為じゃなく ぼくの為じゃなく | はちみつぱい | 松本圭司 | 渡辺勝 | | 本当に愛していたんだよ 生きていたんだもの 本当に好きになりたくて 僕の為じゃなく 何も知らぬうちにすべてはね 変わっていったさ 地球はまわりまわって元の位置 明るい朝に夢がある 追憶の風と 今でも忘れられない ぼくの倖せ 何も知らぬうちにすべてはね 遠くへ 遠くへ 地球はまわりまわって元の位置 本当に愛していたんだ 生きていたんだもの 本当に 本当に ぼくの為じゃなく ぼくの為じゃなく ぼくの為じゃなく |
酔いどれダンス・ミュージック夜ともなれば 聞こえてくる 流行のダンスを教えようか 不況の嵐を吹きとばす 酔いどれダンスミュージック 夜が更けるまで 近所の人がたくさん集まって 我が家の二階は憩いのダンスホール あの街 この街 燃え焦がす 最後の ダンスミュージック 足踏んずけて 踊ろ踊ろ 酔いどれダンスミュージック 踊ろ踊ろ 君とダンスミュージック 踊ろ踊ろ 酔いどれダンスミュージック 踊ろ踊ろ 君とダンスミュージック 夜ともなれば 聞こえてくる 流行のダンスを教えようか 家庭の床など 踏み抜いて 踊る ダンスミュージック 朝がくるまで 踊ろ踊ろ 酔いどれダンスミュージック 踊ろ踊ろ 君とダンスミュージック 踊ろ踊ろ 酔いどれダンスミュージック 踊ろ踊ろ 君とダンスミュージック 踊ろ踊ろ 酔いどれダンスミュージック 踊ろ踊ろ 君とダンスミュージック | はちみつぱい | 鈴木慶一 | 鈴木慶一 | | 夜ともなれば 聞こえてくる 流行のダンスを教えようか 不況の嵐を吹きとばす 酔いどれダンスミュージック 夜が更けるまで 近所の人がたくさん集まって 我が家の二階は憩いのダンスホール あの街 この街 燃え焦がす 最後の ダンスミュージック 足踏んずけて 踊ろ踊ろ 酔いどれダンスミュージック 踊ろ踊ろ 君とダンスミュージック 踊ろ踊ろ 酔いどれダンスミュージック 踊ろ踊ろ 君とダンスミュージック 夜ともなれば 聞こえてくる 流行のダンスを教えようか 家庭の床など 踏み抜いて 踊る ダンスミュージック 朝がくるまで 踊ろ踊ろ 酔いどれダンスミュージック 踊ろ踊ろ 君とダンスミュージック 踊ろ踊ろ 酔いどれダンスミュージック 踊ろ踊ろ 君とダンスミュージック 踊ろ踊ろ 酔いどれダンスミュージック 踊ろ踊ろ 君とダンスミュージック |
夜は静か 通り静か夜は静か 通り静か 恋の悩み 買いましょ 涙の中 お砂糖幾つ 一人の夜は 三つね スプーンにうつしてさ 可愛い女の微笑み レモン一切れのせればね 何か切なくなるの 夜は静か 通り静か 恋の悩み 買いましょ 好きな唄を 口ずさみ 昔のレコードかけてみて 誰もが恋する 今宵には 夜道に唇そっとよせ 屋根から屋根へと 飛び歩く 窓を少し少しだけ開けて 星を星を探しだして 小さな声で数えれば すみれ咲く丘の上 | はちみつぱい | 渡辺勝 | 渡辺勝 | | 夜は静か 通り静か 恋の悩み 買いましょ 涙の中 お砂糖幾つ 一人の夜は 三つね スプーンにうつしてさ 可愛い女の微笑み レモン一切れのせればね 何か切なくなるの 夜は静か 通り静か 恋の悩み 買いましょ 好きな唄を 口ずさみ 昔のレコードかけてみて 誰もが恋する 今宵には 夜道に唇そっとよせ 屋根から屋根へと 飛び歩く 窓を少し少しだけ開けて 星を星を探しだして 小さな声で数えれば すみれ咲く丘の上 |