半田健人作曲の歌詞一覧リスト  28曲中 1-28曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ガラスの時間マリアンヌ東雲マリアンヌ東雲半田健人半田健人松石ゲル・マリアンヌ東雲本気じゃなかったのよ あんな事 云ったけど 伝わると思っていた私が ひとりで 想い違い  首に下がった このペンダントは 写真を外して しばらく使わせて  隣で笑う難しさに あれから気付いたのよ もうあなたからは 聞けない 私の名前  ふたりでよく来たお店に ひとりでまた来るの プレゼントに考えてたものは 誰かが 買ったみたい  こうしてゆっくり 忘れていくのかな せっかく明るくなれた私だけど  眺めるだけのショーウィンドウに かけられたドレスを見て 似合わないまま 袖を通した 私の姿  隣で笑う難しさに あれから気付いたのよ もうあなたからは 聞けない 私の名前
裁かれる者たちへマリアンヌ東雲マリアンヌ東雲半田健人半田健人松石ゲル・マリアンヌ東雲あっちのあいつがこっちの私に 声をかけている その時ふたりが初めて互いの顔を知る  こっちの私はあっちのあいつを きつく睨みつけ 冷めた口調でなじるように こう語る  諦めなさい 足掻きは見苦しい 自分の都合で暴れるな だめだめもう遅い 甘やかし過ぎた過去を 今こそかえりみる その時が来た  あっちのあいつはこっちの私を 悪に仕立て上げ それがいつもの奴らの手口だ耳を貸すな  こっちの私とあっちあいつじゃ 話ができない まるで言葉の違う国の異邦人  優しくしたら すぐつけあがるから 仏の心も意味がない だめだめもう遅い 港に船が来ている 別れの時が来た その時が今
あの日から半田健人半田健人半田健人半田健人柳田ヒロ何をしてもすれ違い 何か言えば傷つけて 意地で一緒に居たような そんな時代があった  君が灯したあかりの部屋に 僕は住んでいたのさ あの日から窓は暗く 飾る花もなくなった 青春はいつも過去にあるようで 昔を見ていたくなる  誰かいれば癒されて 何かすればごまかせる 無理に生きがい探すような そんな時間が続いてる  君が灯した希望の中に 僕は生きてみるのさ あの日から服も着替え 語る話も変えたけど 青春がいつも過去にあるようで 昔を見ていたくなる
生活半田健人半田健人半田健人半田健人柳田ヒロ眠たくもないのに布団に入るのは 歩きたくないのです 腹が減るのに何も食べないのは 動きたくないのです そんな生活をやめようとしないのは 言い訳をしたいからで そんな生活をやめようとしないのは 言い訳にならないからで  仕事は仕事 遊びと違うから 向こうからはやってこない 待てど待てど 仕事はやって来ない そろそろ腹も減るのだが そんな生活をただ過ごすのは 銭が嫌いなわけじゃなく そんな生活をただ過ごすのは 銭にありつきたいから  つまりは夢に入りたいのです 夢は誰からも見えないもので つまりは夢を見ているのです 誰からも見えない夢を そんな生活をやめようとしないのは 歩いてみたいのです そんな生活をやめようとしないのは 動いてみたいのです
朝露半田健人半田健人半田健人半田健人朝から 朝から 朝霞という名の町へ行く 稽古なんだよ 映画の稽古にさ  映画よ 映画よ 近頃元気がない映画 時代なんだよ そういう時代にさ  時代よ 時代よ 個人で生きるに困らぬ生活 生活するんだよ 画面越しの顔でね  顔だけ 顔だけ 人の見かけを拾い上げ 気に入れば しばらく使うのさ  使うのさ 使うのさ 自分の都合で乱暴に 迷惑だろうに 俺に好かれてね  好かれて 好かれて 好かれた後でスカされて あとが怖くて 今日も生きられぬ  生きるのさ 生きるのさ 死んだらみんな忘れられるんだ 今のうちだよ 声がかかるのは
一日半田健人半田健人半田健人半田健人柳田ヒロ夕暮れが近い時が来ると 私はいつも同じ事を想う 今日の一日は何かの為になっただろうか 一銭の儲けも作らぬままに また暦は前だけに 暦は前だけに進む  十二時が近い時が来ると 私はいつも同じ事をしてる 今日の一日を何かに残そうとするのだが 一銭の儲けも作らぬままに また時計は右だけに 時計は右だけに回る  朝焼けが近い時が来ると 私はいつも同じ夢に入る 明日の一日も誰かと生きようとすればこそ 一銭の儲けは作らなければ また朝陽は上だけに 朝陽は上だけに昇る  昼飯が近い時が来ると 私はいつも同じモノを食べる 今日は一日を違う計画で歩いてみるのだが 一銭の儲けは隣のポケットに また夕暮れが近付いて来る また夕暮れが近付いて来る  一銭の儲けは隣のポケットに また夕暮れが近付いて来る また夜が訪れて来る
誕生日半田健人半田健人半田健人半田健人柳田ヒロあの日と同じ葉巻を買って 懐かしさはもういらないはずなのに 愛した頃の香りが恋しい 何も思い出せなくなる前に こんな日に限って雨が降る デジャヴのような僕がいる 身動きしないまま 時間が過ぎた 明日は 明日は君の誕生日  明日の空っぽにしたダイアリー 誰のためになる時間をつくる 愛した頃の話が恋しい 誰も思い出せなくなりそうで こんな日に限って雨が降る 濡れて歩けば 様になるだろうか 置き去りの時は いつまでつづく 明日は 明日は君の誕生日  明日は 明日は君の誕生日
モノゴイ半田健人半田健人半田健人半田健人柳田ヒロ季節ばかりを食べてるようで それで生きてる気になって それで何年 生きたのか 数えるのも怖くなり  人の世話になりっぱなしで それで生きてるようなもの それで何年 生きれるか 曇る顔は増えるばかり  助ける人がいるうちに それで生かされているうちに 借りたものを返さねば 借りたものを返さねば  だけど私には売るものが 売れそうなものがあるわけじゃなく 物乞いするには まだ若く 歌を歌っているのです  どこかに私に似た人が 居るならそいつは駄目なヤツ だけど気持ちはわかるから 珈琲くらい奢ってやるよ  それも人の金だけどな!
蕎麦屋の娘半田健人半田健人半田健人半田健人柳田ヒロ僕の好きな子は 蕎麦屋の娘さ スタイルがよくて ユニークなんだ 一緒に暮らしたかった 君をうちから連れ去ってしまった僕だけど 帰って行ったところは 他の男のところだったね あれから十年 僕も三十 変わらずに愛してるのは 僕が男だからだろうか  僕の好きな子は 蕎麦屋の娘さ お父さんにも お母さんにも お世話になりました 君をうちから連れ去ってしまった僕は 今日もお蕎麦をご馳走になる そんな有様さ あれから十年 夏はもうすぐ 暖簾の向こうの白い腕 もしや君だっただろうか
鼻毛粉砕計画II半田健人半田健人半田健人半田健人頼んでもないのに 図々しく その'毛'伸ばして 湧き上がる 人の見る目を汚したいだけの お前ら 憎いハナゲ達  ぶった切られたら 何も出来ず そのくせまたまた伸びやがる 人の見た目を汚したいだけの お前ら 憎いハナゲ達  毛根絶ってみても ぐんぐんと 知らず知らずにまた増える 空気変えなきゃ 根絶やしできぬ お前ら 憎いハナゲ達  自慢の面さえ 鬼の首 一本見せたら しめたもの 退屈しのぎが 関の山 お前ら 寂しいハナゲ達  笑わせたいのか 笑われたいか いつから俺たちゃこうなった 自分を汚すには 丁度いい 醜いハナゲの手も借りて
青春挽歌半田健人半田健人半田健人半田健人柳田ヒロ川の流れは二人を欲しがり 黒い水面を見つめさせる 短い秋の終りになって つめたい風が吹くころに 暖め合う気になれなくて 明日の覚悟を決めながら 二人は並んで歩いている 愛さえあれば こうならず 愛がこわれて こうなった  灯りの消えない街を選んで それが希望と信じて生きた せまい部屋に花を飾って 季節だけは忘れずに 雨が降る日は 雨を見て 風に吹かれて歩けたなら 二人はやさしいままだった 愛さえあれば こうならず 愛がこわれて こうなった  時の流れが二人を切り裂いて 別れになったと言えたらいい 長く思えた暮らしが終わり 別々の道を行くときに 互いの目を見て もの言えず 昨日が今でも愛しくて 二人は今日を生きている 愛さえあれば こうならず 愛がこわれて こうなった  愛さえあれば こうならず 愛がこわれて こうなった
ベランダ半田健人半田健人半田健人半田健人柳田ヒロベランダに吹く 秋の風が 今年は冷たくない 去年と違った穏やかな風が 僕の肩を撫ぜてゆく  部屋の模様も少しは変えたさ 男のにおいだけさ せめての飾りに 添えた花一厘 空き瓶の中で泣いていた  本当は君が心配さ 誰と暮らしているか  そんな話を語る友達も 今はたくさん居るから  本当に君が好きなんだろう かわりを探せない  語り合う夜更けに おぼろげな月も やがて朝陽に変わるから  やがて朝陽に変わるから
居酒屋半田健人半田健人半田健人半田健人半田健人いつもの店の いつもの席 いつもの酒と いつもの話 どうしたことか今日は いつもの話ができない  僕はと言うと 変わらない いつもの上着と ボロ靴を 引きずってまたこの店に来ているのだが  やっと暖簾が揺れたかと思うと 暖簾を揺らしたかと思うと 僕の前を素通りし 奥の席に一人  名前を呼んでみるのだが あいつはこっちを見ない そのうち主人がおかしな顔で おかしな顔で僕を見る  やっとのことで目が合ったと思うと その口を開いて 何かを言おうとしているのだが 聞こうにもガヤに消されて  ガヤに消されていくうちに その口は閉じて その口を閉じて下を向き 僕を見ようとしない  やりきれぬまま この僕も だんだん思い出してきたのだが あいつは そう あいつはもういないのだ  気づいた頃には いつもの店の いつもの席で いつもの酒が 汗をかいて待っていた この僕を待っていた
裁かれる者たちへ半田健人半田健人半田健人半田健人半田健人あっちのあいつがこっちの私に 声をかけている その時ふたりが初めて互いの顔を知る こっちの私はあっちのあいつを きつく睨みつけ 冷めた口調でなじるように こう語る  諦めなさい 足掻きは見苦しい 自分の都合で暴れるな だめだめもう遅い  甘やかし過ぎた過去を 今こそかえりみる その時が来た  あっちのあいつはこっちの私を 悪に仕立て上げ それがいつもの奴らの手口だ耳を貸すな こっちの私とあっちあいつじゃ 話ができない まるで言葉の違う国の異邦人  優しくしたら すぐつけあがるから 仏の心も意味がない だめだめもう遅い 港に船が来ている 別れの時が来た その時が今
江ノ島電車半田健人半田健人半田健人半田健人半田健人君は覚えているだろうか 江ノ島電車を飛び降りて 二人歩いた鎌倉海岸 白い陽射しの中 今も生き生きとした 二人の写真が 僕一人を惑わせてる あんなに鮮やかな季節は 二度と訪れはしないだろう 君は忘れてゆくだろうか こんな幼い日々を  歩き疲れた靴を脱ぎ 波打ち際ではしゃいでた 後ろ姿が止まったままで もう振り向くことはない 走る電車の色と海風の音は あの頃同じだけど 長く伸びた影の形が 半分になってしまった 君はもう来ないのだろうか 江ノ島が見える道
愛の日々半田健人半田健人半田健人半田健人半田健人覚えてますか 愛の日々を カーテンの色 壁紙の模様 借りたままの本の頁が 今も折り込んである 他人同士が愛を作って 互いの羽をうばい合ってた それは誰にでもある様なこと 傷を気にせずに愛した証 時が経ちすぎた今の私に 二度とおとずれない日々  覚えてますか 愛の日々を 見つけましたか 次の人を 一人の部屋に慣れた頃には 便りを宛てみます 他人同士は約束がなく 自由の羽が隠れていた それは誰でもが持ってた翼 鍵のない窓に気づいてしまった 思い出しかない今の私に 二度とめぐり逢えぬ人  他人同士に帰ることが 運命だった ただそれだけ そして今日からはまたひとりきり 自由の翼がこんなに重い 思い出を探し歩く私に 二度とめぐり逢えぬ人  二度とめぐり逢えぬ人
東京タワー ~親父たちの挽歌~半田健人半田健人半田健人半田健人半田健人最終電車の終わった時間に店を出て みな別々の帰り途 流しのタクシー そのまま見送り 歩いていると 優しく揺れてる 東京タワー  時間に合わせるように歳を重ねて 自分らしく生きてたつもりが 気づけば何処かの風に さらわれた 今日という日があることを  あいつと朝まで遊んだ街の交差点 もう そこに二人の影はない テールランプが吸い込まれてゆく そんな色した 東京タワー  無理矢理覚えた流行りの歌など口ずさみ 「もう若くないさ」と笑いながら 決め込む背広の 馴染んだ姿を映し出す 午前三時の 東京タワー  次の人生なんて期待せずに 今だけを生きてたつもりも 気づけば昔の自分に憧れる そんな親父になってきた  あいつと帰った青山近くのアパルトマン もう そこに二人の部屋はない 心で今も秘かに咲いてる 花の色した 東京タワー
たこ焼きホームラン半田健人半田健人半田健人半田健人半田健人打てないそんな日 落ち込まずに どこかで美味しいモノを食べよう まわり道も悪くない きっとそれは必要な時間さ たこ焼き食べて 明日からホームラン ひっくり返せ 土壇場9回の裏 何が起こるかは どんな偉い人も 分からないのが 未来  打てない 守れない 走れない 大事な時には必ずエラー そんな僕にも親がいる 愛してくれる 親がいる たこ焼き食べて 明日から親孝行 腹を減らすと 母ちゃんが悲しむぞ 寝床さえあれば 夢は見られるから きっと明日は打てる  たこ焼き食べて 明日からホームラン ひっくり返せ 土壇場9回の裏 周りを見ればチームメイトがいる 僕はひとりじゃないさ  むしろオレが中心!
冬列車半田健人半田健人半田健人半田健人半田健人そして 夢は断ち切られて 愛に逃げられてゆく どこを探せばいいのか 誰も教えてくれない  僕を迎えに来たような 黒い汽車が今着く 隙間だらけの鞄 音を立てる カラカラと  曇った窓に 懐かしい町灯り 指で擦ることもせずに うしろ向きの席に座る  揺れる汽車が誘う眠りに 瞼 おろせばきっと 君と暮らした日々が 夢のつづきになるだろう  最後に触れた あたたかい掌の ぬくもりが消える頃 本当の哀しみに出会う  長いトンネルの出口を 窓を閉めきって待ち 次の駅も知らない 旅がこうして始まる  愛していたんだ 最後までずっと もう君はいないけど 好きだ さよなら
西航路半田健人半田健人半田健人半田健人半田健人急いでいるなら すぐに帰ってくるがいい 荷物が決まれば 鞄くらい持つよ お互いの歌 忘れたから 送り出すメロディーは 重い霧笛にかき消された 誰よりも美しく いつまでもそのままで 時は行く 君を連れて 遥かな西航路  忘れものしたら すぐに帰ってくるがいい 部屋を片付け 紅茶なら入れるよ そんな夢に縋る日々も 日毎に薄れてゆく 季節が変われば 服を着替えよう  誰よりも麗しく いつまでもそのままで 君は行く 愛を連れて 遥かな西航路
お鍋のロックンロール半田健人半田健人半田健人半田健人半田健人ブチ込んで ブチ込んで 食べられるモノは 何でも入れちまえ 掻き混ぜて 掻き混ぜて 火を焚いて 熔けるまで煮込んでしまえ 愛した人はもういない 一人じゃ大きい鍋を 空っぽの器並べて 涙の味付けさ  煮えてゆけ 焦げてゆけ 立ち昇れ 白いケムリになって  ブチ込んで ブチ込んで 思い出すモノは何でも入れちまえ 掻き混ぜて 掻き混ぜて 煮え滾る 記憶を飲み込んでしまえ  愛した人の味がした もう二度と作れない 手付かずの箸に向かって 一人 ご馳走さん  窓開けて 風通し ひと眠り 腹いっぱいの夢を 胸いっぱいの愛で  これで ゴチソーサン
どすこい超特急半田健人半田健人半田健人半田健人半田健人滑るように音も静かだ 日本一の超特急 ビジネスマンから芸能人も 西へ東へ駆け巡る  だけど今日のお客は ちと重い びん付け香らせ 通路もギチギチ 新弟子 兄弟子 御一行  ゆけゆけ!どすこい超特急 時速も重さも200超え 鉄道界の横綱は 八百長知らずのATC  気配隠して 厳かに 弁当五つにお茶一つ 売り子のお菓子を買い占めて 食事が済んだらPSP  だけど今日のお客は 運が良い 富士山バックに 力士とパチリ 外人 ニッポン ご堪能  ゆけゆけ!どすこい超特急 重さに負けない高馬力 高速輸送の曙に 延びた幹線 東海道
箱根に一泊半田健人半田健人半田健人半田健人半田健人箱根に一泊 君と僕 ロマンスシートに 隠れて 誰にも言えない逃避行 あゝ罪深き 小旅行  愛してくれる人残し 僕は自由になってゆく さあ破滅に こんにちは  男には 悪いクセがある 隣の芝だけやけに青々茂って見える 女には バレる嘘がある 湯けむりで隠すシタゴコロ  (箱根!イッパーク!)  箱根に一泊したあとは なに食わぬ顔で お帰り 誰かに知れたら もう終わる あゝ不道徳 埋め合わせ  愛してくれる人の待つ 家の扉は錆び付いた さあ不満に こんにちは  男には 見たい夢がある いくつになっても諦めきれない夢がある 女には 理解出来ぬ夢 それを言い訳に…  男はすぐ 悪いクセを出す 不毛地帯に何故にわざわざ種まくか 花の咲かぬ 庭を手入れする 覚悟はあるのかそこのお前!
お茶の水シャンソン半田健人半田健人半田健人半田健人半田健人細い路地裏 緑も萌えて 溢れ日の中に蘇る 若き日々よ ボードレールを抱えた少女 あの人が来ることを待っている 今でも 目を閉じれば聞こえてくるわ 異国の男と女の 愛の物語  移ろいやすい季節が 淡い恋心を歌うように シャンソンが似合う街 お茶の水  学生達も言葉のない詩人に見える  坂道おりると古本街が 私を誘うように 訪ねたい あの日の店 解りもしない難しい本を 無いお金をくずしては探していた 今では すれ違う人達の顔も おもかげ残すものはない 幻のよう  枯葉の道とレンガのビルが 想い出を連れてくる シャンソンになりそうな お茶の水  聖橋から眺める河もセーヌに見える
さよなら6000系半田健人半田健人半田健人半田健人半田健人あなたが好きだった電車 私にはただの電車 何が違うのかわからないけど それは人も同じことね 似たような人は たぶんどこかに居るけれど あなたじゃない それはあなたじゃない  白い光が切り裂いて 次の電車が滑り込む あなたと通ったあの時と 違う形の新しい電車  あなたが指差してた電車 知らず知らずに覚えてた 誰も気に留めない様子 それは私と少し似ている 時が過ぎれば 消えてなくなるものは 止められない 誰も止められない  同じ駅の同じホームで 次の電車を待っても あなたが好きなあの電車と 無邪気な姿 もう見れない  無邪気な姿 もう見れない
十年ロマンス半田健人半田健人半田健人半田健人半田健人走り出した十年前 まだ若い甘えに揺られながら 君はどこにも止まらない様子で ただ僕のそばにいて パノラマに未来が見えていたね  二人を乗せた白いロマンスカー 行く先を見ずにただ飛び乗った 約束された指定券は片道きっぷのまま 今も僕のポケットの中  隣の空いたままのシートに 僕はまだ座り続けているよ 君がどこかのホームで待つようで 窓の外が気にかかる 終着駅までは前だけ向いて  二人を乗せた白いロマンスカー 十年の月日を走り抜けた フロントガラス吹きつける風に 傷をつけられても 真新しい姿で  素通りした夢 置き忘れた荷物も すべて乗せたままで  あの日に帰る白いロマンスカー 行く先は 十年のロマンス トンネルの先 明かりはまだまだ届かないけれど スピードは緩めずに
美しいままで半田健人半田健人半田健人半田健人半田健人心の中に今も住んでる 昔 愛した人が 糸を手繰って俺を操る そんな人生さ  このままあなたには姿を変えないで いつまでも いつまでも 美しいままで 錆び付く生き方に男の価値はない だからお願いだ 好きでいさせて  瞳の奥に今も流れる 昔 愛した日々が 映画のように繰り返せない それも人生さ  ハッピーエンドにはできない今ならば いつまでも いつまでも 美しいままで エンドロールの中に名前を探すけれど ヒロインのいない一人芝居さ  このままあなたには姿を変えないで いつまでも いつまでも 美しいままで 錆びつく生き方に男の価値はない だからお願いだ 好きでいさせて
新宿、泪知らず渚ようこ×半田健人渚ようこ×半田健人半田健人半田健人半田健人(e questa sera 新宿) 訪ねてみたいけど 一人はいやね 歩いていくのなら 誘ってくれよ 白いビルの影がのびる淀橋あたり 足音もそろえず 流れていくの  どうする? 少し呑ませて だめだよ 悪い癖だわ 昔の君を 思い出させるな  新宿で二人 男と女 だけど ただそれだけ 今は 泪知らず  (e questa sera 新宿) 友達がいるなら 教えてくれよ みんな馬鹿ばかりよ あなたと似てる 体まかせ 歩いて来た 角筈あたり これじゃ あの日のまま 笑えてくる話さ  帰るわ もう少しだけ 離して もう一度だけ 昔のあなた いつもそうだった  新宿に生きた 時間は真実(ほんとう) だけど 過ぎてしまえば 二人 泪知らず  好きだよ 昔の真似ね そうだよ あなたらしいわ  変わらない 人も愛も この街は 新宿に二人 男と女 それが 素敵なのさ だけど 泪知らず 今も 泪知らず ずっと 泪知らず  (e questa sera 新宿)
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