関取花作詞の歌詞一覧リスト  87曲中 1-87曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
はじめての気持ち関取花関取花関取花関取花あんなに小さかったのに すっかり綺麗になっちゃって きっと知らない間に いろんなことがあったのね  はじめての恋 あの日の涙 全部が君を君にしたんだね  いってらっしゃい なんて美しい 花咲く街を行くその背中 ちょっと寂しい だけど嬉しい こんなはじめての気持ち ありがとう  あんなに泣き虫だったのに 今じゃ私の方だよね 覚えたてだった化粧も ずいぶん上手くなったよね  やるせないこと 理不尽なこと 逃げたい時は逃げていいからね  いってらっしゃい なんて美しい 花びら舞う中のその笑顔 ちょっと心配 だけど誇らしい こんなはじめての気持ち ありがとう  いってらっしゃい なんて素晴らしい日 君は行くのだろう どこまでも ずっと見ていたい 遠のく姿に そっと呟いてみる ありがとう  こんなはじめての気持ち ありがとう
すきのうた関取花関取花関取花関取花わたしは青がすき ぼくは赤がすき どっちも綺麗だね まぜたなら紫 ぼくのバレエシューズ わたしのグローブ どっちもかっこいいね 大切なものだね  まだまだある まだまだ出会う そのときめき 抱きしめてね  すきなものを拾い集めよう 着てみたいもの やってみたいこと なんでこれがすきなんだろう たとえ わけなんてわからなくても  わたしはきみがすき ぼくはあいつがすき どっちも本物で でもまざらないものだね ぼくのかけた言葉 わたしの書いた手紙 どっちも優しいね ありがとうね  まだまだある まだまだ出会う そのゆらめき 覚えていてね  すきの意味はひとつじゃないんだよ だからとても難しいけど すきな気持ちってあたたかいんだよ たとえ ひとつになれなくても  すきなものに名前をつけよう あの三日月 道ばたのポピー すきなように忘れていいけど たまに思い出してくれたらいいな いつか 大人になったとしても
ナナ関取花関取花関取花関取花ねえナナ 覚えてる? 私たちがまだ 風の中で揺れる野花だった頃  ねえナナ 覚えてる? 世界中がまだ 泥んこ手のひらの中にあった頃  なんだかもうずいぶんと 遠くまで来ちゃったよ  本当のことなんか 何ひとつ知らなかった 空を眺めていた 名前も知らない木の下で  ねえナナ 覚えてる? 私たちにまだ わたあめみたいな羽があった頃  ねえナナ 覚えてる? 世界中にまだ 虹色のヴェールがかかっていた頃  あれからもうずいぶんと 秘密を知ってしまったよ  本当のことなんか 何ひとついらなかった 囁き合った言葉「ずっとこうしていたいよね」  本当のことなんか 何ひとつ知らなかった 空を眺めていた 名前も知らない木の下で  ナナ 君は誰だったの
メモリーちゃん関取花関取花関取花関取花いつか色褪せちゃうファンタジー 少しずつ消えるメモリー それでもいいと思えたよ  見慣れた街並みも 空の青さも とても綺麗だった 君となら  じゃれあった毎日の くだらない出来事も ひとつ残らず全部覚えてる 目が合った瞬間の 何気ない愛しさも 昨日のことみたいに思い出す  いつか口ずさんでたメロディー 思わず重ねたハーモニー へたくそすぎて笑ったね  やけに冷える夜も 雨の匂いも なぜか悪くなかった 君となら  寂しさの正体も 分け合った温もりも ひとつ残らず全部覚えてる 不器用な手のひらも 本当の優しさも 昨日のことみたいに思い出す  大げさなあの笑顔 泣きそうな横顔も ひとつ残らず全部覚えてる 過ぎ去った日々のこと 大好きな君のこと 昨日のことみたいに思い出す
あなたが化粧をする理由林部智史林部智史関取花関取花伊藤ハルトシ私のことなどいいと 髪をとかすのも忘れ 何もかも後回しで ここまできたのでしょう  どうせ誰も見てないと あなたはきっと言うけど そろそろ自分のために 綺麗になりなさい  捨てられないままの ポーチをさあ開けて 頬には花びらを 唇に命を  あなたのための あなたになるの 誰かのための あなたじゃなくて 鏡の中を覗きこめば あなたが見ている  昔はかわいかったと 写真を見せてくれたね 懐かしそうに微笑む 少女のような瞳  今さら意味などないと あなたはきっと言うけど 今から自分のために 時間を使えばいい  隠すとこばかりと 恥ずかしがらないで そのまつ毛に羽を まぶたにきらめきを  あなたの好きな あなたになるの こんな私と 言うのはやめて 鏡の中を覗きこめば そこには何が見える  あなたのための あなたになるの 誰かのための あなたじゃなくて 鏡の中を覗きこめば あなたが見ている  ほら あなたが笑っている
季節のように関取花関取花関取花関取花季節のように生きる人でありたい 流れゆく時間にこの身をゆだねて 去りゆく雲は追わず ただ風を待ち 変わりゆく景色を愛し続けたい  花のように強く優しく いつの日も凛と咲き 海のように揺れて輝く 光をそっと目に宿し  季節のように生きる人でありたい 気まぐれな心に耳をすまして 色とりどりの今を ただ感じて 変わりゆく私を愛し続けたい  ラララ...  燃えるように赤く色づく 情熱を忘れずに 雪のように静かに積もる 思い出を抱きしめて  季節のように生きる人でありたい 流れゆく時間にこの身をゆだねて 去りゆく雲は追わず ただ風を待ち 変わりゆく景色を愛し続けたい 変わりゆく私を愛し続けたい
ねえノスタルジア関取花関取花関取花関取花まっすぐな煙突が 灰色の息を吐く 錆びついたハシゴは ねえどこに続いてる  すれ違った車の 薄汚れてる窓から 見えてしまった僕の未来 このままきっと土に還る  代わり映えのない僕の街 たぶん明日も何もない  いっそ蝶になって ここを抜け出して もっと遠くまで 飛んで行けたら  彼方の果てで ふと思い出して きっとはじめて知る ノスタルジア  がらんどうの道の先 街頭が瞬き 音もなく死んでった 迷子になった夜行虫  色褪せた看板の その笑顔はいつのもの 捨てられることもなく そのままきっと土に還る  決して嫌いになったわけじゃない だけど明日はここにはない  いっそ蝶になって ここを抜け出して もっと遠くまで 飛んで行けたら  彼方の果てで ふと思い出して きっとはじめて知る ノスタルジア  いっそ蝶になって ここを抜け出して もっと遠くまで 飛んで行けたら  彼方の果てで 朽ち果てる寸前 いつかはじめて知る ノスタルジア
風よ伝えて関取花関取花関取花関取花出せない手紙を握りしめたままで チクタクと過ぎた 月日はどれくらい  ひとつふたつと歳をとり 変わっていった街並み それでも今年もあの花は咲く  やあ やあ 聞こえるかい? 元気でやってるかい? 返事はなくていい 風よ伝えて  下手くそな笑顔と淡い夢を乗せ ガタゴトと揺れた 列車はいまどこに  ひとつふたつどころじゃない 涙も流したでしょう それでもあなたはきっとこう言う  やあ やあ 聞こえるよ 元気でやってるよ 心配いらない 風は吹いている  やあ やあ たまには 帰っておいでよ 返事はなくていい 風よ伝えて
長い坂道関取花関取花関取花関取花さよならのかわりの言葉があればいいのにな ありがとうじゃなくて もう少し洒落たやつでさ  空が青いや 飛行機飛んでった いつもと同じ景色だ  馬鹿だよな せっかちすぎたよ君は 早歩きと早口だけでよかったよ また明日 あの日そう言ったじゃないか ひとりきりの坂道は少し長いよ ああ  おはようの声がたしかに聞こえた気がした 曲がり角越えたら いつもやられてたいたずら  風がぬるいや 電線ちょっと揺れた いつもと同じ朝だな  馬鹿だよな はしゃぎすぎたんだよ君は 誰も知らないことを知ろうとしすぎたよ また今度な 指切りをしたじゃないか 短すぎた小指の爪が恋しいよ ああ  馬鹿だよな 僕を置いていった君は 秘密基地も交換日記も途中だよ また明日 あの日そう言ったじゃないか ひとりきりの坂道はとても長いよ ああ
ミッドナイトワルツ関取花関取花関取花関取花真夜中のドア叩く ひゅうひゅう隙間風 蝋燭の火は揺れる ゆらゆら彷徨って  見つめているうちに 闇に溶けてゆく さあ夢の中へ 私を連れてって  歌い出した春の鳥 恋に落ちてくミツバチ 一面の菜の花に 吸い込まれてゆく  緑色の山々に 見えた赤い屋根の家 追いかけたなら消えて あなたはいない  真っ暗な天井に ぽつぽつ雨の音 壁を這う黒い蜘蛛の すーっと細い糸  手を貸しておくれ 近くにきておくれ ほら夢の中へ 私も連れてって  濡れた葉の青い息吹 見上げたら真昼の月 迷いのない雲の群れに 導かれてく  飴色に輝く風 聞こえたあなたの声に 手を伸ばしたら消えていった 会いたい  透明なひとしずくに 滲んでゆく夜の星 何もかも元通り 私はひとり  真夜中に鳴り響く かちかち針の音 蝋燭の火を消して そうっと目を閉じる
道の上の兄弟関取花関取花関取花関取花道の先に何がある 未知の世界見に行こう 満ち足りた世界から 道草してはみだそう  斜めった坂ぐんぐん上って行こうぜ まんまるい膝何度もすりむいて  なあ兄弟 どこまでも行こうぜ 西へ東へ 地図なんて塗りつぶして なあ兄弟 二人肩並べて あの山のてっぺん目指そうぜ  ミキリハッシャでいいじゃない 間違ってもいいじゃない 俺とお前がいれば 笑い話になるだろう  かさぶたのない人生なんてつまんねえ でこぼこのない毎日に興味はねえ  なあ兄弟 どこまでも行こうぜ はぐれ雲に乗って 渡り鳥追いかけて なあ兄弟 二人手を伸ばして あの太陽掴むまで  なあ兄弟 どこまでも行こうぜ 西へ東へ 地図なんて塗りつぶして なあ兄弟 二人肩並べて あの山のてっぺん目指そうぜ  なあ兄弟 二人肩を組んで あの山のてっぺん登ろうぜ
障子の穴から関取花関取花関取花関取花馬鹿だよな やってらんないな 疲れた肩には鞄が食い込む 忘れたいことばかりだな 満員電車で空気が抜ける  誰もいない夜道を歩く いつもより長く遠く感じる 家につき布団にもぐる 知らない間に夢を見てる  障子の穴から見えたのは 愛と平和のラスベガス 高速道路は俺のもの 今日も飛ばすぜどこまでも  障子の穴から見えたのは 愛と平和のラスベガス 可愛いバニーも俺のもの 今日もかますぜ何度でも  馬鹿だよな 目が覚めちゃえば 六畳一間の布団の上で ボロボロの障子の穴を ただただぼんやり見つめてるだけ
モグモグしたい関取花関取花関取花関取花アイス チョコレート シュークリーム キャラメル クレープ ケーキ マカロン  お腹いっぱい 食べたいんです だって今夜は涙がしょっぱいから  人生甘くないからね これくらいは許してね ほっぺ落ちるしずくを せきとめるためモグモグ  どら焼き くず餅 いちご大福 あんこ 黒蜜 ぎゅうひがびよよーん  眠くなるまで 食べたいんです そのまま寝れば幸せな夢見れるから  人生甘くないからね これくらいは許してね 下がったお口のはし ほら上がってくグングン  人生甘くないからね これくらいは許してね ほっぺ落ちるしずくを せきとめるためモグモグ  ラララ…
青葉の頃関取花関取花関取花関取花誰かと誰かの触れそうな 手と手の隙間に透けるのは 僕と君との影です 重なり合わずに離れてった  壊れちゃいそうな青空を ただ眺めていました  15の頃に君に会って 鏡のように笑い合った 時々聞こえた胸の音 冗談でいつもかき消した  時にはそれぞれ恋をして たまに夜更けに語り合った 満月の中に思うのは いつだって君でした  誰かと誰かが手に入れた 木もれ日みたいな幸せは 僕が欲しかったすべてです よそ見をしてたら消えていた  きっと最後にはなんてなぜか 安心していました  15の頃に君に会って 近づくたび触れたくなった そんなこと言えるはずもなく 強がって背伸びばかりした  大事なものは傷つけずに 早く大人になりたかった 今ならちゃんとわかるのにな 欲しいのは君でした  揺れる青葉は色褪せず 今も胸の中  15の頃に君に会って 少しずつ意味を知った言葉 言いかけてはまた飲み込んで 気付けば大人になっていた  あれからいくつも恋をして それなりの愛も手に入れた それでも夢で微笑むのは やっぱり君でした 僕には君でした
スポットライト関取花関取花関取花関取花何も持たないで いつかたどり着いた あの日見た夢が 忘れられなくて  友よ父よ母よ どうか見守って あなたの自慢にきっとなるから  ああ ここで生きて行く ここに生きている 私が輝ける場所を やっと見つけた  旅を続けながら やがて時は過ぎた あの日見た夢は 今も変わらない  幼い瞳たちよ どうか見てておくれ あなたの希望になりたいから  ああ ここで生きて行く ここに生きている 私よ輝け 誰かの明日を照らせ  ああ ここで生きて行く ここに生きている 私が輝ける場所は ここにあるから
やさしい予感関取花関取花関取花関取花いつの日も朝は気まぐれな旅人 東の窓からふらっと現れて  夢うつつな僕の部屋と今日を染める レモン色の光に照らされて  憂鬱が溶けてゆく  やさしい予感に誘われて あの子のとこまで行けるかな  青い青い空はどこまでも続き 何も言わず白い雲は浮かぶ  ただそれだけ ただそれだけの景色に 花は揺れる 心ははためく  固結びほどけてく  やわらかい風に飛び乗って このままどこまで行けるかな  やさしい予感に誘われて あの子のとこまで行けるかな
ラジオはTBS関取花関取花関取花関取花朝も早よから起きまして時計の針に急かされて 熱いコーヒー飲み込んで重いまぶたこじあけて  寝癖なおしたら着替えて最寄りの駅までダッシュして 満員電車に揺られながら イヤフォンに耳を澄ます  ラジオラジオはTBS 僕の一日のBGM 誰かの声って嬉しいねこれがなくちゃ始まらねえ  デスクの前座りながらパソコン画面とにらめっこ 突然上司に叱られてふいに漏れちゃうため息  いいことばかりなんかじゃない笑ってばかりじゃいられない くだらない話が聞きたいそんな時は耳澄ます  ラジオラジオはTBS 僕の一日のBGM 誰かの笑顔が見えてくるもう少し頑張ろかね  家に帰ったらバタンキュー風呂から出たら缶ビール きしむソファに腰掛けてスピーカーのボタン押す  ラジオラジオはTBS 僕の一日のBGM ひとりぼっちの夜だって君がそばにいるもんね  ラジオラジオはTBS 僕の一日のBGM 誰かの声って嬉しいねこれがないと終えらんねえ 明日も元気でいきましょね
明大前関取花関取花関取花関取花明大前の踏切で 今夜も僕は立ち止まる 見えない星を眺めて考える これで最後と言い聞かせ 何年が過ぎただろう それなりの結果一つ残せずに  いろんな遊びを覚えて たくさん友達もできて 朝まであんなに語り合ったのに みんな遠くに行っちゃった 今じゃテレビの向こう側 素直にまだエールは送れない  嗚呼 そしてまた今日が終わる 僕は一人途方にくれる 何もできず 何一つ変われず ロックスターにもアイドルにもなれずに ただ時が過ぎてゆく いつまでこんなことしてるのだろう  明大前の踏切を 越えた向こうのアパートで いつでも君は眠らず待っている 増えない金 すり減る未来 きっと気づいてるはずなのに 変わらず愛してくれるのはなぜ  嗚呼 そのまっすぐな眼差しで 変わらずくれる優しさで 胸が痛い ただ胸が痛いんだ 安心も宝石もあげれない 君一人守れない だけどごめんねの先は何もない  嗚呼 そしてまた今日が終わる 僕は一人途方にくれる 何もできず 何一つ変われず ロックスターにもアイドルにもなれずに ただ時が過ぎてゆく いつまでこんなことしてるのだろう  いつまでこんなこと でも
きんぎょの夢関取花関取花関取花関取花ゆらゆら揺れて 綺麗でしょ 気楽でいいねと 笑うけど お馬鹿な人ね あなたって なんにもわかっちゃいないのね  ぷかぷか浮かぶ 泡沫は 声にならないため息よ 強がりだって気づいてよ こんなに近くにいるのにね  きんぎょの夢よ ここからあたしを その手ですくって連れ出して 息も絶え絶えな姿を見ても あなたは愛してくれますか  きらきら光る 鱗はね もろい心を守るため いつの間にやら 増えちゃって あたしもあたしがわからない  ぱくぱく口は開くのに 言葉が上手に出てこない かわいいなんて言わないで なんにも届いちゃいないのね  きんぎょの夢よ ここからあたしを その手ですくって連れ出して 息も絶え絶えな姿を見ても あなたは愛してくれますか  きんぎょの夢よ 本当のあたしを その手で触れて抱きしめて 息も絶え絶えな姿を見ても あなたは愛してくれますか  あたしを愛してくれますか
はなればなれ関取花関取花関取花関取花谷口雄丘の上に立って 二人肩並べて 赤く染まる街を見てた かすかに聞こえる 午後5時のメロディー そろそろ帰らなくちゃ  じゃあまた明日ねって いつも通り別れて それぞれに伸びて行く影 何を話したか覚えてないけど ぜんぶ楽しかった  こんな毎日が続くと思ってた だけど だけど もうすぐ  僕らははなればなれになってしまう 二度と戻らない日々に手を振って 新しい景色で君はきっと 少しずつ忘れて行く この街も僕も  大きな荷物持った君の隣に立って 最後の言葉探してる 鳴り響いたベル 何も言えない僕 涙はこらえなくちゃ  いっそ時間が止まっちゃえばいいのに 列車は動き出す  君の姿がだんだん小さくなって行く 二度と戻らない日々に手を振って 新しい景色で君はきっと 少しずつ忘れて行く この街も僕も  僕らははなればなれになってしまう 二度と戻らない日々に手を振って 新しい景色で君はきっと 少しずつ忘れて行く この街も僕も
恋の穴関取花関取花関取花関取花汗ばんだ君の横顔は 朝露に濡れた花のよう 伸びた前髪を風が通り抜けた あの時  聞いたことのない音がして 赤い実がパチンと弾けて 眩しい光が心臓のど真ん中 突き刺した  ああまた 落っこちてしまった この穴は とても深いや  何をしてても 夢の中でも 浮かんでは離れない君の顔 膨らんで行くばかりの妄想を 抱きしめながら 瞳を閉じるの  噂話に耳を立てて そのたびいちいちうなだれて 風邪でもないのに頭が痛くなる つらいね  ああでも 抜け出せないんだ この穴は やっぱ深いや  何をしてるの 考えてるの 気になって仕方ない君のこと きっと言えるはずもない言葉を つぶやきながら 今夜も眠るの  何をしてても 夢の中でも 浮かんでは離れない君の顔 膨らんで行くばかりの妄想を 抱きしめながら 瞳を閉じるの  何をしてるの 考えてるの 気になって仕方ない君のこと きっと言えるはずもない言葉を つぶやきながら 今夜も眠るの
ふたりのサンセット関取花関取花関取花関取花探り合ったまま 最後の一歩踏み出せず 僕らは同じところをグルグルしている  だけど本当は いつだってウズウズしている 今日こそボーダーラインを飛び越えてみせる  君を送って帰るフリをして 今夜はここで急カーブ  サンセット見に行こうよ ダメと言われても連れて行くよ ワンセットになりたいよ そのままふたり空に溶けちゃいたい  車走らす 頭の中は暴走中 バレたらやばそうな想像グルグル巡らす  目と目が合って 合図受け取って 一気に踏み込むアクセル  サンセットに飛び込もう 追い風に乗って行っちゃおうよ ワンセットになりたいよ 今夜はふたり空に浮かびたい  サンセットのせいにしよう 伸びた影を重ね合わそうよ ワンセットになりたいよ そのままふたり夜に溶けちゃいたい
まるで喜劇関取花関取花関取花関取花今日もなんにもうまく行かないや 全部が全部裏目に出ちゃうな 割り箸一つ綺麗に割れない 改札をスムーズに抜けれない 計算間違えて小銭が増えた  こんなはずではなかった 思い描いたのはスーパーマン これじゃ君の彼氏にはなれないな  あーなんかまるで喜劇って笑ってくれないか あーなんか逆に素敵って言ってくれないか あーそんな夢の奇跡 起こってはくれないか あーこんな僕の気持ち届くわけないか  かっこつけてもうまく行かないや やればやるほどダサくなっちゃうな ジャケット羽織ったなら腕が逆 指パッチンがスカで鳴らない あげたプレゼントすでに持ってた  相変わらずな僕だな どこぞのギャグ漫画だな これじゃ君の彼氏にはなれないか  あーなんかまるで喜劇って笑ってくれないか あーなんか逆に素敵って言ってくれないか あーそんな夢の奇跡 起こってはくれないか あーこんな僕の気持ち届くわけないか  あーなんかまるで喜劇って笑ってくれないか あーなんか逆に素敵って言ってくれないか あーそんな夢の奇跡 起こってはくれないか あーこんな僕の気持ち届くわけないか
女の子はそうやって関取花関取花関取花関取花泣いても 泣いても 涙が止まらない そんな日は 好きなだけ 枯れるまで泣けばいい  あんまり無理やり 前など向かなくていい 今はただ 気が済むまで 自分と話すがいい  髪の毛を切るのもいい 化粧を変えてもいい 思いつく限りのことを たくさん試せばいい  そうさ女の子はそうやって もっともっと綺麗になるんだ 傷ついたりつまずいたり 遠回りをしながら そうさ女の子はそうやって もっともっと強くなるんだ そして自分を好きになれた時 満開の花が咲く  待っても 待っても なかなか現れない そんな時もあるだろう タイミングってやつだろう  まわりが眩しいと 焦っても仕方がない 今はまだふさわしい相手がいないだけ  旅に出かけるのもいい 本を読むのもいい 一人でしかできないことを たくさんやればいい  そうさ女の子はそうやって もっともっと綺麗になるんだ 悩んだり考えたり 寄り道をしながら そうさ女の子はそうやって もっともっと強くなるんだ そして自分を好きになれた時 満開の花が咲く  そうさ女の子はそうやって もっともっと綺麗になるんだ 傷ついたりつまずいたり 遠回りをしながら そうさ女の子はそうやって もっともっと強くなるんだ そして自分を好きになれた時 満開の花が咲く  そして誰かが君を見つけて 新しい春が来る
スローモーション関取花関取花関取花関取花野村陽一郎言葉の合間を時々吹く風が 乾き出した少し前 季節が変わる前から訪れていた 二人の冬の気配  冷たい夜空に 戻らない時を浮かべ 手を伸ばしてみても あなたにはもう届かないの  スローモーションで見えるよ あなたと過ごした毎日が 雪よ 真っ白く染めあげて この街もこの胸も いっそ  あなたに伝える最後の一言を 手のひらに握りしめて 寄り添いながら揺れている背中たちを ひとつずつ追い越して  眩しい灯りが なんだか目にしみて 滲んで行く景色 だけど今日で終わりにするの  スローモーションで見えるよ あなたと過ごした毎日が 雪よ 真っ白く染めあげて いつの日か 忘れられるように  スローモーションで見えるよ あなたと過ごした毎日が 雪よ 真っ白く染めあげて この街もこの胸も もっと  スローモーションで見えるよ あなたと過ごした毎日が 雪よ 何もかも染めあげて またここから 歩き出せるように
美しいひと関取花関取花関取花関取花鏡を見つめては泣きたくもなるけど 心の奥までは映らないから  誰かと比べたりするのはもうやめて そのままのあなたをじっと見つめて  金色の宝石は輝いて見えるけど あなたにはもっときれいな瞳があるから  あなたはあなたのままでいい 誰かになろうとしなくていいんだよ あなたがあなたを愛せた時 夜空は優しく微笑んでくれるから  変わり行く流れに追いつけなくてもいい 変わらないところに らしさは育つ  完璧な物語が羨ましく思えても あなたにもきっと素敵なことは起こるから  あなたはあなたのままでいい 誰かになろうとしなくていいんだよ あなたがあなたを愛せた時 夜空は優しく微笑んでくれるから  あなたがあなたを愛せるような 明日は必ずやってきてくれるから あなたは あなたは 美しいひと
新しい花関取花関取花関取花関取花あなたしかいないと 思い込んでいたけど そんなことないって ようやく気付いたの  思い出はたしかに うしろ髪引くけど 時が経ってしまえば 笑い飛ばせるはず  幸せの形は ひとつではないなら 今からでも遅くはない  何度でも 何度でも 何度でも花は咲ける もう一度ここから始めるの  まだ残ったまんまの かさぶたはちょっと痛いけど その下で脈を打つ 明日が待っている  確実な未来など ないってもう知ったから 今さら何も怖くはない  何色の 何色の 何色の 花を咲かそう まだ誰も知らない私を  ありがとうといつか あなたに言ってみせるわ 見違えるような姿で  何度でも 何度でも 何度でも花は咲ける もう一度ここから始めるの  何色の 何色の 何色の 花を咲かそう まだ誰も知らない私を
あなたがいるから関取花関取花関取花関取花夕焼けが綺麗だと 見せたくなる人がいる 夜の星をなぞりながら 思い浮かべてる名前がある  どんな些細な出来事も 分け合いたい人がいる  当たり前にそばに あなたがいてくれるだけで ありきたりな僕の 毎日は輝いて  おはようとおかえりを 言ってくれる人がいる どんなに帰りが遅くても 窓から漏れ出す灯りがある  ありがとうとごめんねを すぐに伝えたい人がいる  当たり前にそばに あなたがいてくれるだけで ありきたりな今日も 愛しくて嬉しくて  ずっと探していた たった一つの宝物 決して失くさないように この胸に抱きしめよう  当たり前にそばに あなたがいてくれるだけで ありきたりな僕の 毎日は輝いて
今をください関取花関取花関取花関取花手を繋いで見つめ合った その一瞬たしかに ああ 時計の針が止まったの  神様の気まぐれって そんなの知っているけど あの時だけわたし 信じたの  このままどうか 夢を見させて いつかとけちゃう魔法でもいいから  今を 今を 今をください やっと見つけた小さな光 今を 今を 今をください ただそれだけで それだけでいい  ただ黙って空仰いだ 揺れるガラスの瞳に ああ 忘れないように焼き付けた  奇跡なんて嘘っぽくて あんまり好きじゃないけど あの時だけわたし 願ったの  このままどうか ここにいさせて 他には何もなくたっていいから  今を 今を 今をください やっと見つけた小さな光 今を 今を 今をください ただそれだけで それだけでいい  今を 今を 今をください やっと見つけたわたしの光 今を 今を 今をください ただそれだけで それだけでいい
逃避行関取花関取花関取花関取花野村陽一郎雨が包み込んだ この静かな夜に そっと手を繋いで 僕らは舞い上がる  少しずつ遠くなる 街を見下ろしながら  ふたりだけの未来 幻だって構わない 果てしない暗闇忘れられるのなら いつも世界の隅で ただ震えていた日々から 抜け出してひとつになれるなら  息を潜めたまま 小さく頷いて ぎゅっと手を握って 僕らは星になる  少しだけ残ってる 不安分け合いながら この空の彼方  ふたりだけの未来 たとえ間違いでもいい 終わりのない痛み溶かしてくれるなら 消えない傷跡を かばい合うだけの日々から 抜け出してひとつになれるなら  ふたりだけの未来 幻だって構わない 果てしない暗闇忘れられるのなら いつも世界の隅で ただ震えていた日々から 抜け出してひとつになれるなら
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
はじまりの時関取花関取花関取花関取花野村陽一郎雲が流れてく 思ったより早く またひとつ季節が変わる 僕だけを残して  遥か彼方から君の声がして 立ち止まっては振り返る一人きり  だけどもう行かなくちゃ 涙ならもう枯れた 乾いた胸にまた 花を咲かせたいんだ  歩き出せばどこかで また巡り合えるから 過ぎた日のカケラはポケットにしまって 羅針盤じゃなくて 風に身を預けて 新しい未来を 探しに出かけよう  波の音がする方へ耳を澄ます 真夜中じゃない海の色を見に行きたい  眩し過ぎる太陽が 今を照らし出した 閉ざした胸にほら 光が注ぎ込んだ  重いまぶたの裏に 張り付いていた景色が ゆっくり動き出した 新しい色乗せて 地平線を越えて もっと遠くまで 輝ける未来を 探しに出かけよう  歩き出せばどこかで また巡り合えるから 過ぎた日のカケラは ポケットにしまって 羅針盤じゃなくて 風に身を預けて 新しい未来を 探しに出かけよう
街は薄紅色関取花関取花関取花関取花トオミヨウ明日になればすぐ会えるのに 待ちきれなくて扉を開けた  まっすぐ空に伸びてく気持ち 飛行機雲をなぞるように  頭の中をぐるぐる回る メロディを繋げば歌もできそうだ  長い坂を下って行く 風が僕の背中を押す 溢れ出した想いに染められた 街は薄紅色  話したいことかき集めたら 日が暮れちゃうから 全部置いてきた  早く行かなきゃ 会いに行かなきゃ はしゃいだ胸に手を引かれ  花びらたちがくるくる回る 君の部屋の窓からも見えてるかな  長い坂を下って行く 風が僕の背中を押す 溢れ出した想いに染められた 街は薄紅色  ラララ…
考えるだけ関取花関取花関取花関取花ああ 僕は 今日も 君のことを考える 考える ああ 僕は 今日も 君の横で 考える 考える  どんな部屋に住んでるかな 料理とかするのかな 休みの日は何してるかな 恋人はいるのかな  ああ 僕は 今日も 君のことを考える 考える ああ 僕は 今日も 名前も知らない君のこと 考える  毎日電車で見てるのに なんにも知らないな 今度こそはと思うけど やっぱりできないな  ああ 僕は 今日も 君のことを考える 考える ああ 僕は 今日も 君の横で 考える 考える  ああ 僕は 今日も 君のことを考える 考える ああ 僕は 今日も 名前も知らない君のこと 考える
青の五線譜関取花関取花関取花関取花會田茂一昨日見たテレビ番組 この前見たいやらしい夢 最近ハマってるお菓子 あいつとあの子の恋の行方  何かしなきゃと思うのに それが何かはわからないから 僕らはただたわいもない話を並べては笑ってる  残りの少ない炭酸 まだ飲み干したくはないと ぼんやりしてる間にも時は過ぎて行く  青空に描いた五線譜を 次の季節がさらって行く 当たり前に流れていたメロディが 春風に乗って消えて行く  夜の海に飛び込んだり 意味もなく髪を染めてみたり はたから見たらくだらないことをしては今を刻んでる  ペットボトルの向こうには それっぽい未来が透けてる なんとなく目をそらすけど もうそこまで来ている  青空に描いた五線譜を 次の季節がさらって行く 当たり前に流れていたメロディが 春風に乗って消えて行く  青空に描いた五線譜を 次の季節がさらって行く 当たり前に歌っていた僕らは 春風に乗ってどこへ行く  ラララ…
家路関取花関取花関取花関取花窓の外からビルが消えて 少しずつ空が広くなってく 久しぶりに今日は実家に帰る 土産になるような話はないけど  母は今ごろ台所 どうせ食べきれないほどの ご飯作って待っているんだ  慌ただしい日々で忘れたものが何かを考えながら 風の中揺れる緑を 僕はただただ眺めている  窓の外では赤い夕日が すべてを懐かしい色にぼんやり染めてる  父は今ごろテレビの前 どうせいつものあの姿勢で ソファの上で待っているんだ  慌ただしい日々で忘れたものが何かを考えながら ひとつだけはぐれた雲を 僕はただただ眺めている  慌ただしい日々で忘れたものが何かもわからないまま 音もなく滲む景色を 僕はただただ眺めている
春だよ関取花関取花関取花関取花野村陽一郎花が咲いたんだ 見せてあげたいな なんて思いながら 浮かべた君の顔  胸ポケットの中 しぼんでいた風船に 穏やかな風が吹いた  忘れかけてた 柔いつぼみが 弾け飛んでしまったなら止められないな  淡いブルーの列車に乗って 木漏れ日のアーチをくぐって会いに行くよ 甘いフレーズを頬張って 君のえくぼのとなりへと向かう 春だよ  履きもしないまま しまっていた 真っ白なスニーカーで飛び出すから  何してるかな 笑ってるかな 想像だけじゃわからないとこ知りたいな  淡いブルーの列車に乗って 書きかけの手紙の続きを確かめに行こう 浅いドリームも胸張って 思わず叫んでしまいたくなる 春だよ  聞きたいことは ありすぎるから 伝えたいことだけを握りしめて行くよ  淡いブルーの列車に乗って 木漏れ日のアーチをくぐって会いに行くよ 甘いフレーズを頬張って 君のえくぼのとなりへと向かう 春だよ  春だよ
僕のフリージア関取花関取花関取花関取花泣かないでフリージア 雨はあがるから 青空はいつもそばにいて ちゃんと君を見ているよ  顔上げてフリージア いつか時が経てば ちっぽけな恋をしていたと 思える時が来るよ  きっとどれも 幸せまでの 暇つぶしなんだから 寄り道なんだから  その調子フリージア もっと見せておくれよ あの日僕の心の中に 種を植えたその笑顔  だけどまたフリージア 旅に出るんだね 僕も懲りないで君のこと ずっとここで待ってるよ  きっとそれも 幸せまでの 暇つぶしなんだから 寄り道なんだから  君が僕を 見つけるまでの 暇つぶしなんだから 寄り道なんだから
休日のすゝめ関取花関取花関取花関取花休もう 休もう ぜんぶ休もう 考えることやめにしよう  いいんだよ いいんだよ べつにいいんだよ たまにはそんな日があっても  テレビ見て 飽きたら消して 恋人と抱き合って眠ろう  なんにもしないを 今日は楽しもう 毛玉だらけの部屋着のまんまで どうでもいいこと いっぱい話しましょう なんでもないけど 大事なことだから  出かけよう 出かけよう どこか出かけよう 行き先とかは特にないけど  川沿いを歩いてみるだけ 疲れたら適当にお茶でもしよう  なんにもしないを 今日は楽しもう 携帯電話はお部屋に置いといて どうでもいいとこ ちょっと行ってみよう なんでもないけど 大事なことだから  なんかしなきゃを いったん忘れよう きっと時々そわそわしちゃうけど なんにもしないを ちゃんと楽しもう なんでもないけど 大事なことだから
カメラを止めろ!関取花関取花関取花関取花ちょっと待って 一瞬待って 一枚写真撮らせて 馬鹿言うなよ! (馬鹿言うなよ!) 後でいいだろ! (後でいいだろ!)  お願い もう少し待って 違う角度も撮らせて 馬鹿言うなよ! (馬鹿言うなよ!) 変わんないだろ! (変わんないだろ!)  いいか カメラじゃなく箸を持つんだ 記録じゃなく 記憶するんだ わかるだろ なあ  早くしようぜ! (早くしようぜ!) 飯食おうぜ! (飯食おうぜ!) 肉の脂身(肉の脂身) 熱いうちに 冷めちまう前に  ちょっと待って アップだけさせて 一分で済むから許して 馬鹿言うなよ! (馬鹿言うなよ!) だいぶ待ったぞ! (だいぶ待ったぞ!)  ちょっと待って イライラしないで みんなやっていることだって 馬鹿言うなよ! (馬鹿言うなよ!) 俺はやらんよ! (俺はやらんよ!)  いいか 画面越しじゃ伝わらないんだ 旨味 それは 色味じゃないんだ わかるだろ さあ  早くしようぜ! (早くしようぜ!) 飯食おうぜ! (飯食おうぜ!) 肉の脂身(肉の脂身) 熱いうちに 冷めちまう前に  早くしようぜ! (早くしようぜ!) 飯食おうぜ! (飯食おうぜ!) 俺の気持ち(俺の気持ち) 熱いうちに 冷めちまう前に  ラララ…
嫁に行きます関取花関取花関取花関取花嫁に行きます これからのためじゃなく 私を作った これまでを守るため  持って行きます 擦りむいたかさぶたも 埃かぶった 夢希望のジオラマも  正解なんて永遠の風 見えないけれど  あなたがくれた あなたがくれたものが ガラクタのままで終わらないように 抱いて行くのです  昨日のようです ほんの些細な一言が 鋭く刺さって 睨みつけた日のことも  思い出なんて 今は笑って話せるけれど  あなたと分けた あなたと分けた痛みが いつか優しさに変えられるように 抱いて行くのです  あなたがくれた あなたがくれたものが もっと強く光を増すように 抱いて行くのです  嫁に行きます これからのためじゃなく あなたと作った これまでを守るため
太陽の君に関取花関取花関取花関取花まっすぐ見つめれば良いのに 照れくさくなっちゃって 思わずそらしたり  上手く伝えられないくせに 青いセリフとか はいてしまうような僕だけど  おかしな人ねって 君が笑ってくれたら それだけで救われる  ああ 麗らかすぎる 今日に変わって行くんだよ ああ 太陽の君に 包まれて行くよ  軽くあしらえばいいのに 張り合ってしまって 勝手に疲れたり  丸く収めればいいのに 青いトゲトゲが 隠しきれない僕だけど  不器用な人ねって 君が笑ってくれたら なんとかなる気がする  ああ 麗らかすぎる 今日に変わって行くんだよ ああ 太陽の君に 包まれて行くよ  どこにいたって陽だまりになる 水たまりだってスキップで越える  ああ 穏やかすぎる 光に手を伸ばすよ ああ 太陽の君に 照らされて行くよ  ああ 麗らかすぎる 今日に変わって行くんだよ ああ 太陽の君に 包まれて行くよ
おしえて花澤香菜花澤香菜関取花関取花佐橋佳幸恋も仕事も 夢見てはいられない 猫が飼いたい ああ 温もりが欲しい  どうでもいいことばかりで笑いたい 誰かに甘えたいけど 誰でもってわけじゃない  立派に育ってしまったわ プライドと強さばかりが  おしえて おしえて あなたが今のわたしの頃 どうやって どうやって 長い夜を乗り越えてきたの  頑張る 無理する その違いにいつも気付けずに 疲れて眠って 涙で起きてわかる  化粧をするのは よそ行きのわたしになれるから 誰かに見られているわけじゃなくてもいい  甘いスカートも許して たまには少女に返らせて  おしえて おしえて あなたが今のわたしの頃 どうやって どうやって 不器用な光を見つけたの  おしえて おしえて あなたが今のわたしの頃 どうして どうして 信じてみようと思ったの
関取花関取花関取花関取花田中佑司誰もが皆 寝静まった頃に向かうよ 二階の窓 少しだけ開けておいてよ 僕が迎えに行くから 君を連れて行くから  憂鬱なんて切り裂いて 真っ暗闇を駆け抜けて 誰も知らないとこまで行こう 傷口に冗談塗って 風にさらして乾かして 星屑の川のほとり ふたりだけの光 灯す蛍になろう  誰かがほら 指をさして僕らを笑うよ 魔法にでも かけられたつもりなのかと 夢を見ているだけだと どうせすぐに消えるよと  退屈なやつらなんて 真っ暗闇に置き去って 誰も知らないとこまで行こう 円を描いてじゃれあって たまに見つめて微笑んで 星屑の川のほとり ふたりだけの光 灯す蛍になろう  憂鬱なんて切り裂いて 真っ暗闇を駆け抜けて 誰も知らないとこまで行こう 運命なんて追い越して 永遠だって手に入れて 星屑の川のほとり ふたりだけの光 灯す蛍になろう
しんきんガール関取花関取花関取花関取花関取花あなたはいつでもそうなの どれにしようかなThinking 私はこんなにもThinking 思っているのに  可愛くなれない 流行りにも乗れない あの子のように器用になれないけど よく見てよ  親近感て大事でしょ 美人は三日で飽きるけど 長い目で見てよ こんな私なんてどう?  あなたはいつでもそうなの 優柔不断にThinking 私はそのたびにThinking どうしたらいいの  いつもそばにいるのに気づいてくれない 地味なんじゃなくて三歩下がって 見守っているのよ  親近感て大事でしょ 派手さはたしかにないけれど 長い目で見てよ こんな私なんてどう?  親近感て大事でしょ ダメなとこも受け入れるわよ なんでも話してよ だから私なんてどう?  こんな私なんてどう? こんな私 こんな私だけどどう?
オールライト関取花関取花関取花関取花関取花世界はこんな鮮やかな色々で溢れてるのに お決まりの色で塗り分けて 「はい、おしまい」ってやつがいる  新しい色で明日を描く君を 変わり者だと 誰かが指さして笑っても  オールライト オールライト オールライト 君は 何も間違ってないよ 大丈夫だよ  時代は常に軽やかに滑らかに動いてるのに お堅い辞書の上に乗って あぐらかいて動かないやつがいる  新しいページを作り出す君を 決して受け入れるまいと 誰かが両手で押さえつけても  オールライト オールライト オールライト 君は 胸を張っていいんだよ 大丈夫だよ  オールライト オールライト オールライト 君は 愛されるべき人だよ 大丈夫だよ
バイバイ関取花関取花関取花関取花神谷洵平ベルが鳴って 軋む列車 あどけない夢 動き出した  あの子が手を振った なにかを叫んでいた 見て見ぬふりした だってもう もう  バイバイ バイバイ 僕ら他人さ バイバイ バイバイ 決めたじゃないか  情熱だけで 何ができようか 窓を叩いた 風に聞かれた  あの子に泣かれた あの日を思い出した 必死で掻き消した だってもう もう  バイバイ バイバイ 僕ら他人さ バイバイ バイバイ 決めたじゃないか  バイバイ バイバイ すべて捨てて行くんだ バイバイ バイバイ 戻れないんだ  悲鳴をあげて 走る列車 あどけない夢 僕を乗せて
動けない関取花関取花関取花関取花神谷洵平君に出せない手紙で 溢れかえった部屋の中で 気づいたらいつも 倒れこんで 眠ってるんです  それでいいんです たとえ世界から 置いてかれてしまったとしても  僕はまだここにいたいです ひとりぼっちだっていいんです 色あせて 色あせて ただの思い出にならないように  君がいなくなってから 随分時間が過ぎたようで 窓からの景色も もう何度も めぐったようです  だけどいいんです どんなに世界が 輝いているとしても  僕はまだここにいたいです ひとりぼっちだっていいんです 抱きしめて 抱きしめて あげることができなくてもいい  その声を その匂いを 僕だけでも覚えてたいです 色あせて 色あせて ただの思い出にならないように
あの子はいいな関取花関取花関取花関取花関取花あの子はいいな あの子はいいな 高い部屋 高い服 高い飯食って 満たされてんだ 満たされてんだ なんでそんな金持ってんだ  見てりゃわかるさ 身の丈以上だ 持て余してるから絶妙にダサいな なんか臭うな 内緒にするから 一杯飲みに行かないか  あの子はいいな あの子はいいな ぱっちりなお目目 細い顎 高い鼻 お人形みたいだ お人形みたいだ どうしたらそんな顔になるんだ  それにしたって 会うたび違うな 勘違いだったら申し訳ないが なんか臭うな 内緒にするから 一杯飲みに行かないか  あの子はいいな あの子はいいな もっといろんなこと知りたいんだ 話がしたいな 話がしたいな 一杯おごってくれないか
彗星関取花関取花関取花関取花神谷洵平改札を抜ける君の うしろ姿を思い出しては 白いブラウスに透けた地平線 指でなぞった  君の手が触れた僕の 右手に神様を宿して 祈りを毎晩捧げてたんだ 眠るのも惜しんで  流れるどんな星より はやくその先へ行きたい  真っ赤に燃えて 宇宙までひとっ飛び 息を止めて 目を閉じて 彗星になって 夜に溶けるよ  からまる髪をほどく時 香ったシャボン玉の香り 思わせぶりな午後のため息 レモンのキャンディ  大きく息を吸い込み 布団の中へと潜り込み 真っ暗闇で探してたんだ 眠るのも惜しんで  賢いどんな学者より 深く君のこと知りたい  真っ赤に燃えて 宇宙までひとっ飛び 息を止めて 目を閉じて 彗星になって 夜に溶けるよ  真っ赤に燃えて 宇宙までひとっ飛び 時を止めてしまえたらいいのに 待ちきれずにはじけてしまったよ
三月を越えて関取花関取花関取花関取花高橋海さよならも告げないで あなたはひとり どこかに行ってしまった 守れない約束だけ置いて  写真ひとつも残さないまま 思い出ならばこれからのはずだった  三月を越えて あなたに会いたい 花が咲いたら海へ行こうと あの時言ったじゃない  小さな部屋の窓辺 わたしはひとり あなたがくれた種に 水を注いでその時を待ってる  何色なのかわからないまま 思い出にして枯らすのはいやだから  三月を越えて あなたに会いたい 花が咲いたら海へ行こうと あの時言ったじゃない  三月を越えて あなたに会いたい 花咲く前にさよならなんて あんまりすぎるじゃない
親知らず関取花関取花関取花関取花関取花言えないことが増えるたび 大人になれた気がしてた 嘘が上手につけるたび 賢くなれた気がしてた  なにかを抱えていなきゃ 不安で仕方なかった 満たされないふりしたかった あの頃 真っ暗闇の奥に隠してた 痛みがありました  あなたの知らないうちに あなたの知らないうちに 大きく育ってしまった 親知らずが ズキンズキンとうずくたび あなたのせいにしたくなり 扉の鍵を閉めました  人気者になりたくて 外面ばかり良くしてた 家に帰ればホッとして 当たり散らして喚いてた  大丈夫と聞かれては 放っておいてと言った 知らないくせにと突き放した あの頃 それでもいつもあなたに見透かされてた 痛みがありました  あなたに言えないうちに あなたに言えないうちに 大きく育ってしまった 親知らずが ズキンズキンとうずくたび あなたの顔を思い出し 夜に紛れて泣きました  素直になれないくせに 優しくなれないくせに 大きく育ってしまった 親知らずが ズキンズキンとうずくのは あなたに言えない言葉を ぎゅっと噛みしめるからでした
関取花関取花関取花関取花野村陽一郎重いまぶたこすって 無理に起き上がって 夢から覚めた 何かはじまりそうな こんな素敵な日を ずっと待ってた ひとりぼっちで 温めてきた思いが 徐々にうずいて やわらかく動き出す 聞こえる  おはよう おはよう  朝日を 浴びたら 小さな 背中で 大きな あの空へ 飛べそうだ  変わってゆくことって とても怖いことって 思い込んでた 何か壊れるなら そのままの方が 良いと信じていた それでもいよいよ 隠しきれない思いは 殻を破って 美しい羽になる 聞こえる  おはよう おはよう 今なら やれそうだ 小さな 魂が 大きく 震えるんだ  おはよう おはよう 朝日を 浴びたら 小さな 背中で 大きな あの空へ 飛べそうだ  どんな昨日だって 超えて行けそうで どんな私にだって 生まれ変われそうで
めんどくさいのうた関取花関取花関取花関取花関取花お前が目にするくだらぬ明日は 大人がつくった積み木みたいだぜ お前が耳にする希望の叫びは 本当はお金が欲しいんだぜ お前の憧れるテレビのあの子が 昨日ホテルから出るの見たんだぜ お前の着ていた高いあのシャツ セールで今はイチキュッパだぜ ああ めんどくさいな ああ めんどくさいな  ああ めんどくさいな ああ めんどくさいな ああ めんどくさいな あれこれうるさいな 俺は好きな本読んで 好きな音楽聴いて 好きな人と愛し合って それでいいんだ めんどくさい  お前が目にする流行りの映画は いつかの映画の猿真似らしい お前が大好きなあのタバコは 明日で製造中止らしい  ああ めんどくさいな ああ めんどくさいな ああ めんどくさいな ああ めんどくさいな ああ めんどくさいな お前の優しさが 俺は好きな本読んで 好きな音楽聴いて 好きな人と愛し合って それでいいんだ  ああ めんどくさいな ああ めんどくさいんだ ああ めんどくさいな すべての出来事が ああ めんどくさいな ああ めんどくさいな ああ めんどくさいな 全部全部 めんどくさい
なんとかなるんで関取花関取花関取花関取花関取花さようなら さようなら 憂鬱にはもう 用はない これからは これからは 楽しいことだけ 考える  行き先は 行き先は 決めないままで 旅に出る どこかしら どこかしら たどり着くから 問題ない  ラララ 気にしてみたって ラララ 時間の無駄なんで ラララ 気の持ちようで ラララ なんとかなるんで  こんにちは こんにちは 見知らぬ場所も ふるさとに 変えるのは 変えるのは 何かじゃなくて自分自身  ラララ びびっていたって ラララ 何も意味ないんで ラララ 気の持ちようで ラララ なんとかなるんで  困ったら笑いとばして 都合良く受け取っちゃって 機嫌良くやって行こうぜ バチは当たらないんで  とりあえず そんな感じで 着の身着のまま風まかせ 大丈夫 気の持ちようで どうにでもなるんで
伝えに行くのカサリンチュカサリンチュ関取花村山辰浩あなたのために髪を切り あなたのために服を買い あなたの好みの女に ちゃんと仕上げてきたつもり  街の誰も 振り返る 恋人に会いに行くと思ってるでしょう  ふられに行くのよ 嘘みたい でも本当なの 愛していますと あの人に伝えに行くの 今日は  あなたの最初にもなれず あなたの最後にもなれない あなたの本当の女に なれないと気づいちゃったの  街で誰かに会った時 恋人だって言ってくれなかったでしょう  ふられに行くのよ 馬鹿みたい もう疲れたの これ以上一人で 涙なんて流したくないの  ふられに行くのよ 長かった でも最後なの 愛していますと あの人に伝えに行くの 今日は
この海を越えて行け関取花関取花関取花関取花関取花嫌いになった人がいる 殴りたかった人がいる 殺しちまったことがある 誰かじゃなくて自分である  止まない雨に打たれて 濁流に飲み込まれ それでも舵をとる 舵をとる  船よ涙の海を行け 憎しみも引き連れて  救えなかった人がいる 見殺しにした人がいる 守りきった人もいる 誰かじゃなくて自分である  孤独な夜に逆らって 真っ暗闇の中で それでも舵をとる 舵をとる  船よ涙の海を行け 悲しみも引き連れて  息を飲むような朝焼け 飛び跳ねる魚たち そこには何がある 何がある  船よ涙の海を行け 憎しみも引き連れて  船よ涙の海を行け 悲しみも引き連れて  この海を越えて行け
また今日もダメでした関取花関取花関取花関取花関取花昨日は風呂にも入らず 化粧も落とさず寝てしまった 若さ肌ツヤそれより あと二分の睡眠が欲しい  野菜ジュースとビタミンC この二つをとっておけばいい きっと大体のことは大丈夫なはず  いかに楽して痩せるか ゴロゴロしながら考える そうやってまた一日が終わる  また今日もダメでした また今日も私 私に負けました 明日から 明日から本気出す  掃除に洗濯炊事 そんなの週末にやればいい 気にしていないふりしても 一週間分の罪は重い  とりあえず積んどけばいい そんで隅に寄せておけばいい これで大体のとこは片付いてるはず  いかに動きを減らすか ベッドを基準に考える そうやってまた何もせず終わる  また今日もダメでした また今日も私 私に負けました 明日から 明日から本気出す  また今日もダメでした いつになったら私に勝てますか 答えは 風の中  また今日もダメでした また今日も私 私に負けました 明日から 明日から本気出す 明日には 明日には 生まれ変わる
ベントリー・ワルツ関取花関取花関取花関取花関取花ある晴れた日 ベントリーは言いました 君がいない世界などつまらないと  おぼろげな瞳から 涙がひとつこぼれ落ちた  ラーリトゥトゥラリララ それから彼は歌い出す ラーリトゥトゥラリララ 私の愛したあの歌を  ある晴れた日 ベントリーは言いました 思い残すことはもう何もないと  しわくちゃな頬をそっと 涙がひとつ流れ落ちた  ラーリトゥトゥラリララ それから彼は歌い出す ラーリトゥトゥラリララ 私の愛したあの歌を  ラーリトゥトゥラリララ ラーリトゥトゥラリララ…  ラーリトゥトゥラリララ 気づけば彼も夢の中 ラーリトゥトゥラリララ もしも巡り会えたら  ラーリトゥトゥラリララ 私とワルツ踊りましょう ラーリトゥトゥラリララ ふたりの愛したこの歌で
もしも僕にGOLD LYLIC関取花GOLD LYLIC関取花関取花関取花関取花もしも僕に子供ができたら どんなことを伝えるだろう 期待してるよ 頑張れよ そんなこと まず言わないだろう  一日三食飯食って よく笑いよく泣き遊べ そして他人を褒められる人になれ  努力は大抵報われない 願いはそんなに叶わない それでもどうか腐らずに でかい夢見て歩いて行くんだよ  もしも僕に子供ができたら どんな恋をするのだろう 父さんと母さんみたいになれよ そんなこと言えたらいいな  一度や二度の過ちも いつかはきっとするのだろう 立つ鳥跡を濁さずでうまくやれよ  初恋なんてまぼろしで 思いは大体届かない それでもどうか忘れずに 胸の端っこで大事にするんだよ  うまくいかないことばかり なぜいつもあいつばっかり 隣の芝はいつだって青いけれど 知りたくないこと知ったり 優しい嘘を覚えたり いらない荷物は増えてしまうけれど  それもこれも 最後には 笑い話に変えられるように 人生なんてそうさネタ探し 楽しんだもん勝ち そういうものだよ  もしも僕に子供ができたら そういうことを伝えたい でもまだきっとずっと先の話 だからそれまで自分に言い聞かす とりあえず自分に言い聞かす
僕らの口癖関取花関取花関取花関取花関取花傷つけてみたいだけ それだけの僕をいっそ嫌って そしてもっと楽になって  でも君は優しくて 無理をして僕にそっと笑って そしていつも繰り返すだけ  どうして ねぇ どうして 君の口癖 ごめんね ねぇ ごめんね 僕の口癖  傷つけたそのあとで 抱きしめる僕をもっと叱って そしていっそ泣いて喚いて  でも君は優しくて いつだって僕の腕の中で そしていつも繰り返すだけ  どうして ねぇ どうして 君の口癖 ごめんね ねぇ ごめんね 僕の口癖  こうして きっと こうして 愛したふりして そうして きっと そうして 今日が終わって  傷つけて傷ついて それ以外何もわからなくて そして明日も繰り返すだけ
黄金の海で逢えたなら関取花関取花関取花関取花関取花掲げろいざ こぶし ジョッキ お疲れさんでした 渇ききった心と体 潤してあげましょう  弾ける白い波 掻き分け海賊の如し すみませんおかわり お残しは許しまへんで!  黄金の海で逢えたなら どんな悲しいできごとも きっと忘れてしまうから 今日は 今日は 無礼講だよ  腹のたるみ足のむくみ 決して気にするな 思ってるほど 誰も見ちゃいない そういうのなしだぞ  迫り来る睡魔に 打ち勝て武士の如し すみませんおやすみ 居眠りは許しまへんで!  黄金の海で逢えたなら どんな苦しいできごとも きっと忘れてしまうから 今日は 今日は 無礼講だよ  黄金の海で逢えたなら どんな悲しいできごとも きっと忘れてしまうから 今日は 今日は 無礼講だよ  ラララ…
カッコー関取花関取花関取花関取花関取花あの子に好きだと言ってみた 聞こえないふりしてごまかされた 別れ際あの子こう言った 「また明日ね大事な友達」  カッコー カッコー カッコーが笑ってるよ カッコー カッコー 格好悪い僕のこと  気付けば大人になっていた あの子は今日街を出て行った 別れ際僕はこう言った 「またいつかね大事な友達」  カッコー カッコー カッコーが笑ってるよ カッコー カッコー 格好悪い僕のこと  カッコー カッコー カッコーは知っているよ カッコー カッコー 括弧で閉じた思いを  過去になったこの恋を
平凡な毎日関取花関取花関取花関取花関取花母親が寝ているうちに 金を盗んでいた バレなけりゃ別にいいと思った くせになっていった  むなしさを買い込いこんでまた 食べてはゴミにした バレなけりゃ別にいいと思った くせになっていった  そんな自分が特別に見えていた 人知れず泣く悲劇のヒロインに見えていた でもそれは 実はよくある話  平凡な僕らの 少しだけゆがんだ毎日 みんな何かあんだって 少しずつ気づくのさ いつの日か 笑い話にしようぜ 笑えないことの方が多いけれど こんなこともあったって 少しずつ話せる日が来るものさ  あの子はさ自分を売って 学費にあてていた 余ったら少しわけてあげる なんて笑っていた  そんなあの子に何も言えなかった ただごまかして笑い返してた自分が嫌だった でもそれも きっとよくある話  平凡な僕らの 少しだけゆがんだ毎日 みんな何かあんだって 少しずつ気づくのさ いつの日か 笑い話にしようぜ 笑えないことの方が多いけれど こんなこともあったって 少しずつ話せる日が来るものさ  負けるな荒波に 鳴り止まない雨嵐に 神様はいないよって 少しずつ気づくけど 負けるなよ 笑い話にするんだ 笑えないことはそれでいいから こんなこともあったって 話せたら僕らのもんさ その先は
それでもいいならくれてやる関取花関取花関取花関取花関取花たいした怪我でもないような傷口を 見せつけてちょっと同情を引こうなど  ろくなもんじゃないよ 勘違いもいいところさ そのままガンジス泳いできな  物足りないのか 物足りないのか 物足りないのか まだまだ 満たされたいのか 満たされたいのか 満たされたいのか まだ  とってつけたような 優しさでいいなら 適当に繕って くれてやるよ 裏側覗いたら ハリボテでいいなら そんなのいくらでもくれてやるよ  たいして仲良くもないような知り合いの ふんどしでもって土俵に上がってこようなど  ろくなもんじゃないよ 逆にいい度胸だ そのまま二秒で張り倒されな  褒められたいのか 褒められたいのか 褒められたいのか ただ ただ 強く見せたいのか 強く見せたいのか 強く見せたいのか ただ  切って貼ったような 言葉でもいいなら 掃いて捨てるほど 言ったげるよ 風に飛ばされて すぐ消えちまっていいなら そんなのいくらでも言ったげるよ  いつまでそうやって 生きていくつもりだ 待ってるばかりの欲しがりさん このままいったら 行き止まりだから そろそろここらでやめておいたほうがいいよ
君の住む街関取花関取花関取花関取花野村陽一郎なんでもないのに 朝早く目が覚めた なぜだろう なぜだろう 疲れてるはずなのに  なんだか無性に 声が聞きたくなった なぜだろう なぜだろう 話すことなんてないのに  深呼吸してみたけど 変わらないのは そういうことなんだろう 恥ずかしいけど 多分きっと  跳ねるようなステップで 君に会いに行くんだ 言葉よりも確かな 胸の高鳴りなんだ 羽の生えた背中で 今すぐに飛べそうだ 目指すは遥か彼方 君の住む街だ  なんだろうこんなに キラキラしていたっけな なぜだろう なぜだろう 見慣れた景色なのに  瞬きしてみたけど 変わらないのは そういうことなんだろう 恥ずかしいけど 多分きっと  跳ねるようなステップで 君に会いに行くんだ 昨日よりも確かに 世界は色を増したんだ はみ出しそうな気持ち 絵の具にしちゃいたいな 下手くそな絵描くから 君が笑えばいいな  跳ねるようなステップで 君に会いに行くんだ 目指すは遥か彼方 君の住む街だ
べつに関取花関取花関取花関取花関取花なぜだ なぜ君らは 終電間際現れる なぜだ なぜ君らは 改札前でキスをする  柱の陰に隠れてほしい できれば家でやってほしい 少しは恥を知ったほうがいい とりあえず一応見ないふり  べつに べつに べつに べつに べつに 悔しくない べつに べつに べつに べつに べつに 悔しくない  なぜだ なぜ君らは 何も言わずに見つめ合う なぜだ なぜ君らは おでことおでこ突き合わす  駅員さんの顔見て欲しい 見ろよ絵に描いたような苦笑い 慣れてないのにお手々は尻に とりあえずやっぱり見ないふり  べつに べつに べつに べつに べつに 悔しくない べつに べつに べつに べつに べつに 悔しくない  べつに べつに べつに べつに 私には関係ない べつに べつに べつに べつに 私には関係ない  だけど私 恋人いない 負け犬の遠吠えでしかない  それが なんだ べつに べつに!
レイミー関取花関取花関取花関取花関取花このままふたりで遠くへ行かないか 長すぎた旅路の終わり このままお前をこの腕に抱いたまま 目を閉じて五つを数えたなら  一番美しいふたりのふるさとへ飛んで行こう 恐れることはない ふたりでいればそれがすべてさ  レイミー レイミー あの頃の ふたりはいつも 間違いだらけの愛し合い方をしてたね レイミー レイミー さぁ行こう 小さくなった背中並べて ラインのほとりへ  はじめてお前と可愛いキスをした あの夜を覚えているよ あれから山越え谷越え海越えて いつだってふたりで歩いてきた  お前はもう僕の名前を忘れてしまったけど それでも構わない ふたりでいればそれがすべてさ  レイミー レイミー ありきたりな まっすぐな道ではなかったけど 僕にはちょうどよかったよ レイミー レイミー さぁ行こう 小さくなった歩幅揃えて ラインのほとりへ  レイミー レイミー ありがとう 愛しているよ 生まれ変わっても きっとお前を選ぶだろう レイミー レイミー さぁ行こう 小さくなった手と手握って ラインのほとりへ ラインの ラインのほとりへ
dawn関取花関取花関取花関取花あんたに出会わない人生があれば 母の腹からやり直したい  あんたに出会わない人生があれば 腹の底から笑ってやりたい  ああ悲しいことは消えはしないけど あんたのことは忘れられないけど だけど  あんたに出会わない人生だったなら あの子の声に気づいていたかい  あんたに出会わない人生だったなら あの子の痛みをわけあえたかい  ああ悲しいことは消えはしないけど あの子は今日も泣いているけれど  ああ明日はきっと笑えるように あの子をそっと抱きしめていたい 今は
すずらん行進曲関取花関取花関取花関取花関取花小さな思い出 くだらぬ言い訳 この手で丸く包んで 大事にかばんにつめこんだのなら いざさらばひとりよがり 天気は良好 窓を開けましょう これからどうしましょう 空さえ飛べそう たしかに行けそう 手のなるほうへ  さすらいの心は風模様 留まる場所を知らずに さまよってばかりいた私を呼んでいる鐘の音  どこまでも続く道を とりあえずは進みましょう 機械じかけの鳥たちよりもたしかな強さで  老いぼれの花に水を とりあえずは注ぎましょう がんじがらめの花束よりも美しくなるの  まだ見ぬ明日を これからの日々を まぶたの裏に描けば 目を閉じたままで歩いて行けそう いざ行かんためらわずに 甘い香りにもだまされないわよ そんなものはもういいの わずかな不安も道連れにしたら手のなるほうへ  さすらいの心は風模様 留まる場所を知らずに さまよってばかりいた私を呼んでいる鐘の音  どこまでも続く道を とりあえずは進みましょう 悪あがきでもかまわないでしょう ぶざまな姿で  老いぼれの花に水を とりあえずは注ぎましょう がんじがらめの花束よりも美しくなるの ラララ…  がんじがらめの花束よりも美しくなるの
変身関取花関取花関取花関取花関取花太陽の下ぼんやりした頭で 思い浮かべたあの子の笑い声で ああ うずき出す  かさぶたみたいなだましだましの日々で 上手くかぶってきたつもりの殻まで ああ 破れてく  あの子はなんて言うだろう 本当のことを知ったなら  走り出した いま 空も飛べそうなこの気持ち 加速してく鼓動にもはや待ったなどなし  騒ぎ出した いま 叫びたくなるような気持ち 確信はまるでなし そんなことおかまいなし  明日じゃいや 今日がいいや 色を増した 夏の日  生乾きだったこころを乾かす 言えないでいたせりふさえ言えそうで ああ 羽が生えて行く  あの子はきっと言うだろう それでもいま会いに行く  走り出した いま 空も飛べそうなこの気持ち 加速してく鼓動にもはや待ったなし  騒ぎ出した いま 叫びたくなるようなこの気持ち 確信はまるでなし そんなことおかまいなし  はじけとんだ いま 空に飛んでくこの気持ち 果てしないこの青に遮るものなどなし  弧を描いた いま 飛んで火にいる夏の虫 ちっぽけなこの命 ぶざまでもただ燃やし  明日じゃいや 今日がいいや 色を増した 夏の日
彩光関取花関取花関取花関取花関取花寝息を立てる小さな赤子 無邪気な少年少女 颯爽と駆ける青年たちと 手をつなぐ老夫婦  がらんどうのその瞳で私はただ見つめていた 胸の奥が締め付けられた 何かがまた溢れ出した  嗚呼 あの日指で描いた あたりまえはそこにあったんだ 嗚呼 なぜかしら 嗚呼 なぜかしら 気づけばただ涙が流れていた  風にその身を任せてただ揺れている緑たち 春はまだかと夢を見てる小さなつぼみたち  がらんどうのその瞳で私はただ見つめていた 言葉なんていらぬみたいだ 何かがまた溢れ出した  嗚呼 あの日指で描いた あたりまえはそこにあったんだ 嗚呼 なぜかしら 嗚呼 なぜかしら 気づけばただ 涙がまた流れていた  私はただ 感じていた 私はただ 生きていた
愛しのローレンス関取花関取花関取花関取花関取花青い空 白い雲 並んだ赤い屋根 あの頃世界は僕らのもので  ワンツースリーで駆け抜けた 路地裏 黒い猫 手と手をつないで追いかけてたんだ  またいつか さようなら また会う日まで 離れてく 遠くなる 君と僕 愛しのローレンス  カタコト言葉で紡いだ赤い糸 あの頃の僕らは怖いもんなしで  ワンツースリーで飛び乗った ゴンドラ漕ぎ出し 愛とか夢とか語り合ったんだ  またいつか さようなら また会う日まで 離れてく 遠くなる 君と僕 愛しのローレンス  またいつか さようなら また会う日まで 忘れてく 少しずつ 消えて行く 愛しのローレンス
流れ星関取花関取花関取花関取花関取花優しい言葉だけで逃れ出して 悲しいことはすべて忘れたい  闇夜にそっと手をのばす うしろめたさはいらない  ぽつりぽつり消えてく 流れ星になる  醜い世界君と飛び出して 名前も知らぬ空に浮かびたい  闇夜にそっと燃え上がる 秘密の炎上げたい  ぽつりぽつり消えてく 流れ星になる  灰になってしまっちゃいたい あの日の小さな恋ごと 灰になってしまっちゃいたい ふたりで 神様を見つけたい あの日の小さなたわごと 神様を見つけたいだけだったのに  ぽつりぽつり消えてく 流れ星になる  ふたりぼっち消えてく 流れ星になる
さらばコットンガール関取花関取花関取花関取花関取花小洒落たパン屋でフランスパン買って お家で紅茶を淹れている君が 僕にはなんだかね 無理してるんだよねって 見えてきたからね 仕方ないよね  古本屋行って読めない本買って 棚に飾っちゃって眺めてる君が 僕にはなんだかね ばかばかしいんだよねって 見えてきたからね 仕方ないよね  はぁ ため息が出ちゃう  あんなに愛した君のこと なんだか嫌いになっちゃったんだ あんなに愛した君のこと なんだか嫌いになったんだ  昔の君はね 可愛かったよね ハンバーガー食べて嬉しそうにして これがいいのよねって笑ってたんだよね 僕もそれを見て微笑んだね  それが今ではね変わっちゃったよね 地球と体に優しいもので 満たされたふりで嬉しそうにして すすめてこられたってお断りだね  はぁ ため息が出ちゃう  あんなに愛した君のこと なんだか嫌いになっちゃったんだ あんなに愛した君のこと なんだか嫌いになったんだ  あんなに愛した君のこと なんだかおかしく見えてきたんだ あんなに愛した君のこと なんだかおかしくなったんだ 僕は疲れてしまったんだ
北極星関取花関取花関取花関取花関取花あなたの好きな音楽で溢れてるこの部屋の窓を開け 真っ暗闇にぽつりと浮かぶ星にそっと手を伸ばす  あなたの好きなその星は輝いてこちらを見つめてる 「こっちへおいで」そう言って微笑んでくれた気がして  あなたの名前をそっと呼んだら 少し冷たい風が吹いた  退屈な日々でしたね それでも楽しかったね なんでもおかしかったね ただ ただ ただ  あなたの好きな毛布にくるまってまんまるくなってみる 真っ暗闇は温かくて だけど 何かが足りなくて  まぶた閉じればいつでも会えるよ だけど涙があふれちゃうから  退屈な日々でしたね それでも楽しかったね なんでもおかしかったね ただ ただ ただ  大切な日々でしたね すべてが愛しかったね またきっと会えるよね どこかで また  どこかで また
つらら関取花関取花関取花関取花銀色に輝く するどいこのつららを 僕たちは笑顔で そっとこころに隠して  通り行く人らの くだらないその話に 聞き耳を立てては そっとこころで刺して  それで楽になれるなら いっそいいのだけど 何も埋められないまま むなしくなるだけ  それで楽になれるなら いっそいいのだけど 何も守れないまま むなしくなるだけ  夢で会えたら 優しくなれるんだけど そんなうまくいかないまま 明日が来るだけ  銀色に輝く するどいこのつららを 僕たちは誰かに そっと溶かしてほしい
はつ恋関取花関取花関取花関取花鈍行列車に飛び乗って 矛盾だらけの旅へ わざわざ探さないでと 母に手紙を書いて 行く宛てなき旅です 言ってみたかっただけ 荷物は勢いだけ 猿のようにかけおちて  君と僕ふたりだけの神様を見つけに行こう 猫のように気まぐれに 地平線だって超えて行こう 馬鹿みたいと笑われても  真夜中の空を飛ぶ飛行機を指さして 新しい星だと大騒ぎしたりして これは世紀の大発見! 名前をつけてあげよう 僕は君の名前をつぶやいてみたりして  君と僕ふたりだけの 神様を見つけに行こう 蛇のようにからまって その度にほどいて行こう 何度でも  君の手を握ったまま まだ見ぬ明日を見に行こう いくつもの夜を超えて ふたりで大人になって行こう 馬鹿みたいと笑われても
一人旅関取花関取花関取花関取花風の便りでそっちは雨だと 聞いて気になり鍵を閉めました  長いトンネル抜けて 深い海を渡り 熱い日ざしを浴びて 強い風にも吹かれ  そうやって長い月日をかけて ずっとむこうの君の街を この身ひとつ何も持たず めざします めざします  虫の知らせでそっちは雪だと 聞いた気がしてバスを降りました  後先もわからず ひたすらに歩いて 凍えそうな体で 強い風にも吹かれ  そうやって長い旅路を進み ずっとむこうの君の街を この身ひとつ何も持たず めざします めざします  きっとどこかにぱっと現れてくれるでしょう あるのでしょう? はじめから宛てもないのに めざします めざします
私の葬式関取花関取花関取花関取花真っ黒い服なんて 箪笥の奥にしまって 遊びに来てよ お気に入りの一張羅で 泣く子も黙るほどのお洒落して  涙なんていらないわ 青い雲もいらないわ 笑い声を空に飛ばしてよ それでいい それがいいのよ  難しいことばたちは 眠くなるからやめて 今日は忘れよう お気に入りの曲流して 歌えよ、踊れ、騒げよ まあ飲めよ  涙なんていらないわ 白い花もいらないわ むかし話に花を咲かせてよ それでいい それがいいのよ  涙なんていらないわ 青い雲もいらないわ 笑い声を空に飛ばしてよ それでいい それがいい  涙はいらないわ 白い花もいらないわ むかし話に花を咲かせてよ それでいい それがいいのよ
だからベイビー!関取花関取花関取花関取花少し不器用なくらいでいい 褒められ慣れてないほうがいい でも手先は器用なほうがいい やっぱり飯はうまいほうがいい  もうどうしようもないほど素敵 そんなお姉さんもいいけど もうどう見ても愛嬌しかない そんな君が好きだよ  だからベイビー! そばにおいで 今から抱きしめてやろう だからもっと笑ってよ そうさベイビー! こっちを向いて 今さら恥ずかしいなんて言わないで笑ってよ  感受性豊かなほうがいい めんどくさいくらいでちょうどいい できれば一握りのユーモアがあればそれはなおさら素晴らしい  もうどうしようもないほどナイスバディ そんなお姉さんもいいけど もうどう見てもぬいぐるみみたい そんな君が好きだよ  だからベイビー! そばにおいで 今から抱きしめてやろう だからもっと笑ってよ そうさベイビー! こっちを向いて 今さら恥ずかしいなんて言わないで笑ってよ  まわる観覧車を見つめて ロマンチックなことばささやいて おいしいワイン飲むのもいいけど 僕らにそんなことは とてもとても似合わない  すこし不細工なくらいでいい 三日で飽きる美人よりもいい 正直もう細かいことはいい そのままの君が好き だからベイビー!
最後の青関取花関取花関取花関取花同じ靴を履いているの 同じ道を歩いているの 同じ服を着ているの 同じものに守られているの  甘えたってかまわないのよ それだってとても大事なことよ  最後の青だよ こんなにささいなことで笑いあうよ どんなに探してもこの先では見つからないの  同じ時に旅に出るよ 違う場所をめざして行くよ 同じように笑う人も 違う人もそれぞれいるよ  迷ったってかまわないのよ それだってとても大事なことよ  最後の青だよ どんなにくだらないと笑われても どんなに探してもこの先では見つからないの  最後の青だよ こんなにはやく日々は過ぎて行くよ どんなに願っても同じようにはいられないよ  最後の青だよ こんなに鮮やかな日々はもうないの どんなに願ってもこれが最後の青なんだよ
塀と宇宙関取花関取花関取花関取花男の子ならわかるだろう 背のびをしたって見えないとこにゃ でかい宇宙があるんだと 信じていた日の尊さが  高い塀をこえたむこうに 宇宙があると話を聞いて 飽きることなく夢を見た 星の数だけ夢を見た  欲しいのは何気ない暮らし そんな風になりたくはないなと 皆で笑ったのに 30年経っちゃこの有様さ 君もいつかはわかるだろう あの頃がどれだけ尊いか  欲しいのは何気ない痛み そんなものは本当はいらないよ 今でも信じている あの塀のむこうに何かがあると きっと君なら笑うだろう あの頃と変わってないのねと  今日はあれから30年 背のびをせずともすべてが見えた 思った通り何もない からっぽの宇宙がそこにある からっぽの宇宙はそこにある
汽車のうた関取花関取花関取花関取花海のように広い心のあなたに 一つだけお願い聞いて欲しいの あの山のむこうに汽車が来るから 一度だけお願い見せて欲しいの  村のむこうからは子どもたちが こぞって見に来るの 連れて行ってよ  ハーイヤー ハーイヤー ほら汽車が来るよ  川を三つ超えて峠を挟んで 五つ目の岩を超えて来たけれど 何一つ聞こえない何も見えない 本当に汽車はここにやって来るの?  少し疲れたから休むとしよう きっと今は遠<にいるだろうから  ハーイヤー ハーイヤー ほら汽車が来るよ ハーイヤー ハーイヤー ほら汽車が来たよ
ラッターネ関取花関取花関取花関取花街のおきては厳しくて 僕はいつもひとりぼっち 何にも知らない君のこと 一度愛しただけなのに 街のみんなは冷たくて 君はいつもひとりぼっち 何にも知らない僕のこと 一度愛しただけなのに とんでもない 出来事が起きた 街中の灯が消えてった 僕以外誰が灯すのだ 君の事を誰が守るのだ  ラッターネラッターネ タバコの火を消して ラッターネラッターネ ほら灯を灯せ  君の作ったろうそくに 僕が小さな灯を灯す 僕がラッターネを作るから 君は明かりを灯してよ とんでもないことを起こすのだ 街中が目を覚ますまで これ以上 大切な事は 他にはない もう他には無い  ラッターネラッターネ 暖炉の火を消して ラッターネラッターネ ほら灯を灯せ ラッターネラッターネ タバコの火を消して ラッターネラッターネ ほら灯を灯せ  大停電の夜に ほら君と僕とでラッターネ せめてものおわびに 街中に灯を灯す  ラッターネラッターネ タバコの火を消して ラッターネラッターネ ほら灯を灯せ ラッタ一ネラッターネ この街の誰も僕を一人にできやしないさ  ラッターネラッターネ 踊りましょう ラッターネラッターネ 歌いましょう ラッターネラッターネ 目が覚めて ラッターネラッターネ 朝が来る
石段のワルツ関取花関取花関取花関取花タン タン タン 旅立ちの朝 君と二人石段の上で いつものようにワルツを踊った カン カン カン 旅立ちを告げるベルが 鳴り響く君といた黄金色の街をはなれ  変わらない景色に色をつけたくて 荷物も持たぬまま 灰色の街に行く  列車の窓の外 揺れている雲と緑を 背中で受け止めて別れを告げるのさ 隙間を吹き抜ける風の音に耳すまし 口ずさむのはそういつものあの歌さ  タン タン タン 革靴は知らぬうちに あのリズムを奏でては列車中に空しく響く  茜色の空と手を振る君の姿を 振り返ることなく列車は走り出す 頬を濡らしながら口ずさむのはあの歌 心はいつまでもいつもの石段の上
むすめ関取花関取花関取花関取花もてたい 痩せたい 恋をしてみたい 少しちやほやされてみたい 新しい場所を思うと 自然と胸がおどるのよ  春が来たら家を出るわと 軽い気持ちで告げた夜 少し寂しそうに笑って 父と母は言ったのよ  学べ 学べ 学べよ 学べ おまえの好きなこと見つけなされ 広い世界に 触れてみなされ 夢を見つけなされ  適当に言葉を聞き流し 布団に入ってみたものの どうにもこうにも眠れぬよ 言葉が回るのよ  小さな私が家を出る それがどれほどのことなのか 軽い気持ちではいけないと やっと気づいたのよ  学べ 学べ 学べよ 学べ 贅沢いう前に 学びやがれ いつか素敵な大人になって 帰ってくるために  泣いて怒ってそして笑って 過ごしたこの家の日々のこと そっと心の奥に隠して 私は学ぶのよ 夢を見つけるのよ
10月のあなた関取花関取花関取花関取花音も立てず あなたは風に変わった 置いてけぼりの僕はまだ大人になれないままよ  鍵もかけず 僕は街を飛び出して あなたを追いかけて西へ東へ向かっているよ こんなに悲しいと あなた教えてくれなかったんだ さよならも言わないまま 遠くに飛んでいっちゃったんだ  夏が過ぎて冬が来る その少し前 ちょうど1O月 あなたの好きな季節に  音も立てず 月日だけが過ぎていた 気づけば新しい靴もぼろぼろになっていたよ  世界中を旅してあなた追いかけた 西へ東へ手をのばして 思い出だけを頼りに  あなたの生まれた街 あなたと出会った遠い国 どこへ行ってみたってさ これからは一人なんだよな  夏が過ぎて冬が来る その少し前 10月がまた 今年もやってくる やっと笑っていられると思ったとこなのに 1O月がまた通り過ぎて行くよ また泣いてしまうよ
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