jelly fishキリンジ | キリンジ | akko | 堀込泰行 | | 野に咲くタンポポ ウサギが跳ねる 今宵は月からメッセージ 眠りにつくサンシャイン 地球の裏で ジリジリと音をたてている Oh darling, don't be jelly fish 光の速さで闇に変わるドリーム 何度でも挫けそう ココロのものごと 難し過ぎて 努力だけじゃ解決しない Oh darling, don't be jelly beans でもね なんだってあり 夢の 星空高く響く(聞こえるよう) あちら様こちらへ そっと歩いてくるみたいだから Oh darling, don't be in a rush だから あるがままに 生きる |
ロマンチックキリンジ | キリンジ | 土岐麻子 | 堀込高樹 | | 朝日のように かろやかにそっと 夜のように 忍び足で深く 羽毛のように やわらかにそっと 鉄のような 衝撃でけたたましく それは突然の魔法 窓をゆらし モノクロにかたまった部屋 弾けた花火のシャワー 騒ぐ鳥達のチアー きりもなく溢れる甘いラヴ・レター キラキラ光れ きみは まだ遠い星影 どうか消えないで 『ロマンチック』 あぁ… 迷路のように 複雑で 天井のような シンプルさで 毛皮のように なめらかで スイッチのような そう、潔さで それは突然の魔法 ひからびてく! 乱暴な甘さのケーキ 弾けた花火のシャワー 踊る緑色サワー とめどなく溢れる甘いラヴ・レター キラキラ光れ きみは まだ遠い星影 どうか消えないで 『ロマンチック』 あぁ… いらだちも憂いも ゆらゆれる陽炎 まぶたの裏に咲く花に水をあげたら とけてしまいそう |
ハルニレキリンジ | キリンジ | Keyco | 堀込泰行 | | 窓辺に 遠く延びる 愛しい想い 今 君は もう居ない 移り行く 季節だけは 涙の唄も 今 光る朝 誘い込んで どんなに 想いつくせばいいの? 君が見えなくなって あれから 想い出 つないでいるばかり 明日は どんな夢で 逢えるのかな? 君と初めて愛を感じた あの日の笑う声で 唄っている 静かに 流れ落ちる 雪解けの朝 また 君を感じて ゆるやかに 続く時間は 悲しい唄を 今 ゆっくりと包み込んで 本当は 言いたいこと まだ あるのに 君と会えなくなって 言葉は 行き場を失うばかり それでも 一緒に また笑えるかな? 君と初めて恋を語った あの日のはしゃぐ声で 唄っている どんなに 想いつくせばいいの? 君が見えなくなって あれから 想い出 つないでいるばかり 明日は どんな夢で 逢えるのかな? 君と初めて愛を感じた あの日の笑う声で 唄っている 唄っている 唄っている 唄ってゆく |
髪をほどいてキリンジ | キリンジ | bird | 堀込高樹 | | あとでまたねと手を振った ガジュマルの木の下 手と手離れた瞬間に テレパシーきかなくなる あなたは知らない人のよう スコールが来る ああ 恋は摩訶不思議なもの あなたにすぐ逢いたくなるのよ ああ 雨宿りはひとりでね せつなさからあふれてくる涙だけはそうね あなたに見せたくないの 雨といたずらな時間は サンダルに落ちて 揺れるスカートの裾はね わたしの心模様 まるで映しているようで さす傘はない ああ 恋は摩訶不思議なもの あなたにすぐ逢いたくなるのよ ああ 濡れた髪をほどいてね あなたが好き でも言えない想いに そう少し 気付いてほしいだけなの 今頃誰かと愛の傘をまわす ああ 恋は摩訶不思議なもの あなたにすぐ逢いたくなるのよ ああ 濡れた髪をほどいてね あなたが好き でも言えない想いに そう少し 振り向いてほしいだけなの |
若葉の頃やキリンジ | キリンジ | 中納良恵 | 堀込泰行 | | おやすみのKISSと ごらん星々のフラダンス あなたが側にいる 笑ったまんま 時を止めて 風を越えるライン 足早に帰る人の群れ おなかをすかせ待つ ごちそうさま 幸福のリフレイン 若葉の頃や あの一言は 二度とは戻らない 甘いしぐさや 夢の続きは 誰も知らない 散歩にでかけよう ごらん 陽だまりのフラダンス あなたが側にいる 笑ったまんま 今を止めて メランコリックが好き 枯れた花には ハレルヤ あなたが側にいる 私を連れて行く 今ここから 若葉の頃や あの一言は 二度とは戻らない 甘いしぐさや 夢の続きは 誰も知らない 若葉の頃や あの一言は 二度とは戻らない 甘いしぐさや 2人のコトは 誰も知らない |
わたしの青い空キリンジ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | 冷たい眼差しが美しいね 遠くを見てる 物憂い口唇が花びらみたい 開いて閉じて 一粒 チョコレート 包み紙の占いを気にしてるくせに ああ 青く澄みわたる空は 子供じみてると笑うのかい ひとり大人ぶってても 甘い恋がまたしたいのさ 「火遊びしていても心だけは売らないのです」 くちづけの拙さの言い訳したね 触れてもないのに 卒業 誕生日 迎えるたび君の値打ち下がるなんて 馬鹿だな 青く澄みわたる空は 子供じみてると笑うのさ ひとり強がってるのは 甘えたいからさ この僕も だれもかれも 青く澄みわたる空が 遠ざかってゆくと笑ってたね 真赤に燃える夜の街 歓楽通りを駆けぬけて 白く霞む朝の街 踊り疲れたね 眠ろうか ふたり大人ぶってても 甘い恋をまだ知らないね |
お針子の唄キリンジ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | 雨降り 冷たく光る針 鋏はとろけるような切れ味 女同士で 君はトルソー 仮縫いは楽し カラフルな待ち針 胸おどり腕が鳴るひととき ミシンは歌う トゥラララー 深く吸って一息で縫い上げよう ああ、神さま 一針一針が私の祈りです 晴れの日 風に吹かれる午後 海沿い 追い越し車線のステッチ ボタンホールから覗く空に カモメの刺繍 なにもかもあざやか 胸おどり腕が鳴るひととき ミシンは歌う トゥラララー 嫌な人 悪い夢 恥ずかしいこと 忘れよう 笑うボビンは可愛い ひとりぼっちは愉快 タグを付けるには早い でもいつかきっと いつかきっと いつか私も ah 胸おどる腕が鳴るひととき ミシンは歌う トゥラララー 深く吸って一息で縫い上げよう 美しい布に溺れたいの 私はただのお針子 |
それもきっとしあわせキリンジ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込泰行 | | 好きな人がいて愛されたのなら それはきっと幸せ 着たい服を着て 言いたいこと言えば それもきっと幸せ 夜と朝のあいだを 跳んで渡れば この足音だけが 通りに響いて 迷いも消える 歌いたい歌がある 私には描きたい明日がある そのためになら そのためになら 不幸になってもかまわない 石の階段に伸びる影ジグザグ 翔け登ったあの頃 幼い夢は綿飴のように 萎んでしまったけれど 葉桜の向こうがわ 顔をあげると 夏の雲が見えた そんなはずないのに 見たよ、確かに 歌いたい歌がある 私には描きたい明日がある そのためになら そのためになら 一人の部屋も怖くない 歌いたい歌がある 私には描きたい明日がある そのためになら そのためになら 一人になっても 歌いたい歌がある 私には伝えたい想いがある そのためになら そのためになら 不幸になってもかまわない |