サンタラ「RIVERMOUTH REVUE」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
密会サンタラサンタラ田村キョウコ砂田和俊・田村キョウコサンタラ日没は今猫の足取り 忙しい人は今日も階段越し そして重いドアを押して 別れる時にはきっと 「ああ すっかり外は暗いね」なんて笑う   君に会うなら鞄に一つか二つ 新しいブルースを忍ばせてくるんだ 先週の新聞で巻いたスミレみたいにそっと 恋人に差し出す花束のように  誰かの干渉を上手にかわしておいで 許される範囲で 当たりさわりのないやり方で  時間潰し 手にとる個展のフライヤー ふと懐かしい気持ちはただ思い違いか? 君の選んだ言葉は何気ないくせにいつも 思いがけないほどにセンスがいい
バニラサンタラサンタラ田村キョウコ・砂田和俊田村キョウコ森俊之ベッドにもぐり軽くまぶた閉じて 跳ね回る羊数えても 私ときたら一時間やそこらじゃとても眠れないの 「お願いダーリン そばにいて」額に血をにじませて そんな時だけ君は本当にずるいのよ  冷えた苺もニュース速報も君の電話も何もいらないの 彼の言葉にびくつく日々なんてもう終わりにしたいの そうだよダーリン 君だってとっくに見抜いてたはずだよ こんな夜じゃ金切り声も闇に溶ける  crushed moon on the dish 銀のナイフがヒヤリ 私の火照る唇を撫でて crushed moon on the dish こんな不甲斐ない私に期待しないで ためらいがちに口に含んだ苦く光るバニラ  私の声は体よく並べられすまし顔で他人の素振り 会ったことのない肉親のようで君が泣いても釈然としない そうだよダーリン そんなもの集めて私に差し出しても 忘れないで所詮私それを愛せない  crushed moon on the dish 銀のナイフがヒヤリ 私の火照る唇を撫でて crushed moon on the dish こんな不甲斐ない私に期待しないで ためらいがちに口に含んだ苦く光るバニラ  誰が教えた訳でもないのに不似合いだと気付いたのは何故? 白濁色の緩い痺れがきっと行く先を照らしてくれる  crushed moon on the dish 銀のナイフがヒヤリ 私の火照る唇を撫でて crushed moon on the dish これが私のサヨナラの形 苦く光るバニラ
独白サンタラサンタラ田村キョウコ・砂田和俊田村キョウコ・砂田和俊森俊之ねえママ 大切なものは全て目に見えないって言ったよね それは本当なの? ねえママ 僕のたったひとつの見えない財産は見えないんじゃなくて 最初からなかったのかな?  ねえママ 自分で歩きたいだけなんだ それだけでもう僕はどうやらはみ出してる ねえママ 君にいろんな物あげたいのに あの人たちが持っていっちゃって何ひとつ残ってないんだ  降りのエレベーターに吐き気を催し 不安に震える両手で全身を抱きしめる 好きだったあの人の瞳でさえ今では怖いんだ そして癒される間もなくまた朝が来る  それでも僕は立ってる ドアが開くのを待ってる 何度もノック繰り返し 正しいかどうかも分からない ドアが開くのを待つ  ねえママ できるだけ僕は乾いているべきだと知ってはいるんだ ねえママ それなのに君が時々吐き出す無神経さに振り回されてる  それなりに歳はとったのに焦りばかりがつのって 何ひとつ入ってない鞄を大事に抱えて 好きだったあの街でさえあっさり手放して そして何も片付かない間に朝が来る  それでも僕は立ってる ドアが開くのを待ってる 何度もノック繰り返し 正しいかどうかも分からない ドアが開くのを待つ  なるべく嘘をつかないで 自分に嘘をつかないで 君さえも捨てられるとさえ 自分の場所はここじゃない ここは自分の場所じゃない 身勝手な僕を認めないで 病んだ目の人の群れに突き放して  それでも僕は立ってる ドアが開くのを待ってる 何度もノック繰り返し 正しいかどうかも分からない ドアが開くのを待つ
ブラックワゴンサンタラサンタラ田村キョウコ砂田和俊・田村キョウコサンタラバイパス沿いの薄緑色のフェンス からみついた下品なバラの大輪 「あんたはきっと私以下だわ」 よくある景色だ  シンクにかさばるグラスもそのまま置いてきたの 終わりを決めなくちゃ 永遠に追いかけっこだもん 太陽がオレンジに燻って 青い青い夜を急かしている  ブラックワゴンは振り向かない 今の環境全部処分して私と暮らさない? ブラックワゴンは振り向かない 生まれつきその二の腕にある印に 君はまだ気付いていない  相変わらずで薬はちっとも効いてくれないし 少しだけ賢くなって 引き換えにほしい物なんてないもん 幸運が私に残っているのなら 今全部使ってもいいんだ  ブラックワゴンは振り向かない 今の環境全部処分して私と暮らさない? ブラックワゴンは振り向かない 生まれつきその二の腕にある印に 君はまだ気付いていない  その足元にばら撒かれたベクトル 気軽に選んだら? ベンディングマシーンのボタン押すように どれ一つハズレはないはず  ブラックワゴンは振り向かない 今の環境全部処分して私と暮らさない? ブラックワゴンは振り向かない 生まれつきその二の腕にある印に 君はまだ気付いていない
街が死んだらサンタラサンタラ砂田和俊・田村キョウコ砂田和俊・田村キョウコサンタラきしむ手首もう動きはしない 多感な彼はKing of Folk 今となっては誰の物でもない 早撃ちジョニー Gのブルース  セミヌードそれは半端な告白 電話口で匿名の抗議 「少年よ、今まさに太陽が落ちてゆく」 パレードの後はいつだってそうさ 胸の前で十字を切って 私はEjectボタンを押す  水銀灯に黒羽根ガラス たとえ街が死んでも 薄いノート握り地下へと続く階段駆け抜けるの!  使い古したロマンス集めて リボンかけたようなラブソング これでどうなのbaby これなら欲しいだろう? ママのバースデイにはロック  君こそ麗しの我がボニー ジーンズで両手を拭って 「イチゴ味のキャンディに最後のお別れを」 はずかしげに少女は笑って 大きな月の夜を背負って また一人サーカスに流れてゆく  水銀灯に黒羽根ガラス たとえ街が死んでも 薄いノート握り地下へと続く階段駆け抜けるの!  南京錠に錆びつくダンス いつか街が死んだら 安いギター抱え地下へと続け! 君を独りにはしないよ
しゃぼんのブルースサンタラサンタラ田村キョウコ砂田和俊・田村キョウコサンタラ真夏の朝の呼吸 西の大きな河から流れ来る 開け放った窓の外に昨日の余韻はない  澱んだ彼の目や だらしなく投げ出す長い脚 まるで忘れ去られて年老いた屋根裏のピアノみたい  年上の私の恋人 君の魂はどこへ行ってしまうの? 愚かなしゃぼんはいつか割れてしまうもの  このまま動かない君へせめてもの慰めを 取り残された男にお似合いな水玉のエレジイを  年上の私の恋人 君の魂はどこへ行ってしまうの? 愚かなしゃぼんの最後を見届けるの
うそつきレノン(album version)サンタラサンタラ田村キョウコ・砂田和俊田村キョウコ・砂田和俊森俊之何より私が君のことを気に入ったのは 不釣合いな程に枯れた声だった まるで君からこぼれる鈍色の粒  時に乱暴なまでに君は繊細で 私は飽きることなくそれを見つめてた ヘッドフォンからこぼれる聴き慣れたレノン  君のいた場所に夜毎紛れ来るのは 恋人のような素振りの暗闇のエアノイズ  うそつきレノン 私と引き換えに君は一体何を手に入れたの? うそつきレノン 君と引き換えに私はいつか何かを手に入れられるの?  あの日君が吐き出したままの幾つかの言葉 まだ街でさまよう姿に出くわすの 歩道橋の下で呼ぶ薄汚れた猫  私は他の娘みたいに涙流したりしないわりに そのくせ君のゴーストに水を絶やさない 誰にも言わないでいて この病気じみた私のことを  こんなに雨が続けばいつか君も溶けてくだろう そして全て終ってもそれで君は平気なの?  うそつきレノン 私と引き換えに君は一体何を手に入れたの? うそつきレノン 君と引き換えに私はいつか何かを手に入れられるの?
Big Riverサンタラサンタラ田村キョウコ砂田和俊・田村キョウコサンタラ遠くに投げた 音をたてて割れた ジャマイカのラムの小瓶  街灯が照らした 忘れかけた名前を呼んだ 小指の爪ピスタチオグリーン  背中に忍び寄る霧にもうすぐ飲まれてしまう ただ肩をすくめるだけ 怖いものがまた一つ消えてゆく  踵のリズムが右にそれてゆく 「予想よりずっとぼくは平気」 生彩を欠いた声 君に追いついて 横たわるBig River  ひとしきり泣いた 疲れて眠った クラクション 先頭はリンカーン  浅い眠りは今夜も同じ夢を強いる 物分かりのいいぼくは黙ったままステラ座の席に着く  踵のリズムが右にそれてゆく 「予想よりずっとぼくは平気」 生彩を欠いた声 君に追いついて 横たわるBig River  これは嘘や想像なんかじゃないんだ 紛れもない事実だ さぁ、目をそらさないで  漆黒の静寂と横たわるBig River
charmsサンタラサンタラ田村キョウコ・砂田和俊田村キョウコ・砂田和俊サンタラ銀色の折り紙折って 戯れに作った子馬をあげる タンバリンをふいに鳴らして 浮かれたテンポのメロディーをあげる  唾を吐いても ドア壊しても 咲いたばかりの花むしっても  いなくなったら君を探しに行こう 遅くなら君を迎えに行こう  baby 他の誰より先に気付いてあげる  看板のブロンド娘の頭に飾った三日月をあげる サンダルの上にとまった七星てんとうを捕まえてあげる  膝を抱いても 地団太踏んでも 負けてばかりで爪を噛んでも  眠れないなら君と散歩に出よう 旅に出るなら君に葉書を出そう  baby 他の誰より先に気付いてあげる 君に気付いてあげる
鶏頭のブルースサンタラサンタラ田村キョウコ砂田和俊・田村キョウコサンタラ余程の悪事をはたらいたのでしょう 罪の色をした冠をかぶって 鶏頭の花が咲いている  昨日の熱帯夜を吸いとったのでしょう ふてぶてしいほどしなやかな素振りで 鶏頭の花が咲いている  もう早朝がゆるい坂道を転がり落ちてくる いっそこのまま誰かに咎められたいような秘密  時間が経つのを忘れた悪い子は 人目につかぬようにお家に帰りなさい 交差点でブルースが立っている  もう夕べまで一人じゃ何もできなかったくせに いっそ正体を見破られてしまいたいような秘密  主を待ってた私の寝室で ほら振り返った鏡の向こうには 鶏頭の花が咲いている
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