スカイツリー / SKYTREEINO hidefumi | INO hidefumi | 小西康陽 | 猪野秀史 | | 駿河台下の交差点を 小川町の方に歩くと スカイツリーが見える とてもかなしいことがあって うまく整理ができなくなって その日は仕事をそのままにして 午後からずっと遊んでしまった 夜の街を 歩いていたら いい気持で 歩いていたら スカイツリーが ぐにゃりと曲がった スカイツリーが ぐにゃりと曲がった そこで自分は タクシーを停めて 部屋に帰って ひとりで眠った |
奇蹟のランデヴー / MIRACLE OF RENDEZ-VOUSINO hidefumi | INO hidefumi | 猪野秀史 | 猪野秀史 | | 恋のはじまりは 狂騒感 剥がれ落ちそうな 光沢感 ふたりきり 映画館 見つめ合えば 一体感 ことばにならない 遠近感 高鳴る鼓動は 立体感 感情的なキモチ 盲目感 ときめくメロディ 恍惚感 ざわめきの中を 風が抜ける レコードのように まわりつづけてる 手のひらサイズの 幸福感 時をかける 共生感 ふたりきり 空気感 コタツで蜜柑 しっぽり感 思い出の路地は ひっそり感 夕暮れ静かに 郷愁感 閑散とした街の 現実感 誰もいない 映画館 浮遊感 ざわめきの中を 風が抜ける レコードのように まわりつづけてる 愛はずっときっとそっと きみのそばに寄り添うから めぐる時代の渦 蘇る奇蹟のランデヴー 愛はずっときっとそっと きみのそばに寄り添うから ながれるアーバンブルースくりかえす |
目からうろこ / NOW I SEE ITINO hidefumi | INO hidefumi | 猪野秀史 | 猪野秀史 | | うまれてはじめて ぼくの目が開いた 眩しい空の下 煙草に火をつける あなたの微笑み 鮮やかに拡がる 気の向くまま 歌いはじめる なにもかも澄んで見える ありふれた 輝くこの世界 目が醒めて聞こえだす なつかしいメロディ さぁおもてに出かけよう ここから出てゆこう そう旅は道づれさ 旅は靴づれ 愛がぼくの目を開いたのさ くりかえすメロディー なにもかも澄んで見える 嘘にまみれた 傷だらけの世界 フラッシュバック砕け 手のひらひら舞いあがる しなやかなリズム 心のとびら飛び越え |
犬の散歩 / MAN AND DOGINO hidefumi | INO hidefumi | 猪野秀史 | 猪野秀史 | | ビルが かさなるあいだを 犬の散歩 昼下がり しっぽを伸ばして 立ち止まるきみは まっすぐ遠く見つめた 時が止まるような 運命のような ひとり お茶をする彼女 はにかみ 微笑みかけた 見えない力に 吸い込まれてしまう ビルが かさなるあいだを 犬の散歩 昼下がり しっぽを伸ばして 立ち止まる君は まっすぐ遠く見つめた なつかしいような 幻のような いる筈もないのに |
ねむれない / CAN'T SLEEP - ALBUM VERSION -INO hidefumi | INO hidefumi | 猪野秀史 | 猪野秀史 | | 眠れない夜はいつも 同じ曲ばか聴いている 気がつけば夢へ 今日はうまく寝つけないんだ 呪文のように 羊を数えてみても 金色のライオン 羊の群れみつけた 眠れない… 夜の雲に乗って フワフワ ワウワウしている きみとぼくとが 無意識につながってゆく 明日ははやい 嗚呼こんな日にかぎって 明日ははやい そうこんな日にかぎって 眠れない… 夜の闇の群青 静けさに見つめ合う はみ出してしまいそうさ 無情に時はながれ きみがそばにいるなら オレンジの月あかり ギュッと抱きしめたい 夜の闇をくぐり抜けて 眠れない… |
うまれたまちで / THE SOUND OF WAVESINO hidefumi | INO hidefumi | 猪野秀史 | 猪野秀史 | | 潮騒レイドバック 水色の街 陽気な春色に 溶け合うピンク さくらリラリラ 舞いあがれ 時が零れ堕ちる 風に吹かれて きみの手握りしめ 歩きはじめた 憶えていますか コバルトの碧 そよ風の匂い 記憶を運ぶ 愛のうた口遊む 風に吹かれて Goodbye to say hello… あの日過ごした屋根の下より 素晴らしい世界になっているのでしょうか みたされているのか ときめいてますか うまれた街で 透き通る風吹く 孤独なランナー 走り続ける 大きな煙突 見守る街で 日の出る国の 闇夜の中を 空が白むまで 鳥が唄うまで Goodbye to say hello… サヨナラ Goodbye to say hello… |
魔法 / WITCHCRAFTINO hidefumi | INO hidefumi | 猪野秀史 | 猪野秀史 | | 魔法がかかると すべてがうまくいく 思いをなくして 思いの通りに マハリク クラリッサ トゥリマカシ リリカル ミラクル ハレルヤ ペララルラ キアラル くわばら ソラソバティ マハロ ラーム 魔法が解けると すべてがもと通り でもぼくは知っている 魔法はきみの中に マハリク クラリッサ トゥリマカシ リリカル ミラクル ハレルヤ ペララルラ キアラル くわばら ソラソバティ マハロ ラーム シャランラ リールンリラ シャランラ リールンリラ ラリ ララルーリラー ラリ ララルーラー シャランラ リールンリラ シャランラ ルールーリラ ラリ ララルーラー ラリ ララルーラー |
東京上空 3000 フィート / FROM 3000 FEET THE SKY OF TOKYOINO hidefumi | INO hidefumi | 小西康陽 | 猪野秀史 | | 東京上空 3000 フィート 東京上空 3000 フィート いま ぼくは きみの部屋の真上に立っている 東京上空 3000 フィート 東京上空 3000 フィート いま ぼくは なぜか とても かなしく なっている これから一日 東京に雨を降らせてみせよう 東京上空 3000 フィート 東京上空 3000 フィート いま ぼくは きみの部屋の真上に立っている 東京上空 3000 フィート 東京上空 3000 フィート いま ぼくは きみの言葉を思い出している これから一日 東京は悲しみに包まれてしまう |
きみは眩しい / YOU ARE SO BEAUTIFULINO hidefumi | INO hidefumi | 猪野秀史 | 猪野秀史 | | ありのまま呟く どんな時でも 鼻うたでフフフフン きみは眩しい ほら考えもせず そう感じるまま 自由にブルース・リーのようさ 花冷えの春の朝 騒がしい 季節のかけらのような笑い声 反射して光る 不愉快を愉快に 換える力 あどけないノーテンキ きみは眩しい また考えもせず そう思いつくまま 自由な子供のように ありふれた空の下で ながれる風 見つめる うたがいのない眼差しは 世界を変える 世界は変わる なにげない日常が 輝き出す そんな風に周りを眺めたら ぼくも眩しい |