Freeze Moon尾崎豊 | 尾崎豊 | 尾崎豊 | 尾崎豊 | | キャデラック・メイン・アベニューでは 今ウブなあの娘の hip bangで 俺達はメロメロになる そして腹ペコをかかえた俺達は バーガー・ショップに駆けこんで ポテトをコーラで流しこむ みんないい気持ちになりたくて 何度も息を止めてみるけど そのたび 金網にへばりついては 転げ落ち いつでもさみしい思いをしている 俺は風を感じる 風を求めて wow oh 風がどこへ行こうとしてるか 俺は知りたい 胸をはるんだ 今夜は朝が来るまで 走り続けているから 君はエンジンの音の中で 眠ればいい oh oh.... 翼をひろげ oh oh.... 風を求めて 俺達の真夜中の翼は ぼろぼろになっちまう どうしようもなく また街に戯れる 俺達の終わりなき dance フェンスに腰かけ ビクビクしていた あの頃と似たような顔つきで みんなだまりこくっちまう 彼女は今夜も ドラッグにいかれて 昔みたいな ドラッグ・クィーンになろうとしている もうガラスをひっかく音は 聞こえないけれど 今でもストリートには ガラスの破片が星のようにちらばっている それはまるで まるであの頃の俺達の夢みたいに みんな風を感じる 風を求めて wow oh 風がどこへ行こうとしてるか みんな知りたくないかい 胸をはるんだ まだ まだ 何か足りないから 通りに出て 夜を買えばいい 誰も“どうして?”なんて聞かないから oh oh.... 翼をひろげ oh oh.... 風を求めて 俺達の真夜中の翼は ぼろぼろになっちまう どうしようもなく また街に戯れる 俺達の終わりなき dance 夜はいつでも 凍りついていて 置きっぱなしのバイクにまたがると 昔みたいな気持ちになっちまう ボンネットに寝転んだやつらは この街で一番さみしい 星をみつけ 誰にもわからないような 一人言をつぶやいている いったいなんだったんだ こんな暮し こんなリズム いったいなんだったんだ きっと 何もかもがちがう 何もかもがちがう 何もかもがちがう oh oh.... 翼をひろげ oh oh.... 風を求めて |
永遠の胸尾崎豊 | 尾崎豊 | 尾崎豊 | 尾崎豊 | | 一人きりの寂しさの意味を 抱きしめて暮らし続ける日々よ 見つかるだろうか 孤独を背負いながら生きてゆく 心汚れなき証示す道しるべが 色々な人との出会いがあり 心かよわせて戸惑いながら 本当の自分の姿を失いそうな時 君の中の僕だけがぼやけて見える ありのままの姿はとてもちっぽけすぎて 心が凍り付く時君を また見失ってしまうから 人はただ悲しみの意味を 探し出すために生まれてきたというのか 確かめたい 偽りと真実を 裁くものがあるなら僕は 君の面影を強く抱えて 何時しか辿り着くその答えを 心安らかに探し続けていてもいい いつまでも 受け止める術のない愛がある 消し去ること出来ぬ傷もある 忘れないように 全ての思い出が与えてくれた 心の糧を頼りに生きることを そこには様々な正義があり 幸せ求めて歩き続けている 欲望が心をもろく崩してゆきそうだ 人の心の愛を信じていたいけど 人の暮らしの幸せはとても小さすぎて 誰一人 心の掟を破ることなど出来ないから 今はただ幸せの意味を 守り続けるように君を抱きしめていたい 信じたい 偽りなき愛を 与えてくれるものがあるなら この身も心も捧げよう それが愛それが欲望 それが全てを司るものの真実 なのだから 断崖の絶壁に立つ様に夜空を見上げる 今にも吸い込まれてゆきそうな空に叫んでみるんだ 何処へ行くのか 大地に立ち尽くす僕は 何故生まれてきたの 生まれたことに意味があり 僕を求めるものがあるなら 伝えたい 僕が覚えた全てを 限り無く幸せを求めて来た全てを 分け合いたい 生きてゆくその全てを 心に宿るもののその姿を ありのままの僕の姿を 信じてほしい 受け止めてほしい それが生きてゆくための愛なら 今 心こめて 僕はいつでもここにいるから 涙溢れて何も見えなくても 僕はいつでもここにいるから |
太陽の破片尾崎豊 | 尾崎豊 | 尾崎豊 | 尾崎豊 | | 昨晩 眠れずに 失望と戦った 君が悲しく見える 街が悲しいから 昨晩 一晩中 欲望と戦った 君を包むもの全てが 僕を壊すから すり変ってゆく現実との はざまに 描いた夢が 愛を傷つける 暮しはただ 街明りに照らされ 何を信じるの どこへ向かうの 僕の手も握らずに 消えるのは何故 誰も手をさしのべず 何かにおびえるなら 自由 平和 そして 愛を何で示すのか だから 一晩中 絶望と戦った 僕はただ 清らかな 愛を信じている 目をつぶってみる 涙がほら渇くまでの間に 忘れられるさ 破れた約束の前で 人はいつも 偽りつづける だけど 君を もう欲望の果てに ただ 奪われたくはない 君を守りたい 悲しみ こぼれぬよう あわれみが 今希望の内に生まれるよう もし君が 暗闇に光を求めるなら ごらん 僕を 太陽の破片が頬をつたう 昨晩 眠れずに 昨晩 眠れずに |
誕生尾崎豊 | 尾崎豊 | 尾崎豊 | 尾崎豊 | | 俺の時計の針がちょうど午前零時を指した 過ぎ去る時は新しい日の中に消え去ってゆく 訳もない涙が溢れ そっとこぼれ落ちる 分からないものが俺の全てを狂わせてしまった 愛を失い 仕事すらなくし 俺は街を出た そして今俺は一体何を待ち続けているのか ポケットには別れた家族の写真がある 皆で笑い俺は兄貴に肩を抱かれてる その写真をながめる度 分けあった訳の中に それぞれが選んだ生き方を思い浮かべてみる 人生はいつも誰にも冷たいものだから 捨ててしまうことの方がきっと多いものだから 街の風は凍ついたまま吹きつけ心隠さなければ 大切なもの何ひとつ守りきれやしないから そっと目を閉じて ふっと心を閉ざし 暮らしているけど Hey baby 俺はクールにこの街で生きてみせる Hey baby 俺は祈りの言葉なんか忘れちまった 俺はきっとまだ マトモにやれるはずさ 街中の飢えた叫び声に立ち向かいながら 俺は走り続ける 叫び続ける 求め続けるさ 俺の生きる意味を 一人で生きる寂しさに疲れ やがて恋に落ちた 彼女と二人暮らし始めて半年が経った マトモな仕事が見つからずに 荒れ果てた暮らし 投げ出したくなるそんな暮らしが続く日毎に俺は 愛の温もりも忘れて 心はすさんでゆき 自分自身から逃げ出そうと 脅えて暮らした 心の弱さの逃げ道に罪を犯した俺は 捕えられ 牢獄の重い扉の奥で息をひそめた そして裁判の後 俺は手首ナイフで切り付け 気がつけば病院のベッドの上薬漬けにされた あぁ教えてくれ 俺のどこに間違いがあるのか 街の冷たい風から逃れて生きてきただけなのに やがて俺もマトモな生活を見つめ彼女と暮した ある日彼女は 涙ぐむ笑顔の中でつぶやいた 二人の新しい命が宿り 生まれてくることを Hey baby 俺はクールにこの街に生まれた Hey baby そして何もかも捨てちまって生きてきたんだ 生きる早さに追いたてられ 愛 求め 裏切られ 孤独を知り 振り返ることも出来ず 震え暮らした そして走り続けた 叫び続けた 求め続けていた 生きる意味も分からぬまま 産声を上げそして立ち上がり やがて歩き始め 一人きりになる 心が悲しみに 溢れかき乱されても 脅えることはない それが生きる意味なのさ Hey baby 忘れないで強く生きることの意味を Hey baby 探している 答えなんかないかもしれない 何ひとつ確かなものなど見つからなくても 心の弱さに負けないように立ち向かうんだ さぁ走り続けよう 叫び続けよう求め続けよう この果てしない生きる 輝きを 新しく生まれてくるものよ おまえは間違ってはいない 誰も一人にはなりたくないんだ それが人生だ 分かるか |
I LOVE YOU尾崎豊 | 尾崎豊 | 尾崎豊 | 尾崎豊 | | I love you 今だけは悲しい歌聞きたくないよ I love you 逃れ逃れ 辿り着いたこの部屋 何もかも許された恋じゃないから 二人はまるで 捨て猫みたい この部屋は落葉に埋もれた空き箱みたい だからおまえは小猫の様な泣き声で きしむベッドの上で 優しさを持ちより きつく躰 抱きしめあえば それからまた二人は目を閉じるよ 悲しい歌に愛がしらけてしまわぬ様に I love you 若すぎる二人の愛には触れられぬ秘密がある I love you 今の暮しの中では 辿り着けない ひとつに重なり生きてゆく恋を 夢みて傷つくだけの二人だよ 何度も愛してるって聞くおまえは この愛なしでは生きてさえゆけないと きしむベッドの上で 優しさを持ちより きつく躰 抱きしめあえば それからまた二人は目を閉じるよ 悲しい歌に愛がしらけてしまわぬ様に |
15の夜尾崎豊 | 尾崎豊 | 尾崎豊 | 尾崎豊 | | 落書きの教科書と外ばかり見てる俺 超高層ビルの上の空 届かない夢を見てる やりばのない気持の扉破りたい 校舎の裏 煙草をふかして見つかれば逃げ場もない しゃがんでかたまり 背を向けながら 心のひとつも解りあえない大人達をにらむ そして仲間達は今夜家出の計画をたてる とにかくもう 学校や家には帰りたくない 自分の存在が何なのかさえ 解らず震えている 15の夜 盗んだバイクで走り出す 行き先も解らぬまま 暗い夜の帳りの中へ 誰にも縛られたくないと 逃げ込んだこの夜に 自由になれた気がした 15の夜 冷たい風 冷えた躰 人恋しくて 夢見てるあの娘の家の横を サヨナラつぶやき走り抜ける 闇の中 ぽつんと光る 自動販売機 100円玉で買えるぬくもり 熱い缶コーヒー握りしめ 恋の結末も解らないけど あの娘と俺は将来さえ ずっと夢に見てる 大人達は心を捨てろ捨てろと言うが 俺はいやなのさ 退屈な授業が俺達の全てならば なんてちっぽけで なんて意味のない なんて無力な 15の夜 盗んだバイクで走り出す 行き先も解らぬまま 暗い夜の帳りの中へ 覚えたての煙草をふかし 星空を見つめながら 自由を求め続けた 15の夜 盗んだバイクで走り出す 行き先も解らぬまま 暗い夜の帳りの中へ 誰にも縛られたくないと 逃げ込んだこの夜に 自由になれた気がした 15の夜 |