墓標THE BOOM | THE BOOM | 宮沢和史 | 宮沢和史 | | 千の塚に契るなら 千歳(ちとせ)の世にて結ばれむ 千の鐘を打つならば 永遠(とわ)の契りぞ結ばれむ 今 君の御胸(みむね)に流れる河になり 身をやつす日々に ひとひらの花を届けよう 今 君の御胸に寄り添う舟になり 身を焦がす夜は ひとひらの風に吹かれよう いざ君を思ひて 千里の道を行く 限りある日々に 永訣(えいけつ)の鐘が鳴り響く 今 君の御胸に あふれる海になり 残された日々に 永遠(とこしえ)の雨を降らせよう |
月に降る雨THE BOOM | THE BOOM | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 鶴来正基 | もっとずっと もっとずっとそばに来て もうそれ以上 うそれ以上見つめないで 同じ道を歩き 同じ景色の中 僕らは違うもの見つめていた もっとずっと もっとずっとそばにいて そっと触れて そっと抱いて確かめ合う 違う人を愛し 違う神を信じ 僕らは同じ事考えてた 月に降る雨 音も無く降りしきる さまよう君の 足音が響くだけ 何度でも 何度でも 君が欲しい もうこれ以上 もうこれ以上近づけない 違う道を歩き 違う雨に打たれ 僕らはこの夜にたどり着いた 月に吹く風 音も無く吹き荒ぶ さまよう僕の 足跡は消えてゆく 月に降る雨 音も無く降りしきる さまよう君の 足音が響くだけ 疲れを知らず求める二人 天使の翼ひきちぎるように 砂漠に落ちる彗星のように 声を忘れたカナリアのように 鎖が切れたロザリオのように 道に迷ったミツバチのように 何度も愛を求める二人 出口を求めるマグマのように 車輪がとれた機関車のように 夜にしがみつく夕陽のように グラスに溺れる羽アリのように 油が切れた歯車のように |
SHOOT ME DOWNTHE BOOM | THE BOOM | Brian Foreman・訳詞:吉田新 | 宮沢和史 | | The turn of the 21st century Come on everyone take the ride with me The 21st century right outside Come on everyone, gonna take the ride together Freedom fighters on the floor The d.j laying down the law Asylum seekers at the door...Let'em in The trun of the 21th century Millennium peace child set me free The 21st century right outside Come on girl we can take the ride together Rotten apples, razor blades Armour plated motorcades All hte monsters we have made shaking hands Photo opportunity We only evey see propaganda Shoot me down I fly in the face of fear so Shoot me down I always reappear so Shoot me down A sacrifice for freedom Shoot me down I just can't stop believing Shoot me down Change the channel,turn a leaf Burn another pipe of peace Just a little light relief...ease the mind Red riddons, red cross A rose in a kalashnikov Sink another molotov cocktail Shoot me down I fly in the face of fear so Shoot me down I always reappear so Shoot me down A sacrifice for freedom Shoot me down Never stop believing Shoot me down |
大阪でもまれた男THE BOOM | THE BOOM | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 鶴来正基 | ブラブラ 梅田をブラブラ デパートが 鼻をつきあわせて メンチきる町 あの娘に 洋服買うのさ 同じ服選んだおばちゃんが ウインクしてる ここは極楽か 魔界か 夢か? うなるぜ 観覧車 ハラハラ 新地でハラハラ 路地裏で ヤバそうなおっちゃんが お尻をさする ミナミで サインせがまれた 「B'z の宮沢さんですよね」と 言われてコケた グリコの笑顔が 夕陽に映える 1・2・サンガリア 大阪まで 行きましょか 可愛い あのコに 会いに行きましょか 大阪まで 行きましょか 可愛い あのコに 会いに行きましょか (セリフ)雨が降ってる新地の夜は 女一人にゃつらすぎる 好きなあいつはまだ来よらん 水掛け不動に願かけて 泣いて拝んだ法善寺 淀屋橋から浪速橋 高麗橋から桜橋 柳がゆれる恋模様 やっと寄り添う 好きやん同志 御堂筋には銀杏の並木 一本数えて二歩進み 三本数えて五歩進み 恋も未練も なんぼのもんじゃい 笑うてさばいて御陽気に 明日見つめて生きている 惚れて大阪 ご機嫌さん ここは幻かそうじゃなきゃどこだ? 巨大な松葉ガニが登るビル ここは極楽か 魔界か 夢か? 謎めく くいだおれ 大阪まで 行きましょか 可愛い あのコに 会いに行きましょか 大阪まで 行きましょか 可愛い あのコに 会いに行きましょか 大阪まで 行きましょか 可愛い あのコに 会いに行きましょか 大阪まで 行きましょか 愛しの あのコに 会いに行きましょか (セリフ)なんやねん、君は |
敬称略THE BOOM | THE BOOM | 宮沢和史 | 鶴来正基&THE BOOM | 鶴来正基 | 夕方過ぎりゃ、心はバラバラ。 胸やけ交じりじゃ、ムカムカ。 夕方過ぎりゃ、体はムラムラ。 朝やけ眺めりゃ、クラクラ。 ブルーハーツは、 まるでドブネズミのように美しかった。 ソウルフラワーユニオンは、 とうとう日本のロックを 発明しやがった。 ”GRETSCH”が”GUINNESS”の 瓶を持っていない時、 HEATWAVEは何を握り締めているんだろう。 俺は、高野寛ほど音楽に 忠誠を誓っていないかもしれない。 12時前の答えはウヤムヤ。 胸やけ交じりじゃ、ムカムカ。 12時過ぎの心は、ウラハラ。 朝やけ眺めりゃ、クラクラ。 スピッツ、ウルフルズ、 そろそろ想い出話で 盛り上がってもいい頃じゃない? 人々がオルタナティブという言葉を 言い始めるずっと前から、 レピッシュはとことんオルタナティブだ。 ミュートビート、ランキンダクシー、 ナーキ、東京スカパラダイスオーケストラ、 スカ・フレイムス、スリル、P.J。リスペクト。 夕方過ぎりゃ、心はバラバラ。 胸やけ交じりじゃ、ムカムカ。 夕方過ぎりゃ、体はムラムラ。 朝やけ眺めりゃ、クラクラ。 浜崎貴志は放課後の憂鬱が歌える唯一人の人物。 槙原敬之は高校生の頃から超一流のポップス職人。 アメリカの心を歌うのはアメリカ人にまかせとけ。 チャカは日本のソウルを知ってる。 JUN SKY WALKER(S)、UNICORN、Go-Bang'sの ステージは、いつ見ても凄かった。 ローザ・ルクセンブルグ、BO GUMBOS、 SUPER BAD、ZELDA。ありがとう。 俺が女でサヨコが男だったら、 二人は案外お似合いだったかもしれないね。 そこが地球の上であるならば、 チャンプルーズはどこでも演奏できる。 ディアマンテスもそうだ。 大村憲司に一輪のバラを…。 ○○○○、頼む、金貨してくれ! 12時前の答えはウヤムヤ。 胸やけ交じりじゃ、ムカムカ。 12時過ぎの心は、ウラハラ。 朝やけ眺めりゃ、クラクラ。 もし、この世からロックンロールが 消え失せたとしても、 THE PRIVATESよ、誰よりもかっこよく ロックンロールを決めてくれ。 一日のなかに夕焼けが必要なように、 BIGENの歌がどうしても必要な時がある。 横道坊主はノコギリを研ぐように歌う。 中野律紀は衣擦れのように歌う。 臆病風を吹かしてる奴は 友部正人に叱ってもらえ。 俺と君と、はたしてどっちがへそ曲がりか、 田島貴男よ、今度ぜひ一万円賭けてみようよ。 ゆず、中村一義、スーパーカーに乗って、 世紀末を全速力でスッとばしてくれ。 自分が作った歌で泣くバカはそういないけど、 THE BOOMはそんな大バカ・バンドだ。 以上、敬称略。 夕方過ぎりゃ、心はバラバラ。 胸やけ交じりじゃ、ムカムカ。 夕方過ぎりゃ、体はムラムラ。 朝やけ眺めりゃ、クラクラ。 12時前の答えはウヤムヤ。 胸やけ交じりじゃ、ムカムカ。 12時過ぎの心は、ウラハラ。 朝やけ眺めりゃ、クラクラ。 夕方過ぎりゃ、心はバラバラ。 胸やけ交じりじゃ、ムカムカ。 夕方過ぎりゃ、体はムラムラ。 朝やけ眺めりゃ、クラクラ。 |
不自由な運命の中でTHE BOOM | THE BOOM | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 渋谷慶一郎 | 黒いインクで 塗り潰した街に 何度も君は空の色を塗る 愛されぬまま 育つ幼子のように 唇に微笑み隠した 目蓋閉じれば 二人だけ残して 音も立てずに 世界は滅びる 5つ数えて切れた 電話だけが ただいつまでも リアルに響く はぐれないように二人は 震える胸を抱き寄せる 生きることも やめることも 不自由な運命の中で 吸い殻色に 塗り潰した街で 今夜も君は空を切り刻む 涙がにじむ 君の眼差しの中に 逆さまの月が浮んだ はぐれないように二人は 強く唇を寄せ合う 走ることも やめることも 不自由な運命の中で 踊ってたって 誰も 満たされない週末 祈ってたって 誰も 救われない現実 僕らは愛を求め そして愛に迷う 傷跡だけを背に いくつも刻みつけて はぐれないように二人は 震える胸を抱き寄せる 生きることも やめることも 不自由な運命の中で はぐれないように二人は 強く唇を寄せ合う 走ることも やめることも 不自由な運命の中で はぐれないように二人は 震える胸を抱き寄せる 生きることも やめることも 不自由な運命の中 |
ねんねこよTHE BOOM | THE BOOM | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 渋谷慶一郎 | 松風ざわめく 野辺の道 「泣く子はどこの子」 鬼が呼ぶ 物言えぬ 乳飲み子よ ねんねこよ 鬼火がさまよう 野辺の墓 戦火にわななく 童唄 物言わぬ ひめゆりよ ねんねこよ 雨は おまえを哀れむ 母の涙 波は おまえをなだめる 母の背中 さあ目を閉じて さあねんねしな 雨は おまえを哀れむ 母の涙 波は おまえをなだめる 母の背中 海は おまえを育む 母の乳房 星は おまえを導く 母の言葉 さあ目を閉じて さあねんねしな さあ目を閉じて さあねんねしな |
Electronic ParadeTHE BOOM | THE BOOM | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 鶴来正基 | 群集を逆なでりゃ caution 逆巻く emotion 人が殺されりゃ nonfiction 死ななきゃ fiction もみ消しのための promotion possibleな mission 殺戮のための motivation 悪夢の operation 股ぐらを逆なでりゃ caution 適切な relation 地獄は日帰りの location のん気な vacation 静寂はただの distortion frustration 虐殺における stimulation 退化の perfection (クールナミセディージェイジュンビパンタン) (ムチャナスクラッチクラッチャヘッピリナダウン) (ワドゥユーウォントユーワナガンユーワナ) (ムダナダンガンアビルサンダン) (ガルフワンガンムザンナプラン) (ムチャナクーバククラッチャヘビーナダウン) (ヒガナワンヒガナワンユウビナ) (ユウビナワンガンアビルダンガン) Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight? 「えーわたくしが立っておりますこの建物は バクダットの中心部に位置しておりまして、 ここから空爆を中継でお伝えしてまいります。 さあ お待たせしました!今世紀最大のイベント! --Electronic Parade--がいよいよ始まります!」 群集はとびきりの tension 謝肉の illusion 人が信じれば nonfiction 疑えば fiction 遺伝子は未知の imagination 過去の imitation 虐殺における meditation 進化の saturation (クールナミセディージェイジュンビパンタン) (ムチャナスクラッチクラッチャヘッピリナダウン) (ワドゥユーウォントユーワナガンユーワナ) (ムダナダンガンアビルサンダン) 「おおっと!今ミサイルがわたくしの耳たぶを かすめていきましたが、ご安心下さい。 国防総省からの情報によりますと、 このビルディングはコンピューターが 指示した着弾点からは、はずれておりまして、 ここにいる限り、「身の危険はない。」とのことです。 これが現代の戦争なのでありましょうか! まさにテクノロジーの祭典であります! おおっと!!今ミサイルがわたくしの脳みそを 吹き飛ばしていきました!! 少し頭がボーッとしてきました…。 このへんでバクダットからお別れします!」 Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight? Do you wanna fly? Are you gonna fight? |
オキナワTHE BOOM | THE BOOM | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 鶴来正基 | 赤土が舞う 子持ちバッタが逃げ惑う ゆで上がる海 太陽は空でさらし首 機械仕掛けの クジラが海を埋め尽くす ヤドカリ達は サンゴを追われ 密林をさまよう いつも歴史は上塗りされる 便所の戸板の ペンキのように でいごの花が 咲き乱れ嵐がおこる 届けておくれ 血に染まるママの写真を 涙を いつも歴史は改竄される 年寄りは 猿ぐつわはめられる いつも歴史は 高値で売れる 盗人の言い値が まかり通る いつも歴史は改竄される 年寄りは 猿ぐつわはめられる いつも歴史は上塗りされる 便所の戸板の ペンキのように I'm going back to Okinawa I'm going back to Okinawa I'm going back to Okinawa I'm going back to Okinawa I'm going back to Okinawa I'm going back to Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa Okinawa |
ありがとうTHE BOOM | THE BOOM | 宮沢和史 | 宮沢和史 | | どんなことが起きても君を愛してる あの汽車に乗り遅れても 君が選んだ道がどこへ進もうと 僕を連れて行けばいい 「ささやかな幸せの灯し火が欲しかっただけなのに」 君が微笑むだけで過去は消えてゆく 波に咲く花のように 僕の手を振りほどき歩く日が来たら 僕を置いて行けばいい 「昨日より幸せになることは簡単じゃなかった」 でも 神様ありがとう 僕はひとりぼっちじゃない 神様ありがとう 僕はひとりぼっちじゃない 神様ありがとう 僕はひとりぼっちじゃない 神様ありがとう 僕はひとりぼっちじゃない 何度も何度でも僕はこの道をひきかえす 歩き疲れた君が立ち止まるたびに でも 神様ありがとう 僕はひとりぼっちじゃない 神様ありがとう 僕はひとりぼっちじゃない 神様ありがとう 僕はひとりぼっちじゃない 神様ありがとう 僕はひとりぼっちじゃない ひとりぼっち ひとりぼっち ひとりぼっちじゃない |
ごはんがたけたTHE BOOM | THE BOOM | 宮沢和史 | 宮沢和史 | | 朝顔咲いた なかなおりした 雨傘逆さま 鮮やかな花 昼めしどきだ ひぐらしどこだ しじみにひじきに にしんの切り身 海風ふいた ウミウシふんだ 靴ずれズルズル つくづく苦痛 エンピツもらった エントツのぼった 先生やめても 元気でいてね おなかがすいた お魚ついた ドジョウもモロコも うろこどろんこ おなかが鳴った おからは飽きた ごはんがたけたが タケノコだけだ |
故郷になってくださいTHE BOOM | THE BOOM | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 井上鑑 | 短い夏が置き忘れた悲しみを 拾い集めて 読みかけの本にはさむ いつかは この雨が止むことを知ってても 虹を待ち焦がれて 裸足で駆け抜けた道 僕の故郷になってください 帰る道を僕にください なぜか涙があふれる夜は 祈る星を僕にください ほころびかけた この胸に沈む夕日 手を伸ばしても 届かなかったあの空 今まで乗り越えた いくつもの悲しみは 「本当の悲しみじゃなかったね。」と風が言う 僕の故郷になってください 帰る道を僕にください 僕の故郷になってください 帰り道を僕にください |