長渕剛「昭和」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
くそったれの人生長渕剛長渕剛TSUYOSHI NAGABUCHITSUYOSHI NAGABUCHI長渕剛・矢島賢本当の事を言えばきっと楽になれるさ 本当の事を言っちまえばきっと自由になれるさ あんちきしょうをぶっ飛ばしとんずらしようか  だけど俺はこの街を根城に生きていこうと決めた 六畳一間の闇にまぎれ腐った空へ夢を突き上げても 呼べど叫べど答なし  群れから離れっぱなし ずっと離れっぱなし 遠回りのくそったれの人生 千鳥足でいつもの路地を  ただ足にまかせて俺はくたくたになるまで走った 走れば走るほど俺は無性に真実味が欲しくなった 浮き足立ったあいつは ざらついた風にさらわれた  人の波にせかされれば使い捨てにされちまう 乗り遅れるわけじゃない俺は俺 明日からサングラスを捨てよう 頑固さだけが胸を叩けばいい  群れから離れっぱなし ずっと離れっぱなし 遠回りのくそったれの人生 千鳥足でいつもの路地を  群れから離れっぱなし ずっと離れっぱなし 遠回りのくそったれの人生 千鳥足でいつもの路地を
GO STRAIGHT長渕剛長渕剛TSUYOSHI NAGABUCHITSUYOSHI NAGABUCHI瀬尾一三・長渕剛鼻っ柱が折れた 俺は殴りちらした 嘘八百で生きて笑う てめえらにはあいそつきた  はなっから覚悟がちがう 悪いけど腹はきまった あるがままの心で 俺は生きてやる  Go Straight! Go Straight! Go! Go! Go! Go! Go! しょせん俺ら大都会のすれっからしにゃなれねえ  あざむく人影に ふざけた面が並ぶ たちうちするほどてめえらの 目ん玉はもの言わぬ  勝負に出るなら 魂を磨きやがれ 腹黒い筋書きの てめえじゃ吐き気がする  Go Straight! Go Straight! Go! Go! Go! Go! Go! しょせん俺ら大都会のすれっからしにゃなれねえ  二枚舌でたらふく ふところふくらましてる 化けの皮剥げおちれば 口唇はゆがむだろう  見えすいた両手に 銭がばらまかれてゆく 狂乱怒濤のこの街じゃ 真っすぐも歩けねえ  Go Straight! Go Straight! Go! Go! Go! Go! Go! しょせん俺ら大都会のすれっからしにゃなれねえ  Go Straight! Go Straight! Go! Go! Go! Go! Go! しょせん俺ら大都会のすれっからしにゃなれねえ
いつかの少年長渕剛長渕剛TSUYOSHI NAGABUCHITSUYOSHI NAGABUCHI瀬尾一三・長渕剛俺にとってKAGOSHIMAはいつも泣いてた ひ弱で不親切で 邪険な街だった 親父とお袋は泥にまみれ銭をうらやみ そのド真中で俺は打ち震えていた  ごうごうと不安が立ち昇る棲み家を 凍える風が暮らしをすりぬけていった 雨どいを伝う雫を見るのがたまらなく嫌だった 逃げ出したくて想いをかきむしるだけだった  俺の人生はどこから始まり いったいどこで終わってしまうんだろう 突き動かされるあの時のまま そう“いつかの少年”みたいに  乾ききれない浴衣がゆれていた 縁側のむこう 遠い記憶がかすんでく 俺は今 ゆれる船の上に立ち 叩きつける 七月の雨を見ている  すべてが一秒ごとに意味深く進んでる 水平線からどてっ腹に陽が昇る 今日と昨日とが激しく違うことを知った今 俺はKAGOSHIMAを突んざく波に捨てた  俺の人生はどこから始まり いったいどこで終わってしまうんだろう 突き動かされるあの時のまま そう“いつかの少年”みたいに  俺の人生はどこから始まり いったいどこで終わってしまうんだろう 突き動かされるあの時のまま そう“いつかの少年”みたいに
とんぼPLATINA LYLIC長渕剛PLATINA LYLIC長渕剛長渕剛長渕剛瀬尾一三・長渕剛コツコツとアスファルトに刻む足音を踏みしめるたびに 俺は俺で在り続けたいそう願った 裏腹な心たちが見えてやりきれない夜を数え のがれられない闇の中で今日も眠ったふりをする  死にたいくらいに憧れた花の都“大東京” 薄っぺらのボストン・バッグ北へ北へ向かった ざらついたにがい砂を噛むと ねじふせられた正直さが 今ごろになってやけに骨身にしみる  ああ しあわせのとんぼよ どこへ お前はどこへ飛んで行く ああ しあわせのとんぼが ほら 舌を出して笑ってらあ  明日からまた冬の風が横っつらを吹き抜けて行く それでもおめおめと生きぬく俺を恥らう 裸足のまんまじゃ寒くて凍りつくような夜を数え だけど俺はこの街を愛し そしてこの街を憎んだ  死にたいくらいに憧れた東京のバカヤローが 知らん顔して黙ったまま突っ立ってる ケツの座りの悪い都会で憤りの酒をたらせば 半端な俺の骨身にしみる  ああ しあわせのとんぼよ どこへ お前はどこへ飛んで行く ああ しあわせのとんぼが ほら 舌を出して笑ってらあ  ああ しあわせのとんぼよ どこへ お前はどこへ飛んで行く ああ しあわせのとんぼが ほら 舌を出して笑ってらあ
シェリー長渕剛長渕剛TSUYOSHI NAGABUCHITSUYOSHI NAGABUCHI笛吹利明揺れているふたつのからだが海の底深く 透きとおる肌のまんまでだまって抱かれてる 身を震わして俺を見つめてる  どうしてなんだろう なぜにお前はそんなに切なく微笑む 今夜俺はお前のためだけに生きているんだ 悩まされた過去から逃げて来い  おゝシェリー 俺は砂丘に立ち 真夜中を照らす白い月を見ている おゝシェリー 砂煙が舞い 海が吠えてる 今お前に会いたい  愛しきお前よ 俺の肩先で静かな息をしている 濡れた首すじに小さく口づけをすると お前はすべてをすりよせて泣いた  からみついた流れる髪 俺の唇で遊ぶ 俺は目を細め両手で強くひきよせると まぶたを閉じてお前は風になる  おゝシェリー 俺は砂丘に立ち 真夜中を照らす白い月を見ている おゝシェリー 砂煙が舞い 海が吠えてる 今お前に会いたい  おゝシェリー 俺は砂丘に立ち 真夜中を照らす白い月を見ている おゝシェリー 砂煙が舞い 海が吠えてる 今お前に会いたい
激愛GOLD LYLIC長渕剛GOLD LYLIC長渕剛TSUYOSHI NAGABUCHITSUYOSHI NAGABUCHI瀬尾一三舌を噛み切った からみ合う口唇の中 二人はよじれ合い 激しく揺れていた 震える 流れる 青白い肌 ひきよせても ひきよせても 届かない 溶けてゆく無数の汗 心と躰を流れてゆけ  愛は潜水艇のように 苦しみをもぐり 激烈な痛みが こめかみを突きぬけた 時は過ぎ 夜を越え凍りつく 愛の海 深く深く 沈みゆく 堕ちてゆく憎しみに 息が絶えるまで俺を抱け  俺たちは互いに 愛を戦った 焼け焦げた魂は 灰色に立ち昇り とぼとぼ とぼとぼ 死んでゆく こわれた破片は 風に舞う ひき潮のうねりの中 ふたつの手首よ赤く染まれ  かすかに触れ合う力果てた指先 導かれるように 静かに瞳を閉じた ゆるやかな呼吸は 首すじをすべり 衰弱の闇へと 色あせてゆく 果てしない体気の中 くち果てるまで重なってゆけ
NEVER CHANGE長渕剛長渕剛長渕剛長渕剛瀬尾一三・長渕剛そして素っ裸の両足は大きく開かれ しぼり出されるようにけたたましくおびえていた お前は俺の呼吸にすべてをあずけた しゃくり上げる痛み吐き出す時がここにあった  Never Change 今 子供が生まれた Never Change 俺にも家族ができた Never Change 娘をこの手で抱いた Never Change 横たわる妻がいる  ふるえる瞳で 俺はお前の手を握り この世で最大の口づけした……Never Change  深夜4時東京の街俺は本気で泣いた 消し忘れたワイパーもなぜかそのままでいい 片手でハンドルつかみ片手でボリュームしぼりながら 優しさってやつを俺は初めて考えた  Never Change ただ続くだけでいい Never Change 今まで生きてきた人生 Never Change 血はめぐりめぐって Never Change それは変わることなく  アクセルゆるめ最後のカーブを曲がり 俺はいつものように朝を待った……Never Change
プン プン プン長渕剛長渕剛TSUYOSHI NAGABUCHITSUYOSHI NAGABUCHI中西康晴・長渕剛おとといの晩はどこかのディレクター そして昨日の晩はどこかのプロデューサー 日ごと夜ごと お前のからだは 男たちのすっぱい臭いで プン プン プン  そしてお前はホテルのベッドに横たわってる 馴れなれしい言葉をたくみに吐きちらす シケたからだで 俺を抱きたがる 三つ数えるうちに プン プン プン  俺をなめくさりやがる見えすいた手のうち 黒いBAGの中には書きつらねた電話番号 お前の男たちへの野心と利用とが ふざけたからだを妙にくねらせて吠える プン プン プン プン プン たいしたタマだぜ 女って奴はわからねえ プン プン プン  さっきからやけにのど仏がきしむ 消え失せたあとのシーツが気にくわねえ やりきれなさで あゝもううんざり 真っぷたつに 俺の心は プン プン プン  お前のもくろみがほら夜をかすめた 今すぐ車をとばして空までぶっ飛びてえ くずれちまった正直さを 夜風にでもさらさなけりゃ プン プン プン  きっと何かが違う きっとどこかが狂ってる 頭をかきむしりながら俺は車に乗りこむ 池尻のインターから横浜へ突っ走る 汚れちまった腹ん中がガリガリとうずきやがる プン プン プン プン プン たいしたタマだぜ 女って奴はわからねえ プン プン プン  プン プン プン プン プン たいしたタマだぜ 女って奴はわからねえ プン プン プン
裸足のまんまで長渕剛長渕剛TSUYOSHI NAGABUCHITSUYOSHI NAGABUCHI中西康晴・長渕剛どしゃ降りの雨の中で傘もささずに歩いてた 俺は最後のタバコを今明日に叩きつけた 重くたれこめた暗闇の中稲妻が俺を突き刺す 半パな俺の覚悟を情け容赦なくはじく  しがない街に生まれてやっとここまでたどり着き だけどのっけからこの様さ 心が寒くて死にそうだ  裸足のまんまで笑われても 裸足のまんまで立たされても 裸足のまんまで責められても 俺は俺を信じてやる  じりじりと焼けただれるずるがしこさを身にまとい あいつは獣のように深い爪あとを残して去った 俺は都会の踏切に立ち錆びたレールの向こう睨む 捨ててきた傷口どもがホラぶらぶら笑ってる  しみったれた街に生まれてやっとここまでたどり着き しみったれるなと雨をのろい どっぷり首までしみったれた  裸足のまんまで笑われても 裸足のまんまで立たされても 裸足のまんまで責められても 俺は俺を信じてやる  裸足のまんまで笑われても 裸足のまんまで立たされても 裸足のまんまで責められても 俺は俺を信じてやる
ほんまにうち寂しかったんよ長渕剛長渕剛TSUYOSHI NAGABUCHITSUYOSHI NAGABUCHI長渕剛・矢島賢なんであんたあん時死なんかったんや たのむからうちの前に現われんといて うちが女やさかい殺せんかったんと違う ほんまにほんまに嫌になってしもうたんよ  やっぱりうちがアホやった やっぱりうちの言うとうりやった  ほんまにうち寂しかったんよ ほんまにうち寂しかったんよ うちそばにおりたかったんよ でも腐ったあんたが嫌やった 一生ヒモ暮らしのしみったれのあんた  しけた面ぶら下げて なんで今ごろ帰って来たん ええかっこばかりの東京の人になってからに 女の尻をさするよなケジメのない街ん中で ほんまにほんまにあんた変わってしもうた  やっぱりうちがアホやった やっぱりうちの言うとうりやった  ほんまにうち寂しかったんよ ほんまにうち寂しかったんよ どない謝ってもあんたを 絶対許せへんけど ほんまの事言うとうち寂しかったんよ  ほんまにうち寂しかったんよ ほんまにうち寂しかったんよ もう なんもかんも捨てて あんたと二人っきりで生きたい もう うだうだ言わんでいい 一生うちを離さんといて
明け方までにはケリがつく長渕剛長渕剛TSUYOSHI NAGABUCHITSUYOSHI NAGABUCHI長渕剛・矢島賢砂嵐の風が吹いてた 三日月が高く昇ってた 誰もいない工事現場の駐車場に腰を降ろしてた 飲んでも飲んでもいくら飲んでも酔えない夜がある 流されることなく流れて生きるだけで精一杯 ねえ もう少し正直でいいんじゃないか ねえ もう少しひたむきでいいんじゃないか 明け方になるまでにはきっとケリがつく 見失いそうなこの俺の足元を叩かなければ  もしもやさしさが風ならば 百年だって吹かれよう しがらみが嫌だったからつるまなかっただけさ 突っ張りとおせるものならきっとそのほうがいいさ はじめから物分かりのいい利口者じゃなかったはず ねえ もう少しありのままでいいんじゃないか ねえ もう少しかっこ悪くていいんじゃないか 貨物列車が走ってゆく夜露に濡れたレールを 明け方になるまでにはきっとケリがつく  いくつもの太い車輪の跡 転がり落ちてる鉄パイプ 水たまりを覗きこめば蒼白い月灯りと俺 泣いても泣いてもいくら泣いても泣けない夜がある 流されることなく流れて生きるだけで精一杯 ねえ もう少しかたくなでいいんじゃないか ねえ もう少し真剣でいいんじゃないか もっと心を震わせて深くこだわり続けたい イチかバチかの勝負さ 明け方までにはケリがつく 明け方までにはケリがつく 明け方までにはケリがつく
昭和長渕剛長渕剛TSUYOSHI NAGABUCHITSUYOSHI NAGABUCHI傷つけば傷つくほど優しくなれた 貧しさは大きな力になり 意気地のなさは勇気に変わる ひねた瞳は真実を欲しがる  真実はとてつもなく激しかった 愛せば愛すほど苦しくなる はかなさが美しいから 死にたくてもまた歩いた  俺はいま真夜中の湾岸をとばしている カーラジオ消して受話器を耳にかたむける 進路は東へとお前の声を聞きながら走る とうとう昭和の歴史が終わった  悲しめば悲しむほど想いやれた 悔しさは大きな力になり 力はいつしか詩になる 許せないのは自分となる  俺はいま受話器を静かに置いた ああ 吹きすさぶ強く冷たい風に抱かれたい 夜明け前の街が確かに動き始めてる とうとう昭和の歴史が終わった  夜明け前の街が確かに動き始めてる とうとう昭和の歴史が終わった
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