エレファントカシマシ「町を見下ろす丘」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
地元のダンナエレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次エレファントカシマシディンドン ボクはひとりで連日連夜 いろんなものと戦ってゐる。 世界や日本の歴史や、世間の常識や歯がゆさと。 ボクはひとりで連日連夜 いろんなものと戦ってゐる。 文明やあらゆる偉人や 友情や恋のかけひきと。 ヘヘイヘイ、なんてな。 いつでも高みをのぞんでは敗れゆくのが、ボクのクセらしい。  ボクはひとりで連日連夜 いろんなものと戦ってゐる。 世界や日本の歴史や、最近じゃあ自分の歴史とも。 いつでもさうさなにかと戦った気分で生きてゐる。 文明やあらゆる偉人や 友情や恋のかけひきと。 ヘヘイヘイ、なんてな。 素直に、素直に生きられりゃあ、どんなにいいだらう?  ああ 歴史上では、なんてちっぽけな 生涯 生涯。 ああ でも世界中で たったひとつだけの 人生 人生。 ああ 運命がおれを かりたててゐる。 ああ まだまだ行かなきゃ ならないんだ。  地元のボウズ かつてはどでかい何かを追ひかけて。 地元のボウズ 愛情と友情と道徳の全てをうけもった。 地元のダンナ どこやら卑屈な笑顔でしみじみと。 地元のダンナ どこやら卑屈な笑顔でしみじみと。 結局何にもしてねえ。 高みをのぞんでは敗れゆくのが…  ああ 歴史上では、なんてちっぽけな 生涯 生涯。 ああ でも世界中で たったひとつだけの 人生 人生。 ああ 運命がおれを かりたててゐる。 ああ まだまだ行かなきゃ ならないんだ。  行かなきゃあ、行かなきゃあならない。
理想の朝エレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次エレファントカシマシリッスン 聴こえる朝のざわめき ほら 怠け者よ目を醒ませ。 リッスン 感じる朝の光 ほら 怠け者よ目を醒ませ。  少年は夏休みの図書館で退屈の正体を早くも悟り、 逃げ出した表の公園で 太陽の下溜め息ついた。  動き始めた理想 それがみんなの理想の朝。 こっちを向いてよ理想 怠け者よ目を醒ませ。  恋に破れた一人の男 ゆふべ読んだ本が枕元でやぶけてるぜ。 昨日、背伸びして生きてきた。もうやめたよ、こんなこんな夜明けは見たことない。  少年は何かを探し始めた。女と出会ひやがて別れを知った、 逃げ出した自部屋のふとんの中で、赤子のやうに涙をしぼった。  動き始めた理想 それがみんなの理想の朝。 こっちを向いてよ理想 怠け者よ目を醒ませ 怠け者よ目を醒ませ。  やって来る朝にほだされて ああ 俺は今日も働くが…  動き始めた理想 それがみんなの理想の朝 こっちを向いてよ理想 怠け者よ目を醒ませ。 動き始めた理想 破れし数だけ理想の朝 こっちを向いてよ理想 怠け者よ目を醒ませ。 怠け者よ目を醒ませ  怠け者は目を醒ます
甘き絶望エレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次エレファントカシマシ夢も希望もまどろんでる 甘く切ない絶望 夕陽色した町の中に取り残された子供のやう 闇の彼方に初めて見えるおぼろな光 希望 ゴミ箱蹴った闇の向かう 蒼き光の月のやう  足りない何かを探してた 心の中に今の自分を描く旅 日々を越えて さあ  コンクリートのビルの下に飼ひ慣らされた野望 駅のホームで浮かんだイメージ 逃れられない甘いささやき  日めくりカレンダーに印付けたのは 命の灯を燃え立たせるため 時を越えて さあ  電話のベルに驚かされてふと目を上げた。  夢も希望もまどろんでる 甘く切ない絶望 夕陽色した町の中に取り残された子供 闇の彼方に初めて見えるおぼろな光 希望 ゴミ箱蹴った闇の向かう 蒼き光の月のやう 月のやう

すまねえ魂

シグナルエレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次エレファントカシマシ夜はふけわたり 家までの帰り道 町を見下ろす丘の上立ちどまり はるか、かなた、月青く 俺を照らす 街灯の下 ベンチに座り、自分の影見つめてた。  あの悲しみにひとりで涙した夜もある。 やさしさもとめ、日々をうろつきまわり… なくなよ、男よなくな。子供ら帰りし公園 さうだろ?今さらどこへにげるのさ?  どの道俺は道半ばに命燃やし尽くす その日まで咲きつづける花となれ。  雨上がりビルの向かうには晴れた空。 行けよまん中、太陽がまぶしいぜ。 おのづから歩み進め。 道に咲く花のやうに本当さ、いつかこの空ひとりじめ  あのころキミは もとめつづけ 遠くばかりみてゐた。 今はもうまよはずに行けるさ  悲しみの月日があらたな歴史のシグナル いまからはじまる未来のあなたのシグナル  今宵の月が満ち欠ける、町見下ろす丘に。 「どの道キミは、ひとりの男、心の花咲かせる、人であれよ」と。  どの道俺は…
今をかきならせエレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次エレファントカシマシ「平家」の序文ぢゃないけれど この世は夢か? so busy 大きな喜び悲しみさへも いづれ消えてしまう 春の夜の夢か? いづれ消えてしまう。  さういやあ俺は昨日まで 何と戦ひ、何を求めて生きて来たのかさへもう忘れてしまった。 春の夜の夢か? 富士が霞んでらあ  夢も希望もいらねえよ あるだけ全部で行け!! とりあへず行け!! 今を、今をかきならせ。  なんでもかまはない 今をかきならせ イェイ イェイ イェイ イェイ イェイ おまへをよんでる。 今をかきならせ。  浦島太郎ぢゃあないけれど この世は夢か? さう、イージー。 どでかい何かを追ひ求めてる気がしてただけか? 遠い日のメロディー、全てまぼろしか?  胸をかきならすのは遠い日の思ひ出… 行け!!そのままで行け!! 今を、今をかきならせ。  なんでもかまはない 今をかきならせ イェイ イェイ イェイ イェイ イェイ おまへをよんでる。 今をかきならせ。  夢も希望もいらねえよ あるだけ全部で行け!! とりあへず行け!! 今を、今をかきならせ。  なんでもかまはない 今をかきならせ イェイ イェイ イェイ イェイ イェイ おまへをよんでる。 今をかきならせ。  今をかきならせ。 今をかきならせ。  おまへをよんでる。 今をかきならせ。
人生の午後にエレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次エレファントカシマシうれしいこと悲しいこと色々あるけれど つまらないよ全部全部 色あせて見えるから うれしいこと悲しいこと色々あるけれど つまらないよ全部全部 色あせて見えるから  野望は疲れ果ててる 夢にゃあ傷が付いてる 思ひ出 時に鮮やかすぎて  思ひ描いた日々と今の自分を重ねて 窓の外を眺めてゐた 重く垂れ込むる雲 人生の午後に  カーテンが揺れてる 風で(ご覧よ) さっきいれたお茶がもう冷めてしまった(入れ直さなきゃ)  日常の生活が全部だと知ってたけど ねぇベイビー 僕らどこへ行くの?  雲の方に鳥が鳥が飛んで行くよ 雲の方に鳥が鳥が飛んで行ったよ 人生の午後に 人生の午後に 人生の午後に…  いつの間にか随分遠くまで来てしまったみたい 自分だけの人生を見つけたくって…  ベイビー キミを抱きしめたくて この世を抱きしめたくて ああ僕らは生きてきたはずさ  思ひ描いた日々と今の自分を重ねて 窓の外を眺めてゐた 重く垂れ込むる雲 人生の午後に 人生の午後に 人生の午後に…
雨の日に…エレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次エレファントカシマシ雨の日に僕は道に迷ってる びしょ濡れのくつで坂道をたどった。 「いいことないかな?」僕のそんなつぶやきは 雨にけぶる町に すひこまれてしまった。  雨は降る、町にそしてココロに。 また雨は降る、傷だらけの旅人。  若き日のあこがれひとつひとつを 捨てさりゆく歴史。それが人生だった。 雨の日に、僕は道に迷ってる ひゃうし抜けするくらゐ、町はしづかだった。  バスがゆく、僕の目の前通りすぎて。 目的地に向かって行ったり来たりしてゐる。  道に迷ってさまよふ旅人 ココロの隙間に雨がシトシト  雨は降る、町にそしてココロに。 また雨が降る、傷だらけの旅人。  道に迷ってさまよふ旅人 ココロの隙間に雨がシトシト  カラスが一羽「アホウ」とないて飛んだ。 目の前の日々が僕の全てか  バスに乗り、僕は揺られてゆくよ。 目の前の日々が僕の全てだった 僕の全てだった 傷だらけの旅人
流れ星のやうな人生エレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次エレファントカシマシ遠い空からおちてきた 流れ星のやうな人生 何でぇ、行きあたりばったりだね びっくりすることばかり多かった  空から急におちてきた 流れ星のやうな人生 どでかい“何か”にあこがれて 若い頃から生きてきた。 いはば夢から夢へと綱わたり いつでも明日を追ひかけ回し 辿り着けない夜空の向かう いつの間にか随分遠くまで来た。  いい気になったり 落ち込んだりして 陽がしづみまた陽が昇る 「何でぇ、結局 何も変はりゃしねえ」 流れ星のやうな人生  空から急におちてきた 流れ星のやうな人生 自分といふものが知りたくて でも明日へ明日へ先のばし いはば流されてしまふこの毎日が いつしか重たくのしかかり 四の五の言はさず時は流れ 過ぎてゆく 神様ぼくを見て。  いい気になったり 落ち込んだりして 陽がしづみまた陽が昇る 「何でぇ、結局 何も分かりゃしねえ」 流れ星のやうな人生  空から急におちてきた 流れ星のやうな人生 何でぇ、行きあたりばったりだね びっくりすることばかり多かった いはば夢から夢へと綱わたり いつでも明日を追ひかけ回し 辿り着けない夜空の向かう いつの間にか随分遠くまで来た  いい気になったり 落ち込んだりして 陽がしづみまた陽が昇る 「今の自分を信じてみなよ」 流れ星のやうな人生 「今の自分を信じてみなよ」 流れ星のやうな人生 流れ星のやうな人生
I don' know たゆまずにエレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次浮世の風に吹きさらされ 進むも地獄、まして後戻りできない。 苦虫つぶしたやうな顔でジェラシー なんだかあたまに来ちゃうね  もういいや、いまはもうそんなこと。 I don't know. I don't know. 今、たゆまずに。  「おとぎの国に行きたい」 なんて、逃げ出したいんだ、わかるか? baby。 たとへば、タイムマシンにのって。 遠い遠い昔へ go  なんてな、いまはいいや、もうそんなこと。 I don't know. I don't know. 今、たゆまずに。 とびらをあけりゃあ外は、雨模様 I don't know. I don't know. 今、おそれずに。おそれずに。  古への丘が、かはりはててしまった。 見るかげもなく、俺の歴史もかはりはてた。  季節はづれのラヂオソング、聞こえる町は少し大人びて 冬が来て春が来て夏が過ぎて秋が過ぎて また明日が来るやうに  もう芽ばえてゐるあのメロディー I don't know. I don't know. 今、たゆまずに とびらをあけりゃあ外は、晴れた空。 I don't no.I don't no. すすもう。 おそれずに おそれずに。 たゆまずに たゆまずに。  たゆまずに
なぜだか、俺は祈ってゐた。エレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次エレファントカシマシ子供の頃俺は、毎日精一杯生きて、いつの日か誰かの為に 格好よく死にたいと、そればかり思って、 涙流してゐた。 涙を流してた。  季節は過ぎて、いつしか俺はそんなこと忘れてゐた。  さよなら、愛しき日々よ。 さよなら、愛しき今日よ。  素直に今を生きられりゃあ、どんなに、どんなにいいだらう。 素直に生きてゆけりゃあ。  遠くビルの向かうに、光る星に願ひをかけよう。 俺は祈った。忘れてしまった 遠い遠い月日に。 俺は祈った。めぐり合ひし人々に、感謝したのさ。 なぜだか、そんなそんな気分だった。  さよなら、愛しき今日よ。 さよなら、愛しき日々よ。  素直に今を生きられりゃあ、どんなに、どんなにいいだらう。 素直に生きてゆけりゃあ。  丘の上にのぼって見下ろす町の景色。 なぜだか俺は祈ってゐた。 今この瞬間を。
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