藍坊主「月の円盤」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
藍坊主藍坊主佐々木健太佐々木健太・藤森真一あなたはそう おいしいという あの子は絵の具で描き美しいという 彼は流しにひっくり返し嫌いという  卵ひとつとってみても 見え方はバラバラで この世界を照らしている きっと僕らも一緒なんだよ  愛されることもある 愛されないこともある でも君は君のままでいい 卵は卵のままであるように  雨上がりの光の輝きに名前はないように 砂漠に降る星屑にも 名前なんてないように ここにあなたが生まれ生きていることに やっぱり名前はないけれど 空を染めた月のように 僕にとっては美しいこと  南の島の海じゃない さびれた港の黒い海でしかない でもここには 海より青い思い出がある  雨が川に名前を変え 川が海に名前を変え 僕たちも呼ばれ続ける 名前の箱の中で  でも でも  雨上がりの光の輝きに名前はないように 砂漠に降る星屑にも 名前なんてないように ここであなたが卵を見ていることに やっぱり名前はないけれど 樹々を染めた 春のように 僕にとっては暖かいこと
小さな哲学藍坊主藍坊主佐々木健太藤森真一ご飯が僕をむしゃむしゃ食べて 新聞が僕の文字を読んで 溜まった課題が 山のような選択が 日々僕をやっている  はいはい考えちゃだめ 手も足も止めたらだめ 睡眠が僕をとる  繰り返してきた ルールの中 世界が僕になった ああ僕は僕を やれるのかな 夜空が僕を見上げた  あの子は僕を冷たい人だというけれど 温かいとも言う 彼らは僕をだらしないと言うけれど マメなやつだともいう  はいはい考えちゃだめ それが人間ってもんよ 全部がお前だよと  与えてもらった セオリーの中 みんなが僕になった もう僕は僕を やれるのかな 鏡が僕を見ていた  幸せを感じ 愛を感じ 消えてく僕を感じながら あたたかな空は眺めていた 小さな哲学が死ぬとき
シュート藍坊主藍坊主佐々木健太佐々木健太乾かないシーツの夕暮れ時に ふとここ どこだったっけ 今何 やってるんだっけ 僕が今死んでも ブラジルでは球が舞う  成功のために 走れど走れど 成功はずっと 後ろを歩いてやがる  たたったたったったったったっ たたったたったったったったっ 祟った絶ったっ断ったっ脱っ た発った祝ったっ たたたたたた  出会えないキラキラを 傾ける 坂をくれ 転がってここにこいよ 俺も戻ってやるよ 味わえよ 俺のシュートを ぶっこむぜお前を  たたったたったったったったっ たたったたったったったったっ  たたったたったったったったっ た絶った断ったっ脱ったっ発っ
ルノの子藍坊主藍坊主藤森真一藤森真一空が綺麗なこの町で、いっしょに見ていた月の色 初めてくれた手紙には、コロッケ色の月の色 さぁ僕ら月を見てた、同じ痛みを抱えて さぁ何が、どんな色で、心を溶かすのだろう、心を描くのだろう  汚れた裾で手を振って、またねと言った桜色 悲しくないと思ってた、悲しくないと思っていた さぁ僕ら大人になり、同じ痛みを抱えた 蛹が蝶になって、輝くその瞬間を、優しさが照らすようにさ  月明かりのマントに、僕たちは揺れてるよ 不安な夜に震え、揺れる 月明かりのマントに、僕たちは揺れてるよ 涙やほら、笑顔やほら、心を持ち、揺れてるよ  あの日の痛みは、花一匁 それでも痛みは、だれかさんが転んだ それでも痛みは、花一匁 それでも痛みは、だれかさんが転んだ  空が綺麗なこの町で、いっしょに見ていた月の色 初めてくれた、手紙には
プールサイドヒーローズ藍坊主藍坊主佐々木健太藤森真一あの空を何度でも 思い出すよ 僕はもう 戻れない だけどまだ あの夏を また目指してる  プールサイドヒーローズ 気だるい風に揺られ カレーライスと塩素が混じる 青かった 空 雲 匂い 遠い夏の日  主人公の僕は 役目を終え 今は閉じた 思い出の中  あの空を何度でも 思い出すよ 僕はもう 行かなくちゃ だけどまだ あの夏が また呼んでる  文字が消えてる定期券 それでも開く改札機 僕は今 名無しの脇役 流れるまま 駅に立つ また 夏が来たな  破れた金網に 垂れてる水泳帽 僕のひらがな 君の名前  あの雲を何度でも 思い出すよ 僕はもう 戻れない だけどまだ あの夏を また目指してる  パラソルの影 歯型のビート板 マントのタオル ヒーローは君だ 僕はヒーローを 守る脇役だ 君が脇役になる時まで  この空を何度でも 思い出すよ いつかまた 僕たちは 名前のない 水滴の 間から 溢れそうな 夏の日を 今 見ている プールサイドヒーローズ
ツキノフォン藍坊主藍坊主佐々木健太佐々木健太凍えそうな窓を飲み込んでく 物語りを開く音が響く 君も雲も 安らいで息を立ててる 宇宙はページをめくる 月の明かりが染み込む カーテンの裾に ゆらめく秒針に  空の向こう 遥か向こう 広がって触れたこの世界 狭い風を 頬で感じて こんな夜を思い出すだろう 生きてることは 帰る途中の 淋しさなのかもしれない  繰り返せない日々を飲み込んでく いつかのような美しさを見てる 栞を今 ここに挿してしまえたら  月の明かりが消えてくから この一瞬も刻まれてくのだろう  空の向こう 遥か向こう 広がってしまったこの世界 終わる時は 戻る時は こんな夜を思い出すだろう 生きてることは 帰る途中の 優しさのようだったと
夏の金網藍坊主藍坊主佐々木健太藤森真一やっぱりハズレた アイスの棒を噛んで 虫食いだらけの ビンゴに笑って 良くも悪くもない おみくじを結んで 期限切れになった クーポン捨てて  劇的ではない僕らだけど なんとなく過ぎる日々だけど  君が見ていた夏ぞらに 鼻歌まじり歌うよ 吹奏楽が金網から 風に変わるように どこまでも行けるはずさ ブロック塀を焦がした 日差しよりも白かったこと 僕ら心のまま  一度で挿さらない 裏でも挿さらない 戻すと挿さる USBメモリのような 料金所からの渋滞 2回洗う食器 捨てると必要になる 段ボールのような  空気に乗れない僕らだけど 思い通り行かない日々だけど  君が見ていた夏ぞらに 鼻歌まじり歌うよ 水槽に透けるあの夜が 月を放すように どこまでも行けるはずさ ブロック塀を冷やした 虫の音より透明なこと 僕ら心のまま  四角い夏の暴風が 机に吹く通り雨が めくったページは かきかけのまま どこへ向かおう  僕らが描く夏ぞらに 鼻歌まじり歌うよ 吹奏楽が金網から 風に変わるように どこまでも行けるはずさ 朝顔を種に変える 日差しよりも熱かったこと 僕ら心のまま
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