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はじまり

愛がなきゃ小林柊矢小林柊矢小林柊矢小林柊矢鳥山雄司見えているのか 触れているのか 本当にそこにあるのかさえわからない 漠然とした未来を前にして  あなたは言った 誰だってそう 僕だってそうなんだ だから 変わらずありのままの君でいてよと  臆病で 怖がりで 隠れてた“僕”を あなたは見つけてくれた  愛がなきゃ 愛がなくちゃ 何もかも意味を失くしてしまう  愛して 愛されて 僕ら 息をしてる  「目に見えるものが全てじゃない」 あなたが言ってくれた言葉 苦しくてたまらない時 思い出している  僕が作ったこの手料理も 具材が目立ちがちだけど 目には見えないスパイスが 支えているんだと  周りに流されて 埋もれてた僕をあなたは見つけてくれた  愛がなきゃ 愛がなくちゃ 哀しみに人は負けてしまう  愛して 愛されて 僕ら 希望を見出す  新しい僕と あなたは出逢ってくれた  愛がなきゃ 愛がなくちゃ 何もかも意味を失くしてしまう  愛して 愛されて 僕ら 息をしてる  愛をもらって 愛を与えて ほら 生きてゆける
笑おう小林柊矢小林柊矢小林柊矢小林柊矢本間昭光「ねぇほら笑ってよ」 あなたの笑顔が見たいの そんなこと言われたって 難しい日もあるよね  悲しいニュースが流れて 変わらず時間も流れて みんなは一体どこで 息継ぎしているの?  でも僕は思うんだ 笑うことができるのは 人間の特権なんだと  もしも世界中のみんなが子供に戻って あの頃みたいに無邪気に笑えたら そっと僕ら手を取り合って 一つになれる日が待ってる ほら どうか思い出して  あなただけが持つ素敵な笑顔があって それは誰にだって伝わってゆく愛情で 笑おう 笑おう 悲しみが待っていても 僕ら優しくなれる気がする  見える敵と見えない敵 争いで流れる涙と血 食い違い、妬み合い、奪い合い そんな馬鹿馬鹿しいことはやめよう 信じ合い、許し合い、愛し合えるはずなんだ、きっと…  世界中のみんなが子供に戻って あの頃みたいに無邪気に笑えたら そっと僕ら手を取り合って 一つになれる日が待ってる ほら どうか思い出して  あなただけが持つ素敵な笑顔があって それは誰にだって伝わってゆく愛情で 笑おう 笑おう 悲しみが待っていても 僕ら優しくなれる気がする  笑おう 笑おう 明日もその先も 僕ら助け合える気がする  LaLaLa… 「ねぇほら笑ってよ」
レンズ小林柊矢小林柊矢小林柊矢小林柊矢カレンダーを変えられずいる 一月を受け入れたくなくて 僕はまだ次の恋に 進む準備なんてできてない  明日はどうやり過ごそうか そろそろ髪も伸びてきたな そうさ僕はいつだって 目の前のことばかり  そんなある日突然 訪れた出会い頭 何か始まりそうな予感  瞬きも忘れて 呼吸さえ止まった そう 目の前には くしゃっと笑う君がいた  それはまるでレンズを 通したかのように ぼやけていた世界が 鮮やかに見えたんだ  いつも振り向いて話す君の 背中を追いかけてるうちに 僕のだらけてた足も だんだん速くなった  ビルの間から 夕日が覗いてる いつか隣で歩けるように  朝のニュースを見て トイレ掃除をして ちゃんと野菜も食べ ゴミ出しして家を出る  目を背けてたものも 逃げてたことも全部 きっと君に逢うための 寄り道だったんだね  瞬きも忘れて 呼吸さえ止まった そう 目の前には くしゃっと笑う君がいた  ただの妄想だと 笑われるだろうけど 今は君との素敵な 未来を見つめていたい  遠くの未来を
白いワンピース小林柊矢小林柊矢小林柊矢小林柊矢soundbreakers白いワンピースよ そんなに彼女を 引き立てないでくれないか Tシャツ短パン姿で 隣を歩いていいのだろうか まいったな  話のネタも出し尽くして 無言の合間を蝉が繋ぐ 横顔に見惚れて時間(とき)が止まる  あの入道雲をかき分けて 二人きりになれたなら もう何もかも脱ぎ捨てて 吸い込まれるよう 海へ走ろう あぁ君はずるいよ どこまでも 僕は弱いよ どこまでも 今日こそ手を握るんだ ソフトクリームが溶ける前に  寄せては返すあの白波みたいに 届きそうで届かない君 もしも予言者がいるなら 物語の結末をこっそり教えてくれ  「片想いのままでもいいや」 なんて白々しい嘘さ 半分諦めているのを認めたくないだけ  真珠色に光る貝殻が 無数に散らばる砂浜で 個性も輝きもない僕が どうしたら君に拾われるだろう 君の好みに合わせた髪も 潮風に吹かれ跡形も無い 笑っちゃうよ 少し汗ばむ君は眩しくて遠かった  このまま太陽が寝静まったら せっかく夏が僕にくれた この夢も熱もさめてしまうから  あの入道雲をかき分けて 二人きりになれたなら もう何もかも脱ぎ捨てて 吸い込まれるよう 海へ走ろう あぁ君はずるいよ どこまでも 僕は弱いよ どこまでも 強引にでも手を握るんだ ソフトクリームが溶ける前に
スペシャル小林柊矢小林柊矢小林柊矢小林柊矢soundbreakers見た目オンボロな自販機で 僕はホットココア 君はコーンポタージュを買って 今日も家へ帰る  「今夜もかなり冷え込むでしょう」と お天気キャスター 大丈夫 君には僕がいる  この日々があたりまえにならないように 季節は変わっていくんだと思う  例えば 朝起きて雪が降ってたり たまたま綺麗な夕陽が見れたり 記念日がちょうど休日だったり スペシャルな事じゃなくていい ほんの小さな幸せが 明日も僕らを待ってますように  先週やっと買ってきた 小さめのこたつ 真っ先に飛び込んで 二人でくるまる  いつまでもこんな暮らししてたら君は 呆れて離れていってしまうだろうか  例えば 君が寝坊してしまったり 味付けがちょっとしょっぱかったり 食い意地を張って カゴが溢れたり そんなありふれた事だけで 泣きたくなるほど愛しい 雪降る夜も暖かくなるんだ  例えば 朝起きて雪が降ってたり たまたま綺麗な夕陽が見れたり 記念日がちょうど休日だったり スペシャルな事じゃなくていい ほんの小さな幸せが 明日も僕らを待ってますように  それが僕と君の特別な愛なのさ どうぞこれからもよろしくね
君のいない初めての冬小林柊矢小林柊矢小林柊矢小林柊矢僕に会いたくなる時は きっと恋を失くした後だろう それでもいい 鍵をかけず ドアを開けて待ってるから  今年の初雪が 真白な世界に街を染め上げた 君のいない初めての 冬がもう始まろうとしている 君を忘れるために 慣れない街に引っ越したけど そんなんじゃ思い出を 置き去りにはできなかったよ  消し忘れてた写真が ふいに出てきたんだ こっちを見る君は今でも 僕が大好きで仕方ない笑顔だった  ねぇ 君に逢いたい 君に逢いたくなるんだよ 叶わない夢だとわかっているけど どうしようもなく胸が苦しいんだ 僕に会いたくなる時は きっと恋を失くした後だろう それでもいい 鍵をかけず ドアを開けて待ってるから  ぶつかりあうたび 未熟な心を見透かされた バレバレな嘘も抱きしめ 君はそっとキスをした  泣きながら僕を叱って いつも励ましてくれた 当たり前だった景色が どれだけ幸せだったと 思い知るんだ  ねぇ 君に逢いたい 君に逢いたくなるんだよ 叶わない夢だとわかっているけど どうしようもなく胸が苦しいんだ 僕に会いたくなる時は きっと恋を失くした後だろう それでもいい 鍵をかけず ドアを開けて待ってるから  もう君を離しはしない 君を離しはしないから  ねぇ、ねぇ、、
矛盾小林柊矢小林柊矢小林柊矢小林柊矢soundbreakers駅前のワッフルの匂いで 二人で買っていたのを思い出す 嗅ぎたくなくても漂ってくる 嘘です本当は心のどこかで 嗅ぎたくてそこを通ってしまうのです  「ずっと一緒にいようね」の “ずっと”が死ぬまでっていう意味なら 簡単に言っちゃだめだね 無責任な言葉だよ  いっそ忘れたいのに忘れられない 笑った、怒った、悲しんだ顔全て まだこの胸を締めつける 君といることが あたりまえじゃないってこと  「幸せになってね」って最後言ってたけど 君だけが僕の全てだったんだ 散りばめられた矛盾達が 雨となり僕を打ちつける  幸せそうな写真を 君の投稿の中に見つける度 ずっと遠い世界にいるんだなぁと 思い知らされるんだ  気づかなかった その笑顔の先に 気づけなかった 隠れてた寂しさに  いっそ忘れたいけど忘れたくない 笑った、怒った、悲しんだ顔全て きっと君は泣きながらそのドアに立ち 僕のところへと戻ってくる まだ少しだけ夢見させてよ この部屋が僕色に染まるまで この矛盾が消えるまで
ふたつの影小林柊矢小林柊矢小林柊矢小林柊矢本間昭光ふたり並んで歩くと 僕の影に隠れる だけど僕の影の形は あなたにそっくりだ  一番近くで一番長く 一番愛してくれた人 本当は離れたくないのに  もうこれが最後かな 聞き飽きた口癖も 何気ない世間話も 帰ったら優しい「おかえり」も  この世界は嘘みたいに いつもと同じ暮らしに戻る あなたのいない日々さえ いつの日か馴染んで いつの日かあたりまえに なってしまうのかな  嫌な事があった 心配させたくないから 無理して笑顔を作ってても すぐに見透かされたね  気が付けばいたるところが あなたの色に染まっていて 笑えるくらい僕は あなたでできていたと思い知るんだ  駅から遠ざかってく 吊革が手を振るよう揺れている 幼かった僕をさ あの街に置いておこう  あなたと約束した夢 あなたに見せたかった景色も ポッケの奥に入れたまま 未来へと歩いてゆく 一歩ずつ歩いてゆく  ふたつでひとつの影
死ぬまで君を知ろう小林柊矢小林柊矢小林柊矢小林柊矢トオミヨウ春の風に君の髪がなびく 車走らせ 行こう遠くへ  「今日晴れたのは私のおかげだね」 やっぱり君にはまだ勝てないみたいだ  あの時君を諦めていたら どうなってたのかな ふとそんなこと思ってたら 隣の君はもう眠ってる 「愛しい」 溢れ出る感情 にやけながら噛み締めた  行こう この道を 二人で 手繋いで 知ろう お互いを 死ぬまで 隅々まで  砂利道で心が揺れて 大雨で先が見えなくて 行き止まりで遠回りして 人生(みち)に迷うこともあるだろう  そんな時は いっそ思いっきりぶつかってみよう 新しい二人に生まれ変わろう そしてまた共に恋をしよう いつかこの想いを 伝えられる日が来るのかな  行こう この道を 二人で 手繋いで 知ろう お互いを 死ぬまで 隅々まで  春の風に君の髪がなびく 車走らせ もっと遠くへ 目の前には僕らにそっくりな 真っ白な雲が二つ並んでた
名残熱小林柊矢小林柊矢小林柊矢小林柊矢トオミヨウ「また来年も来よう」って 砂浜に描いたイニシャルは どこを探しても見つかるはずもなくて 緑が紅に変わって 抜け殻の海と記憶は 今でもあの夏に戻りたがっている  服着たまま飛び込み 「寒い」と震えるあなた 誰よりも好きだった  神様 もう二度と 思い出さなくていいように 二人がここにいた証を 波で消し去ってください わたしの心は閉じたままのパラソル 季節よ 巡らないでいて 恋はまだ火照ったまま  一つ売れ残っていた 季節外れの手持ち花火 独りだと永遠に終わりそうもない 二人で競い合った 火種が落ちるまでの時間 あなた人一倍負けず嫌いだったよね  夢を語りだすと ふいに大人びる横顔 何よりも好きだった  あなたの心地良さに 囚われてしまう前に わたしの人生があなた色に染まってしまう前に 太陽ごと海に深く沈めたロマンス ねぇこれで良かったよね?  早くなった夕暮れ 肌寒い潮風 あぁ夏は終わったのね  神様 もう二度と 思い出さなくていいように 二人がここにいた証を 波で消し去ってください わたしの心は閉じたままのパラソル 季節よ 巡らないでいて 恋はまだ火照ったまま
惑星小林柊矢小林柊矢小林柊矢小林柊矢GRP例えば なんでもない夜 あなたがわたしの頬を緩ませて 「今日はいい日だった」と呟けば それはいい日だった  近づき、離れて 繋がり、途切れて 二つの惑星は廻る  どれだけ抗ったって どれだけ嘆いたって どれだけ工夫してみたって 哀しみってやつは必然に やってくる やってくるんだ それでもあなたに出逢えたという幸せが 全てを上書きしてくれるんだ もう何も怖くないよ 僕ら弱いもの同士 足りないところ埋め合っていこう  例えば 慌ただしい朝 あなたの「大丈夫」その一言で 空がどこまでも広いように なんだか優しくなれた  重なり、崩れて 向かい合い、背を向け 二つの惑星は廻る、廻る  あなたについてくる 弱みも痛みも 全部受け入れてあげるから 僕についてきて 悪さも汚さも 全部受け止めて そんなあなたには 心の合鍵をあげよう  どれだけ抗ったって どれだけ嘆いたって どれだけ工夫してみたって 哀しみってやつは必然に やってくる やってくるんだ それでもあなたに出逢えたという幸せが 全てを上書きしてくれるんだ もう何も怖くないよ 僕ら弱いもの同士 足りないところ埋め合っていこう  僕ら弱いもの同士 足りないところ埋め合っていこう
あの人のため小林柊矢小林柊矢小林柊矢小林柊矢本間昭光叶えたい夢がある 大それた夢がある 笑われた夢がある 貶された夢がある  それでも 信じてくれた人がいる ついてきてくれた人がいる やんなきゃいけない理由がある 叶えなきゃなんない夢がある  「もういーや」って投げ出してしまえば 楽なことくらいわかってる もう一歩前へ踏み出したところで 届くような夢じゃないけれど  ただ あの人のため あの人のため 綺麗事と言われたっていい 自分が諦めそうだって時 一番奮い立つのはこの言葉だから  あの人のため あの人のため 血が滲んで 皮がめくれても やんなきゃいけない理由がある 叶えなきゃなんない夢がある  叶えたい夢がある 壮大な夢がある 裏切られた夢がある 嫌いになった夢がある  それでも 支えてくれた人がいる 味方でいてくれた人がいる やんなきゃいけない理由がある 叶えなきゃなんない夢がある  全部犠牲にして 僕を守ってくれた そう ブランコを漕ぐように もっと高く もっといい景色を あなただけに見せてあげたいんだ  自分のことのように喜んで 自分のことのように悔しがって 自分のことのように全力な人 卑屈な自分が馬鹿らしくなるくらいに  あの人のため、あの人のため...  ただ あの人のため あの人のため 綺麗事と言われたっていい 自分が諦めそうだって時 一番奮い立つのはこの言葉だから  あの人のため あの人のため 血が滲んで 皮がめくれても やんなきゃいけない理由がある 叶えなきゃなんない夢がある
小田急線小林柊矢小林柊矢小林柊矢小林柊矢小林柊矢ルージュをひいて 髪を結んで 寝ぼけた僕にキスをして 君は出掛ける  小田急線が 君を運んで 僕の知らない世界へと 連れ去ってゆく  僕だけの女性(ひと)になってよ 僕だけの女性(ひと)になってよ 僕だけの  背伸びをしても 君の歳には 永遠に追いつけないと 突きつけられる 僕だけの女性(ひと)になってよ 僕だけの女性(ひと)になってよ 僕だけの  君が向かう世界は どんな場所で どんな顔を見せてるの 僕もいつかそこへゆけるかな  僕だけの女性(ひと)になってよ 僕だけの女性(ひと)になってよ  僕だけの女性(ひと)になってよ 僕だけの女性(ひと)になってよ  僕だけの
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