i-O(修理のうた)スピッツ | スピッツ | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ・亀田誠治 | 何度故障しても直せるからと 微笑みわけてくれた どんな答えなら良いのか解らず 戸惑うのもまた楽しくて 今も僕は温かい マニュアル通りにこなしてきたのに 動けなくなった心 簡単な工具でゆがみを正して 少しまだ完璧じゃないけれど 可愛くありたいハレの日 愛をくれた君と 同じ荒野を歩いていくよ ロンリーが終わる時 黄色い光に包まれながら 偽りの向こうまで 忘れ去られてく 闇に汚れてく 坂の途中で聴いた声は 再び一つずつ 記憶呼び覚まし 身体じゅう駆けめぐる 愛をくれた君と 同じ空を泳いでいくよ ロンリーが終わる時 黄色い光に包まれながら 偽りの向こうまで ちょっと得意げに鼻歌うたってる 頼もしい君に会えてよかった |
跳べスピッツ | スピッツ | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | 闇に目が慣れていろいろと 姿形があらわになり 不気味が徐々に可愛さへと 化け猫でもいいよ 君ならば ここは地獄ではないんだよ 優しい人になりたいよね 己の物語をこれから始めよう 暗示で刷り込まれてた 谷の向こう側へ 跳べ 落ちにくい絵の具で汚されたり 弄りの罠ですりむいたり 心だけどこに逃げようかと 探しているのなら すぐに来て 吹雪もいつか終わるんだよ イビツなままを愛したいよね 己の物語をこれから始めよう メーター上空っぽだけどまだ 残りの力で 跳べ 泣きながら捨てた宝物 また手に入れる方法が七通りも ここは地獄ではないんだよ 優しい人になりたいよね 己の物語をこれから始めよう 暗示で刷り込まれてた 谷の向こう側へ 跳べ 跳べ 跳べ 跳べ |
大好物スピッツ | スピッツ | 草野正宗 | 草野正宗 | | つまようじでつつくだけで 壊れちゃいそうな部屋から 連れ出してくれたのは 冬の終わり ワケもなく頑固すぎた ダルマにくすぐり入れて 笑顔の甘い味を はじめて知った 君の大好きな物なら 僕も多分明日には好き 期待外れなのに いとおしく 忘れられた絵の上で 新しいキャラたちと踊ろう 続いてく 色を変えながら 吸って吐いてやっとみえるでしょ 生からこんがりとグラデーション 日によって違う味にも 未来があった 君がくれた言葉は 今じゃ魔法の力を持ち 低く飛ぶ心を 軽くする うつろなようでほらまだ 幸せのタネは芽ばえてる もうしばらく 手を離さないで 時で凍えた鬼の耳も 温かくなり 呪いの歌は小鳥達に彩られてく やわらかく 君の大好きな物なら 僕も多分明日には好き そんなこと言う自分に 笑えてくる 取り戻したリズムで 新しいキャラたちと踊ろう 続いてく 色を変えながら |
美しい鰭スピッツ | スピッツ | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ・亀田誠治 | 波音で消されちゃった はっきりと聞かせろって わざとらしい海原 100回以上の失敗は ダーウィンさんも感涙の ユニークな進化の礎 あの日のことは忘れないよ しずくの小惑星の真ん中で 流れるまんま 流されたら 抗おうか 美しい鰭で 壊れる夜もあったけれど 自分でいられるように びっくらこいた展開に よろめく足を踏ん張って 冷たい水を一口 心配性の限界は 超えてるけれどこうやって コツをつかんで生きて来た 秘密守ってくれてありがとうね もう遠慮せんで放っても大丈夫 流れるまんま 流されたら 出し抜こうか 美しい鰭で 離される時も見失わず 君を想えるように 強がるポーズは そういつまでも 続けられない わかってるけれど 優しくなった世界をまだ 描いていきたいから 流れるまんま 流されたら 抗おうか 美しい鰭で 壊れる夜もあったけれど 自分でいられるように |
さびしくなかったスピッツ | スピッツ | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ・亀田誠治 | さびしくなかった 君に会うまでは 生まれ変わる これほどまで容易く 理由を探していたんだけど 影踏みみたいで ルーティンの中ヒマをつぶす それもありだった 眼差しに溶かされたのは 不覚でした かき乱されたことでわかった 新しい魔法 さびしくなかった 君に会うまでは ひとりで食事する時も ひとりで灯り消す時も いつか失う日が 来るのだとしても 優しくなる きらめいて見苦しく 生まれ変わる これほどまで容易く 鈍感は長所だと笑う 傷を隠して 草原が続くなだらかに そんなイメージを持って 離れていても常に想う 喜ぶ顔 以前とは違うキャラが行く しもべのハート さびしくなかった 君に会うまでは ひとりで目を覚ます朝も ひとりで散歩する午後も 和みの季節よ 長く保てよと 強く祈る わがままに青白く 生まれ変わる これほどまで容易く さびしくなかった 君に会うまでは ひとりで食事する時も ひとりで灯り消す時も いつか失う日が 来るのだとしても 優しくなる きらめいて見苦しく 生まれ変わる これほどまで容易く |
オバケのロックバンドスピッツ | スピッツ | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ・亀田誠治 | 誰もが忘れてた 物置き小屋の奥から 退屈な膜を破り 転がり出てきたオバケ 木霊に育てられ 雷神にそそのかされ ゴミ箱叩くビートに 役割見つけたオバケ 子供のリアリティ 大人のファンタジー オバケのままで奏で続ける 毒も癒しも 真心込めて 君に聴かせるためだけに 君に聴かせるためだけに 良かれと思っても ことごとく裏目に出て 爆音で踊ってたら ツノが生えてきたオバケ 暗闇に紛れて 冷たい旅路の果てに 壊れたギターを拾い 音楽に目覚めたオバケ トゲばったハードロック 本当はラブソング オバケのままで奏で続ける 不思議のルールで 間違えながら 君に聴かせるためだけに 君に聴かせるためだけに 少しでも微笑みこぼれたら そのしずくで俺生きていける 忙しけりゃ忘れてもいいから 気が向いたならまたここで会おう 子供のリアリティ 大人のファンタジー オバケのままで奏で続ける 毒も癒しも 真心込めて 君に聴かせるためだけに 君に聴かせるためだけに |
手鞠スピッツ | スピッツ | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ・亀田誠治 | 自分を探す旅の帰りに 独りが苦手と気づいて 手に入るはずだった未来より 素朴な今にありついた 見栄張ってた頃の魂なら 近づけなかったかも この指を伸ばすよ 可愛いね手鞠 新しい世界 弾むように踊る 君を見てる 常識を保つ細いロープで 身体のあちこち傷ついて 感動の空気から逃れた日 群れに馴染めないと悟った 誰のことももう愛せないとか 決めつけていたのかも その姿真似るよ 可笑しいね手鞠 変わりそうな願い 自由気ままに舞う 君を見てる 可愛いね手鞠 新しい世界 弾むように踊る 君を見てる 定められたストーリーにも 外側があるのかも 悪い夢溶かすよ 好きだよ手鞠 清らかなせせらぎ バレバレの嘘に笑う 君を見てる 可愛いね手鞠 新しい世界 弾むように踊る 君を見てる かなり思ってたんと違うけど 面白き今にありついた |
未来未来スピッツ | スピッツ | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ・亀田誠治 | 安全に気配って 慎重にふるまって 矛盾を指摘され 憂鬱の殻に入れば 外は明るいの? 文明は続いてるの? 竹の孫の手で 届け銀河の果て 蛍光イエローの石ころ拾った ah ラッピングしてきちんと贈ろう 虐げられたって 思い込んでたって 虐げていたのは こっちの方だなんてさ 遠くへ飛びたいとか 希望し必死こいてた 足元を見れば ほとんど同じ位置だ 新しい名前をすぐください ah あきらめずに こじ開けて 未来未来 今だけで余裕などない 嫌い嫌い お願いだからそばにいて 未来未来 誰も想像できない 君以外 禁断の実をもいで 果汁を一気飲んで あまりの美味さに 境目がぼやける 1000年以上前から 語り継いだ嘘が 人生の意味だって 信じて生きてきたが 勧善懲悪ならもう要らない ah 小さな波紋が 広がるよ 未来未来 意志で切り拓いてみたい 時代時代 溶けた愛が流れ始めて 未来未来 誰も受け止められない 君以外 こじ開けて 未来未来 今だけで余裕などない 嫌い嫌い お願いだからそばにいて 未来未来 誰も想像できない 君以外 未来は泣いてんのか 未来は笑ってんのか 影響与えようよ 殻の外で |
紫の夜を越えてスピッツ | スピッツ | 草野正宗 | 草野正宗 | | 君が話してた 美しい惑星は この頃僕もイメージできるのさ 本当にあるのかも いつも寂しがり 時に消えたがり 画面の向こうの快楽 匂いのない正義 その先に 紫の夜を越えていこう いくつもの光の粒 僕らも小さな ひとつずつ なぐさめで崩れるほどの ギリギリをくぐり抜けて 一緒にいて欲しい ありがちで特別な夜 溶けた望みとか 敗けの記憶とか 傷は消せないが 続いていくなら 起き上がり 紫の夜を越えていこう 捨てた方がいいと言われた メモリーズ 強く抱きしめて 従わず 得られるならば 砂の風に逆らい 再び生まれたい ありがちで特別な夜 袖をはばたかせ あの惑星に届け 少し動くのも 恐れてた日々 突き破り 紫の夜を越えていこう いくつもの光の粒 僕らも小さな ひとつずつ なぐさめで崩れるほどの ギリギリをくぐり抜けて 一緒にいて欲しい 遠くまで 潤み始めた目を開いて 紫色の夜を越えて |
Sandieスピッツ | スピッツ | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ・亀田誠治 | 初めて君に 出会った時から 僕の心は桃のようなカタチのまんまだよ しがみついてた 枝を離れて 抜け道はすぐそばにあるって教えてくれたっけ 違う世界があったから救われた 欲望とか悔しささえ 手に入れたし 虎の威を借るトイソルジャーたちに さよならして古ぼけた壁 どう壊そうかな 洒落てる仮面も 投げ捨てたけれど ぎこちない顔陽に晒して歌ってられるんです 違う世界を知ったから今日までも 明日からの自由な荒野も 楽しめそうさ しなやかでオリジナルなエナジーで 凍れる向かい風を受けて 駆け抜けてく 違う世界があったから救われた 叶いっこない夢をもう一度 描きちらして しなやかでオリジナルなエナジーで 新宿によく似てる魔境 駆け抜けてく 駆け抜けてく |
ときめきpart1スピッツ | スピッツ | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ・亀田誠治 | 会うたびに苦しくて でもまた会いたくなるよ カラクリはわかってんだ 素直になれないだけさ 泥まみれ 君が投げたボール 素手で受け止めて ときめいてる 初めて? 怖いくらい 幸せはいつだって 届かないものだと 塗りつぶした小さい夢を ちゃんと描くため 白いページ ゆっくりと開いてく 嫌われるのはヤだな いつしか無口になって 誰も気に留めないような 隙間にじっと隠れてた だけど恋して 後悔は少しもない 光を感じた ときめいてる はみ出て ヤバいくらい 無理にはしゃいだあと 坂を転がって 下から見上げた月に 願いを込めて かすれた声で Stand by Me歌ってる ときめいてる 初めて? 怖いくらい 幸せはいつだって 届かないものだと 塗りつぶした小さい夢を ちゃんと描くため 白いページ わくわく開いてく ときめいてる 初めて? 怖いくらい |
讃歌スピッツ | スピッツ | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ・亀田誠治 | 枯れてしまいそうな根の先に 柔らかい水を染み込ませて 「生きよう」と真顔で囁いて ライフが少しずつ戻るまで 無駄な でも愛すべき昔の話 聞かせてくれた日から 鳥のように 虫のように 風を受けて 時を紡ぐ 君のそばに いられるなら 強い雨も 砂嵐も 汚れながら 進んでいきたい 瞬く間の 悦びさえ 今は言える 永遠だと 勇気が誰かに利用されたり 無垢な言葉で落ち込んだり 弱い魂と刷り込まれ だけどやがて変わり行くこと 新しい 歌で洗い流す すべて迷いは消えたから 雪の中で 熱の中で 失わずに 目を開いてる 君のそばに いられるなら 白い暗闇 黒いシャングリラ 傷ついても 持ちこたえたら 二人だけの 小さい笑いすら 今は言える 永遠だと ラララ… 今は言える 永遠だと 今は言える 永遠だと |
めぐりめぐってスピッツ | スピッツ | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | 違う時に違う街で それぞれ生まれて 褒められてけなされて 笑ったし泣いたし たまには同じ星見上げたりしたかもね そして今めぐり逢えた 世界中のみんなを がっかりさせるためにずっと 頑張ってきた こんな夜に抱かれるとは思わず ひとつでも幸せをバカなりに掴めた デコポンの甘さみたいじゃん 君のために歌うことで 憧れに手が届くような 戯言かな 運命を蹴散らしてく 秘密のスタジオで じっくり作ったお楽しみ 予想通りにいかないけど それでもっとワクワク 守ってきた捻くれもちらりのぞかせて フリーハンドでめぐり逢えた 君のために歌うことで 未知の喜びに触れるような 大げさかな 概念を塗り替えてく 細い糸をたぐって 何度もめぐりめぐって 雨はあがり 光の中 違う時に違う街で それぞれ生まれて 褒められてけなされて 笑ったし泣いたし たまには同じ星見上げたりしたかもね そして今めぐり逢えた |