中島みゆき「寒水魚」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
悪女PLATINA LYLIC中島みゆきPLATINA LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆきマリコの部屋へ 電話をかけて 男と遊んでる芝居 続けてきたけれど あのこもわりと 忙しいようで そうそうつきあわせてもいられない  土曜でなけりゃ 映画も早い ホテルのロビーも いつまで居られるわけもない 帰れるあての あなたの部屋も 受話器をはずしたままね 話し中  悪女になるなら 月夜はおよしよ 素直になりすぎる 隠しておいた言葉がほろり こぼれてしまう 「行かないで」 悪女になるなら 裸足で夜明けの電車で泣いてから 涙 ぽろぽろ ぽろぽろ 流れて 涸れてから  女のつけぬ コロンを買って 深夜のサ店の鏡で うなじにつけたなら 夜明けを待って 一番電車 凍えて帰れば わざと捨てゼリフ  涙も捨てて 情も捨てて あなたが早く私に 愛想を尽かすまで あなたの隠す あの娘のもとへ あなたを早く 渡してしまうまで  悪女になるなら 月夜はおよしよ 素直になりすぎる 隠しておいた言葉がほろり こぼれてしまう 「行かないで」 悪女になるなら 裸足で夜明けの電車で泣いてから 涙 ぽろぽろ ぽろぽろ 流れて 涸れてから
傾斜GOLD LYLIC中島みゆきGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき傾斜10度の坂道を 腰の曲がった老婆が 少しずつのぼってゆく 紫色の風呂敷包みは また少しまた少し 重くなったようだ 彼女の自慢だった足は うすい草履の上で 横すべり横すべり のぼれども のぼれども どこへも着きはしない そんな気がしてくるようだ  冬から春へと坂を降り 夏から夜へと坂を降り 愛から冬へと人づたい のぼりの傾斜は けわしくなるばかり  としをとるのはステキなことです そうじゃないですか 忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですか 悲しい記憶の数ばかり 飽和の量より増えたなら 忘れるよりほかないじゃありませんか  息が苦しいのは きっと彼女が 出がけにしめた帯がきつすぎたのだろう 息子が彼女に邪険にするのは きっと彼女が女房に似ているからだろう あの子にどれだけやさしくしたかと 思い出すほど あの子は他人でもない みせつけがましいと言われて 抜きすぎた白髪の残りはあと少し  誰かの娘が坂を降り 誰かの女が坂を降り 愛から夜へと人づたい のぼりの傾斜は けわしくなるばかり  としをとるのはステキなことです そうじゃないですか 忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですか 悲しい記憶の数ばかり 飽和の量より増えたなら 忘れるよりほかないじゃありませんか  冬から春へと坂を降り 夏から夜へと坂を降り 愛から冬へと人づたい のぼりの傾斜は けわしくなるばかり  としをとるのはステキなことです そうじゃないですか 忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですか 悲しい記憶の数ばかり 飽和の量より増えたなら 忘れるよりほかないじゃありませんか
鳥になって中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき愛した人の数だけ 愛される人はいない 落ち葉の積もる窓辺はいつも 同じ場所と限るもの あなたがとうに昔を忘れたと思っていた 窓にうつった 私の影は とても だれかに似ていた  眠り薬をください 私にも 子供の国へ 帰れるくらい あなたのことも 私のことも 思い出せなくなりたい  流れる心まかせて 波にオールを離せば 悲しいだけの答が見える すれ違う舟が見える 誰も 眠りの中まで 嘘を持ってはゆけない 眠る額に 頬寄せたとき あなたは 彼女を呼んだ  眠り薬をください 私にも 子供の国へ 帰れるくらい 私は早く ここを去りたい できるなら 鳥になって  眠り薬をください 私にも 子供の国へ 帰れるくらい 私は早く ここを去りたい できるなら 鳥になって  私は早く ここを去りたい できるなら 鳥になって
捨てるほどの愛でいいから中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき夢でもいいから 嘘でもいいから どうぞふりむいて どうぞ気がついて あの人におくる愛に比べたら ほんの捨てるほどの愛でいいから  はじめから どうせこんなことじゃないかと 思っていたわ べつに涙を流すほどのことじゃない そうよ たぶん 愛を交わす人の一人もいない人には 見えなかった わたしの予感があたりね でも 気のつくのが遅いわ それがわたしの悪いところよ くり返し 一人の浜辺に打ちあげられるだけ わすれられて わすれられて さまよい揺れるだけ  夢でもいいから 嘘でもいいから どうぞふりむいて どうぞ気がついて あの人におくる愛に比べたら ほんの捨てるほどの愛でいいから  誰にでも やさしくし過ぎるのは あなたの 軽い癖でも わたしみたいな者には心にしみる はじめから いっそ冷たくされれば こんな夢も見ないわ いいえ それでも愛を待ちわびるかしら でも あなたの胸の中は あの人のためによせる愛で 満たされて わたしの姿は 波間に消えるだけ わすれられて わすれられて さまよい揺れるだけ  夢でもいいから 嘘でもいいから どうぞふりむいて どうぞ気がついて あの人におくる愛に比べたら ほんの捨てるほどの愛でいいから  夢でもいいから 嘘でもいいから どうぞふりむいて どうぞ気がついて あの人におくる愛に比べたら ほんの捨てるほどの愛でいいから  夢でもいいから 嘘でもいいから どうぞふりむいて どうぞ
B.G.M.中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆきあなたが留守と わかっていたから 嘘でつきとめた電話をかける だれかが出たら それであきらめる まちがい電話のふりをして 切るわ  カナリアみたいな声が受話器をひろう あの人の名前 呼び捨てに この賭けも 負け ね  淋しい歌を 歌ってたあなた だから ひとりだと思ってた私 電話の中で聞こえていたのは あの日に覚えた なつかしいメロディー  B.G.M.は 二人だけのとっておきのメロディー 知らずにいたのは私だけ いじわるね みんな  B.G.M.は 二人だけのとっておきのメロディー 知らずにいたのは私だけ いじわるね みんな
家出中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき家を出てきてくれないかと あなたは いうけれど 私 できればあなたのことを 誰かに褒めて欲しかった 何も持たず出て行こうと あなたは駅で待つ あなたの他はいらないけれど すこし さみしかった  夜は浅く 逃げる者には 足跡だらけの 月あかり 比べることが悲しいものも この世にあるよと月あかり  親を捨てて 君をとると あなたは誓うのね できれば私 あなたを産んだ人と ケンカしたかった 風は走る 風は走る いま来た道を抱き寄せる あなたがいれば すべてだけれど それでも 私 ふりかえる  ねぇ もう一度 言葉にしてよ 汽笛に消えぬように ねぇ もう一度 耳を貸してよ あなたを愛してる  夜は浅く 逃げる者には 足跡だらけの 月あかり ねぇ もう一度 耳を貸してよ あなたを 愛してる
時刻表中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき街頭インタヴューに答えて 私やさしい人が好きよと やさしくなれない女たちは答える 話しかけた若い司会者は またかとどこかで思いながら ぞんざいに次の歩行者をつかまえる 街角にたたずむ ポルノショーの看板持ちは爪を見る  きのう午後9時30分に そこの交差点を渡ってた 男のアリバイを証明できるかい あんなに目立ってた酔っぱらい 誰も顔は思い浮かばない ただ そいつが迷惑だったことだけしか たずね人の写真のポスターが 雨に打たれてゆれている  海を見たといっても テレビの中でだけ 今夜じゅうに行ってこれる海はどこだろう 人の流れの中で そっと時刻表を見上げる  満員電車で汗をかいて肩をぶつけてるサラリーマン ため息をつくなら ほかでついてくれ 君の落としたため息なのか 僕がついたため息だったか 誰も電車の中 わからなくなるから ほんの短い停電のように 淋しさが伝染する  誰が悪いのかを言いあてて どうすればいいかを書きたてて 評論家やカウンセラーは米を買う 迷える子羊は彼らほど賢い者はいないと思う あとをついてさえ行けば なんとかなると思う 見えることとそれができることは 別ものだよと米を買う  田舎からの手紙は 文字がまた細くなった 今夜じゅうに行ってこれる海はどこだろう 人の流れの中でそっと 時刻表を見上げる 人の流れの中でそっと 時刻表を見上げる
砂の船中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき誰か 僕を呼ぶ声がする 深い夜の 海の底から 目を 開ければ窓の外には のぞくように 傾いた月  僕はどこへゆくの夢を泳ぎ出て 夢を見ない国をたずねて いま 誰もいない夜の海を 砂の船がゆく  望むものは何ひとつない さがす人も 誰ひとりない 望むほどに 消える夢です さがすほどに 逃げる愛です  月は波に揺れて 幾百 幾千 古い熱い夢の数だけ いま 誰もいない夜の海を 砂の船がゆく  月は波に揺れて 幾百 幾千 古い熱い夢の数だけ いま 誰もいない夜の海を 砂の船がゆく いま 誰もいない夜の海を 砂の船がゆく ただ 誰もいない夜の海を 砂の船がゆく
歌姫GOLD LYLIC中島みゆきGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき淋しいなんて 口に出したら 誰もみんな うとましくて逃げだしてゆく 淋しくなんかないと笑えば 淋しい荷物 肩の上でなお重くなる せめてお前の歌を 安酒で飲みほせば 遠ざかる船のデッキに立つ自分が見える 歌姫 スカートの裾を 歌姫 潮風になげて 夢も哀しみも欲望も 歌い流してくれ  南へ帰る船に遅れた やせた水夫 ハーモニカを 吹き鳴らしてる 砂にまみれた錆びた玩具に やせた蝶々 蜜をさがし舞いおりている 握りこぶしの中にあるように見せた夢を 遠ざかる誰のために ふりかざせばいい 歌姫 スカートの裾を 歌姫 潮風になげて 夢も哀しみも欲望も 歌い流してくれ  男はいつも 嘘がうまいね 女よりも子供よりも 嘘がうまいね 女はいつも 嘘が好きだね 昨日よりも明日よりも 嘘が好きだね せめておまえの歌を安酒で飲みほせば 遠ざかる船のデッキに たたずむ気がする 歌姫 スカートの裾を 歌姫 潮風になげて 夢も哀しみも欲望も 歌い流してくれ  握りこぶしの中にあるように見せた夢を もう二年 もう十年 忘れすてるまで 歌姫 スカートの裾を 歌姫 潮風になげて 夢も哀しみも欲望も 歌い流してくれ 
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