kemu作曲の歌詞一覧リスト 33曲中 1-33曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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花呼ぶ声Kemu feat. 夢ノ結唱 POPY×夢ノ結唱 ROSE | Kemu feat. 夢ノ結唱 POPY×夢ノ結唱 ROSE | kemu | kemu | kemu | 僕には歌う価値が なかった 僕には時代が 聴こえなかった 僕は全然 特別ではなかった 僕には大人が 分からなかった 僕の幸せは 変わっていた 僕なりの永遠を 遺したかった 相応しい ストーリーなんて なくて 行くあても とうに とうに なくて 最初の最後は 君の声だった 君の声だった この世界は どんなメロディ? 分からない 分からないよ 諦めた 夜の香り ひらかない 花 君だけに打ち明けるよ 僕はこの世界が怖い それでもやっと 口ずさんだ みじめな今を 君が歌った 歌った 歌った 奇跡のように 綺麗だったんだ 明日は 僕の癖を話して 明後日は 僕の夢を語って 明明後日は 僕の呪いを ちゃんと伝えよう 完璧で不健康な部屋で 君が風邪を引かないように 一寸ずつ 街を許さなくちゃいけない きっと まだまだ 時間はかかるよ 泣き暮らすのは もうやめるよ それは なんでって 君に逢えたんだ 君に逢えたんだ この世界は どんなメロディ? 分からない 分かりたいよ 諦めた 夜の香り ひらきたい 花 この世界が どうだろうと 君がしゃんと 咲けるように 見つけ出してやるんだ メロディ 美しく在れ 君だけに打ち明けるよ 僕はこの世界が怖い それでもやっと 口ずさんだ わずかな今を 君は歌った 歌った 歌った 永遠なら ここにあったんだ ここにあったんだ |
地球最後の告白を神田沙也加 | 神田沙也加 | kemu | kemu | そして 君が知らずに 幸せな灰になった後で 僕は今更 君が好きだって 「大人になりたくないよ」 なんて大人ぶってさ 駆けた少年の日 どうやら僕に訪れた悪戯は 相当タチの悪い不老不死のおせっかい 神様ステキなプレゼントをありがとう なんて到底的外れな 幼い冗談の奥に 大事に隠した 片思いは察してくれないんだ 追い越してく 戻れない憧憬 好きな人に さよならを いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに 恋なんて呼ぶには 穢れすぎてしまったよ そして 君が知らずに 幸せな灰になった後で 僕は今更 君が好きだったって気付いたよ 百年前の同じ日に君のおばあちゃんは 同じ事を言ったんだ 君の孫の曾孫のその最期に 僕はまた一人になる 移ろってく メトロポリスと 君の名に花束を いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに 恋なんて呼ぶには 穢れすぎてしまったね そして 血が流れて 世界が灰になった後で 僕は今でも ふいに君を思い出すんだ 誰もいない 枯れた世界で 悪戯の 意味を知ったよ 臆病 でも今なら言えるんだ 地球最後の告白を いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに 恋なんて呼ぶには 遠回りしすぎたよ そして 何もかもが 手遅れの灰になった後で 僕は今更 君が好きだって 君が好きだったって言えたよ | |
敗北の少年+α/あるふぁきゅん。 | +α/あるふぁきゅん。 | kemu | kemu | Akki | ぶつかって 逃げ込んで 僕はいつしか ここに立ってた 誰もが憧れる ヒーローに なりたくて でもなれなくて これぐらいじゃ 届かないこと 分かっていたのに 敗北の少年 現実を謳え あんな風に 空は飛べやしないんだ こんな夜に 意味があるなら 僕らは 地を這う 耳鳴りが こだまして 僕に 奇跡が問いかけるんだ 「君の夢 憧れたヒーローに 今すぐ させてあげよう」 飴みたいに 差し伸べられたって 嬉しくないんだ 敗北の少年 存在を謳え 君みたいに 眩しくはなれないけど こんな夜に 意味があるなら 僕らは 地を這う まだ地を這う 鼓動を知って 息を吸い込んで 「僕は遠慮するよ」 敗北の 敗北の少年 平凡を謳え あいにくと 神は信じないタチで すれ違いの 物語よ さよなら 敗北の少年 現実を謳え 僕らは泥を這い蹲るもの こんな夜も 愛しいから 僕らは地を這う ただ地を這う |
六兆年と一夜物語Leo/need | Leo/need | kemu | kemu | 名も無い時代の集落の 名も無い幼い少年の 誰も知らない おとぎばなし 産まれついた時から 忌み子 鬼の子として その身に余る 罰を受けた 悲しい事は 何も無いけど 夕焼け小焼け 手を引かれてさ 知らない知らない僕は何も知らない 叱られた後のやさしさも 雨上がりの手の温もりも でも本当は本当は本当は本当に寒いんだ 死なない死なない僕は何で死なない? 夢のひとつも見れないくせに 誰も知らない おとぎばなしは 夕焼けの中に吸い込まれて 消えてった 吐き出す様な暴力と 蔑んだ目の毎日に 君はいつしか そこに立ってた 話しかけちゃだめなのに 「君の名前が知りたいな」 ごめんね 名前も 舌も無いんだ 僕の居場所は 何処にも無いのに 「一緒に帰ろう」 手を引かれてさ 知らない知らない僕は何も知らない 君はもう子供じゃないことも 慣れない 他人(ひと)の 手の温もりは ただ本当に本当に本当に本当のことなんだ やめないやめない君は何でやめない? 見つかれば殺されちゃうくせに 雨上がりに 忌み子がふたり 夕焼けの中に吸い込まれて 消えてった 日が暮れて夜が明けて 遊び疲れて捕まって こんな世界 僕と君以外 皆いなくなれば いいのにな 皆いなくなれば いいのにな 知らない知らない声が聞こえてさ 僕と君以外の全人類 抗う間もなく 手を引かれてさ 夕焼けの中に吸い込まれて 消えてった 知らない知らない僕は何も知らない これからのことも 君の名も 今は 今はこれでいいんだと ただ本当に本当に本当に本当に思うんだ 知らない知らない あの耳鳴りは 夕焼けの中に吸い込まれて消えてった | |
地球最後の告白をMORE MORE JUMP! | MORE MORE JUMP! | kemu | kemu | そして 君が知らずに 幸せな灰になった後で 僕は今更 君が好きだって 「大人になりたくないよ」 なんて大人ぶってさ 駆けた少年の日 どうやら僕に訪れた悪戯は 相当タチの悪い不老不死のおせっかい 神様ステキなプレゼントをありがとう なんて到底的外れな 幼い冗談の奥に 大事に隠した 片思いは察してくれないんだ 追い越してく 戻れない憧憬 好きな人に さよならを いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに 恋なんて呼ぶには 穢れすぎてしまったよ そして 君が知らずに 幸せな灰になった後で 僕は今更 君が好きだったって気付いたよ 百年前の同じ日に君のおばあちゃんは 同じ事を言ったんだ 君の孫の曾孫のその最期に 僕はまた一人になる 移ろってく メトロポリスと 君の名に花束を いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに 恋なんて呼ぶには 穢れすぎてしまったね そして 血が流れて 世界が灰になった後で 僕は今でも ふいに君を思い出すんだ 誰もいない 枯れた世界で 悪戯の 意味を知ったよ 臆病 でも今なら言えるんだ 地球最後の告白を いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに 恋なんて呼ぶには 遠回りしすぎたよ そして 何もかもが 手遅れの灰になった後で 僕は今更 君が好きだって 君が好きだったって言えたよ | |
六兆年と一夜物語鹿乃 | 鹿乃 | kemu | kemu | 佐藤豊 | 名もない時代の集落の 名もない幼い少年の 誰も知らないおとぎばなし 産まれついた時から 忌み子 鬼の子として その身に余る 罰を受けた 悲しいことは何も無いけど 夕焼け小焼け 手を引かれてさ 知らない知らない 僕は何も知らない 叱られた後のやさしさも 雨上がりの手の温もりも でも本当は本当は本当は本当に寒いんだ 死なない死なない 僕は何で死なない? 夢のひとつも見れないくせに 誰も知らないおとぎばなしは 夕焼けの中に吸い込まれて消えてった 吐き出すような暴力と 蔑んだ目の毎日に 君はいつしかそこに立ってた 話しかけちゃだめなのに 「君の名前が知りたいな」 ごめんね名前も舌も無いんだ 僕の居場所は 何処にも無いのに 「一緒に帰ろう」 手を引かれてさ 知らない知らない 僕は何も知らない 君はもう子供じゃないことも 慣れない他人の手の温もりは ただ本当に本当に本当に本当のことなんだ やめないやめない 君は何でやめない? 見つかれば殺されちゃうくせに 雨上がりに忌み子が二人 夕焼けの中に吸い込まれて消えてった 日が暮れて 夜が明けて 遊び疲れて 捕まって こんな世界僕と君以外 皆いなくなればいいのにな 皆いなくなればいいのにな 知らない知らない声が聞こえてさ 僕と君以外の全人類 抗う間もなく手を引かれてさ 夕焼けの中に吸い込まれて消えてった 知らない知らない 僕は何も知らない これからのことも君の名も 今は今はこれでいいんだと ただ本当に本当に本当に本当に思うんだ 知らない知らない あの耳鳴りは 夕焼けの中に吸い込まれて消えてった |
拝啓ドッペルゲンガーTOUYU | TOUYU | kemu | kemu | 「どうもこんにちは 君の分身です」 何の冗談か 目を擦ってみる 影が二つ伸びて そしてまた幕は上がる 「もう一人自分が居たらとあなたは言いました」 「そんな真摯な願いが僕を呼んだのさ」 そりゃ願ったとも 艱難辛苦全ての代行者(エージェント) 過程はいいから結果を下さい 無意味で無意義な代償 ねえこんな事より大事なことがあるんだよ いいだろ 「ええやりますやります何でもやります僕は君の分身です」 含み笑いで救済者(メサイア)は謂う 拝啓ドッペルゲンガー君は 君は誰? 嗚呼 混濁と交差して 僕は誰? ねえ有りもしない#0と#1 証明の根拠なんて何処にも 拝啓ドッペルゲンガー誰は 誰は君? 蝕まれた存在に 世界は気付かないね 鳴り止まない 醒め止まない奇跡の輪廻が 狂った正解を染め上げてルンパッパ どうも様子がおかしい月曜日 一つ二つと崩れゆく辻褄が 僕を猜疑する「お前は一体誰だ」と ちょっと待って 知らない昨日 知りもしない言葉 そうやっていつの間にやら 影は溶けゆく 僕は何なんだろう ねえどうか存在を返して 「生憎様だがこっちはこっちで随分心地が良くて」 「もうあなたの居場所は此処にはない事分かってるんでしょ」 「ねえ奪われたんなら奪えばいいだろ 今度はお前の番だから」 含み笑いで侵略者(インベーダー)は謂う 拝啓ドッペルゲンガー君は 君は誰? 嗚呼 混濁と交差して 僕は誰? まあ そりゃそうか そうだよな 命の椅子は一つだけ 拝啓ドッペルゲンガー誰は 誰は君? 零れ落ちた一粒 乾き果てる前に 誰でもいい 何でもいい 器を下さい 狂った正解が染め上げてルンパッパ (Pray)それはずうっと続くヒトの業の連鎖 (Pain)委ねあって許しあって 満たされ往く 欠けたピース 無価値のペイン 冀望また愛も 託し合って生まれ替わるイニシエイション 「僕のほうがちゃんと君を生きてやるから」 「君も次の誰か ちゃんと救わなくちゃ」 「もう分かってんだろ 何をすればいいかさ」 どうか誰か僕に奇跡をくれよ 「拝啓ドッペルゲンガー君は 君は誰?」 嗚呼 混濁と交差して 僕は誰? もう止まらない 戻れない どうもこんにちは 君の 拝啓ドッペルゲンガーそれは それは僕 蝕まれた存在に 世界が気付こうが もう鳴り止まない 醒め止まない奇跡の輪廻が 狂った正解を染め上げるさ 上手くやれよ ルンパッパ 「どうもこんにちは 君の分身です」 | |
敗北の少年PENGUIN RESEARCH | PENGUIN RESEARCH | kemu | kemu | kemu・PENGUIN RESEARCH・堀江晶太 | ぶつかって 逃げ込んで 僕はいつしか ここに立ってた 誰もが憧れる ヒーローに なりたくて でもなれなくて これぐらいじゃ 届かないこと 分かっていたのに 敗北の少年 現実を謳(うた)え あんな風に空は飛べやしないんだ こんな夜に 意味があるなら 僕らは地を這(は)う 耳鳴りが こだまして 僕に 奇跡が 問いかけるんだ 「君の夢 憧れたヒーローに 今すぐ させてあげよう」 飴みたいに 差し伸べられたって 嬉しくないんだ 敗北の少年 存在を謳(うた)え 君みたいに眩しくはなれないけど こんな夜に 意味があるなら 僕らは地を這(は)う まだ地を這(は)う 鼓動を知って 息を吸い込んで 「僕は遠慮するよ」 敗北の 敗北の少年 平凡を謳(うた)え あいにくと神は信じないタチで すれ違いの 物語よ さよなら 敗北の少年 現実を謳(うた)え 僕らは泥を這(は)い蹲(つくば)るもの こんな夜も 愛しいから 僕らは地を這(は)う ただ地を這(は)う |
地球最後の告白を和楽器バンド | 和楽器バンド | kemu | kemu | そして君が知らずに 幸せな灰になった後で 僕は今更 君が好きだって 「大人になりたくないよ」なんて大人ぶってさ 駆けた 少年の日 どうやら僕に訪れた 悪戯は 相当タチの悪い 不老不死のおせっかい 神様ステキな プレゼントをありがとう なんて 到底 的外れな 幼い冗談の奥に 大事に隠した 片思いは 察してくれないんだ 追い越してく 戻れない憧憬 好きな人に さよならを いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに 恋なんて呼ぶには 穢れすぎてしまったよ そして 君が知らずに 幸せな灰になった後で 僕は今更 君が好きだったって気付いたよ 百年前の同じ日に 君のおばあちゃんは 同じ事を言ったんだ 君の孫の曾孫の その最期に 僕はまた一人になる 移ろってく メトロポリスと 君の名に 花束を いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに 恋なんて呼ぶには 穢れすぎてしまったね そして 血が流れて 世界が灰になった後で 僕は今でも ふいに君を思い出すんだ 誰もいない 枯れた世界で 悪戯の 意味を知ったよ 臆病 でも今なら言えるんだ 地球最後の 告白を いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに 恋なんて呼ぶには 遠回りしすぎたよ そして 何もかもが 手遅れの灰になった後で 僕は今更 君が好きだって 君が好きだったって言えたよ | |
敗北の少年ヲタみん | ヲタみん | kemu | kemu | 二木元太郎 | ぶつかって 逃げ込んで 僕はいつしか ここに立ってた 誰もが憧れる ヒーローに なりたくて でもなれなくて これぐらいじゃ 届かないこと 分かっていたのに 敗北の少年 現実を謳(うた)え あんな風に空は飛べやしないんだ こんな夜に 意味があるなら 僕らは地を這(は)う 耳鳴りが こだまして 僕に 奇跡が 問いかけるんだ 「君の夢 憧れたヒーローに 今すぐ させてあげよう」 飴みたいに 差し伸べられたって 嬉しくないんだ 敗北の少年 存在を謳(うた)え 君みたいに眩しくはなれないけど こんな夜に 意味があるなら 僕らは地を這(は)う まだ地を這(は)う 鼓動を知って 息を吸い込んで 「僕は遠慮するよ」 敗北の 敗北の少年 平凡を謳(うた)え あいにくと神は信じないタチで すれ違いの 物語よ さよなら 敗北の少年 現実を謳(うた)え 僕らは泥を這(は)い蹲(つくば)るもの こんな夜も 愛しいから 僕らは地を這(は)う ただ地を這(は)う |
六兆年と一夜物語和楽器バンド | 和楽器バンド | kemu | kemu | 名も無い時代の集落の 名も無い幼い少年の 誰も知らない おとぎばなし 産まれついた時から 忌み子鬼の子として その身に余る 罰を受けた 悲しい事は 何も無いけど 夕焼け小焼け 手を引かれてさ 知らない知らない 僕は何も知らない 叱られた後のやさしさも 雨上がりの手の温もりも でも本当は本当は本当は本当に寒いんだ 死なない死なない 僕は何で死なない? 夢のひとつも見れないくせに 誰も知らない おとぎばなしは 夕焼けの中に吸い込まれて消えてった 吐き出す様な暴力と 蔑んだ目の毎日に 君はいつしか そこに立ってた 話しかけちゃだめなのに「君の名前が知りたいな」 ごめんね名前も舌も無いんだ 僕の居場所は 何処にも無いのに 「一緒に帰ろう」手を引かれてさ 知らない知らない 僕は何も知らない 君はもう子供じゃないことも 慣れない他人(ひと)の手の温もりは ただ本当に本当に本当に本当のことなんだ やめないやめない 君は何でやめない? 見つかれば殺されちゃうくせに 雨上がりに忌み子がふたり 夕焼けの中に吸い込まれて消えてった 日が暮れて夜が明けて 遊び疲れて捕まって こんな世界僕と君以外 皆いなくなればいいのにな 皆いなくなればいいのにな 知らない知らない声が聞こえてさ 僕と君以外の全人類 抗う間もなく手を引かれてさ 夕焼けの中に吸い込まれて消えてった 知らない知らない 僕は何も知らない これからのことも君の名も 今は今はこれでいいんだと ただ本当に本当に本当に本当に思うんだ 知らない知らない あの耳鳴りは 夕焼けの中に吸い込まれて消えてった | |
人生リセットボタンKEMU VOXX | KEMU VOXX | kemu | kemu | 目が覚めたら 人生リセットボタンが そこに転がってた 目眩 目眩 象る 念願の 強くてニューゲーム ネコちゃんワンちゃん出ておいで 明日は素敵な参観日 無敵の天才神童は中二で朽ち果てた ダメダメこんな人生 累計これまで何百年? ネバーランドの囚人に 課された極上の終身刑 ショート寸前カイバ先生 掻き毟(むし)った手を睨め どうせどうせ やり直し 人生リセットボタン 目が覚めたら 人生リセットボタンが そこに転がってた ほらほら 盲目 甘い汁 冗談はほどほどに 愛想も怨嗟(えんさ)も過食気味 加減を知らないボキャブラリ 三千回目の告白も『タイプじゃないんです』 ダメダメこんな人生 累計これまで何千年? ネバーランドの囚人も 昔は確かに笑えたんだ ワープ寸前カイバ先生 先回って受け止めて どうせどうせ やり直し 人生リセットボタン ブラフの上にも三千年 その手に乗るかと三億年 将来の夢は何だっけ? わばばばばばば ダメダメ そんな人生 耳鳴りが 邪魔するんだ ああ、誰かしらそうやって 叱ってくれればよかったんだ ダメダメ こんな人生 累計これまで何兆年? 寒い寒い 近寄んないで 答えが喉まで来ているんだ カイバ先生カイバ先生 掻き毟った手の中に 見っけちゃった 見っけちゃった 六兆五千三百十二万四千七百十年の 果て 果てに飛び込んだんだ 午前5時始発の終着点 カイバ先生カイバ先生 僕のいない世界こそ きっときっと答えと 思ったが どうでしょうね? | |
カミサマネジマキKEMU VOXX | KEMU VOXX | kemu | kemu | 天才学者は閃いた 人類全ての願いを 消化する装置を作れば 平和な世界になるのでは ボイコット状態 全知全能 果実の香りにつられて 機械仕掛けのカミサマ はめ込んで出来上がり ほらほら見てみて大発明 願いを全部叶える新商品 欲望全開 争奪戦 むき出しの現実 迫る群衆 あれあれこんなはずじゃ ぐにゃりカミサマネジマキ 果実が甘すぎたようで 堰を切って溢れた願いは正直 あらあら何とまあ ねえ 「こんな筈じゃ」なんて絶対 泣きついたって聞いちゃくれない 退っ引きならない お前のせいだよ カタストロフィ 欲望 願望 塗れで 泥沼這いずるミラクル 消したり 透けたり 予知したり リセットしたりのルンパッパ 「責任転嫁でカタ付けよう」 伝播 伝播 対処法 やり玉に上がる役は当然 開発者のこの僕だ ほらほら見てみて大悪党 奇跡で人を狂わす冒涜者 大衆心理の総力戦 貧血の憧憬 迫る群衆 あれあれこんなはずじゃ ぐにゃりカミサマネジマキ 果実が甘すぎたようで こぼれ切って掬ってまた注いで 何がしたいんだか ねえ 「信じてたのに」なんて 信じやしないでしょう 退っ引きならない 僕のせいですか カタストロフィ やり直せるならそうするさ いなくなれるものならそうするさ こんな事になるなんて分かってりゃ 何も無い世界もきっと 今よりずっと尊くて 愛しいのに ぐにゃりカミサマネジマキ 世界の餌になる前に 機械仕掛けのその手で 僕を殺して ただ もっと素敵な三次元を 夢見ただけなのに 届かない カミサマネジマキ 果実が甘すぎたようで 僕は付き合いきれない 皆様どうかお元気で また 未来(こんど)の標的 少年へ 冗談と甘い汁は ほどほどに それではさよなら またいつか | |
君にモテたいKEMU VOXX | KEMU VOXX | kemu | kemu | 人生一度はモテたりするとか あの頃の僕らは純粋そのもので 気付けば置いてけぼり 見た目が良ければ もうちょっと見た目が 特筆すべきは剛毛チヂレ髪 風呂上がりは幻影 ああ神様 三組の吉田くんの髪質が 僕の理想なので 目が覚めたら 生え変わってますように 翌朝奇跡は僕らに訪れ 念願の直毛 サラサラキューティクル まるで女子のそれ並 ああ神様 こんなにもクシ通りの良い 朝が僕に巡るなんて おまけに脇毛も ストレート モテたいモテたい 僕君にモテたい 風になびく前髪かきわけて なのになのに 君は苦笑い 筆舌に尽くし難し あれから一晩鏡を見つめて 言われてみれば髪型と体格が あまりにアンバランス 三組の吉田くんはまさかの好評 「強めのパーマも似合うね流石だね」 スリムマッチョ故でしょう ああ神様 一組の小池くんの体格が大変 眩しいのです あのプルプル弾む胸筋 モテたいモテたい 僕君にモテたい さりげなく二の腕をちらつかせ なのになのに 君は呆れ顔 筆舌に尽くし難し モテたいモテたい でも君にモテない そういや他の子にも まるでモテない 「冴えない頃の君が好きでした」 今更そんな事を言われてさ やがて気付くこのマッチョロン毛は まるで売れないメタラー まるで売れないメタラー | |
モップヒロイズムKEMU VOXX | KEMU VOXX | kemu | kemu | 放課後居残り掃除で ひとりモップ片手に妄想 世界がひっくり返るぐらいの 由々しき大事件が ここで起きればいいな 窓の向こう 騒がしさに ふと身を乗り出したらさ 悪の大王が 降臨してた テスト前の 火曜日の真ん中に この右手にモップ 立ち向かえ少年 「君は伝説の勇者」語る老人 まばゆいほどにモップ 冗談みたいな事態は どうやらさっきの僕が 望んでた夢みたいだ 「あいつにはモップ以外 一切の攻撃は効かないわ」 真面目な委員長 真面目な台詞 ちょっと笑いそうになって飲み込んだ この右手にモップ 振りかざして声援 「濡らした方が効果的」語る老人 切ないぐらいにモップ 都合の良い解釈で 世界は着色されてって ぐちゃぐちゃ この右手にモップ 左手にもモップ 老人が分裂増殖して 魔王はどっか行った 右膝にもモップ 百億の老人 どうやらここらへんが 想像の限界みたいだ | |
タイムマシンと入道雲KEMU VOXX | KEMU VOXX | kemu | kemu | タイムマシン 十九歳の夏 あの日 君に言えなかったマボロシは 何て事無い もしもの話 心残りと 言えばたぶんきっと 戻れるのならちょっと こそばゆい青春 好きな子がいたのも当たり前なら 好きって言えなかったのも ねえ そんなもの? タイムマシン 十九歳の夏 あの日 君に言えなかったマボロシに 今さら 本気で恋をして タイムマシン 夜を超えて ヒロインになれなかった私をさ 夢でいいから その気にさせて 何の冗談か 叶えられたようで 巻き戻ったんだ 例の十九歳の夏にさ 記憶は存外に 色褪せないもので 君は想像と さして大差ない身長 覚悟も出来てるし 願ったりなチャンス なのにやっぱり おんなじ台詞 なぞるんだ タイムマシン 十九歳の夏 あの日 君に言えなかったマボロシは 今でも どうせ言えないんだ タイムマシン 夜を超えて おとぎ話みたいに きれいな 夢がいいやと 今更思ったんだ 知らない 誰かに恋をして ねえどうか 幸せに お元気で タイムマシン 十九歳の夏 入道雲が真っ赤に染まってく 本当に素敵な恋でした タイムマシン 十九歳の夏 あの日 君に言えなかったマボロシは 蜃気楼 さよなら夏の日 タイムマシン 夜を超えて 別々の恋を選んだ君は どんな素敵な大人になったの? | |
六兆年と一夜物語KEMU VOXX | KEMU VOXX | kemu | kemu | 名も無い時代の集落の 名も無い幼い少年の 誰も知らない おとぎばなし 産まれついた時から 忌み子 鬼の子として その身に余る 罰を受けた 悲しい事は 何も無いけど 夕焼け小焼け 手を引かれてさ 知らない知らない僕は何も知らない 叱られた後のやさしさも 雨上がりの手の温もりも でも本当は本当は本当は本当に寒いんだ 死なない死なない僕は何で死なない? 夢のひとつも見れないくせに 誰も知らない おとぎばなしは 夕焼けの中に吸い込まれて 消えてった 吐き出す様な暴力と 蔑んだ目の毎日に 君はいつしか そこに立ってた 話しかけちゃだめなのに 「君の名前が知りたいな」 ごめんね 名前も 舌も無いんだ 僕の居場所は 何処にも無いのに 「一緒に帰ろう」 手を引かれてさ 知らない知らない僕は何も知らない 君はもう子供じゃないことも 慣れない 他人の 手の温もりは ただ本当に本当に本当に本当のことなんだ やめないやめない君は何でやめない? 見つかれば殺されちゃうくせに 雨上がりに 忌み子がふたり 夕焼けの中に吸い込まれて 消えてった 日が暮れて夜が明けて 遊び疲れて捕まって こんな世界 僕と君以外 皆いなくなれば いいのにな 皆いなくなれば いいのにな 知らない知らない声が聞こえてさ 僕と君以外の全人類 抗う間もなく 手を引かれてさ 夕焼けの中に吸い込まれて 消えてった 知らない知らない僕は何も知らない これからのことも 君の名も 今は 今はこれでいいんだと ただ本当に本当に本当に本当に思うんだ 知らない知らない あの耳鳴りは 夕焼けの中に吸い込まれて消えてった | |
ぼくらの報復政策KEMU VOXX | KEMU VOXX | kemu | kemu | 人一倍の負け嫌いでさ やられたらやり返して いつの間にか仕返しは 全部神様の仕業 Eye for an eye 完全報復の証明 泣いたって 金輪際も無い もう無い Eye for an eye 完全報復の証明 泣いたって 金輪際も無い あいつを 壊して それから 奇跡は やがて 繰り返して 愛しい夜明けが 何処かにあるはず 明日もよろしく 目障りな連中 報復制裁 良い眺めね あの子を見殺しにした イカサマ野郎も憎いな Tooth for a tooth 感情征服の対価 泣いたって 金輪際も無い もう無い Tooth for a tooth 感情征服の対価 泣いたって 金輪際も無い あいつを 壊して それでも 誰かが また ぶり返して 愛しい夜明けが 確かにあるはず 明日もよろしく 報復政策 壊して 許して あいつを 壊して それから それから 誰もいなくなって 愛しい夜明けが 何処かにあるはず きっと あと少し 夢見た世界は きれいで きれいで 優しい人ばかり 愛しい夜明けが 何処かにあるはず これは正義に依る 報復政策 | |
独白KEMU VOXX | KEMU VOXX | kemu | kemu | ねえ 時が過ぎて 僕がいなくなった後で よく似た人を 街角なんかで もし見かけたら ねえ 星屑より 届かない距離だから 悪い夢とか 気のせいにして 思い出を ほどかないで 「僕は元気にやっています」 しょせん透明の僕には 嘘の一つだって 君に言えなくて ねえ 明日晴れたら また君は来るのかな よかったら顔を出してよ 偶然でも 嬉しいから ねえ 僕のいないまま また春が巡ってさ 素敵な大人になった 君にはとても言えない独白 | |
インビジブルKEMU VOXX | KEMU VOXX | kemu | kemu | とんでもない現象 どうやら透明人間になりました 万々歳は飲み込んで ああでもないこうでもない原因推測をぶちまけて 一つ覚えで悪かったね まあしょうがない しょうがない 防衛本能はシタタカに 煙たい倫理は置いといて あんなこと そんなこと煩悩妄執もハツラツと 聞きたくなかった陰口と 焼き付いたキスシーン リセットは別の話 もう頭が痛いよ 大嫌い嫌い嫌いな僕が 見えてますかルンパッパ 知らん知らん顔して 凭れるナナメが欲しいだけ 楽観 楽観 達観 楽観 達観 楽観視 僕は透明人間 見えないクセして 世迷い言垂れても意味ないじゃん 混濁とコンタクト コンダクターこんな僕を導いて セルカークばりの粋なシチュエイション ああでもないこうでもない あんなことこんなこと もう沢山 つべこべ排他的感情論 どうやら一方通行のお友達は膠もなく 随分大胆な夜遊びね 世界一無害で尚且つ傍若無人なゴミにはなれたでしょう そこに僕がいない事 誰も気づいちゃいないでしょう そもそもいない方が 当たり前でしたね 大嫌い嫌い嫌いな僕を 覚えてますかルンパッパ 知らん知らん顔して 楽しく生きるのやめてくんない? 楽観 楽観 達観 楽観 達観 楽観視 僕は透明人間 爪噛む悪いクセ 今更止めても意味ないじゃん 大往生を前にして しゃがれた老父は笑ってた そうかそうか道理で ひとりじゃ笑えない 大嫌い嫌い嫌いな僕が 張り裂けてルンパッパ 届かない戯れ言 内緒の悪口ありがとう 大嫌い嫌い嫌いな僕を どうか忘れないで ごめんね それでも 端っこでいいから座らせて 交差点 人ごみの真ん中を急ぐサラリーマンが すれ違いざま いま 半身で確かに避けたんだ いま ぼくはここに | |
リンカーネイションKEMU VOXX | KEMU VOXX | kemu | kemu | 曇天の大都市に 耳鳴りがぱちり 願ったり 縋った覚えなど無いけど 大事変混沌の立役者 演者 記憶とさ傍迷惑の継承 汚れてしまった世界で 止まない雨に嗤ったり 灰に変わった世界で 確か 有限を夢見たんだ 最終走者(アンカー)は走る 結末へと 終わりにしようか ここらでさ たった一度のイレギュラー 少年は完全を拒んだ 奇跡も何も無い世界で ブラウン管の夢を見れたなら なんて素敵な事でしょう 神は今 標的と為る 転生神童の解答や如何に 今更平凡に恋焦がれたり 交差点 喧噪に少年がぽつり 何卒 後は宜しくと 二人ぼっちの世界で 最後に手にした林檎は たいそう調味料の味がして 愛しく思えたんだ 最終走者(アンカー)は走る 結末へと 主役の残骸を 踏みつけて 地球最後のチャンスは 存外無責任に託された 奇跡も何も無い世界で おとぎ話だって嗤えたら なんて素敵な事でしょう 神は今 標的と為る 泥沼掻いて網にかかって 祭り上げんだ 天才偶像 どの道寒い延命処置で イキがれなんてさ もう嫌だ カミサマずっと一人でさ 出来っこ無い理想(ゆめ)を追いかけて 馬鹿な僕らにゃそもそも 飴は いらないんだ 最終走者(アンカー)は走る 結末へと 終わりにしようか ここらでさ 夢を見るため僕らは 夢の無い世界を望んだ 奇跡の匣が無い世界で それなりに生きて死ねたなら なんて素敵な事でしょう 神は最終章の今 標的と偽る | |
地球最後の告白をKEMU VOXX | KEMU VOXX | kemu | kemu | そして 君が知らずに 幸せな灰になった後で 僕は今更 君が好きだって 「大人になりたくないよ」 なんて大人ぶってさ 駆けた少年の日 どうやら僕に訪れた悪戯は 相当タチの悪い不老不死のおせっかい 神様ステキなプレゼントをありがとう なんて到底的外れな 幼い冗談の奥に 大事に隠した 片思いは察してくれないんだ 追い越してく 戻れない憧憬 好きな人に さよならを いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに 恋なんて呼ぶには 穢れすぎてしまったよ そして 君が知らずに 幸せな灰になった後で 僕は今更 君が好きだったって気付いたよ 百年前の同じ日に君のおばあちゃんは 同じ事を言ったんだ 君の孫の曾孫のその最期に 僕はまた一人になる 移ろってく メトロポリスと 君の名に花束を いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに 恋なんて呼ぶには 穢れすぎてしまったね そして 血が流れて 世界が灰になった後で 僕は今でも ふいに君を思い出すんだ 誰もいない 枯れた世界で 悪戯の 意味を知ったよ 臆病 でも今なら言えるんだ 地球最後の告白を いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに 恋なんて呼ぶには 遠回りしすぎたよ そして 何もかもが 手遅れの灰になった後で 僕は今更 君が好きだって 君が好きだったって言えたよ | |
天才シンガー凡才シンガーKEMU VOXX | KEMU VOXX | kemu | kemu | ギター片手に駅前公演 皮肉混じりの恋愛哀歌を 鳴かず飛ばずの凡才シンガー 今日も一人がなってます 期待外れの上京生活 ちょっと夢見たアーティスト気取り どうかサビまで聴いてよ ねえねえ イカす曲だから 醒めないベタな願望 売れて売れて 好きだと言ってよリスナー 冗談みたいに言うもんだ 「ねえ 君を人気にしてあげる」 なら 是非 ほら今すぐ 天才シンガー 夢のうたかた 紡ぐ紡ぐ歌は軒並み 電波に乗って時代に乗って 大漁ね 天才シンガー なのにどうして つまらんはずの 売れない歌が 頭の中で ぐるぐる回る 世界を股に 天才シンガー やって来ました全国流通 これは売れます byプロデューサー ちょっと疲れた業界空気 たまの休みに息抜き ギター片手に駅前公演 昔懐かし凡才ソングを がなれがなれと息吸い込めど 思い出せなくて くだらん筈のバラードは 君が好きって言った最後のナンバー 売れない地味な音楽は もう今更 歌う権利は どうやら無い様です 天才シンガー 夢のうたかた 紡ぐ紡ぐ流行前線 ジャージを穿けばこれがオシャレの 最先端 天才シンガー なのにどうして 君は君は首を傾げ レトルト食品頬張るように 聴き流された 天才シンガー 天才シンガー 夢のうたかた 紡ぐ紡ぐ 社会現象 子供の頃に憧れたのは なんだっけな 天才シンガー 今更ながら くだらんはずの 売れない歌が あの日の君が あの日の君が ぐるぐる回る 天才シンガー 就職活動 始めなくちゃなあ ギター片手に駅前公演 皮肉混じりの恋愛哀歌を 鳴かず飛ばずの凡才シンガー 今日も一人がなってます | |
期末試験の帝王KEMU VOXX | KEMU VOXX | kemu | kemu | 運命の三年 期末試験の最終科目で 残り三分と無慈悲な担任よ 凄惨な答案と完全敗北の山勘 ここで落とせば さらば夏休み 隣の席の エリート女子の解答 時間よ止まれ 写すから 「君の夢を叶えましょう」 期末試験の帝王 眺め放題の財宝 宇宙の真理だって その気になりゃきっと 独り占めのモメント 切り取った世界は この手に 秒針も沈黙 期末試験の帝王 夏休みも安泰 ただ一つの問題 戻り方がてんで分かんなくってさ ああ 囚われたんだ カンニング天国 動転の連鎖 叫んだり謝ったり拗ねても 残り三分は微動だにしないで 完全な答案と凄惨 散々迷宮状態 最低な展開だと 謗(そし)れ夏休み 日頃の恨みと 出来心の顕現 担任の額の「肉」の字も もはや更に虚しくて 期末試験の帝王 踊り放題の教壇 自棄っぱちの少年 あられもない痴態 独り占めのモメント 切り取った世界は この手に 何だってこんな 期末試験の帝王 夏休み遥か 押せども引けども 戻り方がてんで分かんなくってさ ああ 囚われてんだ カンニング天国 倫理騙って煩悩滾って 制服めくって品評会 制服めくってめくめくめくめく 期末試験の帝王 予告も無く不意に 動き出した秒針 目を疑うギャラリー 独り占めの注目 切り取った世界は この手に 担任も沈黙 期末試験の帝王 夏休みも安泰 ただ一つの問題 人間としての尊厳がフェードアウト ああ 時よ止まれ 今すぐ | |
嘘つきシューティングスターKEMU VOXX | KEMU VOXX | kemu | kemu | 夢みたいで夢未満のこの部屋から 君にサヨナラが届くといいな 嘘みたいに素敵な夜に 星が遠い夜は 夢がないねと 鬱いでいたっけ 見落としていただけの 迂闊さに気付いたよ コバルトの空に 啜り泣きが聞こえて ああ僕は確か 君に言う事が あるんだっけ 嘘つきシューティングスター ずっと一緒だなんて 根拠も無いこと祈るから 寂しくなるんだ 夢みたいで夢未満のこの部屋から 君にサヨナラが届くといいな 嘘みたいに素敵な夜に 随分ながい間 流れ星を探してたようで 最終バスは過ぎて 誰もいなくなってた かじかむ指に 懐かしいぬくもり ああ君はきっと 泣いているんだ 手を握って 嘘つきシューティングスター ずっと一緒だなんて ありえない話もさっきまで ありえた筈なんだ 夢みたいで夢未満のこの部屋から 僕のサヨナラが届くといいな 嘘みたいに素敵な夜に 贅沢なこと 言わないよ もし願いが叶うなら その手を握らせてよ 嘘つきシューティングスター ずっと一緒だなんて 「お星様になってどうこう」と 言う気は無いけど 夢みたいで夢未満のこの世界から 君にサヨナラを届けるよ お願い 目を瞑って 嘘つきシューティングスター ずっと一緒だなんて 大それた夢の代わりに 小さな奇跡を 握り返したぬくもり いま確かに僕は 君の手に応えたんだ 嘘みたいに素敵な夜に | |
イカサマライフゲイムKEMU VOXX | KEMU VOXX | kemu | kemu | 『明日の午後は雨が降る』と ぽつり 耳鳴り 啓示 そんな何か『気をつけて』 過程の収束 にわか雨の 標的たちは 誰も知らない これはつまり 未来予知 『明日バスに乗るな』 『事故が起こるから』 最適な温度で 僕は生きてく イカサマライフゲイム 雁首そろえたジョーカーは 嗤う やがて 可能性は消え去った いつか見た憧憬 穢れてく 夢はマガイモノ 嗤う ひとり 祈れ 導きのままに 『明日のデートには行くな』と ぽつり 陰をさす寒気 抑え込んで 札を引いた 過程の収束 にわか雨の 標的たちは 何も知らない 僕がそれを選んだって 誰かが言ってた 『あの子は独りで』 帰りのホームから足を滑らせ イカサマライフゲイム 雁首そろえたジョーカーは 嗤う やがて 感情は消え去った それでも存在 理由など 後で決めるもの 嗤う ひとり 祈れ 導きのままに 気づいた 代償 答えに 隠れた さよなら愛しき日々 戻れないのは 僕だけでいいから イカサマライフゲイム 雁首そろえたジョーカーは 嗤う やがて 未来予知は訪れる 最後の通達 いやに明瞭で憎らしげ 『明日 君は』 『どうがんばっちゃっても死にますよ』 イカサマライフゲイム 雁首そろえたジョーカーは 嗤う 嗤え ババ抜きじゃ仕方ない おかえり感情 死ぬ程の 不安が愛しくて 嗤う ひとり 祈れ 導きのままに 明日雨は降るかな | |
何でもない朝にKEMU VOXX | KEMU VOXX | kemu | kemu | 不思議と 幼い頃には どんな悲劇も救われる気がして あいつが死んだ朝には 映画みたいに泣けやしなくて 知らない間に 夢は覚めて 将来とか世間体とか 気が付いたら 大人になって 奇跡の一つも知らないまま 何にもない 何にもない 眠い朝だって 誰かの儚い未来を 踏み台にして 欠伸して 何でもない 何でもない 幸福なんかが 悲劇の終着点だと ねえ今の僕に 知る由もないよ 名前も知らない犠牲者は こんな夜も奇跡と思うでしょう 明日が来なきゃいいとか そこそこに僕は思うけど いつからか 都会も慣れて 懐かしい匂いも知ってさ 迷惑と心配ばかりで ごめんの一つも言えないまま 何にもない 何にもない 眠い朝だって 誰かの夢の続きで ハッピーエンドかもしれないから 何でもない 何でもない 幸福なんかが どれほど眩しいものか ねえ今の僕は ねえ幸せでしょうか もう誰も知らない おとぎ話 | |
敗北の少年KEMU VOXX | KEMU VOXX | kemu | kemu | ぶつかって 逃げ込んで 僕はいつしか ここに立ってた 誰もが憧れる ヒーローに なりたくて でもなれなくて これぐらいじゃ 届かないこと 分かっていたのに 敗北の少年 現実を謳え あんな風に 空は飛べやしないんだ こんな夜に 意味があるなら 僕らは 地を這う 耳鳴りが こだまして 僕に 奇跡が問いかけるんだ 「君の夢 憧れたヒーローに 今すぐ させてあげよう」 飴みたいに 差し伸べられたって 嬉しくないんだ 敗北の少年 存在を謳え 君みたいに 眩しくはなれないけど こんな夜に 意味があるなら 僕らは 地を這う まだ地を這う 鼓動を知って 息を吸い込んで 「僕は遠慮するよ」 敗北の 敗北の少年 平凡を謳え あいにくと 神は信じないタチで すれ違いの 物語よ さよなら 敗北の少年 現実を謳え 僕らは泥を這い蹲るもの こんな夜も 愛しいから 僕らは地を這う ただ地を這う | |
地球最後の告白をROOT FIVE | ROOT FIVE | kemu | kemu | そして君が知らずに 幸せな灰になった後で 僕は今更 君が好きだって 「大人になりたくないよ」なんて大人ぶってさ 駆けた 少年の日 どうやら僕に訪れた 悪戯は 相当タチの悪い 不老不死のおせっかい 神様ステキな プレゼントをありがとう なんて 到底 的外れな 幼い冗談の奥に 大事に隠した 片思いは 察してくれないんだ 追い越してく 戻れない憧憬 好きな人に さよならを いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに 恋なんて呼ぶには 穢れすぎてしまったよ そして 君が知らずに 幸せな灰になった後で 僕は今更 君が好きだった って気付いたよ 百年前の同じ日に 君のおばあちゃんは 同じ事を言ったんだ 君の孫の曾孫の その最期に 僕はまた一人になる 移ろってく メトロポリスと 君の名に 花束を いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに 恋なんて呼ぶには 穢れすぎてしまったね そして 血が流れて 世界が灰になった後で 僕は今でも ふいに君を思い出すんだ 誰もいない 枯れた世界で 悪戯の 意味を知ったよ 臆病 でも今なら言えるんだ 地球最後の 告白を いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに 恋なんて呼ぶには 遠回りしすぎたよ そして 何もかもが 手遅れの灰になった後で 僕は今更 君が好きだって 君が好きだった って言えたよ | |
カミサマネジマキkemu feat.GUMI | kemu feat.GUMI | kemu | kemu | 天才学者は閃いた 人類全ての願いを 消化する装置を作れば 平和な世界になるのでは ボイコット状態 全知全能 果実の香りにつられて 機械仕掛けのカミサマ はめ込んで出来上がり ほらほら見てみて大発明 願いを全部叶える新商品 欲望全開 争奪戦 むき出しの現実 迫る群衆 あれあれこんなはずじゃ ぐにゃりカミサマネジマキ 果実が甘すぎたようで 堰を切って溢れた願いは正直 あらあら何とまあ ねえ 「こんな筈じゃ」なんて絶対 泣きついたって聞いちゃくれない 退っ引きならない お前のせいだよ カタストロフィ 欲望 願望 塗れで 泥沼這いずるミラクル 消したり 透けたり 予知したり リセットしたりのルンパッパ 「責任転嫁でカタ付けよう」 伝播 伝播 対処法 やり玉に上がる役は当然 開発者のこの僕だ ほらほら見てみて大悪党 奇跡で人を狂わす冒涜者 大衆心理の総力戦 貧血の憧憬 迫る群衆 あれあれこんなはずじゃ ぐにゃりカミサマネジマキ 果実が甘すぎたようで こぼれ切って掬ってまた注いで 何がしたいんだか ねえ 「信じてたのに」なんて 信じやしないでしょう 退っ引きならない 僕のせいですか カタストロフィ やり直せるならそうするさ いなくなれるものならそうするさ こんな事になるなんて分かってりゃ 何も無い世界もきっと 今よりずっと尊くて 愛しいのに ぐにゃりカミサマネジマキ 世界の餌になる前に 機械仕掛けのその手で 僕を殺して ただ もっと素敵な三次元を 夢見ただけなのに 届かない カミサマネジマキ 果実が甘すぎたようで 僕は付き合いきれない 皆様どうかお元気で また 未来(こんど)の標的 少年へ 冗談と甘い汁は ほどほどに それではさよなら またいつか | |
人生リセットボタンピコ | ピコ | kemu | kemu | 目が覚めたら 人生リセットボタンが そこに転がってた 目眩 目眩 象る 念願の 強くてニューゲーム ネコちゃんワンちゃん出ておいで 明日は素敵な参観日 無敵の天才神童は 中二で朽ち果てた ダメダメこんな人生 累計これまで何百年? ネバーランドの囚人に 課された極上の終身刑 ショート寸前カイバ先生 掻き毟った手を睨め どうせどうせ やり直し 人生リセットボタン 目が覚めたら 人生リセットボタンが そこに転がってた ほらほら 盲目 甘い汁 冗談はほどほどに 愛想も怨嗟も過食気味 加減を知らないボキャブラリ 三千回目の告白も『タイプじゃないんです』 ダメダメこんな人生 累計これまで何千年? ネバーランドの囚人も 昔は確かに笑えたんだ ワープ寸前カイバ先生 先回って受け止めて どうせどうせ やり直し 人生リセットボタン ブラフの上にも三千年 その手に乗るかと三億年 将来の夢は何だっけ? わばばばばばば ダメダメ そんな人生 耳鳴りが 邪魔するんだ ああ、誰かしらそうやって 叱ってくれればよかったんだ ダメダメ こんな人生 累計これまで何兆年? 寒い寒い 近寄んないで 答えが喉まで来ているんだ カイバ先生カイバ先生 掻き毟った手の中に 見っけちゃった 見っけちゃった 六兆五千三百十二万四千七百十年の 果て 果てに飛び込んだんだ 午前5時始発の終着点 カイバ先生カイバ先生 僕のいない世界こそ きっときっと答えと 思ったが どうでしょうね? | |
イカサマライフゲイム鶴田加茂&MOSAIC.TUNE feat.初音ミク | 鶴田加茂&MOSAIC.TUNE feat.初音ミク | kemu | kemu | MOSAIC.TUNE | 『明日の午後は雨が降る』と ぽつり 耳鳴り 啓示 そんな何か『気をつけて』 過程の収束 にわか雨の 標的たちは 誰も知らない これはつまり 未来予知 『明日バスに乗るな』『事故が起こるから』 最適な温度で 僕は生きてく イカサマライフゲイム 雁首そろえたジョーカーは 嗤う やがて 可能性は消え去った いつか見た憧憬 穢れてく 夢はマガイモノ 嗤う ひとり 祈れ 導きのままに 『明日のデートには行くな』と ぽつり 陰をさす寒気 抑え込んで 札を引いた 過程の収束 にわか雨の 標的たちは 何も知らない 僕がそれを 選んだって 誰かが言ってた『あの子は独りで』 帰りのホームから 足を滑らせ イカサマライフゲイム 雁首そろえたジョーカーは 嗤う やがて 感情は消え去った それでも存在理由など 後で決めるもの 嗤う ひとり 祈れ 導きのままに 気づいた 代償 答えに 隠れた さよなら 愛しき日々 戻れないのは 僕だけでいいから イカサマライフゲイム 雁首そろえたジョーカーは 嗤う やがて 未来予知は訪れる 最後の通達 いやに明瞭で憎らしげ 『明日 君は』『どうがんばっちゃっても死にますよ』 イカサマライフゲイム 雁首そろえたジョーカーは 嗤う 嗤え ババ抜きじゃ仕方ない おかえり感情 死ぬ程の不安が愛しくて 嗤う ひとり 祈れ 導きのままに 明日雨は降るかな |
インビジブルピコ | ピコ | kemu | kemu | samfree | とんでもない現象 どうやら透明人間になりました 万々歳は飲み込んで ああでもないこうでもない原因推測をぶちまけて 一つ覚えで悪かったね まあしょうがない しょうがない 防衛本能はシタタカに 煙たい倫理は置いといて あんなこと そんなこと煩悩妄執もハツラツと 聞きたくなかった陰口と 焼き付いたキスシーン リセットは別の話 もう頭が痛いよ 大嫌い嫌い嫌いな僕が 見えてますかルンパッパ 知らん 知らん 顔 して 凭れるナナメが欲しいだけ 楽観 楽観 達観 楽観 達観 楽観視 僕は透明人間 見えないクセして 世迷い言垂れても 意味ないじゃん 混濁とコンタクト コンダクターこんな僕を導いて セルカークばりの粋なシチュエイション ああでもないこうでもない あんなことこんなこと もう沢山 つべこべ排他的感情論 どうやら一方通行のお友達は膠もなく 随分大胆な夜遊びね 世界一無害で尚且つ傍若無人なゴミにはなれたでしょう そこに僕がいない事 誰も気づいちゃいないでしょう そもそもいない方が 当たり前でしたね 大嫌い嫌い嫌いな僕を 覚えてますかルンパッパ 知らん 知らん 顔 して 楽しく生きるの やめてくんない? 楽観 楽観 達観 楽観 達観 楽観視 僕は透明人間 爪噛む悪いクセ 今更止めても 意味ないじゃん 大往生を前にして しゃがれた老父は笑ってた そうかそうか道理で ひとりじゃ 笑えない 大 嫌い 嫌い 嫌いな僕が 張り裂けて ルンパッパ 届 かない 戯れ 言 内緒の悪口 ありがとう 大嫌い嫌い嫌いな僕を どうか忘れないで ごめ んね それ でも 端っこでいいから 座らせて 交差点 人ごみの真ん中を急ぐサラリーマンが すれ違いざま 今 半身で確かに避けたんだ いまぼくはここに |
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