加藤和彦「あの頃、マリーローランサン」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
あの頃 マリー・ローランサン加藤和彦加藤和彦安井かずみ加藤和彦マリー・ローランサンの 絵の前に立ち止まり 欲しがる君を 連れて帰ったり 日曜日は 二人だけで 過ごしたもの  去年のブルゾンの 袖など まくり上げて オープンしたての キャフェをのぞいたり 日曜日は 二人だけで 過ごしたもの  アパートの広告 読み散らかしては 何とはなしにお互い 未来を夢みていた  マティネイの切符は 昨日の土曜のもの 口もきかずに 破り捨てた君 その夜は 長椅子で ひとり寝たもの  タイピストやめて オムレツ焼くのも いいかもしれないなどと 気をもたせた科白も  ウィンドウで見つけた コーラルのブローチ買い その帰り道 どこかで失くした 泣きそうな そんな君を 愛したもの 泣きそうな そんな君を 愛したもの
女優志願加藤和彦加藤和彦安井かずみ加藤和彦女優 女優志願の君は 声をあげて 笑う それは淋しい時で まばたきして いつか ひとり芝居する あなたの癖  時には 嘘を混えて 話す彼女の 過去の中には 自殺未遂の ドラマティックな恋  時には 夢を託して ひとり呟く 「桜の園」に 拍手はまだ 続くカーテン・コール  女優 女優志願の君は いつも見られてる事 知っているよな 仕草 小指をたてて つかむ グラスに映した プロフィールで  時には 恋を演じて 甘いまなざし じっとみつめて 知らない男 その気にさせている  時には 涙ながらに 少女時代の 不倖せなど 問わず語りに 続く夜更のモノローグ  女優 女優志願の君は いつも見られてる事 百も承知の 振る舞い 別れ際の ポウズは ドミニク・サンダふう 気分だけは……
ニューヨーク・コンフィデンシャル加藤和彦加藤和彦安井かずみ加藤和彦午後のNew York グレイのフラノは 季節はずれの 男の服  君と別れて 気づかいもしない そこらの本屋のぞいて 帰るだけ  君が好きだった Egg Benedicvtine なじみの店にも 行きづらい  といって 旅にも 出たくはない 君のいる この New York 離れられない  君は New York ベイジのスーツ着て フランス語なまりが しゃれてた  新しい恋に 人生を乗せて ちょっと大人ぶって 振る舞うだろう  君の癖だった ケセラセラ 女の科白は ほろ苦い  時間が まだ早い パブで飲むには 君のいる この New York たそがれ時 君のいる この New York
愛したのが百年目加藤和彦加藤和彦安井かずみ加藤和彦hum~ ~ ~ 何事も 気紛れ彼女 愛したのが 百年前 朝から聴いている ストラヴィンスキー 思い立つ 今日のメニゥは クスクス  片時も 気を許せない 男ゆさぶる その瞳 おかげで僕は またノイローゼ 真夜中に起きて つきあう バックギャモン  そんな girl friend ある日 キャフェオレ 飲みかけたままで 消えた girl friend どんな気まぐれも 愛してきたのに ルイ・ヴィトン ひとつ 見知らぬ男と 示し合って 示し合って 行くの見た人がいる  hum~ ~ ~ 何事も 気紛れ彼女 愛したのが 百年目 お気に入りピジャマは サテンドール 真似をして 踊るイサドラ・ダンカン  片時も 目を離さない 男そそる くちびる おかげで毎日 カレイド・スコープ 二十種のヴィタミン飲むマニアック  そんな girl friend ある日キャフェオレ 飲みかけたままで 消えた girl friend どんな気まぐれも 愛してきたのに ルイ・ヴィトン ひとつ 見知らぬ男と たぶんもう たぶんもう たぶんここに 帰らない
タクシーと指輪とレストラン加藤和彦加藤和彦安井かずみ加藤和彦あれは君の 誕生日で 雨さえ 降り出してた 僕はまた タクシーを 拾おうと 駆け出してた  手をあげても 止まらない 夕暮れどき 少し風邪をひいてた 君が気がかり レインコートを肩から かぶせて 抱きしめた…  あの店は まだあるよ 古びた ガラス窓で ためらいがちな君を 無理矢理 ドアの中へ  鈍く光る 棚の隅で 見つけ出した 模造真珠の指輪 君の細い指 するりと抜けて笑った 小さな贈りもの…  友だちから きいてきた 流行りの そのレストラン 満員で断わられ 途方に暮れた僕に  「歩きましょう」と からませた 指と指に あの頃は いつでも ふたりの愛が 優しく 往ったり来たり 若い日の思い出…
テレビの海をクルージング加藤和彦加藤和彦安井かずみ加藤和彦灯り消して テレビつければ 船の旅は もう始まっていた 僕は白いタキシードで 君はフィルハーモニーの指揮者の恋人で 気取っている  いい男が 近づいてきたら 君は気をつけて 奴はジゴロ デッキチェアでまどろむ 真珠のネックレスは 暇を持て余している未亡人  テレビの海を みつめてる 都会の片隅で 今 君は 目をうるませて 「いつか きっとよ 行きましょう」と 身体すり寄せて 見慣れたソファーで 愛を囁く  いつもの ジントニック飲みながら 気分だけは それでドンペリニョン 今宵少し飲み過ぎて ポーカーに負けこしても ひとことですむ テレビの物語  テレビの海を みつめてる 都会の片隅で 今 君は 目をうるませて 「いつか きっとよ 行きましょう」と 身体すり寄せて 見慣れたソファーで 愛を囁く  テレビの海は カリブ色 夜も更けて カリブは遠い
猫を抱いてるマドモアゼル加藤和彦加藤和彦安井かずみ加藤和彦猫を抱いている mademoiselle ひくく サンバがきこえて サングリア サングリア飲む mademoiselle 今日はどこにも 出かけない 退屈が とても好きよ  ふたりの関係は samba ありそで無さそな samba 彼女は samba  きれいな脚にからんだ 僕の愛の かけら love 僕の愛の かけら love  猫を抱いてる mademoiselle ひくい ソファに もたれて 肩をゆする 肩をゆする mademoiselle 人の心を見すかす 心理学が とても好きよ  ふたりの調子は samba よくも悪くも samba 人生は まるで samba  くすり指で もて遊ぶ 僕の愛の かけら love 僕の愛の かけら love
恋はポラロイド加藤和彦加藤和彦安井かずみ加藤和彦この気持ち そのまま受けて 肩に手を かけて歩けば どこか アリ・マクグロウに似てる 君の横顔が好きだ もっと近づいたら no no no それから あとは黙って ~ 近づいたら no no no それから あとは黙って ~  この気持ち そのまま受けて 恋のムード 映画を真似て イタリア・レストランはまた 知った人に出会うから いつかタヒチに行こう la la la それから 先は fall in love with you~ ふたりで行こう la la la それから 先は fall in love with you~  恋のタッチ マーティニ 恋のピクチュア ポラロイド 人生 わるくはない  この気持 そのまま受けて 僕の部屋 17階で 暮れゆく空を 眺めて 大都会 ふたりぼっち 冷えたマティニを飲み no no no それから 先は言わない ~ マティニを飲み no no no それから 先は言わない ~
優しい夜の過し方加藤和彦加藤和彦安井かずみ加藤和彦男同志 飲み歩く 巷の 夜をきりあげ 灯り 消し忘れた アパートに ひとり帰れば  君が三年前 ふらりと この家に 僕の人生に 紛れこんだ あの頃  It's all right そんな 人並みな 時もあった It's all right 君が 選んだ モノクロームの リトグラフ 窓際の 優しい夜を 見守る hum~hum~  本を読みながら する 食事にも 慣れてきたし 洒落たワイン 要らない スコッチに ソーダを注ぐ  かすれたラジオから 夜更けの ニュースを ひとり聴くのも又 人生の一部だと  It's all right だれかの 間違い 電話を切り It's all right それから 熱いシャワーでも 浴びて 君と ジャスミンと 優しい夜の 幻  It's all right そんな 人並みな 時もあった It's all right 君が 選んだ モノクロームの リトグラフ 窓際の 優しい夜を 見守る hum~hum~
ラスト・ディスコ加藤和彦加藤和彦安井かずみ加藤和彦心 離れてゆくのが 見えるよな二人の disco ガラスの床に 思い出 誰かに頼まれて 粉ごな  気づかない振りして くちべに直し 酔った振り上手な君  We gonna dance away, dance away dance the night away 例え 今夜が 最後の夜だとしても We gonna dance away…  君の身の上話の 一ペイジを飾る恋 ざわめきに まぎれて も一度 囁いてみた I love you  君の匂いは いつも ガーディニア 音もなく 近づく ラスト disco  We gonna dance away, dance away dance the night away 例え 今夜が 最後の夜だとしても We gonna dance away…
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