堺正章「しんぐるこれくしょん」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
たそがれに別れを堺正章堺正章小谷夏中村泰士高田弘散歩のふりして この町を出よう うすむらさきの 夕暮れを 覚えておくよ 愛のかたみに さよなら さよなら 細い指のひと いつか季節が めぐり行き いつかぼくらは ああまた出逢う その日のために 消えて行く 人ごみに まぎれて  駅への小径で ふり返るぼくの 気のせいかしら あの窓に 小さな影が 泣いてるみたい さよなら さよなら 白い指のひと いつか季節が めぐり行き いつかぼくらは ああまた出逢う その日のために 歩き出す 唇をかんで
早春の便り堺正章堺正章阿久悠平尾昌晃竜崎孝路窓から見える港のいろも 何やら少しはなやいでます 季節は春に移ったのでしょう 突然君をおもい出しました お元気ですか 変わりはないですか 今でも花が大好きですか 大事なことを書かせて下さい ぼくには君が必要なんだと……  市場(いちば)に花がたくさん入り そよ吹く風も香っています 逢いたいひとに逢えそうな季節 今こそ君を迎えに行きます お元気ですか 変わりはないですか 明るい声で歌ってますか 大事なことを書かせて下さい ぼくには君が必要なんだと……
あじさいの詩堺正章堺正章阿久悠浜圭介竜崎孝路雨の中おさななじみが嫁に行く しあわせになってほしいと手をふった あじさいの花がゆれてる窓ぎわで なぜかしら不意に感じた胸さわぎ だんだん遠くへ行くひとに 心をとどけるすべがない ただ しあわせを祈るだけ ただ しあわせを祈るだけ  あじさいの色が変わって日がくれる 灯りさえつける気持ちにまだなれぬ おもいでといってしまえばそれまでの ささやかな胸の炎が今消える 名前も変わって行くひとに 今さらどうするすべもない ただ しあわせを祈るだけ ただ しあわせを祈るだけ
枯葉の宿堺正章堺正章阿久悠井上忠夫森岡賢一郎手紙を書くしかすることがない 枯葉が舞いちる山あいの宿 一にぎりの悲しみに追いたてられて 言葉もかけずに旅に出たけれど ぼくには何もすることがない あなたを想っているしかない枯葉の宿  あなたがあいつを好きだと知って ひそかに身をひき別れて来たよ らしくもないことだよと笑われるけど あなたを泣かせることは出来なかった ぼくには何もすることがない あの日をしのんでいるしかない枯葉の宿  たとえばひょっこり あなたがここへ たずねて来るなど望めぬ夢か 枯葉の道ふみしめて現われるような 予感にひかれて窓を見つめてる ぼくには何にもすることがない 未練をくやんでいるしかない枯葉の宿
明日の前に堺正章堺正章吉田拓郎吉田拓郎瀬尾一三どれだけ歩いたのか覚えていません 気づいた時は風の中 涙がひとしずく ほほをつたう頃 淋しい夜だけが むかえに来ました あーあ人生は流れ星 いつ果てるともなくさまようだけです  いろんな言葉にまどわされました 枯葉の舞う音も覚えています 一人でいてさえも 悲しい町で 愛をみつけても 言葉がないんです あーあ人生は一人芝居 いつ終るともなく続けるだけです  貧しい心で生きてみます こわれた夢も抱きしめて 傷つけあうよりも たしかめあって やさしい鳥になり 空へむかいます あーあ人生ははぐれ雲 いつ消えるともなく流れて行きます  時には自分をふりかえります 話しかけます涙のままで あふれる悲しみを 笑いに変えて さすらう心根(こころね)を 歌にたくして あーあ人生はめぐりめぐる いつ安らぐのかも夢の彼方へ あーあ人生はめぐりめぐる いつ安らぐのかも夢の彼方へ
行きずりの男堺正章堺正章泉谷しげる泉谷しげる泉谷しげる雨の中を走る 裸足(はだし)の女に 行きずりの俺は 歌を歌えない 従うだけの女の 哀れは買えても 行きずりの俺は 情けは買えない そばで遊ぶ 女の顔に ひと晩だけの 笑顔をおくる  赤い足跡は 雨に消されて 行きずりの俺は 胸をなでおろす ここにいる女より そこの女に 行きずりの俺は 笑顔をみせる そばで遊ぶ 女の顔に ひと晩だけの 笑顔をおくる
苺の季節堺正章堺正章喜多忠浜圭介若草恵君がかわいい男の子をつれ 街を歩いているのを見ました 横にいたのが旦那さんでしょう ペアのセーター似合っていました 赤い苺を抱きしめて 僕には気付かずに君は 駅の人波にまぎれて いつしか消えたよ 君を愛したわずかな月日も いつか人波に消えていました  苺の季節になると思い出すのは 二階の窓辺のちいさな鉢植え 君が花屋で買ってきたんだったね 青い苺がたくさんついてた いつか真赤になったなら 二人で食べようねと言った けれど別れの時が来て 苺は枯れたね 君を愛したわずかな月日も 青い葉っぱのままで枯れたよ 君を愛したわずかな月日も 青い葉っぱのままで枯れたよ
あのころ君は堺正章堺正章藤公之介川口真川口真古いレコードのジャケットに 君の言葉が残ってる 歌に託してこの想い あなたの胸に忍ばせますと 針をのせたら 疲れた心を 時がさかさに 流れ出す ああ ひたひたと懐かしい この歌のそばを いろんな人が 立ち止まり振り返り 通り過ぎて行ったよ  君はあの頃は女学生 若さばかりで生きていた 夢中になっているものが 今でも何かあるのだろうか キズだらけの ドーナツ盤が 一途な想い 伝えてる ああ しみじみと ほろにがい この歌のそばを いろんな人が 立ち止まり振り返り 通り過ぎて行ったよ この歌のそばを いろんな人が 立ち止まり振り返り 通り過ぎて行ったよ
小さな声で堺正章堺正章杉本真人杉本真人若草恵小さな声で「ゴメンナサイ」と うつ向く君が許せないから 夢を刻んだ目覚し時計も 買ったばかりの指輪もすてた 僕の知らない匂いをさせて 帰って来たのさ あの夜の君に 何故あの時に 言えないの「待ってよ」と 何故あの時に 言えないの「抱いてよ」と ひとり見上げる街の夜空が やけにきれいだ  小さな声で「ゴメンナサイ」と うつ向く君がなつかしいけど 二人でいるより 一人暮しに 馴れてしまった 僕なのさ 風が噂を運んで来たよ やりなおしたいと あの娘が泣いたと もうふり向くな すぎ去ったあの時を もう戻れない 帰らない この僕は 悪い夢だとつぶやきながら 背中を向けた
裏がえし堺正章堺正章竜真知子大野克夫船山基紀みじめな立場は 見たくない そんな心の 裏がえし 裏がえし 君を誰にも とられたくない 恋心 裏がえし 裏がえし 君があいつに かたむくのは しごく 当然なことに思えて あの日君を ひき止めるどころか 二人をとりもつ 真似までした こんな俺より お似合いさと 君の涙に 背中を向けた 同情なんて まっぴらごめんさと 皮肉あびせた 狭いアパート みじめな立場は 見たくない そんな心の 裏がえし 裏がえし 君を誰にも とられたくない 恋心 裏がえし 裏がえし とり戻すすべもないままに あの日のすべてに 心痛い  君がこの街 去ったあとで 馬鹿げた誤解に 気づいたけれど このさびしさに つける薬もなく わずかな想い出 つくろうばかり みじめな立場は 見たくない そんな心の 裏がえし 裏がえし 君を誰にも とられたくない 恋心 裏がえし 裏がえし とり戻すすべもないままに あの日のすべてに 心痛い
今では遅すぎる堺正章堺正章伊藤アキラミッキー吉野ミッキー吉野またもや ちょっと しくじった 言ってしまってから はっと気がついた カーブ投げたのがスッポ抜けた そんな感じだよ 悪気(わるぎ)じゃない 言葉ぶつけて傷つかせ 心あとから追いかける 俺がわるかった…… 今さら言っても遅い あいつの涙は落ちた  男は自分自身に 正直になれずにちょっとすねてみる それがまちがいのはじまりだよ いつもやさしさが曲りくねる 俺の気持はもとのまま 好きと言えずにテレたまま そばへ来てくれよ…… 今さら言っても遅い あいつは戻ってこない  言葉ぶつけて傷つかせ 心あとから追いかける 俺がわるかった…… 今さら言っても遅い 今さら言っても遅い あいつの涙は落ちた
涙が通り過ぎる堺正章堺正章小谷夏中村泰士高田弘いつでも 窓のすき間から こっそり 君を見ていたよ 夏の毎朝 白い帽子が 風に踊って 通るよ 見送るだけで 幸せで ひとりで ほほえんだ  言葉をかけることもなく 気持を告げることもなく 夏が終って 秋が来るころ 君はそれっきり 消えたよ 涙が通り過ぎて行く あの日の 君のように  あれは幼い 恋の思い出 ぼくの窓辺に いまでも 涙が通り過ぎて行く あの日の 君のように
永遠にさよなら堺正章堺正章阿久悠平尾昌晃竜崎孝路あなたはそのまま 椅子から立たずに どこかへ消えるのは このぼくの方 すぐに戻るような 笑顔をのこして 軽やかな足どりで ぼくはここを出るよ あなたの涙は見たくない そして永遠(とわ)に 永遠にさよなら  小雨になったと 教えてあげたい けれどもそうしたら 出来ない別れ 無理に楽しそうな そぶりを示して 人ごみにまぎれこみ ぼくは駈けて行くよ あなたの涙は見たくない そして永遠に 永遠にさよなら…………
夜ふけの街堺正章堺正章阿久悠浜圭介竜崎孝路街もいつか夜ふけて 駅も灯り消した 帰るあなた送りながら 暗い道を歩いた まだ少し何かいい足りないようで 胸の奥がなぜか重たい 君が好きと素直にいえばいいのだけど 指にそっとふれるだけで 夜の町を歩いた  ここでいいとあなたは僕の指をはなし 暗い道の奥の家(うち)へ ひとり駈けて行ったよ また明日(あした)逢えるひとだと知ってても 戻る足はとても重たい やがて朝が来そうな空の色を見つめ 指の熱さ思い出して 君が好きとつぶやく
自由なふたり堺正章堺正章阿久悠井上忠夫森岡賢一郎しばり合うことが恋だと信じ 何にをする時も二人でいたが それが傷つくもとだと知って 今は自由に生きてる二人 あなたはあなたで誰かと遊び 楽しい話をきかせてくれる そしてどちらかが逢いたくなれば 燃えて抱き合う初めてのように  甘いくちづけに危険な匂い なぜか気がかりでたずねてみたが それはきかない約束なのと 背中向けてるいとしいひとよ あなたは益々きれいになって 近ごろ心がおびえてしまう だけどいつまでも愛するために こんな関係をつづけたい二人
祭りのあと堺正章堺正章岡本おさみ吉田拓郎瀬尾一三祭りのあとの淋しさが いやでもやってくるのなら 祭りの後の淋しさは たとえば女でまぎらわし もう帰ろう もう帰ってしまおう 寝静まった街を抜けて  人を怨むも恥しく 人をほめるも恥しく なんのために憎むのか なんの怨みで憎むのか もう眠ろう もう眠ってしまおう 臥待(ふしまち)月の出るまでは  日々を慰安が吹き荒れて 帰ってゆける場所がない 日々を慰安が吹きぬけて 死んでしまうに早すぎる もう笑おう もう笑ってしまおう 昨日の夢は冗談だったんだと  祭りのあとの淋しさは 死んだ女にくれてやろ 祭りのあとの淋しさは 死んだ男にくれてやろ もう怨むまい もう怨むのはよそう 今宵の酒に酔いしれて もう怨むまい もう怨むのはよそう 今宵の酒に酔いしれて
さよならをするために堺正章堺正章石坂浩二坂田晃一高田弘過ぎた日の微笑みを みんな君にあげる ゆうべ枯れてた花が 今は咲いているよ 過ぎた日の悲しみも みんな君にあげる あの日知らない人が 今はそばに眠る  温かな昼下がり 通りすぎる雨に 濡れることを 夢に見るよ 風に吹かれて 胸に残る思い出と さよならを するために  昇る朝陽のように 今は君と歩く 白い扉をしめて やさしい夜を招き 今のあなたにきっと 判るはずはないの 風に残した過去の さめた愛の言葉  温かな昼下がり 通りすぎる雨に 濡れることを 夢に見るよ 風に吹かれて 胸に残る思い出と さよならを するために
風光る街で堺正章堺正章喜多條忠浜圭介若草恵風が光るあの娘の街は 坂道ばかりの街さ 春の道にはかげろうが ゆらゆら揺れているよ いこういこうあの娘の街へ 洗いざらしのシャツ着て いつも淋しい顔をした 君に微笑みあげよう 人生は一度だけさ 春 夏 秋 冬 そして また春が来るころには 涙忘れているよ  いこういこうあの娘の街へ 風に追いつき追いこせ あの娘にあって今日こそは 熱いくちづけしよう  今日は何故か心がはずむ 寝起きの悪い僕には こんな気持ちは久しぶり 青空までが広い いこういこうあの娘の街へ 銀色電車に乗って 改札口のおじさんも 今日はやさしく見える 人生は一度だけさ 春 夏 秋 冬 そして 悲しい思い出なんか 汽車の窓から捨てよう  いこういこうあの娘の街へ 風に追いつき追いこせ あの娘にあって今日こそは 熱いくちづけしよう
坂のある街堺正章堺正章藤公之介川口真川口真今日から二人だけの 愛のくらしを ムム… 坂の下の小さな 部屋で始めようと 胸おどらせて つれづれ歩いた 日暮れどき 目に映るもの すべてが かがやいて見えた街 裏通りには ぼくの 名前を付けて ムム… この坂道は 君の 名前で呼んだね  季節がいくつか過ぎて 二人は別れ ムム… 坂の下の部屋には 見知らぬ人がいる 知らずに足が 向いてたこの街 日暮れどき 君にはつらい想いを させたまま 捨てた街 川の流れに ぼくの 名前を付けて ムム… 小さな橋は 君の 名前で 呼んだね
笑えないよ堺正章堺正章杉本真人杉本真人若草恵二枚目ぶって 花束抱いて 君の扉の前 あやまろうと 走っていた あの日のケンカ それなのに聞こえてきた 二人の話し声 帰りかける 僕の目に にじんだ影二つ つきさすような 雪が降り出して あの娘のことあきらめようと静けさに告げた たしかに別れは 来たけれど のんでも のんでも 笑えないよ たしかに別れは 来たけれど 酔っても 酔っても 笑えないよ  二枚目ぶって えりを立てて ひとり街の中 ゆきすぎる 恋人達 幸福そうだ あざやかに よみがえる あの時の二人 窓ごしに写った影 一つに重なった つきさすような 雪の降る中で 甘えていた 笑っていた 昔は今どこに たしかに別れて 見たけれど のんでも のんでも 笑えないよ たしかに別れて 見たけれど 酔っても酔っても 笑えないよ
おやすみ東京堺正章堺正章竜真知子佐瀬寿一萩田光雄男の心には ひとつ椅子がある ひとりの女の ための席がある 都会の波間に さらわれた人 そっとおやすみ 遠いあなた 女の心には ひとつ部屋がある 失くした昔に 逢える部屋がある 都会の流れを 追いかけるひと おやすみなさい 遠いあなた 夜空に飛びかう イルミネーション きらめく星くず 数えながら ああ おやすみ おやすみ東京 眠りたいのに 眠れない ああ おやすみ おやすみ東京 眠れないのに 眠りたい  二人の心には いつも橋がない 都会の片隅 さがす忘れもの 恋としらずに 去った男と 恋と言えずに 消えた女 夜空に舞い散る 恋物語 乾杯グラスに ゆらりゆれて ああ おやすみ おやすみ東京 眠りたいのに 眠れない ああ おやすみ おやすみ東京 眠れないのに 眠りたい
この道の果てまでも堺正章堺正章伊藤アキラタケカワユキヒデミッキー吉野花よ 鳥よ 俺に聞くな 旅の行先き ただ歩き続けるだけ それだけのことさ 君のこころ 君のことば 忘れはしない ふりむいてみたくなる 過ぎてきた道を  人はみな愛ひとつ だきしめて生きてゆく この道の果てを信じて 何が待つか 誰も知らず 歩き続ける もし君に会えたなら 何を語るだろう  人はみな 愛ひとつ だきしめて生きてゆく この道の果てを信じて 花よ 鳥よ 俺に聞くな 旅の行先き ただ歩き続けるだけ それだけのことさ  ただ歩き続けるだけ それだけのことさ
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