愛の水中花松坂慶子 | 松坂慶子 | 五木寛之 | 小松原まさし | 小松原まさし | これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって淋しいものよ 泣けないなんて そっと涙でほほを 濡らしてみたいわ ひとりぼっちの部屋の ベッドの上で ちょっとブルーな恋の 夢を見ている 乾いたこの花に 水をあたえてください 金色のレモンひとつ 胸にしぼってください わたしは愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって悲しいものよ 酔えないなんて そっとあなたの胸に あまえてみたいの そうよ人生なんて ドラマじゃないわ だから今夜はせめて 夢を見たいの 乾いたこの花に 水をあたえてください バラ色のワイングラス 胸にそそいでください わたしは愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 |
夜明けのタンゴ松坂慶子 | 松坂慶子 | 五木寛之 | 小松原まさし | 小松原まさし | だから いま いま いま 愛してる いまだけの恋なら いますぐに燃やして いまだけの人生 踊ってタンゴ 夜が明けたら 恋は死ぬのよ 何も言わずに アディオス アモール 明日なんかは 知らないわ いまだけの恋なら いますぐに燃やして いまだけの人生 踊ってタンゴ だから いま いま いま 愛してる いまだけの夢なら いますぐに酔わせて いまだけの命を 歌ってタンゴ 夜が明けたら 夢は死ぬのよ 何もいわずに アディオス アモール 涙なんかは 知らないわ いまだけの夢なら いますぐに酔わせて いまだけの命を 歌ってタンゴ だから いま いま いま 愛してる 夜が明けたら 恋は死ぬのよ 何も言わずに アディオス アモール 明日なんかは 知らないわ いまだけの恋なら いますぐに燃やして いまだけの人生 踊ってタンゴ だから いま いま いま 愛してる |
織江の唄松坂慶子 | 松坂慶子 | 五木寛之 | 山崎ハコ | | 遠賀川 土手の向こうにボタ山の 三つ並んで見えとらす 信ちゃん 信介しゃん うちはあんたに逢いとうて カラス峠ば 越えて来た そやけん 逢うてくれんね 信介しゃん すぐに田川に 帰るけん 織江も大人に なりました 月見草 いいえそげんな花じゃなか あれはセイタカアワダチ草 信ちゃん 信介しゃん うちは一人になりました 明日は 小倉の夜の蝶 そやけん 抱いてくれんね 信介しゃん どうせ汚れて しまうけん 織江も大人に なりました 香春岳(かわらだけ) バスの窓から中学の 屋根も涙でぼやけとる 信ちゃん 信介しゃん うちはあんたが好きやった ばってんお金にゃ 勝てんもん そやけん 手紙くれんね 信介しゃん いつかどこかで 逢えるけん 織江も大人に なりました |
蒲田行進曲松坂慶子・風間杜夫・平田満 | 松坂慶子・風間杜夫・平田満 | Brian Hooker・堀内敬三 | Rudolf Friml | | 虹の都 光の港 キネマの天地 花の姿 春の匂い あふるる処 カメラの眼に映る 仮染めの恋にさえ 青春もゆる 生命はおどる キネマの天地 胸を去らぬ 想い出ゆかし キネマの世界 セットの花と 輝くスター微 笑む処 瞳の奥深く 焼付けた面影の 消えて結ぶ幻の国 キネマの世界 春の蒲田 花咲く蒲田 キネマの都 空に描く白日の夢 あふるる処 輝く緑さえ とこしえの憧れに 生くる蒲田 若き蒲田 キネマの都 |
海と宝石松坂慶子 | 松坂慶子 | 中島みゆき | 中島みゆき | | 臆病な女を 抱きしめて 蒼ざめたうなじを あたためて かもめたち ぽつりと 振り返る 宝石に映った 朝陽を見る だから 愛してくれますか 私の頬が 染まるまで だから 愛してくれますか 季節を染める風よりも 甘やかに でも もしもあなたが 困るなら 海にでも 聴かせる話だけど 冷たそうな女が 身について 傷つけることだけ 得意です 臆病な小石の 泣きごとを まだ ひなのかもめが くわえてゆく だから 愛してくれますか 私の頬が 染まるまで だから 愛してくれますか 季節を染める風よりも 甘やかに だから 愛してくれますか 私の頬が 染まるまで だから 愛してくれますか 季節を染める風よりも 甘やかに でも もしもあなたが 困るなら 海にでも 聴かせる話だけど |
霧に走る松坂慶子 | 松坂慶子 | 中島みゆき | 中島みゆき | | 次のシグナル 右に折れたら あの暗い窓が 私の部屋 寄っていってと もう何度も 心の中では 話しかけてる けれど車は 走りつづける あなたは ラジオに気をとられる せめて ブルーに変わらないでと 願う シグナルはなんて意地悪 ああ外はなんて深い霧 車の中にまで いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに とりとめもない 冗談になら あなたはいつでも うなずくのに やっと言葉を 愛にかえれば あなたの心は 急に霧もよう 今夜となりに すわってるのは 小石か猫だと 思ってるの 指をのばせば あなたの指に ふれると なんだか 嫌われそうで ああ外はなんて深い霧 車の中にまで いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに ああ 外はなんて深い霧 車の中にまで いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに |
爛慢松坂慶子 | 松坂慶子 | 谷村新司 | 谷村新司 | | 花桜花薄紅の 一刻の夢に賭ける花 儚きゆえに涙さそえど 人の心知るや知らず ただひらすらに散る 狂え狂え愛にまかれて 束の間の嵐に身を焦がして 狂え狂え愛にまかれて 束の間の嵐に身を焦がして 鳴呼欄漫の花の下 絹の心に雨ぞ降る 濡れて歩めば爪の先まで 花冷えの心悲しく涙流るる 狂え狂え愛にまかれて 束の間の嵐に身を焦がして 狂え狂え愛にまかれて 束の間の嵐に身を焦がして 狂え狂え愛にまかれて 束の間の嵐に身を焦がして 狂え狂え愛にまかれて 束の間の嵐に身を焦がして |
月光価千金松坂慶子with志穂美悦子 | 松坂慶子with志穂美悦子 | C.Tobias・W.Jerome・L.Shay・訳詞:三根徳一 | C.Tobias・W.Jerome・L.Shay | | 月白く輝き 青空高く 梢の青いを 我に寄せて 淋しそう その人 心に消えて 楽しくときめく胸の思い オーナーまたたく星は わが心に語る うるわしの夜よ 青空に輝く月の光は 楽しき思いを我に寄せる Look, Look, Look, at the stars above Look, Look, Look at the sweeties, love, Oh,boy, Give me a night in June I mean it, all you've got to do, any old night When you're feeling out of tune Pick up your hat, close up your flat Get out and get under the moon…… |
ウェルカム上海松坂慶子with志穂美悦子 | 松坂慶子with志穂美悦子 | 串田和美 | 越部信義 | | あの時貴方来てました ラストナイト だから声かけてあげましょね ウェルカムシャンハイ ウェルカムシャンハイ 朝には消える思い出の上海 恋は燃え愛のときめき 冒険もまた熱い涙 ああ、夢が多すぎる にがい葉巻の煙のように 幻の“ウィ・マダム” 心の上海 いつか貴方来るでしょ ラストナイト だから声かけてあげましょね ウェルカムシャンハイ ウェルカムシャンハイ いつか見たよな忘れた上海 愛は消え血は凍り 踊る心も過ぎた時 ああ、夢が多すぎる にがい夜明けの朝もやのように 幻の“ウィ・ムッシュ” なつかしき上海 |
ラジオのついたナイト・テーブル松坂慶子 | 松坂慶子 | 井上陽水 | 小室等 | | 約束したのに 遅れてきたのは 気どってみたから 行く先聞かずに だまっていたのは わかっていたから 二つのベッドのあいだにあった ラジオのついた ナイト・テーブル ラジオのついた ナイト・テーブル あまくささやきが 聞こえてきたのは 誘っていたから 口唇重ねてみつめていたのは しゃべってないから 会話のかわりに 流れた曲は ラジオのついた ナイト・テーブル ラジオのついた ナイト・テーブル そして気がつくと あなたは一人で 眠っていたから そっとそのうちに 私も一人で 眠ってしまった 二つのベッドのあいだでうたう ラジオのついた ナイト・テーブル ラジオのついた ナイト・テーブル ラジオのついた ナイト・テーブル ラジオのついた ナイト・テーブル |
愛の幕切れ松坂慶子 | 松坂慶子 | M.Solal・訳詞:岩谷時子 | M.Solal | | 私はうたいながら あなたに別れを告げよう ENTRE TOI ET MOI CEST FINI ふたりはもう おしまい あなたといても 幸せじゃないの 本気よあなた そのわけなんて 私の夢がさめただけ 私はうたいながら あなたに別れを告げよう ENTRE TOI ET MOI CEST FINI ふたりはもう おしまい きけんな愛の この曲り角 とても淋しい ふたつの心 私をどうか行かせて 私はうたいながら あなたに別れを告げよう ENTRE TOI ET MOI CEST FINI ふたりはもう おしまい 先も見えない 暗闇の中に 打ちのめされた 私とあなた 時代おくれね 恋なんて 私はうたいながら あなたに別れを告げよう ENTRE TOI ET MOI CEST FINI ふたりはもう おしまい ENTRE TOI ET MOI CEST FINI ENTRE TOI ET MOI CEST LA NUIT |
赤い靴はいてた淫らな娘松坂慶子 | 松坂慶子 | 阿久悠 | 小林亜星 | | 赤い靴 はいていた 淫らな娘と ひとは云うけれど 色つきの人生を 少しばかり夢に見ただけさ いじわる女みたいなふりをして やさしい女なんだとすぐばれる おや指が シャクの種 しくじるのは いつも こればかり 厄年の空(から)さわぎ このあたりで 赤い靴をぬぐ 人並のしあわせは 手遅れだと 知っているけれど あばずれ女みたいな顔をして 可愛い女なんだとすぐばれる 純情は 金しばり 柄にもないことを云いそうで いじわる女みたいなふりをして やさしい女なんだとすぐばれる おや指が シャクの種 しくじるのは いつも こればかり しくじるのは いつも こればかり しくじるのは いつも こればかり |
あんたとあたいのブルース松坂慶子 | 松坂慶子 | 阿久悠 | 小林亜星 | | 日のくれのルージュは 毒があるあざみ 嘘とお酒で酔わす 情もないのに あたいの乳房 故郷(ふるさと)にしてた あんたに悪いと思っちゃいるけど 弱虫の啖呵(たんか)は 雨だれの響き いのちまでも脅す 柄じゃないのに あたいの髪を 想い出に切って あんたが出て行く 背中をふるわせ あたいの過去は 恋ばかり多く あんたの未来を 見えなくしたけど |
アイム・ジャスト・ア・フーチー・クーチー・マン(ライブ)松坂慶子with石丸謙二郎&萩原流行 | 松坂慶子with石丸謙二郎&萩原流行 | 宇崎竜童 | 宇崎竜童 | | やせたあいつが夢で呼んでる ネオンの海に身を投げて ほつれた髪を そっと指先で とかしながら 夕べルージュで別れの言葉 きざな横文字で Good by 化粧落した あいつの顔が まぶたの底で泣いてる このまま引き返せば 昨日までと同じさ 今さら何も かわりゃしないぜ アイム・ジャスト・ア・フーチー・クーチー・マン アイム・ジャスト・ア・フーチー・クーチー・マン ほれていたから別れたなんて いきなセリフも云えないで さけてくだけて散ってゆくのが バカな俺には お似合いさ このまま引き返せば ふくろ小路のどんづまり あいつばかりが泣きを見る アイム・ジャスト・ア・フーチー・クーチー・マン アイム・ジャスト・ア・フーチー・クーチー・マン |
Bon Voyage松坂慶子 | 松坂慶子 | D.Small・訳詞:丸山明宏 | D.Small | | 止めてよ無理した悲しそうな顔は 私と別れる為の 恨んじゃいないわ ただ哀れんでるだけ 貴方と結ばれる人を BON VOYAGE 貴方なしでも 太陽は照るもの 貴方など今はもう 愛しちゃいないの もう帰ってこないでよ 怒って見たとて仕方ないものを この花を その人にあげてね そして私はただ友達だったと その人に言い訳をしましょう BON VOYAGE もういいの そんなに優しくしないで 貴方は好きなように してればいいのに 私の涙など 構わず 今さら そんな気もないでしょうけれど 最後のお願い聞いてね この船が出る時 このテープをもって これだけは 捨てないでいてね BON VOYAGE この言葉で あなたが見えなくなったら ちぎれたテープ 握りしめて 涙で幸せ 祈るの |