君が手を伸ばす先に藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | Steve Good | 冷たい空気が 夜空を包んで 雨が雪になる どうして 好きになる人にはもう 相手がいるんだろう 望んでも 空しくなるだけなのに ねえ会いたい 何度忘れようとしても だめみたい どうすればいい 君に必要とされたい 君が手を伸ばす先に 私がいられたら どんなに幸せだろう 優しくされると また苦しくなる また期待してる そんなこと 繰り返すだけで どこにも進めない 今はこの気持ちだけで がんばれる でも本当は 君に抱きしめられたい 愛される幸せを この手で感じたい どんなに幸せだろう 君に必要とされたい 私じゃいけないのかな 何度忘れようとしても だめみたい どうすればいい 君に必要とされたい 君が手を伸ばす先に 私がいられたら 決してその手を離さない 私がいられたなら 決して離さないのに |
二人の彼藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 時乗浩一郎 | 秋の風が肌を撫でた夜 出逢った年上の彼 なぜかはわからない 何でも話せて 時間を忘れて 見透かされてるような 視線に耳が熱くなる 居心地のいい静かな空気の中 目と目が合う瞬間 すべてが崩れる あなたの指が 私を引き寄せる この人はきっと ずっとわからない人 だから知りたいと思う わかりたいと願う もどかしい感情に 私は泣いて この人を私は好きだと 思い知らされる やさしい春の陽射しの下 出逢った年下の彼 一緒にいるだけで 隣で笑いかけてくれるだけで なんだか幸せな あたたかい気持ちになる どうしていつも そんなに優しいの 張り詰めた気持ちが 弱くなりたい時に限って 隣にいてくれる その人はいつも 私をわかってくれる 自分らしくいさせてくれる 心救われる曇りのない笑顔を 傷つけたくない この人を好きになれたなら どんなにいいだろう 愛されるほうが 幸せになれるって わかってるのに 心がいうことをきかない 傷ついても私は この人はきっと ずっとわからない人 だから知りたいと思う わかりたいと願う もどかしい感情に 私は泣いて この人を私は好きだと 思い知らされる 二人の彼 どちらも私には大切な人 でも私は 愛してはくれない人を選ぶの |
水風船藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 並んだリンゴ飴 あなたと歩く道 気持ち はやるように 響き渡る太鼓の音 するりと水風船 指をすりぬけた 地面でやぶれはねた水 浴衣の裾濡らす 夏のせい 恋じゃない 切なくなるのは 傷つくだけだと 歯止めを掛けたその時 引き寄せられた手 心の音 夜の風 戸惑いながらも もっとあなたを知りたくなる 少しあたたかい風 頬をかすめてく 遠くで鳴り始めた 雷に空見上げる 雲が行く 夏が行く まだ帰りたくない 触れてくれた 理由が聞きたくて聞けない 隣に並んで ただ黙って のぼり坂 歩幅合わせてくれる 優しさも愛しくなる やぶれた水風船は もう戻らない 気付いてしまった私も もう引き返せない 引き寄せられた手 私の髪 触れた指 他の誰かじゃなくて あなたの温もりがいい |
恋に落ちて藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 恋に落ちたのは ほんの一瞬で 君を知るほど もっと好きになっていた 出会った日から いくつも何かが 変わっていくような 不思議な気持ちで その理由が何か 認めるまで少し 二人時を重ねて 今ならはっきりわかるよ 手を握ったなら 握り返してくれる 触れればそっと 抱きしめてくれる それだけでいい それだけでいい また少しの間 君に会えなくて またすぐ会えるよね でも離れたくないよ 思い出すだけで 胸がぎゅっとなる 遠くにいる時でさえ こんなにも幸せをくれる 目の前で笑う君が 本当でも嘘でも 私にはすべて それが真実で 出会う前なら わからなかった 一人うずくまって 君の言葉や仕草 思い出してみる そんな時間さえも 何もかもが愛しい 恋に落ちたのは ほんの一瞬で 君を知るほど もっと好きになっていた 手を握ったなら 握り返してくれる 触れればそっと 抱きしめてくれる それだけでいい それだけでいい それだけでいい |
運命の人藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | Steve Good | 大丈夫いつも ちゃんと笑ってるよ でも誰といても 何か足りない 今あなたがここに 来るわけないのに 開けた窓から 見えた満月 鈴虫の声が寂しさ誘うから 抑えた気持ち また騒ぎ出す あなたに会いたくて 苦しくなる夜は 張り裂けそうだよ 誰かを思うって こんな気持ちなんだ そばにいてほしい 違うそんなことが 言いたいんじゃない 素直になれずに 悔しくなる 本当は淋しいだけだと気付いて 強がりすぎて うまくいかない たった一人 運命の人がいるなら あなたがいいのに あなたほど好きに なれた人はいないの ねえ見抜いてほしい あなたが一緒に いたいのは誰ですか 淋しげな背中を 思い出すと切なくて あなたに会いたくて 苦しくなる夜は 張り裂けそうだよ 誰かを思うって こんな気持ちなんだ そばにいてほしい あなたほど好きに なれた人はいないの どんな未来だとしても あなたは私の 運命の人 |
この白い雪と藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 静かな夜 雪が舞う 忍び込んだ 誰もいない教室へと 君と二人 見回りの光 息をひそめ いつの間にか繋いでいた手 かすかな明かりの中 目と目があった あの時気持ちを伝えてたら なんて今でも時々思う でも思い出がこんなに きれいなまま 残っているなら 言わなくてよかったのかも しれないなんて 自分に言い聞かせてる 君と離れ 時は過ぎ 今年もまた 景色の違うこの街が 白く染まる 凍えそうな夜 白い息 聞こえた気がした 君の声 振り返ってもそこに 君はいない この白い雪とこの想いは 今夜この街に降り積もって もう何度こんなふうに 僕は君を 思い出すのだろう もしも今君と出会えていたら 何かが変わっていたのだろうか 踏み出すことが 恐かったんだよ 君がそばにいてくれたら それでよかったんだ この白い雪もこの想いも やがてすべて溶けて消えるだろう もう何度繰り返せば 僕は君を 忘れられるだろう やまない雪は街に降り積もっていく 僕から君が消えない |
横顔〜わたしの知らない桜〜藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | もう何度 季節を見送り 来ない連絡を待つこともやめて 何気ない 毎日が少し 速度を上げ始めて 流れていく 一面に美しく 咲いた 薄紅色の花びら あの時の景色が 月日を 越えても 目を閉じれば 浮かんでくる 幸せな日々と あの頃の笑顔 雲間から やさしく 照らす 陽射しの中で二人 決して 指先は 離れることはなかった まるで誰かが つくりあげたような 風に散った 満開の桜 言葉を失う 未来を知らない二人 いつから 二人の間に すれ違いが起こり始めたのだろう あの時 何かが 少し 変わり始めていたけど 二人の気持ちは きっとまだ つながってた まるで誰かが つくりあげたような 風に散った 満開の桜 思い出の中に 今も咲き続けている 懐かしそうに そう話す彼の 横顔を見る度 切なく痛い 私は隣でただほほえみかけるだけ |
今でもあなたが藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 声を聞くだけで 涙が出るのは 今でもあなたが 好きだからかもしれない あのね今日ね 少しだけつらく なることがあったよ もうあなたに 連絡はしないと 決めた意志が揺らいだ 受話器の向こう 聞き慣れた声 それだけでほっとした 浮かぶあなたの顔 思い出すだけで 涙が出たのは うなずいてくれる あなたに会いたくなって 思い合えていた頃はいつも あなたからの電話を 待つ時間も そのもどかしさも 全部幸せだった そばにいるほどに 苦しくなってた 気づきたくなかった 二人で無理したね 別れが二人に 与えてくれた 新しい世界 私は少し強くなった 平気なふりをして 笑ってじゃあねと伝えて 握りしめた電話 私からは切れなくて 少しの沈黙が苦しい 声を聞くだけで 涙が出るのは 今でもあなたが 好きだからかもしれない もう恋人じゃない でも他人じゃない 友達にはなれない 何だっていい 大好きだよ これからもずっと |
あなたが私の頬に触れる時藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 藤田麻衣子 | 眠る時間よりも その声が欲しい 電話の声よりも 今会いたい そのままでいいよと いうその言葉が 私を変えていく だからそばにいて あなたがいれば 強がりや駆け引きなど いらない 目を閉じて何度も願った あなたが私の頬に触れる時 もう待てないどうか あの人に会わせて たくさんの出会いの 中から私を 見つけてくれたこと 感謝したい 出会う前のことは まだ知らないけど それがあなたならば 受け入れていくよ 約束なんていらないよ ただ私を見つめて 君がこの世界に生きていること ありがとうって思うんだ 苦しみや痛み 乗り越えてきたよね 眠る時間よりも その声が欲しい 目を閉じて何度も願った あなたが私の頬に触れる時 もう待てないどうか あの人に会わせて 今あなたに会いたい |