SAKURAいきものがかり | いきものがかり | 水野良樹 | 水野良樹 | 島田昌典 | さくら ひらひら 舞い降りて落ちて 揺れる 想いのたけを 抱きしめた 君と 春に 願いし あの夢は 今も見えているよ さくら舞い散る 電車から 見えたのは いつかのおもかげ ふたりで通った 春の大橋 卒業の ときが来て 君は故郷(まち)を出た 色づく川辺に あの日を探すの それぞれの道を選び ふたりは春を終えた 咲き誇る明日(みらい)は あたしを焦らせて 小田急線の窓に 今年もさくらが映る 君の声が この胸に 聞こえてくるよ さくら ひらひら 舞い降りて落ちて 揺れる 想いのたけを 抱きしめた 君と 春に 願いし あの夢は 今も見えているよ さくら舞い散る 書きかけた 手紙には 「元気でいるよ」と 小さな嘘は 見透かされるね めぐりゆく この街も 春を受け入れて 今年もあの花が つぼみをひらく 君がいない日々を超えて あたしも大人になっていく こうやって全て忘れていくのかな 「本当に好きだったんだ」 さくらに手を伸ばす この想いが 今 春に つつまれていくよ さくら ひらひら 舞い降りて落ちて 揺れる 想いのたけを 抱き寄せた 君が くれし 強き あの言葉は 今も 胸に残る さくら舞いゆく さくら ひらひら 舞い降りて落ちて 揺れる 想いのたけを 抱きしめた 遠き 春に 夢見し あの日々は 空に消えていくよ さくら ひらひら 舞い降りて落ちて 春のその向こうへと歩き出す 君と 春に 誓いし この夢を 強く 胸に抱いて さくら舞い散る |
キミがいるいきものがかり | いきものがかり | 吉岡聖恵 | 吉岡聖恵 | 島田昌典 | Ah 夢に見てた こがれていた キミがいる あの空に浮かぶ いくつもの 光集め 恋は輝く 何があったって あたしは大丈夫と キミが言うから きっと平気だ もう迷いはしないさ 小さなすり傷 気づく間もなく走る でもね今は それでいいんだ たまに泣き虫で 真夏の夜空に ザワめく胸騒ぎは やまない 消えない つまずきほどけて 困り果てたとしても それでも笑え! Ah 夢に見てた こがれていた キミがいる その声にいつも触れたくて そっとそっと 耳をすましてた Ah 夢じゃないと 胸の鼓動 数えてる あの空に浮かぶ いくつもの 光集め 恋は輝く うつむき歩けば 誰かの肩に当たるの すれ違ってく 人ごみの中 キミを見つけたい 散らかる部屋には クシャクシャな服と ごちゃまぜな感情と さえない顔した あたしの素顔が 鏡に映るけど Ah 素直になれ 綺麗になれ 今あたし このままでいいと キミは受け止めてくれると 信じてるけど Ah 夢に見てた こがれていた キミがいる その声にいつも触れたくて そっとそっと 耳をすましてた Ah 夢じゃないと 胸の鼓動 数えてる あの空に浮かぶ いくつもの 光集め 恋は輝く Ah 夢に見てた こがれていた キミがいる あれこれ探して たどりつく先をいつも キミが照らしてる Ah 夢みたいで 夢じゃないよ キミがいる その瞳(め)に映った いくつもの 光集め 恋に落ちてく |
気まぐれロマンティックいきものがかり | いきものがかり | 水野良樹 | 水野良樹 | 江口亮 | ロマンティック 恋のアンテナは 嵐で何処かへ飛んでいった 嘘でしょう 冷たく遇(あしら)った こしゃくなエクボに ちょっと 心が揺れてる ホントは 本気であたしを 叱ってくれる大事なひと …なんて言ったらアイツは 得意気になるから もう褒めたりしない タイクツな運命に 飽き飽きしたの 知らない台詞(ことば)で 解き放して ね ダーリン ダーリン 心の扉を 壊してよ たいせつなことは 瞳を見て 云って あなたとならば この街を抜け出せる 今すぐ 連れ出して My Sweet Sweet Darling ドラマティック 笑顔の秘密を だれだって探し続けてる 見上げた 空に描くの 幸せのかたち そう あたしらしくいたい 気まぐれなテンションで 振りまわすけど この手はかならず 離さないで ね ダーリン ダーリン 心の扉を 叩いてよ 素直な気持ちが あふれていく あなたとならば 笑っていられるよ 今すぐ 駆け出すの My Sweet Sweet Darling ダーリン ダーリン きっと あたしは つかめるよ 幸せの意味に 気づいていく あなたとならば 明日を変えられる 今すぐ 連れ出して My Sweet Sweet Darling ダーリン ダーリン 心の扉を 壊してよ たいせつなことは 瞳を見て 云って あなたとならば この街を抜け出せる 今すぐ 連れ出して My Sweet Sweet Darling |
茜色の約束いきものがかり | いきものがかり | 水野良樹 | 水野良樹 | 島田昌典 | 茜色した 陽だまりのなか 無口な風が ふたりを包む 歩幅合わせて 歩く坂道 いつもあたしは 追いかけるだけ つまずいたり 転んで 泣いてみたり 決して うまく 生きれる あたしじゃないけど あなたがほら あたしの 手を引くから 恐がる 心も 強くね なれるよ だから 泣いて 笑って つないだこの手は 重ねた言葉に負けない 約束 あなたに 出逢えた 茜の空に ほら あの日と おなじことを 願うよ 時はいつでも 木の葉散るように 知らぬ間に手を すり抜けていく ひとつひとつ 季節は過ぎていくけど あと いくつの 想いを 伝えられるだろう ありふれていた 日々さえ 戻せはしない この毎日を 一瞬を 愛しく 想うの だから 涙も 笑顔も つないだこの手も 幾重の写真に負けない 想い出 あなたに 出逢えた 茜の空に ほら あの日と おなじことを 誓うよ やがて「別れ」が訪れても ふたり すべてを 受け止めていく 「出逢った場所」も「今いる場所」も 永遠に 心と 繋がっている ほら 振り返れば 足跡が 続くよ だから 泣いて 笑って つないだこの手は 最後の瞬間まで 離しはしないで この道の先を またふたりで 歩いていこう… 歩いていこう… だから 泣いて 笑って つないだこの手は すべての言葉に負けない 約束 あなたと 出逢えた 茜の空に ほら あの日と おなじことを 願うよ |
あなたいきものがかり | いきものがかり | 水野良樹 | 水野良樹 | 亀田誠治 | あなたと ただあなたと 言葉をつないで よろこびや 悲しみを 分かちあえたら いつの日か いつの日にか さよならがくるとき こころから 泣けるように 笑いあえるように この道をならんで歩いた 傷ついたときもあったね あなたもわたしも涙をぬぐった “これから”という今をなんども 一緒に生きていくよ あなたが笑うたびに 嬉しくなれるんだよ 照れくさいことだけど 大切なことなんだ そばにいてほしいよ かけがえのないひと もどらないこの日を ともに生きたい ひとりじゃないんだよと うまく伝えられずに たどりつくのはいつも 飾りの無いこたえで ちゃんと抱きしめたい ちゃんと手を添えたい しあわせをあなたと みつけていきたい ひとつになることで わかりあえるわけじゃない ぶつかり 向き合い ゆるしあえたら どうしても やりきれない そんな夜には その手を離して 伝えてほしいんだ 冷たい風に吹かれる日は “あなた”を大事にして 出来ることなんて多くはないけど ずっと前から変わらずここで わたしは笑っているよ 誰かと生きることは むずかしいことだけど となりであなたの手を なんどでも握るから ちゃんと寄り添うこと ちゃんと想いあうこと そんなすべてが 希望になるんだよ すぎてゆく季節を 悲しまないで はじまりを くりかえすよ あなたを愛している あなたと歩いていく すばらしいこの日々を いつまでもつむいでいく だから明日のなかに いつも明日のもとに 途絶えることのない 夢があるんだよ 悲しみをのりこえて 喜びをわけあって ちいさなその涙も たったひとつの笑顔も ちゃんと抱きしめるよ ちゃんと愛しつづける わたしはあなたと しあわせになりたい |
キラリいきものがかり | いきものがかり | 水野良樹 | 水野良樹 | 本間昭光 | 泣きたいなんて言わないよ 素直になれないふたりの もどかしいこの距離を越えたい 抑えられない気持ちを 背中にそっとつぶやいたんだ 君のこころへ キラリ つのる想い 時が止まったような そんな不思議な瞬間だった 突然君が手をつかんだ 信号が変わって 離れていってしまうのが嫌で もう少しだけって心で言った どこか切ない君の横顔 優しく照らす光りにほら わたしはなれるかな 泣きたいなんて言わないよ いつでも君のとなりで いちばんにその笑顔見せてよ 忘れられない時間を ふたりでちゃんとつくりたいんだ 君のこころへ キラリ つのる想い 晴れた坂道を ふたり自転車で駆け下りていく 風が頬を優しくなでる 大事にしたいのは 何も特別なことじゃない こんなふうに 笑いあうこと いつか今日を思い出せるかな あこがれる未来でもね ならんで歩きたい 白い雲の向こうを ふたりでずっとみていたよ 少しずつ気持ちを重ねた 終わりかけの季節が なぜかね急にさびしくなるの いまもう一度君に「好き」と言うよ ずっと君のそばにいるから 伝えたくて想いがいま こころにあふれてる 泣かない恋をしたいよ ひとりじゃないと伝えるよ わたしだって強くなれたんだ 青い空にはじめよう 新しい夢をふたりでみるの 君のこころへ キラリ つのる想い いつまでも キラリ つのる想い |
帰りたくなったよいきものがかり | いきものがかり | 水野良樹 | 水野良樹 | 島田昌典 | 心の穴を埋めたいから 優しいフリして笑った 出会いと別れがせわしく 僕の肩を駆けていくよ ダメな自分が悔しいほど わかってしまうから損だ 強くはなりきれないから ただ目をつぶって耐えてた ほら 見えてくるよ 帰りたくなったよ 君が待つ街へ 大きく手を振ってくれたら 何度でも振り返すから 帰りたくなったよ 君が待つ家に 聞いて欲しい話があるよ 笑ってくれたら嬉しいな たいせつなことは数えるほど あるわけじゃないんだ きっと くじけてしまう日もあるけど 泣き出すことなんて もうない ほら 見えてくるよ 伝えたくなったよ 僕が見る明日を 大丈夫だよってそう言うから 何度でも繰り返すから 伝えたくなったよ 変わらない夢を 聞いて欲しい話があるよ うなずいてくれたら嬉しいな 帰りたくなったよ 君が待つ街へ かけがえのないその手に今 もう一度伝えたいから 帰りたくなったよ 君が待つ家に 聞いて欲しい話があるよ 笑ってくれたら嬉しいな |
ふたりいきものがかり | いきものがかり | 水野良樹 | 水野良樹 | 島田昌典 | 抱きしめても 抱きしめても 届かない想いがあるなら 言葉にできないその痛みは ぼくが今 受け止めるよ いつから ぼくらは大人になって かぞえきれない涙を うまくはない 笑顔に隠してきたんだろう そうだよ 傷つくことはわかっていた こんなにもそばにいるのに どうしてかな 切なくなるときがあるよ 春に吹き込んだ 東京の風に何かをみつけ 歩き出すんだと きみは 泣いていた 抱きしめても 抱きしめても 届かない想いがあるなら 重ねたこころに耳を 寄せて きみの声 探すよ 離さないで 離さないで ふたりは つながっているから 言葉にできないその痛みは ぼくが今 受け止めるよ どうして 素直になれないんだろう 隣りにいて欲しいってさ 言えるのなら 寂しさも温もりを持つのに 優しすぎるんだ 小さな嘘もつけないままだよ はぐれそうな手を きみは 握り返す 抱きしめても 抱きしめても かなわない想いがあるなら 凍えるこころに 祈り込めて 僕の声 伝うよ 離さないで 離さないで この手は つながっているから 言葉にできないその願いは ぼくが今 受け止めるよ 抱きしめても 抱きしめても 届かない想いがあるから 何度も こころに 手を伸ばして 君の声 探すよ 離さないで 離さないで ふたりは つながっているから 言葉にできないその痛みは ぼくが今 受け止めるよ |
コイスルオトメ -激情編-いきものがかり | いきものがかり | 水野良樹 | 水野良樹 | 田中ユウスケ | つのる思いを打ち明けた 大きくうなづいてくれた 初めて握る左手は あたしよりもふるえていた 恥ずかしがり屋のあなたは いつもやたらと早足で スキがあればじゃれつこうと たくらむあたし悩ませた 「運命の人よ」 「白馬の王子様よ」 あなたはまた照れて 聞き流すけど カンジンなことは ちゃんと伝えて欲しいんだ どうしようもないくらいに 好きだから ゆっくりと ゆっくりと あたしを抱きしめて 微笑む あなたの 鼓動はリズム 好きだよ 大好きだよ いつまでもいっしょ 恋する あなたには あたしだけなの いつしかあなたの横顔 のぞくことが好きになって 気付いて赤らむあなたに キスをねだると怒られた ほんとうはたまに ギュッと褒めて欲しいんだ あたしまたはしゃいで 舞い上がるけど コイスルことが 素直にわかってくる くやしくなるくらいに 好きだから ゆっくりと ゆっくりと この手を導いて あたしと あなたの 素敵なメロディ 好きだよ 大好きだよ どこまでもいっしょ 恋する あたしには あなただけなの ゆっくりと ゆっくりと 両手を突き上げて 愛しい あなたに 届くよメロディ 好きだよ 大好きだよ 何度でも言うよ あなたに そうあなたに コイしてるの ゆっくりと… 届くよメロディー 好きだよ 大好きだよ いつまでもいっしょ 恋する あなたには あたしだけなの あたしだけなの |
涙がきえるならいきものがかり | いきものがかり | 吉岡聖恵・山下穂尊 | 吉岡聖恵・水野良樹 | 亀田誠治 | 涙が消えるのならば 僕は今日を歩こう 見慣れた街の景色が 心をただ包んでた yeah... 喜び悲しみがまた一つ一つ過ぎてゆく 出会いや別れの中に優しい詩(うた)を見つけたよ 「解り合える」と信じたくても やけに難しいことだってある いたずらに過ぎてゆく時さえも もう二度と戻れないと今は解っている だけど 伝えたいことが多くて 僕は空を見上げてる 新しい出来事がまた 胸の奥を締め付けた 君といつか交わした言葉 その意味を伝えるよ いくつの「今」を いくつの「明日」を抱きしめたい そう生きていたい 誰かが眠りについて 誰かがまた目を覚ます そうして回る世界を僕らもまた歩いてこう yeah... |
いこういきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 鈴木Daichi秀行 | 揺れてる光の中で君に出会った あの日に輝く姿はまぶしくて 攻め続けていたいから守るつもりもない そんな生き様に僕は魅せられた 走り出す日々の中 街の声が聞こえる 怒鳴りつけるような声や 窓を叩く雨音の声や 君を守る声が いこう あるがままに 心のまま しがらみなんて振りほどけば 今までくすんでた景色が ほら色味を増してく wow 振り返らずに 流されずに 心にある地図を信じて 複雑な理論なんて捨てて 伝えたいことが溢れてく 溢れてく 溢れてく 共にゴールへと向かう仲間がここにいる 喜び悲しむシーソーゲームで ときに悔しさに宿る想い解き放つ そんな瞬間に心が踊った 期待と不安の中 また何かが始まる ふと耳を澄ましてみると その音は高らかに響く 今を生きる声で いこう おもむくまま 飾らぬまま 振り出しにだって戻っても 何度目のゴールを駆けても また明日が待ってる wow 怖がらずに あらがわずに 自分のきた道を信じて 壮大な物語の先に届くだろう 場所が待っている いこう あるがままに 心のまま しがらみなんて振りほどけば 今までくすんでた景色が ほら色味を増してく wow 振り返らずに 流されずに 心にある地図を信じて 複雑な理論なんて捨てて 伝えたいことが溢れてく 溢れてく 溢れてく |
なくもんかいきものがかり | いきものがかり | 水野良樹 | 水野良樹 | 本間昭光 | 「ひょっとしたら皆ひとりぼっちで 歩いているんじゃないかな」 背負い込んだ寂しさを 打ち明けるわけも無く またいくつもの背中が遠くなる 愛想笑いだけは上手くなってさ 大人にはなれたけど 僕が描いてたのは そんなものじゃないんだよ もっと強くて優しいはずの温もり 誰かが差し伸べてくれてる その手を握る勇気が僕にあるかな ささいな何でも無い距離が ちっぽけなこの心をいつも試してる 涙のかずだけ 笑顔があるんだ そう わかってるはずなのに 君の前では なぜか強がるよ まだ素直にはなれなくて 悲しい出来事も 嬉しい出来事も そう つながれたらいいのに そうやって 僕らは ひとつひとつね 心を 拾っていくんだ 失敗も裏切りも嫌なニュースも ごちゃまぜに胸ふさいで 見えないふりしたってさ そりゃ生きていけるけど でも僕はまだ逃げたくはないんだ どしゃぶり 崩れていく雨が また誰かの声をかき消していくよ そこには困った顔をして 僕と同じ寂しさを抱いた君がいる 正しい“答え”なんて わかるわけないけど そう あきらめたくはないんだ だって君がいて だって僕がいて 心は 求めているんだ 「わかりあうってことは ゆるしあうってこと」 “迷い”や“不安”でさえ僕らの“いちぶ”なんだよ ひとつ ひとつの涙を ちゃんと覚えておこう ほらまた君と 笑いあえたら 笑顔のかずだけ 涙があるんだ そう わかってはいるけど からした声で 何度も伝えるよ 君だけには届いてほしいから 泣いてくれるなら 笑ってくれるなら そう 強くなれる気がするよ そうやって 僕らは ひとつひとつね 心を つないでいくんだ |
心の花を咲かせよういきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 島田昌典 | 僕等が駆け抜けた時期(とき) 明日へと向かう旅 多くを語らず自らその先を見据えてく 一瞬迷うけど必ず道がある 届かない様なゴールなんて無い 遠くに見えてた舞台に待つものは何だろう 心に蒔いたその種子はいつかきっと芽吹くんだ 眠れない一人の夜巡る思考回路は悟る 「今の自分で間違いない…」ってさ 心にある花を枯らさずに咲かせよう 夢がやがて確かな輝きへ変わるように 夢見たその景色は決して色褪せずに 永遠に僕等の胸に刻まれるのだから 今日の日もここに「僕」という意味を生む 曇り無き素朴な光だ もう負けないと誓ったあの夜の泪を拭ったその時に宿った魂があって 忘れない日々を越えてやっと辿り着けた場所に 「後悔」なんてもんは必要ないってさ 心に咲く花を大切に育てよう 時に雨に打たれ 時に風に吹かれ やがて花は朽ちても生まれゆく生命がある 永久に続く連鎖に「僕」という意味を持つ あの日の僕等が笑う 咲き誇る花を慕う 今の僕等に向けるその眼差しは語る 日常の日々こそ奇跡 僕達が紡いでく奇跡 探すのは「特別」ではなく日常という名の目の前の奇跡 輝いた今日に感謝と惜しみなく続く拍手を 燃え尽きた僕等が今抱く誇りこそ持つべき必然 いつか今日が過去に変わり「今」に負けそうになっても 僕達は思い出すだろう 情熱に染まった日々を 心にある花をいつまでも咲かせよう たとえ水が尽きても たとえ闇が覆っても 終わりという始まり 始まりという名の終わり 僕達はまだ歩いてく 僕達がまだ歩いてく その先に未知なる癒えぬ痛みが待つとも ひたすらに続く未来が見たい ひとひらの淡い奇跡を見たい |
地球いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 本間昭光 | もしもあなたが遠くへ離れても きっといつかの太陽よりも強く輝きたい ひとつ掛け違えたボタンを外して まるで無邪気な子供のように いつまでも一緒にいたいけれど この場所から離れてくことが 今は少しだけ恐いんだ この限られた時間の中で それぞれに何かを見つけたら 同じ地球に立って あなたをずっと待っていたい もし今すぐ会えるなら ここを何も持たず飛び出すのに たとえ時間が経ってもその手を握るよ 朝日に照らされた川原の隅に小さな輪を見た 僕らの目の前に続いてく遥かな地に 他人に決められた道なんてないよ どこまでも一緒にいたいけれど ある一点を見据えただけじゃ 何か始まるわけでもなく 何も感じられず生きてくのが この足跡を遮ってく 届かない場所からも その風を受けていたい 一瞬の花火のように 何度でも空に瞬けたら 同じ地球に立って あなたをずっと待っていたい どこかで逢えるから 今はここで歩いてくよ |