陰陽座「臥龍點睛」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
陰陽座陰陽座瞬火瞬火此の霆が 翼を毟り 燃える大地の 知方と代える  言葉を無くした醜い奴も 痛みを知らない穢れた我も 生命の在処を違わぬ限り 無形の力が其処に現れる  破れる璞の 霙の中 光る稲魂よ 揺り起こせ  躯を 魂を  其の厳つ霊は 渾てに滾る 萌える大地を 確と照らした儘  行き場を無くした小さき者も 妬みを知らない哀れな彼も 生命の在処疑わぬ限り 無稽の力が其処に現れる  破れる璞の 霙の中 光る稲魂よ 有理を超せ  稲魂よ 揺り起こせ  躯を 魂を 此の世を 渾てを
龍の雲を得る如し陰陽座陰陽座瞬火瞬火冥雲を 切り裂いて 霹靂が 山池を撃ち抜く 穿たれた 其の廬 軈て来る 上天の刻が  冴え渡る心に 生命よりも 確かな響き 此の手にそっと 握り締めて放つ 蒼き瞬き  叢雨が 闇を剥く 濡らすのは 熟れし 万骨 點された 其の睛 時は満つ いざ駆けよ大駕  澄み渡る天に 維の血よりも 遥かな兆し 此の手でぐっと 手繰り寄せて放つ 蒼き赫き  刹那に昇る 皇の魂を 今渾ての 輩に分かて 幾度 倒れても 甦る為に  澄み渡る天に 生命よりも 幽かな願い 此の手にずっと 繋ぎ止めて離す あまき羽撃き  刹那に昇る 皇の魂を 今渾ての 輩に分かて 幾度 倒れても 甦る為に  刹那に染める 神鳴る光よ 今渾てを 包み籠んで 折しも雨が 其の泪と成り 渾てを 愁いて 天へ
彷徨える陰陽座陰陽座瞬火瞬火彷徨い乍らも喰らう 迷いも惑いも要らぬ事 其れは 蓋し 人の摂理の所業 喰らえ  楠から転げた木魅 其の場で煮やして犬の味 其れは 寧ろ 人の原始の鼓動 喰らえ 丸で 後ろ向きな 屁理屈よりも  堅肉なれど 萎る 甘草なれど 餓えば 餬口の夢 悴む時も 日照り 茹だる時も 誰もが 粮を巡る  飢える我らは喰らう 戦もせずとも只喰らう 其れは 寧ろ 人の生きたる証 喰らえ 丸で 的外れな 似非愛護など  堅肉なれど 萎る 甘草なれど 餓えば 餬口の夢 悴む時も 日照り 茹だる時も 誰もが 粮を巡る  今日も彷徨える 明日も彷徨える 何時も彷徨える 永久に彷徨える 誰も彷徨える 彼も彷徨える 彷徨い乍らも 喰らえ!  堅肉なれど 萎る 甘草なれど 餓えば 餬口の夢 悴む時も 日照り 茹だる時も 迷わず 普く 其の口で 粮を喰らえ
甲賀忍法帖PLATINA LYLIC陰陽座PLATINA LYLIC陰陽座瞬火瞬火下弦の月が 朧に揺れる 夜を 包む叢雲 磔られた 番う雛 絡める 非情の罠  嗚呼 今も燻ぶ 想い胸に 聢と宿らば (殲)  水の様に優しく 花の様に劇しく 震える 刃で 貫いて 宿命られた 涙を 瞳の奥 閉じても 貴方を 瞼が 憶えているの  無明の淵で 終焉を待つ 私は 噎ぶ身無し児 蹂み躙られた 尽る恋を 両手に 包んだ儘  もう 諍(あらが)えない 共に辿る 釁りの黄泉路を (殲)  水の様に優しく 花の様に劇しく 震える 刃で 貫いて 宿命られた 涙を 瞳の奥 閉じても 貴方を 瞼が 憶えているの  水の様に優しく 花の様に劇しく 震える 刃で 貫いて 宿命られた 涙を 瞳の奥 閉じても 流れる 血潮 止められない  蜜の様に零れて 徒の様に散りゆく 儚い 祈りを 掻き消して 宿命られた 二人を 葵闇が 裂いても 貴方と 揺蕩う 隠り世まで
不知火陰陽座陰陽座瞬火瞬火遥かに 海面を臨みて 静かに 瞼を閉じれば 浮かぶ  もう 泣かないで 其の手離して 眩れ初む 虚空に焔が 仄めくから  遥かに 前世を悔いるも 静かに 現世の熾火が 揺れる  そう 言わないで 風に話して 眩れゆく 凪の辺を 見詰めた儘  灯る 赤く 揺れる ゆらゆらと 揺らめく  幻の漁り火が 海原を染めてゆく 若しも辿り着けたら 此の身を灼いて  灯る 赤く 揺れる ゆらゆらと 揺らめく 灯る 赤く 揺れる ひらひらと 閃く
鬼ころし陰陽座陰陽座瞬火瞬火鬼殺(おにこごろ)し (好い) てやてやてや (よいやんせ) 鬼ころし (酔い) てやてやてや (よいやんせ)  半殺し (しょい) しなはんな (てやてやてや) 鏖 (こなぁ) そげなことすなや (こらえんぜ)  覚れ 鬼を滅ぼし 貪る明日は 噫 人が残りて 此の世は鬼で満ちる  鬼殺(おにこごろ)し (好い) てやてやてや (よいやんせ) 鬼ころし (酔い) てやてやてや (よいやんせ)  捨て殺し (しょい) しなはんな (てやてやてや) 飼い殺し (こなぁ) なにしよるがなら (こらえんぜ)  覚れ 人を憎まず 罪を憎まば 噫 鬼が残りて 此の世は軈て朽ちる
月花陰陽座陰陽座黒猫招鬼風に烟る月の 光に揺らめく 姿を化す花は 水鏡に映ろう  聘えど仮初めなら 千代への糸を紡ぎ 人ならぬその身を 永久に咲けと祈る  唯 想いは清かに肌を染めて 散り初む命の 定めと知る 溢るる泪の 雫に揺れ 露の恋に 散るひとひら  禁めの恋ならば 其の手に手折られ 後世に二重にと 月読に乞い願う  躯は満つる闇に 花へと還ろうとも 此の腕を柩に 夜を裂いて詠う  唯 想いは清かに肌を染めて 散り初む命の 定めと知る 溢るる泪の 雫に揺れ 露の恋に 散るひとひら  唯 想いは清かに肌を染めて 散り初む命の 定めと知る 溢るる泪の 雫に揺れ 露の恋に 焦がれ消ゆるとも  弓張の月が 円む様に 散り逝く命が廻るのなら 朝明に水沼の 畔に咲き 巡り逢える今一度
蛟龍の巫女GOLD LYLIC陰陽座GOLD LYLIC陰陽座瞬火黒猫嗚呼 渾てを 愁いて 天へ昇り行く 龍の面影は 彼の蛟龍の儘 微笑みに宿した 引き留む想いを 掻き消す雨風 躊躇いは偽薬  幽遠の裁きの下に 滅び逝く我らを 救う者  永久に行き帰す 人の過ちの湖 贖 其れすらも 被せて 殉ふ 浄潔は 責めて 餞の印 纏いし 巫の衣を 染める 光よ  褪すまで 守り継ぐ 回生の綱を 幣える寸余に 解き放つ 任を 我が旨に窶した 人々の虚礼 万古の泉が 懈怠を暴く  悠遠の堕胎の如き 驕り呉る我らを 燃やせ  永久に行き帰す 人の過ちの湖 贖 其れすらも 被せて 殉ふ 浄潔は 責めて 餞の印 纏いし 巫の衣を 染める 光よ  優婉の焔の如く 滅び逝く我らを 灰にして  永久に行き帰す 人の過ちの湖 贖 其れすらも 被せて 殉ふ 浄潔は 責めて 餞の印 纏いし 巫の衣が 朱に 染まりて  天を仰げ 満ちる 粛清の威光 崇めし 鈍は 狂りて 唱う 救済など 渾て 砂上の桜 寄り臥せ 此の星を喰らい 廻る 生命よ
組曲「義経」〜悪忌判官陰陽座陰陽座瞬火瞬火賽の河原に 打ち捨てる 誓いを染める 白旗 裂ける血汐 闇に啼いて 錯誤を匕とす  伽藍堂の正義と 現世の渾てを 呉れてやる 此の悪の力で 代価に 愛の証を呉れないか  眩く満ちる朝と 苟且の天を 呉れてやる 此の夜の力で 帷を 染め往く 白  西の彼方に 押し寄せる 祈りを込める 白浜 哮る肉を 闇に投いで 覚悟は一つと  伽藍堂の正義と 現世の渾てを 呉れてやる 此の悪の力で 代価に 哀の言葉を呉れないか  眩く満ちる朝と 苟且の天を 呉れてやる 此の夜の力で 帷に 散り逝く 赤  昏き み空は 心まで 癈に堕ちる 赤い膿も 白い衣も 黒き傲りに澱み  伽藍堂の正義と 現世の渾てを 呉れてやる 此の黄泉の力で 代価に 燃える最期を呉れないか  眩く満ちる朝と 苟且の天を 呉れてやる 此の愛の力で 幾瀬も 栄ゆるは 黒
組曲「義経」〜夢魔炎上陰陽座陰陽座瞬火瞬火剥き出しの骨を 爪で つと掻き裂く 虚ろなる病みの 睡り醒ます様に 抑えられない 欺瞞の棘が 此の身を刺す 謀を 張り巡らして  (セリフ) 世に仇なすのが悪 其れを誅するが正義 有事には再びその天地が返り 畢竟、私は今、悪か  何かを果たし乍ら 誰かに疎まれ 叫びは 返す返す 明かりを 探し求めて  望みは 漂うだけ 凍える 哭が今 消えゆく 風に千切れて  無明の睡りに 疲れ 迷い 誰そ彼る 失意の韜晦 冥き星を数えて 盞に浮かぶ花弁 暗い闇に揺蕩う 胸に宿る火の鳥は 何時の日か雁になる  柘榴に なり果てる 己の頭に 群がる 埋葬虫は 兄の面をしている 殺めた数だけ 愛を手に入れると 無間の奈落も 一躍に跳べると 髑髏に 口付ける 虚栄の猿は そ知らぬ 素振りで 誰が為に唄う 殺めた数だけ 穢に塗れていると 無間の奈落に 真逆に呑まれると  嗚呼 徒に 一縷の陽を求めても 嗚呼 一向に 異郷の地に 転びて落ちる  (セリフ) 渾ては 渾ては一族の名を賭して 渾ては 渾ては亡き御父君の誇りを賭して 犯した不文律も罪科も 殺めた命さえも あなたと新しい時代の理想郷の為だというのに もうよい、黙れ 詭弁を弄すな 政れぬ虎よ 我は今、汝という悪魔を 燃やす  振り仰いだ 鈍色の空に 刻が 夜を 連れてくる 激よと 交わす言葉も 明る 色を 失ってゆく もう逃げられぬなら 此処で果てるとも 只其れで 此以上 離れないのなら  抱き寄せて 抱き締めて 抱き留めて もう一度 束の間の 別離でも 曇らさぬ様に 愛されぬ 相舞えぬ 相生えぬ もう二度と 惑う 夢の中に 彷徨う 声にならぬ嗚咽を 白い雪が嗤う  (セリフ) 抜け抜けと舞いおって 命乞いのつもりか されど子は別じゃ 後の憂いとなろう 殺してしまえ 何故このような惨い仕打ちを 己が命を取られた方が増しで御座います ああ この子だけはあの人に抱いて欲しかった お許し下さい もう逢えませぬ  望みは 漂うだけ 傲れる 嶺が今 移ろうまで 其処に降る雨は 躊躇うだけ 凍える 哭が今 消えゆく 風に千切れて
組曲「義経」〜来世邂逅陰陽座陰陽座瞬火瞬火咲き後れた 白い花が 薄紅に染まる 帰ることのない誰かを 待ち焦がるように 立ち止まった道の端に 常闇(とこやみ)が迫る 往く宛のない わたしを 縛り付けるように  誰にも 毀れる 月の雫 止める 術が ないのなら  あなただけが 宿した 光を亡くして わたしは只 拭えぬ痛みを 抱いて 胸に残る 枯れない 悲しみを消して 静かに 罪を泣くの  忘れかけたあの日に 擱いてきたあなたに もう一度 逢いたい  あなただけが 託した 想いを遺して わたしは只 震える瞳 閉じて 胸に残る 枯れない 悲しみを消して 静かに 来世を待つの
我が屍を越えてゆけ陰陽座陰陽座瞬火瞬火真っ白な光の飛礫 騒めきと響動めきの調べ 高らかに掲ぐ其の手に 掛け替えぬ喜びを 抱いて  未だ誰も知らない 無敵の歌を そう 転びながら 手負いながら 探している故  努 忘れないで 今の燃える火を また 廻る時も 熱い魂のまま だけど 僕らが若しも 倒れたら 屹度願う 迷わず 此の 屍を越えて  真っ直ぐな睛の礫 ときめきと煌めきの調べ 朗らかに舞う掌に 迸る魂を 掴め  もう忘れられない 素敵な歌が そう 彼所じゃなく 其処でもなく 此処に存る故  努 忘れないで 今の燃える火を また 廻る時も 熱い魂のまま だけど 僕らが若しも 倒れたら 屹度願う 迷わず 此の 屍を越えて  もう離れたくない 異郷の町で そう 詰られても 飽きられても 声の限り 歌いたい故  努 忘れないで 今の燃える火を また 廻る時も 熱い魂のまま だけど 僕らが若しも 倒れたら 屹度願う 必ず 我が屍を越え 明日へ
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