二葉百合子「二葉百合子ベストセレクション」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
一本刀土俵入り二葉百合子二葉百合子藤間哲郎桜田誠一山と積まれたお宝さえも 人の情けにゃ 代えられぬ なんで忘れよ 花かんざしに こもる心を 受けて茂兵衛の こらえ泣き  (セリフ) 「取的さん、お前本当に精を出し て立派な関取りにおなり、いっしょう懸命お やり、そうして故郷のおッ母さんのお墓の 前で横綱の土俵入りを、きっとやるんだよ」  厚い化粧に 涙をかくす 茶屋の女も 意地はある まして男よ 取的さんよ 見せてお呉れな きっとあしたの 晴れ姿  (セリフ) 「おおお蔦さん、棒ッ切れを振 りまわしてする茂兵衛のこれが十年前 に、櫛・笄・巾着ぐるみ、意見をもらった 姐さんに、せめて見てもらう駒形の、し がねえ姿の土俵入りでござんす」  逢えて嬉しい 瞼の人は つらい連れ持つ 女房雁 飛んで行かんせ どの空なりと これがやくざの せめて白刃の 仁義沙汰
ひめゆりの塔二葉百合子二葉百合子横井弘白石十四男(セリフ) 「沖縄決戦最後の日、お前たちが ここ摩文仁の壕の中で、若い命を御国のた めに捧げてから、すでに三十と三年。母さ んもこの通りすっかり年をとってしまって。」  あなたに今日も 会いに来る あゝひめゆりの 白い塔 乙女の青春(はる)を 祖国(くに)のため 笑顔で捨てた 健気(けなげ)さを 偲べば母は ただ泣ける  (セリフ) 「母さんは年をとっても、母さん の心の中に生きてるお前は、いつまでたっ ても女学生の制服姿のままなのです。」  緑の髪を 櫛けずり あゝ水際で 散った娘(こ)よ この手でせめて 別れぎわ 晴着を着せて みたかった 未練がいまも 胸を刺す  (セリフ) 「いまでも、あの頃のお前と同じ年 頃の娘さんを見かけると、つい思い出して。」  あなたの好きな 大好きな あゝ沖縄の 青い空 形見の櫛を 抱き締めて 果てなく続く やすらぎを ひたすら母は 祈ります
靖国の母二葉百合子二葉百合子横井弘遠藤実夢を見ました 倅(せがれ)の夢を 肩をたたいて くれました 骨になっても 母を忘れぬその優しさに その優しさに 月がふるえる 九段坂  (セリフ) あの日、万歳の声に応えて、 お前は挙手の礼をしたっけ。 日の丸の旗を、たすきにかけたお前は、 とても凛々しかった。 「お国の為に、立派に死ぬんだよ」 私は殊更きびしく言ったけど、 心の中では 「どうか無事で帰ってくるように」って、 泣きながら祈っていたんだよ。  生きてきました 嵐に耐えて めぐり逢う日を 待ちました 愚痴は言うまい ここの社(やしろ)へ 詣(もう)でる人は 詣でる人は みんなせつない 人ばかり  (セリフ) それでも、まだ南の島に 日本兵がいるって噂をきくと、 もしやお前じゃないか、 もしや生きているのじゃないかと、 居ても立ってもいられなくなるのさ。 こんな母さんを、許してくれるね。  花が咲きます 桜の花が まるで倅(せがれ)の 姿です 帰る望みも 今じゃはかない陰膳(かけぜん)だけど 陰膳だけど 供え続ける いつまでも
靖国の母二葉百合子二葉百合子横井弘遠藤実夢を見ました 倅(せがれ)の夢を 肩をたたいて くれました 骨になっても 母を忘れぬその優しさに その優しさに 月がふるえる 九段坂  (セリフ) あの日、万歳の声に応えて、 お前は挙手の礼をしたっけ。 日の丸の旗を、たすきにかけたお前は、 とても凛々しかった。 「お国の為に、立派に死ぬんだよ」 私は殊更きびしく言ったけど、 心の中では 「どうか無事で帰ってくるように」って、 泣きながら祈っていたんだよ。  生きてきました 嵐に耐えて めぐり逢う日を 待ちました 愚痴は言うまい ここの社(やしろ)へ 詣(もう)でる人は 詣でる人は みんなせつない 人ばかり  (セリフ) それでも、まだ南の島に 日本兵がいるって噂をきくと、 もしやお前じゃないか、 もしや生きているのじゃないかと、 居ても立ってもいられなくなるのさ。 こんな母さんを、許してくれるね。  花が咲きます 桜の花が まるで倅(せがれ)の 姿です 帰る望みも 今じゃはかない陰膳(かけぜん)だけど 陰膳だけど 供え続ける いつまでも
残桜抄(ざんかしょう)二葉百合子二葉百合子荒木とよひさ弦哲也風誘う花よりも なを我はまた 春の名残をいかにとやせん せめてひと太刀 いまひと太刀の 胸に無念の 早や桜  残す家臣の 忠義まで 散らす 我が身の愚かさよ  [セリフ] あ…いま少しの辛抱があれば… そち達の苦労に報いることも出来たのに 許してくれい…許してくれい… 武士としての意地だった …せめて一言内蔵助(くらのすけ)に 内蔵助に いま一度 赤穂の桜が見たかった…と想いは馳せる  赤穂の城の幾春咲けし 庭桜(にわざくら) 心静かに 腹切れど 誰ぞ 放つか 鷹の羽を 散るも桜か 残すも桜 命ひとひら 風に舞う 武士の作法の 白袴(しらばかま) その名 汚がせぬ 一文字
お雪物語二葉百合子二葉百合子木下龍太郎四方章人鬼と世間は 指さすけれど やはり人の子 ひとりでは 命捨て身で 生きてく方(かた)の 熱い情けに お雪は解(と)ける 京の宿  (セリフ) 「尊皇とか佐幕とか 女にはど うでも良いのでございます。私にとって 大事なのはこの世の中に土方歳三様た だおひとり。」  加茂の河原に 時雨(しぐれ)が走る 今日も誰かの なみだ雨 強い方だと 分っていても もしやもしやと お雪はまたも 先案じ  (セリフ) 「卑怯者とうしろ指をさされよ うとも、どうぞどうぞ生きて戻って下さ いませ。土方様のお命はお雪の命でご ざいます。」  北の彼方にゃ 届かぬ祈り いつか跡絶(とだ)えた 風だより 惚れたお方の 供養のために ひとり生きてく お雪は強い 京おんな
赤穂浪士二葉百合子二葉百合子嶋淳平山中博花の大江戸 空飛ぶ雲は 遥か赤穂の 流れ雲 時は元禄 泰平なれど 君に忠節 尽くさんと 四十七士の 四十七士の晴れ姿  (セリフ) 「おそれながら徳川幕府の御 政道(ごせいどう)に物申す 御事(おんこと)の発端(ほったん)は 主君浅野と吉良(きら)殿の 武士(もののふ)同士の遺恨沙汰(いこんざた) お咎(とが)めならば 両成敗(りょうせいばい)がしかるべき なれど身は切腹の血しぶきに 染めて断絶赤穂城 遺恨を晴らして 忠節忠義 殿のお側(そば)に 参りまする」  春の名残りを 桜に問うて 散りて儚(はかな)き 運命(さだめ)かよ 松の廊下の 葵(あおい)の風に あおぐお城も 崩(くず)れゆく 哭(な)くか路頭(ろとう)の 哭(な)くか路頭(ろとう)のはぐれ鳥  殿の無念の 裁きは如何(いか)に 上意理不尽(じょういりふじん) 片手落ち 若き命も 老いたる身でも 赤穂浪士と 名を連(つら)ね かざす白刃に かざす白刃に鬨(とき)の声
あゝ笠戸丸二葉百合子二葉百合子横井弘遠藤実(セリフ) 「ああ、あれから何年いいえ、何十 年たったことでしょう。笠戸丸のデッキから 万歳、万歳と声を限りに叫びつづけたのが、 まるで昨日のことのようでございます」  行くも送るも 血を吐く想い 叫び続けた あの日の港 錦かざって 帰る誓いの 真赤なテープ 波に千切れりゃ ああ ふるさとの 旗も泣いてた 笠戸丸  つらい長雨 つれない旱(ひでり) 祈る両手を 突きさす夜風 意地をたよりに 他国ぐらしを 堪(こら)えて来たが いつも偲ぶは ああ ふるさとの 祭り囃子よ 藁の屋根  (セリフ) 「血の滲むような苦労の毎日で ございました。桜の季節が来るたび、雪 の便りをきくたびにせめて一度、一度だ けでいい。この足でふるさとの土を踏んで みたい……しきりに思うのでございます」  盆にゃ行けるか 正月頃か 噂きくたび 心がうずく 遠くはなれて 積り積った 思いを数を 夢のふるさと ああ ふるさとの 山に向って ぶつけたい
母の旅路二葉百合子二葉百合子阿久悠小林亜星(セリフ) 「元気のいい子供というものは少 しづゝ親不幸なものでございます。でも その親不幸を味わわせてもらえない不幸 にくらべたら、何と幸福(しあわせ)なことでしょう」  秋と気づいて肌寒く 空に流れる鰯雲 あの子今ごろ何してる ぐれて泣いてはいやせぬか 母の匂いを忘れたら 母の匂いを忘れたら 小指しゃぶってみるがいい  一つ傘さす親子づれ みぞれおそれぬ笑い顔 今日は学校で何したと きっと話しているのだろう 母のぬくもり忘れたら 母のぬくもり忘れたら からだ丸めて寝るがいい  理由(わけ)があるから旅の空 理由があるから身をかくし 抱いた昔の手ごたえを 思い出してる夜ふけごろ 母のささやき忘れたら 母のささやき忘れたら 子守唄など歌やいい
鳥辺山心中二葉百合子二葉百合子横井弘吉田矢健治浮かれ囃子の 祇園の町に 誠ひとすじ 咲いた花 夢もむらさき 春待つ袖に 別れ川風 なぜに泣く  西と東に 袂を分かちゃ 結ぶあてない 恋の帯 酒に意気地の 白刃を抜けば 月の河原に 泣く千鳥  半九郎「ひく三味線は祇園町」 お染「茶屋のやま衆が色酒に」 半九郎「みだれて遊ぶ騒ぎ合い」 お染「あの面白さ見る時は」 「あゝ今更それを言うも、 愚痴でござんす。 さあ、ちっとも早よう」 半九郎「お染」 お染「半さま」  命ふたつを ひとつに寄せりゃ なんで怖かろ 死出の旅 対(つい)の晴着で 踏み出す道に 鐘が鳴る鳴る 鳥辺山
女国定二葉百合子二葉百合子山崎正山口俊郎上州小町は 昔のことさ 今じゃ呼び名も 火の車 丁と張りましょ 若し半でたら 見せて上げましょ この肌を  (セリフ) 「手前生国と発しますは 関東にござ んす 関東関東と申しましても いさ さか広うござんす 上州は山田郡赤城の山のふきおろし 天王村にござんす 庄屋の家におぎゃぁと発しました手前 こそ女らしさはみじんも無く お見か け通りの白むく鉄火 一天地六の賽の 目に張った命は利根川の深さに勝さる 不孝者にござんす 親の意見も空吹く風とふき流し 四六 三年半目を売って長脇差(どす)を抱き寝の旅 がらす 名前申し上げます失礼さんに 御座んす 通称火の車お万と発しまして 稼業昨 今駆け出しもんに御座んす」  女だてらに 仁義を切って 結ぶ一夜の かりの宿 ぐれたこの身を くやむじゃないが 夢で泣く夜も たまにゃある  風に吹かれて 旅から旅へ やくざ渡世の 七曲り 胸に抱いてる 故郷の空を 晴れて見る日は 何時じゃやら
渡り鳥でござんす二葉百合子二葉百合子室町京之介山口俊郎旅の烏で 三年三月 影もやつれた やくざ髷 ドスを抱き寝の 今宵の夢も 風に流転の 三度笠  (セリフ) 「あれから三年――おふくろさん、 今頃ァ何うして居なさるか、会いてえ、 一目でもいいから会いてえ、 あゝ、見える、生まれ故郷の山川が ――聞える俺を呼んでる おふくろさんのアノ声が――」  男なりゃこそ 忘れて居たに 思い出させて 又泣かす アレは宵宮の 太鼓か笛か 知らぬ他国の 祭り唄  翼あろうが なかろがまゝよ 鳥と名前が つくからにゃ 行かざなるまい やくざの果てと 泣いて浮世を 渡り鳥
関東仁義二葉百合子二葉百合子木下龍太郎白石十四男「ご列席のご一統さん 失礼さんにござ んす。 私生国と発します 関東にござんす。 関東は江戸 改めまして東京は浅草 花川戸にござんす。 男度胸の二の腕かけて 義理人情の紅い花 彫って入った稼業にござんす。 渡世縁持ちまして天神一家にござんす。 姓は左近寺 名は龍也 通称抜き打ちの龍と発します。 昨今かけ出しの 若輩者にござんす。 向後(きょうこう) 万端よろしゅうおたの申します」  お世辞笑いで 生きてくよりは 義理の二文字 抱いて死ぬ 古い男の 誠の道を なんで世間は 馬鹿という  惚れた女に 難くせつけて むける背中に 夜の風 短刀(ドス)を呑んでる この懐(ふところ)に 抱いちゃいけない 堅気花  半ぱ者でも 傷もつ身でも なんで汚(けが)そう 心まで 割ってみせたい 五尺の身体 どこに男の 嘘がある
このアーティストのアルバムを見る

リアルタイムランキング

  1. Bling-Bang-Bang-Born
  2. さよーならまたいつか!
  3. ライラック
  4. 366日
  5. こいのぼり

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

注目度ランキング

  1. 相思相愛
  2. 初恋キラー
  3. hanataba
  4. 会いに行くのに
  5. 運命

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

×