岡林信康「岡林信康」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
誰ぞこの子に愛の手を岡林信康岡林信康岡林信康岡林信康母の顔も知らないうちに 哀れこの子はサーカス小屋に 辛い玉乗り綱渡り 鬼の師匠が 鞭の雨 夜毎 褥は 涙の海よ これが泣かずに おられようか 誰ぞこの子に愛の手を 誰ぞこの子に愛の手を  とおとおある晩風呂敷一つ サーカス小屋をば飛びいだし 有閑マダムにひろわれて いつしか若いツバメの身 これでいいやら悪いやら 新聞読んでも かいてない 誰ぞこの子に愛の手を 誰ぞこの子に愛の手を  マダムの可愛い着せかえ人形 何をやっても「まあ、素敵!」 ところが 夜毎夢の中 鬼の師匠が地獄の責め苦 おかげでちやほやせぬ人あれば 鬼の師匠に見え 憎らしい 誰ぞこの子に愛の手を 誰ぞこの子に愛の手を  そんなわけでこの子のやる事は 右から左の両極端 あるときゃいじけた自閉症 舞台かわれば 甘えて好きかって 黒か白だけ グレイは見えず 被害妄想のパラノイヤ 誰ぞこの子に愛の手を 誰ぞこの子に愛の手を
山谷ブルースGOLD LYLIC岡林信康GOLD LYLIC岡林信康岡林信康岡林信康今日の仕事はつらかった あとは焼酎をあおるだけ どうせどうせ山谷のドヤずまい ほかにやる事ありゃしねぇ  一人酒場で飲む酒に かえらぬ昔がなつかしい 泣いて 泣いてみたってなんになる 今じゃ山谷がふるさとよ  工事終ればそれっきり お払い箱のおれ達さ いいさ いいさ山谷の立ちん坊 世間うらんで何になる  人は山谷を悪く言う だけどおれ達いなくなりゃ ビルも ビルも道路も出来ゃしねえ 誰も分かっちゃくれねぇか  だけどおれ達ゃ泣かないぜ はたらくおれ達の世の中が きっと きっと来るさそのうちに その日にゃ泣こうぜうれし泣き
チューリップのアップリケGOLD LYLIC岡林信康GOLD LYLIC岡林信康岡林信康・大谷あや子岡林信康うちがなんぼ早よ 起きても お父ちゃんはもう 靴トントンたたいてはる あんまりうちのこと かもてくれはらへん うちのお母ちゃん 何処に行ってしもたのん うちの服を 早よう持ってきてか 前は学校へ そっと逢いにきてくれたのに もうおじいちゃんが 死んださかいに 誰もお母ちゃん 怒らはらへんで 早よう帰って来てか スカートがほしいさかいに チューリップのアップリケ ついたスカート持って来て お父ちゃんも時々 買うてくれはるけど うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし  うちのお父ちゃん 暗いうちから遅うまで 毎日靴を トントンたたいてはる あんな一生懸命 働いてはるのに なんでうちの家 いつも金がないんやろ みんな貧乏が みんな貧乏が悪いんや そやで お母ちゃん 家を出て行かはった おじいちゃんに お金の事で いつも大きな声で 怒られてはったもん みんな貧乏のせいや お母ちゃん ちっとも悪うない チューリップのアップリケ ついたスカート持って来て お父ちゃんも時々 買うてくれはるけど うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし
流れ者岡林信康岡林信康岡林信康岡林信康飯場飯場と 渡ってく おれは一生 流れ者 流れ流れて どこまでも  明日を知れない この俺さ 工事終った その日から 俺も居ないさ この街に 飯場飯場と 渡ってく おれは一生 流れ者  流れ者でも ふれあう心 すねた俺にも 恋はある どうせ出て行く この町なのに ほれたおれが やぼなのさ たまらないほど せつなくて 泣いてこの身を くやんでも 飯場飯場と渡ってく おれは一生 流れ者  暗い飯場の かたすみで 一人のみほす 茶わん酒 せんべい布団に くるまって おれが見る夢は 何の夢 どこか似ている この町が 思い出させる 故郷の 飯場飯場と渡ってく おれは一生 流れ者

くそくらえ節

それで自由になったのかい

愛する人へ

家は出たけれど岡林信康岡林信康岡林信康岡林信康俺らは奴らの おもちゃじゃないと おまえは親に さからって なんども家を 飛び出しては そのたび おふくろを泣かせてた ひどい息子だと いわれていたけど 俺は思ったぜ カッコイイ!  だんだんどたまの さえてきたお前は 学校もたえられなく なってきて ある日とうとう おふくろにむかって 学校をやめると 言い出した おふくろは まるで野つぼに 落ちたような顔をして あの時言ったぜ ナヌー!  いい線いってた お前だったが メッキがはげる 時がきた おふくろに好きな 男ができて 家を出てくと 言った時 こんどは お前が野つぼに 落ちたような 顔をして 言ってしまった お母はーん!  家を飛び出て 一緒になった 彼女にこのごろ ふられたそうな お前が つくろうとしていたものは あんなに きらってた家なのさ ただのつまらない 男だったと 彼女は お前をすててった いったい これから どないしはるつもりでござります!  家は出たけれど 家は出たけれど 家は 出たけれど トホホホホ……
ゆきどまりのどっちらけ岡林信康岡林信康岡林信康岡林信康これは 終りなのか これは 始まりなのか おれは 死んでるのか おれは 生きてるのか やることがない とてもたいくつな どっちらけ  何度もさよならをして 何度もこんにちはをした だんだん追いつめられて とうとう行くところがない 行きどまりの 何もない どっちらけ  今は夜なのか 今は朝なのか まだ明るくはないが もう充分暗い そろそろ何かが 見えてきてもいいはず そろそろ何かが 見えてきてもいいはず
自由への長い旅岡林信康岡林信康岡林信康岡林信康いつのまにか私が 私でないような 枯葉が風に舞うように 小舟がただようように 私がもう一度 私になる為に 育ててくれた 世界に別れを告げて旅立つ 信じたいために うたがいつづける 自由への長い旅を一人 自由への長い旅を今日も  この道がどこを とおるのか知らない 知っているのは たどりつくところが あることだけ そこがどこになるのか そこでなにがあるのか わからないまま一人で別れを告げて 旅立つ 信じたいために うたがいつづける 自由への長い旅を一人 自由への長い旅を今日も
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