ひとり寝の子守唄加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | | ひとりで寝る時にはよォー ひざっ小僧が寒かろう おなごを抱くように あたためておやりよ ひとりで寝る時にはよォー 天井のねずみが 歌ってくれるだろう いっしよに歌えるよ ひとりで寝る時にはよォー もみがら枕を 想い出がぬらすだろう 人恋しさに ひとりで寝る時にはよォー 浮気な夜風が トントン戸をたたき お前を呼ぶだろう ひとりで寝る時にはよォー 夜明けの青さが 教えてくれるだろう 一人者(ひとりもん)もいいもんだと ひとりで寝る時にはよォー ラララ……… |
知床旅情加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 森繁久彌 | 森繁久彌 | | 知床の岬に はまなすの咲くころ 思い出しておくれ 俺たちの事を 飲んで騒いで 丘にのぼれば はるかクナシリに 白夜は明ける 旅の情けか 飲むほどにさまよい 浜に出てみれば 月は照る波の上 今宵こそ君を 抱きしめんと 岩かげに寄れば ピリカが笑う 別れの日は来た ラウスの村にも 君は出てゆく 峠をこえて 忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん 私を泣かすな 白いかもめよ 白いかもめよ |
琵琶湖周航の歌加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 小口太郎 | 小口太郎 | | 我は湖(うみ)の子 放浪(さすらい)の 旅にしあれば しみじみと 昇る狭霧や さざなみの 滋賀の都よ いざさらば 松は緑に 砂白き 雄松が里の 乙女子は 赤い椿の 森蔭に はかない恋に 泣くとかや 波のまにまに 漂えば 赤い泊火(とまりび) 懐しみ 行方定めぬ 浪枕 今日は今津か 長浜か 瑠璃の花園 珊瑚の宮 古い伝えの 竹生(ちくぶ)島 仏のみ手に いだかれて 眠れ乙女子 安らけく |
愛のくらし加藤登紀子 | 加藤登紀子 | Tommy Children・日本語詞:加藤登紀子 | Alfred Hause | | この両手に 花をかかえて あの日 あなたの部屋をたずねた 窓をあけた ひざしの中で あなたは 笑って迎えた 手をつなぎ ほほよせて くり返す 愛のくらし 花は枯れて 冬が来ても すてきな 日々はつづいていた 愛をかたる 言葉よりも 吹きすぎる 風の中で 求めあう ぬくもりが 愛のかわらぬ しるし 人はいくども 愛に出会い 終わりのない 愛を信じた ある日 気がつく 愛の終りに 人はいくども泣いた 手をつなぎ ほほよせて くり返す 愛のくらし 花は咲いて 春が来ても すてきな日々は 戻って来ない 愛をかたる 言葉よりも 風にこごえた この両手に あなたの身体の ぬくもりが 今も 消えずに残る |
灰色の瞳長谷川きよし・加藤登紀子 | 長谷川きよし・加藤登紀子 | Tito Veliz・日本語詞:加藤登紀子 | Una Ramos | | 枯野に咲いた小さな花のように なんて淋しいこの夕暮れ とどかない想いを抱いて なんて淋しいこの夕暮れ とどかない想いを抱いて 私の大事なこの笛のうたう唄を あなたは聞いているのだろか どこかの小さな木の下で あなたは聞いているのだろか どこかの小さな木の下で 澄んだ声色で響くこの笛 あなたは聞いているのだろか 泣きくたびれた笛の音を あなたは聞いているのだろか 泣きくたびれた笛の音を 山は夕暮れ夜が闇がしのびよる あなたは何処にいるのだろか 風の便りも今はとだえ あなたは何処にいるのだろか 風の便りも今はとだえ 山の坂道一人で歩いて行った あなたは今も唄っている 彼方の空に声が聞こえ あなたは今も唄っている 彼方の空に声が聞こえ 一人ぼっちで影を見つめる あなたは何処にいるのだろか 風の便りも今はとだえ あなたは何処にいるのだろか 風の便りも今はとだえ ラララ…… |
リリー・マルレーン加藤登紀子 | 加藤登紀子 | Hans Leip・訳詞:加藤登紀子 | Nohert Schultze | | ガラス窓に灯がともり きょうも町に夜がくる いつもの酒場で陽気に騒いでる リリーリリーマルレーン リリーリリーマルレーン 男達にかこまれて 熱い胸を躍らせる 気ままな娘よみんなのあこがれ リリーリリーマルレーン リリーリリーマルレーン おまえのあつい唇に 男達は夢を見た 夜明けがくるまで すべてを忘れさせる リリーリリーマルレーン リリーリリーマルレーン ガラス窓に日が昇り 男達は戦(いくさ)に出る 酒場の片隅 一人で眠ってる リリーリリーマルレーン リリーリリーマルレーン 月日は過ぎ人は去り おまえを愛した男達は 戦場の片隅 静かに眠ってる リリーリリーマルレーン リリーリリーマルレーン 戦場の片隅 静かに眠ってる リリーリリーマルレーン リリーリリーマルレーン |
鳳仙花加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 金享俊・金護経 | 洪欄坂 | 福井崚 | ウルミデソン ボンソンファヤ ネモヤンイ チョリャンハダ キルゴギンナル ヨルムチョレ アルムダブケ コッピルチョゲ オヨプシン アガシドゥル ノルルパンギョ ノラットダ 赤いほうせん花 お庭に咲いたよ 灼けつく夏の日 暑さも知らずに かわいい娘は 爪先染めたよ 赤いほうせん花 お庭に咲いたよ やがて夏去り 秋風吹けば ほうせん花種蒔け 遠くへはじけよ |
この空を飛べたら加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 中島みゆき | 中島みゆき | | 空を飛ぼうなんて 悲しい話を いつまで考えているのさ あの人が突然 戻ったらなんて いつまで考えているのさ 暗い土の上に 叩きつけられても こりもせずに 空を見ている 凍るような声で 別れを言われても こりもせずに信じてる 信じてる ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい 飛べる筈のない空 みんなわかっていて 今日も走ってゆく 走ってく 戻らないあの人 私わかっていて 今日も待っている 待っている この空を飛べたら 冷たいあの人も 優しくなるような 気がして この空を飛べたら 消えた何もかもが 帰ってくるようで 走るよ ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい |
ANAK(息子)加藤登紀子 | 加藤登紀子 | Freddie Aguilar・訳詞:加藤登紀子 | Freddie Aguilar | | 母の胸に抱かれて おまえは生まれた 喜びの朝をはこんで 寝顔を見つめるだけで うれしさがあふれる 父はおまえの明日を祈った 夜には母さんがねむりもせずミルクをあたためた 朝には父さんがおまえを抱きあげてあやしてた おまえは大きくなり気ままな自由を求めた 母はとまどうばかり 日に日に気むずかしく変わってゆくおまえは 話を聞いてもくれない 嵐の吹き荒れる夜におまえは突然出て行く おまえを呼びとめる父や母の声をふりすてて 時は流れておまえは今 すさんだ暮らししてると聞いた 息子よおまえに何があったのだろうか ひとり暮らしの月日に おまえの胸には母の声が今聞こえてる 遠く離れた母の声におまえは泣いたよ 遠く離れた母の声におまえは泣いたよ 遠く離れた母の声におまえは泣いたよ |
時代おくれの酒場加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | | この街には不似合な 時代おくれのこの酒場に 今夜もやって来るのは ちょっと疲れた男たち 風の寒さをしのばせた 背広姿の男たち 酔いがまわればそれぞれに 唄の一つも飛び出して 唄を唄えば血がさわぐ せつなさに酔いどれて 気がつけば窓のすきまに 朝の気配がしのびこむ あーあどこかに何かありそうなそんな気がして 俺はこんな所にいつまでもいるんじゃないと この街には住みあきて 俺の女もどこかへ行った あいつ今頃どこでどうして どんな男といるんだろう 夢のにがさを知りもせず 夢をさがしているんだろう あーあどこかに何かありそうなそんな気がして 俺はこんな所にいつまでもいるんじゃないと この街には不似合な 時代おくれのこの酒場に 今夜もやって来るのは 違う明日を待つ男 今夜もやって来るのは 昨日を捨てた男たち |
難破船加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | | たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が 見えてくるかもしれないと そんな強がりを 言ってみせるのは あなたを忘れるため さびしすぎて 壊れそうなの 私は愛の難破船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ抱いてほしい ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ選ぶわ そんな一言で 振り向きもせず 別れたあの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難破船 愚かだよと 笑われても あなたを追いかけ抱きしめたい つむじ風に身をまかせて あなたを海に沈めたい あなたに逢えない この街を 今夜ひとり歩いた 誰もかれも 知らんぷりで 無口なまま通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船 |
陽ざしの中で加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | | 陽ざしの中で感じたいの あなたのぬくもりを 愛は見えない海の広さ この手につかめない どんな言葉も似合わない さりげないしぐさの中で 二人の心はとけあう 空と雲のように 離れていても感じたいの あなたのぬくもりを ひざを枕に眠るあなたの 胸にほほを寄せて 息を止めても瞳閉じても あなたが聞こえない どんな言葉で言えばいいの あなたを愛していると もっと深く抱きしめて あなたの心になりたい 陽ざしの中で感じたいの 消えないぬくもりを どんな言葉で言えばいいの あなたを愛していると もっと深く抱きしめて あなたの心になりたい 陽ざしの中で感じたいの 消えないぬくもりを |
百万本のバラ加藤登紀子 | 加藤登紀子 | A.Voznesenskij・日本語詞:加藤登紀子 | R.Pauls | | 小さな家とキャンバス 他には何もない 貧しい絵かきが 女優に恋をした 大好きなあの人に バラの花をあげたい ある日街中の バラを買いました 百万本のバラの花を あなたにあなたにあなたにあげる 窓から窓から見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして ある朝 彼女は 真っ赤なバラの海を見て どこかの お金持ちが ふざけたのだとおもった 小さな家とキャンバス 全てを売ってバラの花 買った貧しい絵かきは 窓のしたで彼女を見てた 百万本のバラの花を あなたはあなたはあなたは見てる 窓から窓から見える広場は 真っ赤な真っ赤なバラの海 出会いはそれで終わり 女優は別の街へ 真っ赤なバラの海は はなやかな彼女の人生 貧しい絵かきは 孤独な日々を送った けれどバラの思い出は 心にきえなかった 百万本のバラの花を あなたにあなたにあなたにあげる 窓から窓から見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして 百万本のバラの花を あなたにあなたにあなたにあげる 窓から窓から見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして |
愛さずにはいられない加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | | 愛なんてどうでもいいと 言ってた私 それは嘘 好きな人が そこにいたら ひとりきりでは いられない 野に咲く花は 何も知らず 空にたわむれて 咲いている 切られたままで 何も言わず 咲く花もあるのに 愛さずには いられなくて 今日もあの人 呼んでみるの 愛さずには いられなくて 泣いてる私 あなた知らぬ 思い出だけは 捨てたくないと 言ってた私 それは嘘 写真の中で やさしすぎる あなたの笑顔 答えない 夏の終りの 雨はいつか 明日のページを 消してゆく めぐる季節の おとずれを 信じたい 夜明けに 愛さずには いられなくて 今日も窓を 開けてみるの 愛さずには いられなくて 誰かの手を 抱いてみるの 愛さずには いられなくて 今日も窓を 開けてみるの 愛さずには いられなくて 誰かの手を 抱いてみるの |
LOVE LOVE LOVE加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | | LOVE LOVE LOVE あなたを愛して LOVE LOVE LOVE あなたと生きたい この手があなたの翼になれるように 大きく広げて あなたを感じたい あなたの胸に 風が吹くなら 耳をあてて その音を聞くわ 悲しみが あふれるなら その泉の水を 飲むわ 愛は川 流れていつか ひとつにとけ合うまで この手をはなさないで どんな時も LOVE LOVE LOVE あなたを信じて LOVE LOVE LOVE 終りが来ないように あなたの汗のにおいに 胸をうずめていると むこうみずな少年の 夢がみえてくるわ つまずいても笑いながら 駆けてゆく 顔がみえるわ 傷ついても 夢だけを 両手ににぎりしめて 愛は風 吹き荒れていつか はなればなれになっても 私を見失わないで 空をこえても LOVE LOVE LOVE あなたを信じて LOVE LOVE LOVE 終りが来ないように LOVE LOVE LOVE あなたを信じて LOVE LOVE LOVE はてしない旅路を |