蟲ふるう夜に「蟲の声」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
蟲の声〜白の少年編〜蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介音吐朗々 -  声に導かれ 蟲は飛んだ 月に向かい 蟲は飛んだ  身体に光が絡み付き 蟲はヒトの姿となった  蒼い夜空と赤い血の瞳  それは、森の匂いを、土の冷たさを、 風の音を、陽の暖かさを、  そう、初めて、世界を見る  そして蟲は一人の少年と出会う 碧い海と鳶色の大地の瞳  蟲と“白の少年”との出会い  この出会いは、何を生み、 何を壊し、何を遺すのか  今、旅は、始まろうとしていた
白の出会い蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介淡い風にその瞳が揺れる 瞬きもなく何処かを見ている  出会った瞬間の凍った空気は 静かに流れ溶けようとしていた  森が騒ぐ何処から声がする 息を止めて 確かめる 高鳴る胸を  君との出会いは 色のない世界を 終わりにしたから まだそれを知らない僕は 流れる雲 通り過ぎて 見送る日々 独り  空に繋がる世界樹の枝 思い募らせて夢を描いていた  森が歌う 命の音がする 君の声は 風に乗る ふたりの路を  君との出会いは 色づく世界の 始まりだったから まだそれを知らない朝日 流れる雲 後を追うよ 輝く明日 君と  僕等の出会いは 夢の旅立ちを 後押ししながら  今始まろうとする日々と 流れる雲 後を追うよ 輝く明日 行こう
ふたつの旅立ち蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介ずっと夢見ていた 地平線の先を ぎゅっと踏み込むんだ この足で  君と一緒に 君と一緒に オーロラの星を 見つけに行こう 君と一緒に 君と一緒に 大地の海を この目でみよう  渡り鳥は朝日と共に 世界に時を告げるよ 道は開く  僕の行く先は 無限のパノラマ 色鮮やかに 僕は進むよ あの日の約束  ああ いつか旅も終わる だから 振り向かない 今は 振り向かない 僕は進むよ あの日の約束  ずっと夢見ていた 憧れの先へ きっと僕の弱さ 変わるかな  君と一緒なら 君と一緒なら オーロラの星も 見つけられるよ 君と一緒なら 君と一緒なら 大地の海も この目でみるよ  渡り鳥は 必ずうちへ 帰って来るから行ける 未知の場所へ  僕の後ろに ついてくる過去 その足跡 僕は守るよ あの日の約束  二つの意味を持つ “何処でも行ける” “そこから逃げる” 僕は守るよ あの日の約束  ああ いつか旅も終わる だから 振り向かない 今は 振り向かない きっと君と僕の目には 変わる景色 広がってく  二つの意味を持つ “何処でも行ける” “そこから逃げる” 僕は守るよ あの日の約束
オオカミの森蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介暗い森に 迷い込んだ 血の匂いが 鼻をついた  一口だけ 含んだ水 まめが潰れ 血が滲んだ  大木さえ 傷だらけで 震えている この場所では  オオカミの森 警告の傷 悲鳴が 聞こえたの  足を止めて 声の方へ 嫌な汗が 流れ落ちた  オオカミの森 警告の地で 食われる ヒトの音  無我夢中で 血も涙もないケモノを (殺した) もう手遅れとどこか解かっていて それでも 救いたかった  無我夢中で 小さな命を守ろうとした (殺した) もう手遅れとどこか解かっていて それでも 救いたかった  あぁ、僕は 悪魔を殺したんだ あぁ、それにすり寄る小さな ケモノは 母を失くす悲しみ あぁ、僕をその目で見ないで  暗い森に 迷い込んだ 血の匂いが 鼻をついた
変わる景色〜黒の少年編〜蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介まだ旅は始まったばかり 心は迷走している 過ぎ行く未来に黒い 闇たち重ね合わせた  今、旅は足踏みしている 心がまた時を戻す 幼い僕の声響き 両手で耳を塞いだ  あぁ 何を見ようとした? 変わる景色の中で こたえはどこなの? 僕の行く先の 暗い道を照らして  あぁ 目を塞いでいたの 変わる景色の中で 命の叫びは 僕の行く先を 僕自身が拓けと  戻れないと知って 戻れないと知って 時はいつもそう  戻れないと知って 戻れないと知って 今は前しか見ない
幻水の都蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介空に 燃えゆく太陽 地には 流る水よ 旅人の 瞳に映りし 蜃気楼 白き壁よ  あぁ 丘を越え 走るからだ  空を 射落とす王に すがりつく 民の声よ 華やかに 耽るのなら 「あの影に 逆らうなよ」  あぁ夢虚ろ 富と罪の 水の都  打ち鳴らせ 大地を 打ちのめせ 弱者を  もう一つの惑星へ もう一つの惑星へ もう一つの惑星へ もう一つの惑星へ  太陽、星が、この子の為に 微笑むのか あざ笑うのか 貧しくても 逃げだせず 信じた 何かが 変わるってきっと  流る歌に 音楽が 重ね合って 揺らす街を  浴びる罵倒 殴られて 信じた 何かが 変わるってきっと  信じた 信じた 信じた 信じた…  もう一つの惑星へ もう一つの惑星へ もう一つの惑星へ もう一つの惑星へ
黒の出会い蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介千切れた虹は 僕の家まで 橋を架けては くれなかった 暗い路地裏 貧しい暮らし それでもみんな 此処に “居るんだ” 大切な事は秘めて  嵐の中に 飛び込む勇気 青い空は 白い雲は この先に きっと広がってるんだ  笑いあって ごまかしあって この街 揺らしてんだって 下を向こうと 上を向こうと ここから逃げたりしない  笑いあって ごまかしあって この街 揺らしてんだって 下を向こうと 上を向こうと この場所 捨てたりしない だから  海と大地の 瞳をした旅人 僕の目の前で 足を止めた 君は手を伸ばす 僕は目を逸らす 面倒な荷物は “要らないんだ”  「誰もがみんな 生まれた時に 違う荷物 抱えるんだ それでも それぞれ道はあるんだ」  笑いあって ごまかしあって この街 揺らしてんだって 下を向こうと 上を向こうと 出口はないと 思った  笑いあって ごまかしあって この街 揺らしてんだって 下を向こうと 上を向こうと 出口はないと 思った だから  笑いあって 重なり合って この星 生きてくんだって 道の向こうに 虹の向こうに 未来はきっと変わるんだって  笑いあって 重なり合って この星 廻ってんだって 道の向こうに 虹の向こうに 未来はきっと変わってく  笑いあって 重なり合って この星 廻ってんだって 道の向こうに 虹の向こうに 奇跡はきっと 起こせる だか
一緒に逃げよう蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介きっとあの頃 僕は 見落とした事の方が いっぱいあったんだろうな 旅の途中  塞ぎ込んだ君は その時の僕みたい 溜め込んだ涙 堪えて 精一杯だ  どうして? あまりにも 大きな試練なの 小さな君だけじゃ 乗り切れず 何度も挫折を 味わう事になる  僕だってきっとそうさ 自分が落ちそうな時に 他人をすくい上げて やれるんだろうか?  君だってきっとそうさ そんな力はないさ それでも変えたいって 願っているんだ  君だってきっとそうさ 自分が落ちそうな時に 他人をすくい上げて やれるんだろうか?  僕だってきっとそうさ そんな力はないさ それでも変えたいって 願っているんだ  どうして? あまりにも 大きな試練なの 小さな君だけじゃ 乗り切れず 何度も挫折を 味わう事になる  どうしたい? 息が詰まるほど 狭い世界 それでも 笑って しのいだだろ 何度も 何度も 偉いよって褒めてやる  ぎゅっと握っててよ 僕の手 離すなよ ぎゅっと握っててよ 僕の手 離すなよ  あまりにもこころ 潰れそうな時は 一緒に逃げよう  ぎゅっと握っててよ 僕の手 離すなよ ぎゅっと握っててよ 僕の手 離すなよ  あまりにもこころ 潰れそうな時は 一緒に逃げよう
戦争蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介黒い煙を吐き 荒々しく舞い踊る風 倒れる者の旗をはためかせた 平穏な日々は突然に 終わりを告げていた 何が正しくて 何が間違っていたんだろう  戦争 その手に染まる血のように 流れ落ちるの 栄光 その手を掲げ 笑うのか 誰を殺して  燃える炎の中で 唸る声 舞い踊る風 倒れる者の旗をはためかせた 平穏を勝ち取った時の その裏の何処かで 泣き声は響いて それも聞こえやしないんだろう  戦争 その手に染まる血はいつか 流れ落ちるの 栄光 その手は空に誇るのか 何を信じて  君は自由を手に入れると言って 振りほどいたんだ  僕は「いつでもどこか連れて行くから」 約束したんだ  戻りたい その手の中に 今、戦場に立つ
灰の都蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介全てを焼き尽す 戦場の業火 哀しみを運んだ 二つの正義  世の摂理 力なきものは倒れ 命は途絶え 力あるものは奪い 命は続く  世の摂理 生き延びる為に逃げる者たち 守り抜く為に戦う者たち  二つの選択 二つの正解 天上の光は涙を照らした  時が流れれば その涙すら乾き 雲となり 天へと昇るのか  地上にまた 哀しみが降り注いだ  空に消えゆく太陽 地には流る水よ  こんなにも 日々の中で 溢れている 不条理 迫ってきては 選ばされて 未来なんて 見えないんだ  争いの中で 僕ら 殺す 逃げる 価値があるの? 正義の行進 または逃走?  その一歩、そしてまた一歩 “戦場の血を浴びて 腕を失くす黒の未来” “無力さを噛み締めて 足を返す白の未来” 灰の都 静かに 二人の再会  この星の この場所に 生まれて 進むべき 道の在り方  この星の この場所に 生まれて 進むべき 道の在り方  この星の この場所に 生まれて 進むべき 道の在り方  この星の この場所に 生まれて 進むべき 道の在り方  進むべき 道の在り方 進むべき 道の在り方  空に消えゆく太陽
守るべきもの蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介今はもう懐かしい 外れの小さな家 帰り道は狭く暗い 幼い僕は怖い  今はもう大丈夫 一人でもゆける 優しい祖母の顔を 思い出した  淡い水に足をつけ 冷たさを知ってしまう 身は震え じき気付くだろう  今、僕は何を求めるのか 今、僕は何を捨てたいのか 今、僕は何を選ぶんだろう 今、僕は何を守れるの その中で その中で  今、僕は何を求めるのか 今、僕は何を捨てたいのか 今、僕は何を選ぶんだろう 今、僕は何を守れるの 一つだけ 一つだけ
別離蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介その瞳で見る 景色は何色なの? 僕の瞳には 今はもう灰色の街 ここで決めなきゃ  あぁ 君は いつも変わらずに 僕の出す 答えを待ってるの  その瞳で見る 旅路は別のものなの 僕の瞳にも 守るべきものが映るよ  ここでさよなら  あぁ君は 振り向きもせずに あぁ僕は 繰り返すように  あぁ君は 振り向きもせずに さよなら 繰り返すように  ららら
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