石川さゆり「石川さゆり2010年全曲集」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
津軽海峡・冬景色MILLION LYLIC石川さゆりMILLION LYLIC石川さゆり阿久悠三木たかし上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけをきいている 私もひとり連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ泣いていました ああ津軽海峡・冬景色  ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす 息でくもる窓のガラスふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色
能登半島PLATINA LYLIC石川さゆりPLATINA LYLIC石川さゆり阿久悠三木たかし夜明け間近北の海は波も荒く 心細い旅の女泣かせるよう ほつれ髪を指に巻いてためいきつき 通り過ぎる景色ばかり見つめていた 十九なかばの恋知らず 十九なかばで恋を知り あなたあなたたずねて行く旅は 夏から秋への能登半島  ここにいると旅の葉書もらった時 胸の奥で何か急にはじけたよう 一夜だけの旅の仕度すぐにつくり 熱い胸にとびこみたい私だった 十九なかばの恋知らず 十九なかばで恋を知り すべてすべて投げ出し駈けつける 夏から秋への能登半島  あなたあなたたずねて行く旅は 夏から秋への能登半島
夫婦善哉GOLD LYLIC石川さゆりGOLD LYLIC石川さゆり吉岡治弦哲也浮草ぐらしと あなたが笑う 肩に舞うよな 露地しぐれ なにもなくても こころは錦 ついてゆきます… 夫婦善哉 あなたの背中が 道しるべ  他人(ひと)には見えない 亭主(おとこ)の値打ち 惚れた女にゃ よく見える 寒い夜には 相合い酒で 憂き世七坂… 夫婦善哉 今日も可愛い 馬鹿になる  ないないづくしも 才覚ひとつ 辛抱がまんの 花が咲く 旅は道づれ 夫婦は情け なにがあっても… 夫婦善哉 笑顔千両で 生きてゆく
居酒屋「花いちもんめ」石川さゆり石川さゆり吉岡治岡千秋言いたいことがあるからと あんた一升 からにした 北の居酒屋「花いちもんめ」 酔ってつぶれる その前に おまえが欲しいと 吠えてみな  いろいろ過去に訳ありで いまは素直に すがれない 北の居酒屋「花いちもんめ」 忘れられない 傷があり 性根を据えなきゃ 抱かれない  流れて運命(いと)で手繰(たぐ)られて 日本海から オホーツク 北の居酒屋「花いちもんめ」 歌を唄えば 風が打つ 泣かせてくれるな 縄のれん
人生情け舟石川さゆり石川さゆり吉岡治弦哲也前田俊明渡る世間の 冷たさつらさ こぼす涙の しょっぱさにがさ なんのかんのと ノの字がふたつ 人という字で 支えあう 揺れてゆらゆら ねえあなた 漕いでゆきましょ 人生情け舟  おんなごころに リボンをかけて 惚れたあなたに まるごとあげる 紅はさしても 心は美人 ふたり水棹に 手を重ね 風にひゅるひゅる ねえあなた 今日も吹かれて 人生舫(もや)い舟  曲がりくねった 恋の瀬こえりゃ 岸のむこうに 灯りが見える 真菰がくれに 連れ添いあえば 明日はいいこと ありそうな 揺れてゆらゆら ねえあなた 生きてゆきましょ 人生情け舟
ホテル港や石川さゆり石川さゆり阿久悠弦哲也三日三晩の 祭ばやしがふと止んで 秋風身にしむ夜に 最後の花火 これでもう 何の未練も なくなったわと うつむいて つぶやいて 涙ぐむ ブリキのランタン 薄あかり 不幸が似合いの ひとり酒 死ぬ気はないけど 生きるもつらくて 波止場町 ホテル港や  出船入船 人でにぎわう桟橋に 見送り鴎が 低く 輪(わ)を描く景色 此処を出て 何処へ行くのも 切ないからと 薄い胸 抱きしめて 身をよじる 昔を夢みる 人がいて 舟唄ばかりを 口ずさむ 酔う気もないけど 素面(しらふ)もつらくて 波止場町 ホテル港や  一生一度の 恋と信じたばっかりに 北国の海見て過し 無口になった 泣き癖は やっとなおって 嬉しいけれど 真夜中に うずくまり 爪を切る ひと荒れふた荒れ 海鳴りに 霧笛が引き裂く 静けさに 泣く気はないけど 笑うもつらくて 波止場町 ホテル港や
湯の花KOUTA石川さゆり石川さゆり吉岡治杉本眞人矢野立美ひとつコタツに 情けのふとん ふたつ違いの 妻ある人と 三月三年 待つ気でいても よっつ嫁菜にゃ なれぬ花 お湯に咲く花 湯けむり芸者 三味や踊りは 負けないけれど 恋は苦の種 しゃくの種 いつついいでしょ 甘えて泣いて あとの未練は湯に流す  チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん 手足のばして湯の花小唄  むっつむっつり 陰気なお酒 ななつながなが 居すわるお酒 やっつやけくそ 陽気なお酒 きゅうに手をだす あぶないお酒 お湯に咲く花 湯けむり芸者 今日も明るく 手拍子そえて さばく座敷に 春がくる とおでトコトン 尽くして痩せて あとの苦労は湯に流す  チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん 手足のばして湯の花小唄  チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん 手足のばして湯の花小唄
惚れたが悪いか石川さゆり石川さゆり石原信一岡千秋川村栄二唐紅(からくれない)の 彼岸花 簪(かんざし)にして 風流だねと 笑う男(ひと) 今宵限りの 艶姿(あですがた) いとしいよ いとしいよ ああ いとしいよ 誰にも触らす もんかいな 命を手放す もんかいな 惚れたが悪いか どんな罪  浮気の恋は 涼しくて 真(まこと)の愛は 幸せよりも 燃え上がり ふたり堕ちてく 闇の中 くやしいよ くやしいよ ああ くやしいよ しらじら夜明けが 幕を引く 芝居は跳ねたと 幕を引く 惚れたが悪いか 戻れない  鏡に映る 三日月は やせ細り 人目を忍ぶ 道行きは 袋小路で 往き止まり せつないよ せつないよ ああ せつないよ あの世にさらえば よいかいな すべてを棄てれば よいかいな 惚れたが悪いか このさだめ  惚れたが悪いか どんな罪
風の盆恋歌PLATINA LYLIC石川さゆりPLATINA LYLIC石川さゆりなかにし礼三木たかし蚊帳の中から 花を見る 咲いてはかない 酔芙容 若い日の 美しい 私を抱いて ほしかった しのび逢う恋 風の盆  私あなたの 腕の中 跳ねてはじけて 鮎になる この命 ほしいなら いつでも死んで みせますわ 夜に泣いてる 三味の音  生きて添えない 二人なら 旅に出ましょう 幻の 遅すぎた 恋だから 命をかけて くつがえす おわら恋唄 道連れに
転がる石石川さゆり石川さゆり阿久悠杉本眞人川村栄二十五は 胸を患って 咳きこむたびに 血を吐いた 十六 父の夢こわし 軟派の道を こころざす  十七 本を読むばかり 愛することも 臆病で 十八 家出の夢をみて こっそり手紙 書きつづけ  ああ ああ ああ ああ…  転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて 行くのなら 親の知らない 遠い場所  怒りを持てば 胸破れ 昂(たかぶ)りさえも 鎮(しず)めつつ はしゃいで生きる 青春は 俺にはないと 思ってた  迷わぬけれど このままじゃ 苔にまみれた 石になる 石なら石で 思いきり 転げてみると 考えた  ああ ああ ああ ああ…  転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて 行くのなら 親の知らない 遠い場所  転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて 行くのなら 親の知らない 遠い場所
桜夜石川さゆり石川さゆりさだまさし三木たかし奥慶一銀河を砕くように桜散る ひとひら盃に浮かばせて 映る月日を飲み干すように 不意にあなたは去ってゆく しあわせか ふしあわせか それくらいわたしが決めてもいいでしょう 花は咲き 花は散り いつもいまでもあなたが好きです  微かな恋ならば忘れましょう 夢ならいつの日か醒めましょう けれどまごころ懸けた愛ゆえ 永遠に忘れられない しあわせか ふしあわせか それくらいわたしが決めてもいいでしょう 海に向かい 風に向かい いつもいつまでもあなたの名を呼ぶ  しあわせか ふしあわせか それくらいわたしが決めてもいいでしょう 花は咲き 花は散り いつもいつまでもあなたが好きです
人間模様GOLD LYLIC石川さゆりGOLD LYLIC石川さゆり阿久悠杉本眞人川村栄二上手に口説いて くれたなら 今すぐ返事が 出来るのに 大事な時には うつむいて お酒の匂い 嗅いでいる  ジョークもいわずに 歌わずに 静かに笑って いるけれど 少ない言葉は すべてみな 真実なのは わかってる  蝶々でないし 孔雀でないし 香り自慢の 花でなし ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさ  少しはきれいに 飾ったら 結構もてると 思うのに かまわぬ身なりで 野暮をする もてない方が 気楽だと  何かがあったら 手をひろげ 私を守ってくれそうな 何かがあったら 抱き上げて 私を運びそうなひと  蝶々でないし 孔雀でないし 香り自慢の 花でなし ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさ  ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさ
朝花石川さゆり石川さゆり樋口了一樋口了一森俊之夏は過ぎ 胸に残る唄ひとつ あのひとと 唄った 唄がひとつ 悲しく 悲しく 響いた時 優しく 優しく 包まれた時  あの朝花の 調べに寄り添い ハイハイ ハ~レイ ヨイサヨイ と 生きて 生きてきました  子は育ち やがて子の親となり この唄を 集い 唄うのだろう 楽しい 楽しい 時に唄え 苦しい 苦しい 時こそ唄え  あの朝花の 調べに抱かれて ハイハイ ハ~レイ ヨイサヨイ と 泣いて 泣いてみました  瞬きの 間に過ぎていった この生を 悔やむ 曇りはあらず いつしか いつしか カモメになり あのひとの あのひとの 胸に帰るまで  あの朝花の 調べに寄り添い ハイハイ ハ~レイ ヨイサヨイ と あなたを 想い  あの朝花の 調べに抱かれて ハイハイ ハ~レイ ヨイサヨイ と 生きて 生きてゆきます
夕焼けだんだん石川さゆり石川さゆり吉岡治岡林信康いちばんお好きな 場所は何処です? わたしの答えを あなたは待たずに 谷中というか 西日暮里の とにかく駅の すぐそばという 何度もお見合いしてきたけれど 違う星からきたような こんな相手ははじめてでした 十人十色というけれど 夕焼けだんだん 猫だまり なにより好きと 猫を抱く 夕焼けだんだん その空は 藍と茜の 浮世絵でした 夕焼けだんだん 富士見荘 富士も昔は 見えたとか  結婚しました 迷い迷って この世の枠から はみ出た人と 苦労もしたが 過ごした日々は 笑顔がたえず しあわせでした 写真立てには亭主と猫が 頬を寄せ合い写ってる こんないい人なくしたあとは 泣くより笑って暮らします 夕焼けだんだん 猫だまり あなたの好きな 猫だらけ 夕焼けだんだん その空は 藍と茜の 浮世絵でした 夕焼けだんだん 富士見坂 富士も昔は 見えたとか  そこからだんだん 見えますか 猫よりわたしが 見えますか そこからだんだん 見えますか 猫よりわたしが 見えますか
越前竹舞い石川さゆり石川さゆり吉岡治弦哲也白山(はくさん)おろしの 風にのり 雪ふり虫がきたという 愛しい人の その胸に 私もすがって すがってみたかった 唇に触れもせぬ それも恋 躯だけ求めても それも恋 きしむ はじける 反(そ)りかえる たたく 震える 波を打つ 障子あければ あゝいちめん 竹の海  命の終りが そこにある あなたと生きていたいのに はじめて握る 手のぬくみ ようやく女に 女になれました 報われぬ愛ですが それも恋 心だけひとすじに 恋は恋 まだけ くれたけ はこねだけ やだけ くろたけ おなごだけ 瞼とじれば あゝ越前 竹の舞い  きしむ はじける 反(そ)りかえる たたく 震える 波を打つ 障子あければ あゝいちめん 竹の海
天城越えMILLION LYLIC石川さゆりMILLION LYLIC石川さゆり吉岡治弦哲也隠しきれない 移り香が いつしかあなたに 浸みついた 誰かに盗られる くらいなら あなたを 殺していいですか  寝乱れて 隠れ宿 九十九(つづら)折り 浄蓮(じょうれん)の滝  舞い上がり 揺れ墜ちる 肩のむこうに あなた……山が燃える 何があっても もういいの くらくら燃える 火をくぐり あなたと越えたい 天城越え  口を開けば 別れると 刺さったまんまの 割れ硝子 ふたりで居たって 寒いけど 嘘でも抱かれりゃ あたたかい  わさび沢 隠れ径 小夜時雨 寒天橋  恨んでも 恨んでも 躯うらはら あなた……山が燃える 戻れなくても もういいの くらくら燃える 地を這って あなたと越えたい 天城越え  走り水 迷い恋 風の群れ 天城隧道(ずいどう)  恨んでも 恨んでも 躯うらはら あなた……山が燃える 戻れなくても もういいの くらくら燃える 地を這って あなたと越えたい 天城越え
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