北原ミレイ「北原ミレイ~感謝45周年~」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ざんげの値打ちもない(完全版)GOLD LYLIC北原ミレイGOLD LYLIC北原ミレイ阿久悠村井邦彦あれは二月の 寒い夜 やっと十四に なった頃 窓にちらちら 雪が降り 部屋はひえびえ 暗かった 愛と云うのじゃ ないけれど 私は抱かれて みたかった  あれは五月の 雨の夜 今日で十五と 云う時に 安い指輪を 贈られて 花を一輪 かざられて 愛と云うのじゃ ないけれど 私は捧げて みたかった  あれは八月 暑い夜 すねて十九を 越えた頃 細いナイフを 光らせて にくい男を 待っていた 愛と云うのじゃ ないけれど 私は捨てられ つらかった  あれは何月 風の夜 とうに二十歳も 過ぎた頃 鉄の格子の 空を見て 月の姿が さみしくて 愛と云うのじゃ ないけれど 私は誰かが ほしかった  そしてこうして 暗い夜 年も忘れた 今日のこと 街にゆらゆら 灯りつき みんな祈りを するときに ざんげの値打ちも ないけれど 私は話して みたかった
棄てるものがあるうちはいい北原ミレイ北原ミレイ阿久悠村井邦彦泣きぐせの 酔いどれが ふらふら 行く先は 波しぶく桟橋か 男のいる町か ぼろぼろの手紙は 別れのものだろが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものがあるうちはいい  まだ若い やせた娘が 泣き泣き 行く先は 街角のうらないか はずれの教会か 星のないさだめと うらんでいるだろが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものがあるうちはいい  家(うち)を出た 二人づれ だまって 行く先は 別々の駅なのか 手紙を書く場所か 愛さえも疑い くやんでいるだろが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものがあるうちはいい
石狩挽歌PLATINA LYLIC北原ミレイPLATINA LYLIC北原ミレイなかにし礼浜圭介海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボ−ロロ− 沖を通るは 笠戸丸 わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る  燃えろ篝火 朝里の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソ−ラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボ−ロロ− かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る
浮雲北原ミレイ北原ミレイ吉田旺中村泰士心は冷めてる つもりでも 会えば溺れて 流されて あなたにかたむく もどかしさ あー ゆらゆらゆれる 男の愛は 浮雲のように たよりなく わたしの中を すりぬけるだけ  泣くために生まれて きたような 細いからだに 住みついた あなたがいとしい にくらしい あー ゆらゆらゆれる 男の愛は 浮雲のように たよりなく わたしの中を するぬけるだけ  あーゆらゆらゆれる 男の愛は 浮雲のように たよりなく わたしの中を すりぬけるだけ
北原ミレイ北原ミレイなかにし礼権利者日音森岡賢一郎その夜も父は 深酒のんで 正体もなく 帰って来た 正月ま近い 寒い冬の出来事 悪い酒に酔った父が母をなぐった ぼくはそんな父を とめるつもりだったが 思わず自分の足もと見ると 愛する親父が 倒れてた  酒のむ父の気持ちもわかる どうにもならぬ 世の中に 生きてるつらさを そうさぼくも知ってた なのにぼくは無我夢中で父をなぐった それはまるで綿のように やわらかかった ちいさな僕にも かなわないほど 親父の心は 疲れてた  壁をたたき闇に叫び 涙をながす 何がぼくをあんな風にさせたのだろう 冷たく重たい 悲しみ抱いて 見上げる小窓の 外は春
白い花北原ミレイ北原ミレイ山崎ハコ山崎ハコ私の目の前の 白い花 人目にもつかず咲いているけれど 幸せそうに ほほえんで 香りを漂わせる できることなら この指で お前を摘んでしまいたい あの人の心に 誇らしく 咲いてるお前を  白い花びら はにかんで とてもきれいに見えるわ お前のように 咲きたかった あの人の心の中に ひそかにきれいに 咲くがいい 美しい白い花よ あの人といっしょに 生きてゆけ あの人をなぐさめながら  お前を見つめて 生きて行く 私の気持知らないで 私にやさしい ほほえみを かえす白い花 ひそかにきれいに 咲くがいい ほほえむ白い花よ あの人といつまでも 生きて行け あの人をなぐさめながら  ひそかにきれいに 咲くがいい ほほえむ白い花よ あの人といつまでも 生きて行け あの人をなぐさめながら
矢車の花北原ミレイ北原ミレイ小谷夏中村泰士馬飼野俊一うしろ姿の女の背中に 細い径がある 径をたどれば女の胸には 涙の谷がある 忘れてくれなんて言うから 忘れない 矢車の矢車の 花を一輪 もう一度夢ひとつ 咲かせてみたい  恋をなくした女のほほには 白い河がある 河をくだれば女の瞳に 涙の海がある 愛しすぎたことに どんな罪があるの 矢車の矢車の 花は乱れて 実らない恋ひとつ しおれて消えた  思い出さがす女の心に 暗い坂がある 坂をのぼれば女の住む町 涙の町がある あなたが帰るまで 心に灯をともし 矢車の矢車の 花を一輪 あきらめたこの胸に 飾って待つわ
帰郷北原ミレイ北原ミレイ喜多條忠浜圭介森岡賢一郎霧にだかれた 夜汽車から 柚子の花さく ふるさとの ちいさな駅に 着きました 二年ばかりの 東京ぐらし  こころけずって あなたをおもい たったひとりで くるしみました 疲れたわけじゃないけれど 部屋に帰って 投げだす鍵の つめたい音が つらかった  いえにかえれば 速達で 忘れたはずの あなたから やさしいたより ありました 三日前には つめたい言葉  浴びたことなど 忘れてしまい 思わずてがみ だきしめました 戻れぬわけじゃないけれど ひとにあったら 背中をむける あなたの嘘が つらかった  こころけずって あなたをおもい たったひとりで くるしみました 疲れたわけじゃないけれど 部屋に帰って 投げだす鍵の つめたい音が つらかった
雨の人北原ミレイ北原ミレイさいとう大三浜圭介若草恵あなたは雨の人だから 今夜は帰る気がするの 階段上る足音を 私は今も憶えてる  この窓 この椅子 この部屋に あなたのにおいがしみついて ひとりの暮しはつらいけど 私はすてません  別れた後も帰ってこれる この部屋今でも あなたのものよ 別れた後も帰ってこれる この部屋今でも あなたのものよ  冷たい雨にぬれていた あなたの肩を憶えてる 背中で告げたさよならは 男の弱さみせました  あの夜 あの道 あの角に あなたが今でもいるようで ガラスのくもりを拭いたけど 雨しか見えません  あなたの事が気がかりなのは 別れた後でも 変わりはないの あなたの事が気がかりなのは 別れた後でも 変わりはないの  この夜 この街 この雨に あなたはひとりでぬれないで 淋しくなったらいつだって 帰ってくればいい  あなたが全部 ほしいのなんて 一度も私は言わなかったわ あなたが全部 ほしいのなんて 一度も私は言わなかったわ
納沙布岬北原ミレイ北原ミレイ山崎ハコ山崎ハコ北の白い灯台に 一人たたずむ女がいて 遠い海に聞いてみる あの船はまだですか  寒い寒い夜ならきっと 外は白い霧が降る ぬれて ぬれて あなたを迎えに 飛んで行きたい 納沙布(のさっぷ)  鴎たちはあの頃と 変わりもせず群れてます 一人残る淋しさに 泣いた日と同じです  いくつ冬を越したかしら 心もこごえたままで 流氷たちは寄ってくるのに あなたのいない 納沙布(のさっぷ)  遠い国でしあわせに 暮らすあなたの夢を見る 夢でも会えてよかったわ こんな女が私  春が来ても私はきっと 寒い岬に行くでしょう 離れてゆく流氷たちが あなたに見える 納沙布(のさっぷ)  ぬれて ぬれて あなたを迎えに 飛んで行きたい 納沙布(のさっぷ)
愛のサフラン北原ミレイ北原ミレイ五輪真弓五輪真弓あなたに会った時から 素直になれた私 別れなど恐れずに ついてゆこうと思った 窓辺に置いたサフラン そっと水をかければ 恋心いじらしく あざやかによみがえる  愛は命 命は愛 あなたがそこにいるだけで 今日も明日も私らしく 素顔で生きてゆける  キレイになったと人は 私のうわさをしてる おかしいね今さらと あなたは優しく笑う 心が豊かであれば かがやいてみえるものね あの日から変ったの 恋しさに酔いながら  愛は命 命は愛 あなたがそばにいるだけで だからもっとこのままの しあわせでいさせて  愛は命 命は愛 あなたがそこにいるだけで 今日も明日も私らしく 素顔で生きてゆける
漁歌北原ミレイ北原ミレイ山田孝雄浜圭介馬飼野俊一俺が網を引っとはよ 可愛い女房(おまい)と子供によ 腹一杯飯を食わすい ためやっど 坊の岬に桃ん花咲く頃 今年も鰹が鰹が来るぞ はまらんかい きばらんかい 東支那海は男ん海よ  俺が海で死んだらよ 可愛い女房と子供なよ どげんして生きっと嵐にゃ 負くいもんか 夫婦鶯裏山で鳴く頃 今年も鰹が鰹が来るぞ はまらんかい きばらんかい 薩摩丸が行く水平線へ  女子鴎が変な声出す時 今年も鰹が鰹が来るぞ はまらんかい きばらんかい 沖は荒海男ん海よ
流されて北原ミレイ北原ミレイ金起表金起表馬飼野俊一腕に爪の傷あとを 胸に愛の傷あとを 過去は夢もひび割れて 暗い歌をうたう なぜに人はしあわせを つなぐことが出来ないの 綱が切れた舟のよう 遠く消えてしまう  流されて流れ流れ 今はもう逢えないけど ただひとつ胸の奥で 枯れない花がある  時はいつも悪戯を 人に仕掛けてばかりで 夏の夜が明けるよう すぐに夢をさます  流されて流れ流れ 哀しみも忘れたけど ただひとつふれただけで 泣きたい傷がある  流されて流れ流れ 想い出も見えないけど ただひとつまぶた閉じて たずねる人がいる  流されて流れ流れ 今はもう逢えないけど ただひとつ胸の奥で 枯れない花がある  流されて流れ流れ 哀しみも忘れたけど ただひとつふれただけで 泣きたい傷がある  流されて流れ流れ 想い出も見えないけど ただひとつまぶた閉じて たずねる人がいる
悲歌(えれじい)北原ミレイ北原ミレイ阿久悠丹羽応樹過去がある 傷がある すぐに捨てたい 夢がある 砂に埋めて 墓標を立てて 違う女に変わりたい  今度 アア 誰かを恋したら 安いお酒を のみながら 笑い転げて アア 笑い転げて くらしたい  風よ歌うな ささやくな 悲歌ばかりを 聴かせるな 風よ歌うな ささやくな 悲歌ばかりを 聴かせるな  愛がある 恋がある 数えきれない 人がいる 水に流して 思いを断って 明日を見つめて 歩きたい  いつも アア 素直に惚れたのが 悪いことだと 云うのなら 少し我慢も アア 少し我慢も するでしょう  風よ歌うな ささやくな 悲歌ばかりを 聴かせるな 風よ歌うな ささやくな 悲歌ばかりを 聴かせるな  風よ歌うな ささやくな 悲歌ばかりを 聴かせるな 風よ歌うな ささやくな 悲歌ばかりを 聴かせるな
夢うつつ北原ミレイ北原ミレイ松井五郎森田公一江夏健二たわむれに なげかけた 恋に 胸さわぎ ひたむきな まなざしに なぜか 魅かれてく  うつろう夜に 爪さきまでも やさしくされたら よわいもの  夢うつつゆれながら 心が咲いて 夢うつつあてもなく 女でいたくて  ひとりきりの もの思い 恋はきりがない  唇を かむくらい 熱く 愛しくて  逢えないたびに おぼえることは 涙のしずくと 恋ごころ  夢うつつゆれながら 彩あざやかに 夢うつつ抱きしめて おぼれるくらいに
風の盆北原ミレイ北原ミレイ荒木とよひさ浜圭介祭り囃子が 聞こえてきたら 早飯支度の 火をおとし わたしゃ白粉 紅つけて 揃い浴衣に 深編笠で 三日三晩 練り歩く 越中おわら 向いは海よ 後むいたら 山ばかり あいや恋しい あん人は… いまはいずこで 風の盆  どこぞ似ている 黒半天の 後姿は どの組か わたしゃ 八尾に残されて いつか 誰かの子を生んで 三味の音色に 身をまかす 越中おわら 祭りが過ぎて 山が哭いたら 雪ばかり あいや恋しい あん人は… いまはいずこで 風の盆 いまはいずこで 風の盆
天国のかけら北原ミレイ北原ミレイ荒木とよひさ加藤登紀子馬飼野俊一愛が死んでしまったわ もう息もしていない 優しすぎたあの日だけを このベットに残して 窓に夜明け差しこめば またいつもの暮しね 髪をとかし服を選ぶ それだけの毎日 ぬけがらの心に もう一度 あなたの青空を 翔びたつ 鳩のように わたしを 泳がせて 時は何にも知らないで ただ過ぎてゆくけれど 胸に刺る愛のかけら 消せはしない  愛が死んでしまったわ もう天国へ行ったの 面影さえ映らないわ この鏡の中には 少しお酒飲ませてよ この煙草も吸わせて いまは叱る人はいない それだけの真夜中 やせてゆく昨日に もう一度 あなたの ぬくもりを 波打つ 夢の中で わたしを 眠らせて 人は何にも知らないで ただもらい泣きしても 胸に残る愛の傷み わからないわ  愛が死んでしまったわ もう息もしていない 優しすぎたあの日だけを このベットに残して
今さら北原ミレイ北原ミレイ秋元康浜圭介宮本光雄今さら 今さら 今 さらら 逢いたいなんて さらさら 今さら 今さら 今 さらら どの顔さげて 言ってるの?  男って奴は 懲りないものね ひまつぶしに つき合えないわ 2年も前の 電話番号 思い出だすほどの 愛じゃなかった  今夜はひとり? 都合のいい女(ひと)はいないの? やめてよ 嘘の満月 声に出てるわ さあ いい子だから ねんねしな…  今さら 今さら 今 さらさら 逢いたいなんて さらさら  女って奴は 淋しがりやね 昔話も悪い気じゃない あんなにつらい 別れだったのに どうしているの?と 今を聞きたい  今夜もひとり 男の縁のない暮しよ 馬鹿よね 愛の満ち欠け くり返すだけ もう いい子になって ねんねするわ 逢いたいなんて さらさら
新宿海峡北原ミレイ北原ミレイ吉岡治四方章人池多孝春骨が鳴るほど 抱き合った 似たもの同士の 根なし草 死ぬまであなたの いい女 惚れさせて 惚れさせて 惚れさせて 裏切りものの 船がゆく 新宿海峡 酒の海  想いどおりに 生きたくて 誰でも命を 転がして なになにくずれか 知らないが 酔いしれて 酔いしれて 酔いしれて うたかたですか 恋なんて 新宿海峡 はしり雨  傷が沁みれば 沁みるほど やっぱり逢いたい 未練もの 色つきネオンの さざ波を 漂よって 漂よって 漂よって 夜明けに鴎 泣くという 新宿海峡 霧の海
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