星影の小径辛島美登里 | 辛島美登里 | 矢野亮 | 利根一郎 | 浦田恵司 | 静かに 静かに 手をとり 手をとり あなたの 囁きは アカシヤの香りよ アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 夢うつつ さまよいましょう 星影の小径よ 静かに 静かに じっとして じっとして 私は散ってゆく アカシヤの花なの アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 抱(いだ)かれて たたずみましょう 星影の小径よ |
楓辛島美登里 | 辛島美登里 | 草野正宗 | 草野正宗 | 白井良明 | 忘れはしないよ 時が流れても いたずらなやりとりや 心のトゲさえも 君が笑えばもう 小さく丸くなっていたこと かわるがわるのぞいた穴から 何を見てたかなぁ? 一人きりじゃ叶えられない 夢もあったけれど さよなら 君の声を 抱いて歩いていく ああ 僕のままで どこまで届くだろう 探していたのさ 君と会う日まで 今じゃ懐かしい言葉 ガラスの向こうには 水玉の雲が 散らかっていた あの日まで 風が吹いて飛ばされそうな 軽いタマシイで 他人と同じような幸せを 信じていたのに これから 傷ついたり 誰か 傷つけても ああ 僕のままで どこまで届くだろう 瞬きするほど長い季節が来て 呼び合う名前がこだまし始める 聴こえる? |
あなたの心に辛島美登里 | 辛島美登里 | 中山千夏 | 都倉俊一 | 白井良明 | あなたの心に 風があるなら そしてそれが 春の風なら 私ひとりで ふかれてみたいな いつまでも いつまでも あなたの心に 空があるなら そしてそれが 青い空なら 私ひとりで のぼってみたいな どこまでも どこまでも だっていつもあなたは 笑っているだけ そして私を 抱きしめるだけ あなたの心に 海があるなら そしてそれが 涙の海なら 私ひとりで およいでみたいな いつまでも いつまでも だっていつもあなたは 笑っているだけ そして私を 抱きしめるだけ |
2人のDIFFERENCE辛島美登里 | 辛島美登里 | 吉田美和 | 吉田美和・中村正人 | 河野圭 | 偶然通り過ぎた 交差点の脇 聞き覚えのある声 ふと足が止まる コドウが速くなって 数人のグループ 大きな声で笑う あなたを見つけた 声をかけようか しばらく迷って でも本当に楽しそうだから 上げかけた手 戻した 私だけが忘れない あなたはすべて忘れて 毎日の中で 少しも私を 思い出さないの 電話もひさしぶりね どきどきしながら 街で見かけた事を そのままに告げた だまって行き過ぎたのが 気まずく伝わる イヤミじゃないのゴメン でも言い出せない そっけなく切った 冷たい感触 悲しくて悔しい気持ちにまた 眠れない夜がくる 私だけが忘れない あなたはすべて忘れて 毎日の中で 少しも私を 思い出さないの 初めて名前 呼んでくれた日 初めて2人 喧嘩した日も 私だけが忘れられない あなたはもう新しい毎日の中で 少しも私を 思い出さない… |
秋の気配辛島美登里 | 辛島美登里 | 小田和正 | 小田和正 | 中村哲 | あれがあなたの好きな場所 港が見下ろせるこだかい公園 あなたの声が小さくなる ぼくは黙って外を見てる 眼を閉じて 息を止めて さかのぼる ほんのひととき こんなことは今までなかった ぼくがあなたから離れてゆく ぼくがあなたから離れてゆく たそがれは風を止めて ちぎれた雲はまたひとつになる 「あのうただけは ほかの誰にも うたわないでね ただそれだけ」 大いなる河のように 時は流れ 戻るすべもない こんなことは今までなかった 別れの言葉をさがしてる 別れの言葉をさがしてる あゝ 嘘でもいいから ほほえむふりをして ぼくのせいいっぱいのやさしさを あなたは受けとめる筈もない こんなことは今までなかった ぼくがあなたから離れてゆく |
白いくつ下は似合わない辛島美登里 | 辛島美登里 | 荒井由実 | 荒井由実 | 河野圭 | 私の瞳に 映ったあなたが 涙にゆがんで こぼれ落ちてしまう 私の心に 住んでたあなたが 誰かと腕組み 遠くへ行ってしまう 歩道橋の上でよりそって 並木道 見下ろして きみとどこまでも歩きたいと 云ったのは うそなの 失くしたものなど何もないけれど 白いくつ下 もう似合わないでしょう 電話のそばから 離れられないの わかってる二度とは 声も聞けないこと 小雨の降りだした寒い夜 肩を抱きよせながら 今はきみだけしか見えないと 云ったのは うそなの 失くしたものなど何もないけれど 白いくつ下 もう似合わないでしょう 白いくつ下 もう似合わないでしょう |
さよならを待ってる辛島美登里 | 辛島美登里 | 吉田美和 | 吉田美和・中村正人 | 河野圭 | ねぇ あなたから聞かせてよ ねぇ 噂は残酷なだけ ねぇ 裏通りを選んで ねぇ 傘に隠れてた2人 私のためにだけ そんなことをするなら 悲しい決断も覚悟も また傷つける さよならを ずっと待っていた ダイアル押す指が 震えた コール7回 数えてから あなたにつながる ねぇ‘もしもし'と繰り返す ねぇ いつも聞いてた声が ねぇ 耳の奥に響いて ねぇ 一言も話せない どうして切らないの? 私と判るからね 沈黙に付き合ってくれているのが あなたらしい さよならを ずっと待っていた 誰も 傷つかずに済むのは 気付いて ありえないことだと やさしさじゃないと… さよならを ずっと待っていた ホントは 声が聞きたかった あなたの声が 聞きたかった たとえ最後でも さよならを ずっと待っている 今 その瞬間を 待ってる どうかかなえて この願いを 一言でいい 声を聞かせてよ 声を聞かせてよ |
最後の言い訳辛島美登里 | 辛島美登里 | 麻生圭子 | 徳永英明 | 中村哲 | 寝たふりがこんなに つらいことだとは 今落ちた滴は 涙だね そして君が出て行く 夜明けを待って 暗闇が怖い君のことだから いちばん大事なものが いちばん遠くへいくよ こんなに覚えた君の すべてが思い出になる 誰からも君なら 好かれると思う 心配はいらない 寂しいよ 無理に僕のためだと さよならの理由 思ってる君だからせつなくて いちばん近くにいても いちばん判り合えない こんなに愛した僕の すべてが言い訳になる いちばん大事なものが いちばん遠くへいくよ こんなに覚えた君の すべてが思い出に いちばん近くにいても いちばん判り合えない こんなに愛した僕の すべてが言い訳になる いちばん大事なものが いちばん遠くへいくよ いちばん近くにいても いちばん判り合えない いちばん大事なものが いちばん遠くへいくよ |
恋するカレン辛島美登里 | 辛島美登里 | 松本隆 | 大瀧詠一 | 白井良明 | キャンドルを暗くして スローな曲がかかると 君が彼の背中に 手をまわし踊るのを壁で見ていたよ 振られるとわかるまで 何秒かかっただろう 誰か話しかけても ぼくの眼は上の空 君に釘づけさ Oh! KAREN 浜辺の濡れた砂の上で 抱きあう幻を笑え Oh KAREN 淋しい片想いだけが 今も淋しいこの胸を責めるよ ふと眼があうたびせつない色の まぶたを伏せて頬は彼の肩の上 かたちのない優しさ それよりも見せかけの魅力を選んだ OH! KAREN 誰より君を愛していた 心と知りながら捨てる OH! KAREN 振られたぼくより哀しい そうさ哀しい女だね君は… |
瑠璃色の地球辛島美登里 | 辛島美登里 | 松本隆 | 平井夏美 | 浦田恵司 | 夜明けの来ない夜は無いさ あなたがポツリ言う 燈台の立つ岬で 暗い海を見ていた 悩んだ日もある 哀しみに くじけそうな時も あなたがそこにいたから 生きて来られた 朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球 泣き顔が微笑みに変わる 瞬間の涙を 世界中の人たちに そっとわけてあげたい 争って傷つけあったり 人は弱いものね だけど愛する力も きっとあるはず ガラスの海の向こうには 広がりゆく銀河 地球という名の船の 誰もが旅人 ひとつしかない 私たちの星を守りたい 朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球 瑠璃色の地球 |